【徹底比較】14thバスラ公演別セトリは何が違った?
3公演を比較すると、同じ14th YEAR BIRTHDAY LIVEでも、DAY1・DAY2・DAY3では選曲の意図がはっきり異なります。

DAY1はグループの歴史と楽曲の幅、DAY2はライブパフォーマンスの多彩さ、DAY3は梅澤美波の個人史とメンバーとの絆が中心です。
公演ごとの大きな違い
- DAY1:「サヨナラの意味」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」など、乃木坂46の歴史を感じさせる楽曲が並ぶ。
- DAY2:「Actually…」「裸足でSummer」「I see…」など、ダンスやコールで盛り上がる楽曲が充実。
- DAY3:「空扉」「新しい世界」「三番目の風」など、梅澤の活動の節目に結び付いた楽曲が選ばれた。
アンコールの曲順を比較
アンコールは3日間で完全に異なる構成でした。特にDAY1では「君ばかり」が初披露され、DAY3では梅澤の卒業を象徴する「もう一つの太陽」が披露されています。
| 比較項目 | DAY1 | DAY2 | DAY3 |
|---|---|---|---|
| 日付 | 5月19日 | 5月20日 | 5月21日 |
| 本編曲数 | 30曲 | 27曲 | 24曲 |
| アンコール | 4曲 | 4曲 | 5曲 |
| 最初のアンコール | ロマンスのスタート | 指望遠鏡 | もう一つの太陽 |
| 最後のアンコール | 懐かしさの先 | 乃木坂の詩 | 乃木坂の詩 |
| 特徴 | 特別な新曲披露 | グループの一体感 | 卒業と感謝 |
※曲数はメドレー内の楽曲を個別に数え、OVERTUREを除いた集計です。
この比較から分かるのは、DAY1とDAY2がそれぞれ異なるテーマで14周年を祝う構成だった一方、DAY3は卒業という明確な物語を持った公演だったことです。
また、「乃木坂の詩」はDAY2とDAY3の両方でアンコールの最後を飾りました。同じ楽曲でも、DAY2では新体制への期待、DAY3では梅澤の卒業を見送る意味合いが重なっています。
【注目】梅澤美波卒業コンサートのセトリに込められた9年8カ月の物語
DAY3を理解するうえで欠かせないのが、梅澤美波の乃木坂46での歩みです。
梅澤は2016年9月に3期生として加入。2023年には3代目キャプテンに就任し、グループを支えてきました。2026年2月25日には公式サイトで卒業が発表され、5月21日の14th YEAR BIRTHDAY LIVE最終日に卒業コンサートを行うことが明らかになりました。
約9年8カ月にわたる活動の集大成となったのが、今回のDAY3です。選曲には、加入当時の思い出、選抜入り、ユニット活動、同期との絆、キャプテンとしての経験が反映されています。
「空扉」から始まった卒業ステージ
オープニングを飾ったのは「空扉」。梅澤にとって初めてのセンター曲であり、卒業公演の幕開けにふさわしい選曲でした。
報道されたライブレポートによると、梅澤は気球に乗って登場。青と水色のペンライトに染まった東京ドームで、ファンへの感謝を伝えながら歌い始めました。
続く「孤独な青空」「狼に口笛を」「僕は僕を好きになる」では、乃木坂46のメンバーとして歩んできた時間を感じさせる流れが作られました。
特に注目したいのが「ハルジオンが咲く頃」です。この曲は2017年2月の5th YEAR BIRTHDAY LIVEで3期生が初めて披露した思い出の楽曲。梅澤が加入当時の制服を着用し、6期生と一緒に歌ったことにも大きな意味がありました。
さらに「新しい世界」は梅澤が初めてアンダーメンバーとしてオリジナルポジションを得た楽曲、「ジコチューで行こう!」は初選抜入りを果たした楽曲です。3曲を並べることで、加入から選抜入りまでの歩みを振り返る構成になっていました。
ユニット曲に表れた梅澤美波らしさ
中盤では、梅澤の活動を彩ってきたユニット曲が続きました。
- 失恋お掃除人:梅澤、鈴木佑捺、筒井あやめ、奥田いろはによる、この日限りの「梅澤軍団」で披露。
- ファンタスティック3色パン:賀喜遥香、小川彩とともにパフォーマンス。
- 悪い成分:金川紗耶、林瑠奈、五百城茉央、冨里奈央、大越ひなの、海邊朱莉ら高身長メンバーとのユニット。
- 踏んでしまった:梅澤がセンターを務めた印象的な楽曲。
- 歩道橋:遠藤さくらと2人で披露したユニットパフォーマンス。
なかでも「失恋お掃除人」は、かつて若月佑美が率いた若様軍団を思い起こさせる演出も話題になりました。鈴木佑捺、筒井あやめ、奥田いろはと組んだ梅澤軍団は、過去の活動を新しいメンバーが受け継ぐという意味でも印象的です。
「歩道橋」では遠藤さくらと2人でパフォーマンス。大人数での華やかな演出とは対照的に、2人の世界観を丁寧に表現するステージとなりました。
「三番目の風」と「My respect」が示した卒業の意味
後半では、各期との共演が展開されました。
「タイムリミット片想い」では6期生、「泣いたっていいじゃないか?」では5期生、「日常」では4期生と共演。さらに3期生とは「世界はここにある」「三番目の風」を披露しました。
「三番目の風」は、梅澤にとって同期との原点を感じさせる楽曲です。伊藤理々杏、岩本蓮加、吉田綾乃クリスティーという3期生の仲間とともに歌ったステージは、卒業公演の中でも重要な場面となりました。
本編最後の曲は「My respect」。梅澤は、これまでの乃木坂46の先輩や、現在ともに活動するメンバーへの感謝を伝えた後、この曲を歌い上げました。
「9年8ヶ月、本当にありがとうございました。これからの乃木坂46の未来を皆様に託します」
これは公演終盤、梅澤が最後に残したメッセージです。卒業を単なる別れとしてではなく、後輩たちへグループの未来を託す節目として位置付けた言葉でした。
アンコールではソロナンバー「もう一つの太陽」を披露。その後、「僕だけの光」「転がった鐘を鳴らせ!」「ガールズルール」と続き、最後は「乃木坂の詩」で締めくくられました。
【歴代バスラと比較】14th YEAR BIRTHDAY LIVEが特別だった理由
乃木坂46のバースデーライブは、グループのデビュー周年を祝う恒例公演です。通常のツアーと異なり、歴代のシングル曲やカップリング曲、ユニット曲などを通じて、グループが歩んできた歴史を振り返る性格を持っています。
過去には2017年、2021年、2023年、2024年に2DAYS形式のバースデーライブが行われました。2026年の14thバスラは、東京ドームでの初開催に加えて、初の3DAYS形式となった点が大きな違いです。
Billboard JAPANの報道でも、今回の公演はDAY1・DAY2をテーマ別に構成し、14年間の歴史を楽曲で振り返るステージとして紹介されています。
歴代バスラと14thバスラの見どころの違い
1. DAY1は過去の楽曲と現在のメンバーをつなぐ構成
「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」「制服のマネキン」など、初期の代表曲が登場する一方、「チートデイ」「ネーブルオレンジ」「ビリヤニ」など新しい時代の楽曲も組み込まれています。
歴代の楽曲を現在のメンバーが歌うことで、同じ曲でも時代によって異なる魅力が生まれることを示しました。
2. DAY2は乃木坂46のパフォーマンス力を再確認する構成
ダンス、歌声、かわいさ、ファンというテーマを設定したことで、楽曲のジャンルだけでは分からないグループの多様性が見えてきました。
特に「Actually…」「インフルエンサー」のようなダンスナンバーと、「悲しみの忘れ方」のような歌唱を聴かせる楽曲を対比させた点が特徴です。
3. DAY3は個人の歴史とグループの歴史を重ねた構成
梅澤美波の卒業コンサートでは、本人の思い出に結び付いた曲だけでなく、同期や後輩との関係を感じさせる楽曲が並びました。
歴代バスラがグループ全体の歴史を振り返る場であるとすれば、DAY3は、その歴史を支えてきた一人のメンバーの歩みを通して乃木坂46を見つめ直す公演だったといえます。
14thバスラのセトリを見るときに知っておきたいこと
ネット上でセットリストを探す際には、次の3点に注意すると情報を整理しやすくなります。
- DAY1とDAY2を混同しない:同じ周年ライブでも、曲順・アンコールともに異なる。
- DAY3を別のイベントと誤認しない:梅澤美波卒業コンサートは、14th YEAR BIRTHDAY LIVEの最終日として開催された。
- 曲数の数え方に注意する:メドレーを1項目として扱う記録と、各楽曲を個別に数える記録では総数が変わる。OVERTUREを含むかどうかでも数字が異なる。
特に3つ目は、ライブレポートによって掲載曲数に差が生じる理由です。曲名そのものだけでなく、本編・アンコール・メドレーの区分を確認することが大切です。
【FAQ】乃木坂バスラのセトリに関するよくある質問
Q1:乃木坂46の14thバスラはいつ開催されましたか?
A1:2026年5月19日(火)から5月21日(木)までの3日間、東京ドームで開催されました。最終日のDAY3は梅澤美波の卒業コンサートでした。
Q2:14thバスラ DAY1のアンコール曲は何ですか?
A2:「ロマンスのスタート」「思い出が止まらなくなる」「君ばかり」「懐かしさの先」の4曲です。特に「君ばかり」は赤えんぴつによる書き下ろし曲として初披露されました。
Q3:14thバスラ DAY2のアンコール曲は何ですか?
A3:「指望遠鏡」「ダンケシェーン」「キャラバンは眠らない」「乃木坂の詩」の4曲です。
Q4:梅澤美波卒業コンサートの最後の曲は何ですか?
A4:本編最後は「My respect」、アンコール最後は「乃木坂の詩」でした。アンコールでは「もう一つの太陽」も披露されています。
Q5:DAY1・DAY2・DAY3のセットリストは同じですか?
A5:異なります。DAY1は衣装やアンダーなどをテーマにした歴史的な選曲、DAY2はダンスや歌声などの表現力を重視した選曲、DAY3は梅澤美波の活動を振り返る卒業公演でした。
Q6:14thバスラは東京ドームで何日間開催されましたか?
A6:3日間です。東京ドームでのバースデーライブとして初めての3DAYS開催でした。
Q7:14thバスラのDAY3は通常のバースデーライブですか?
A7:14th YEAR BIRTHDAY LIVEの最終日ですが、内容は梅澤美波の卒業コンサートとして構成されました。周年記念と卒業という2つの意味を持つ公演です。
まとめ:乃木坂46の14thバスラは3日間それぞれに異なる物語があった
乃木坂46の14th YEAR BIRTHDAY LIVEは、2026年5月19日から21日まで東京ドームで開催された、グループにとって大きな節目のライブでした。
DAY1は「他人のそら似」「サヨナラの意味」「きっかけ」などで歴史を振り返り、アンコールでは「君ばかり」を初披露。DAY2は「制服のマネキン」「Actually…」「君の名は希望」などを通じて、乃木坂46の表現力と世代を超えたつながりを示しました。
そしてDAY3は、梅澤美波の約9年8カ月の活動を振り返る卒業コンサート。「空扉」から「My respect」、アンコールの「もう一つの太陽」「乃木坂の詩」まで、一人のメンバーの物語とグループの未来が重なった公演となりました。
今回の14thバスラを振り返る際は、単に人気曲や披露曲数だけで比較するのではなく、DAY1・DAY2・DAY3それぞれのテーマと選曲の関係に注目することがポイントです。
梅澤美波から菅原咲月へとキャプテンのバトンが渡され、乃木坂46は新しい体制で15年目へ。14thバスラのセットリストは、これまでの歴史を大切にしながら次の時代へ進むグループの姿を記録したものになりました。
(出典: 乃木坂 バスラ セトリ(Yahoo!ニュース))