【歴代キャスター一覧】2006年から2026年までの交代の経緯
ニュースウオッチ9は2006年4月に放送を開始しました。約20年にわたり、NHKの報道方針や番組編成の変化に合わせてキャスター陣を刷新してきました。

歴代の出演者を振り返ると、アナウンサー中心の進行から、報道記者の専門性を前面に出す体制へと変化してきたことが分かります。
主な歴代メインキャスター
- 2006~2008年ごろ:柳澤秀夫・伊東敏恵
番組開始時のキャスター。初期のニュースウオッチ9を支えた顔ぶれです。
- 2008~2010年:田口五朗・青山祐子
番組の進行体制が変わり、アナウンサーと報道関係者による組み合わせとなりました。
- 2010~2015年:大越健介・井上あさひ
大越健介氏の政治記者としての経験と、井上あさひアナウンサーの安定した進行が印象的な時代です。
- 2015~2017年:河野憲治・鈴木奈穂子
新しいキャスター陣による番組運営へ移行しました。
- 2017~2020年:有馬嘉男・桑子真帆
桑子アナウンサーが夜の報道番組の顔として広く知られるようになりました。
- 2020~2022年:和久田麻由子ら
和久田麻由子アナウンサーがメインキャスターを担当。2021年には田中正良キャスターも中心的な役割を担いました。
- 2022~2024年:田中正良・青井実・山内泉、林田理沙ら
2022年4月に青井実アナウンサーと山内泉アナウンサーが加わり、2023年4月には林田理沙アナウンサーが出演しました。
- 2024~2025年:広内仁・佐藤真莉子・星麻琴
記者2人とアナウンサー1人という新しい体制がスタートしました。
- 2025年以降:広内仁を中心とする体制
佐藤真莉子記者の卒業後、野口葵衣アナウンサーらが加わり、2026年には星麻琴アナウンサーの卒業や川口由梨香アナウンサーの担当開始など、新たな変化がありました。
初期の歴代出演者については、番組の出演者記録やアナウンサー情報を参考にした主な変遷です。代役や短期間の出演者まで含めた完全な一覧とは区別する必要があります。
【交代の理由】2024年の大幅刷新で何が変わったのか
ニュースウオッチ9のキャスター交代を理解するうえで、重要な転換点となったのが2024年4月の番組改編です。
この改編では、従来のアナウンサー中心の進行から、報道記者の取材経験や専門性を生かす構成へと重点が移りました。
2024年1月、青井実アナウンサーが降板
2024年1月19日、青井実アナウンサーがニュースウオッチ9を降板していたことが報じられました。
日刊スポーツの報道によると、NHKは青井アナウンサーについて「本人からの申し出があり18日から出演しないことになりました」と説明しています。
青井アナウンサーは2022年4月から出演しており、2024年4月にはフジテレビ系の報道番組への出演が予定されていました。この交代は、少なくとも公表された説明上は本人からの申し出によるものです。
2024年4月、記者2人を起用する新体制へ
2024年2月14日、NHKは2024年度の新しい番組キャスター陣を発表しました。
ニュースウオッチ9では、広内仁記者、佐藤真莉子記者、星麻琴アナウンサーの3人が新たに中心を担うことになりました。
特筆すべきは、広内記者と佐藤記者という2人の報道記者を同時にキャスターとして起用した点です。番組初の記者キャスター2人体制であり、現場で取材してきた人物がスタジオからニュースを解説する構成が打ち出されました。
広内記者は政治部やワシントン支局などでの経験を持ち、佐藤記者も警視庁、東日本大震災に関連する原発取材、アメリカ総局などで取材経験を重ねていました。
NHKが示した新体制の狙いは、記者の専門性と現場取材の実感を生かし、ニュースの背景をより深く伝えることでした。単なる出演者の入れ替えではなく、番組の報道スタイルにも関わる改編だったのです。
2025年3月、佐藤真莉子記者が卒業
2025年春には再び出演者の変更がありました。
2025年2月12日のNHKの新キャスター発表を受け、佐藤真莉子記者は3月いっぱいで番組を卒業。広内仁記者と星麻琴アナウンサーの2人体制へ移行しました。
同時に、野口葵衣アナウンサーが4月からリポーターとして加わることも発表されています。
野口アナウンサーは2018年にNHKへ入局し、山形放送局、福岡放送局を経て東京アナウンス室に勤務。2022年から2024年までは「ブラタモリ」のアシスタントを務めた経験もあります。
この段階では、広内記者を中心とする記者キャスターの専門性を残しながら、アナウンサーによるニュースの伝達や現場リポートを組み合わせる構成になっていました。
【2026年の大きな変化】星麻琴・林田理沙・川口由梨香の交代
2026年の出演者変更で大きな節目となったのが、星麻琴アナウンサーの番組卒業です。
星麻琴アナウンサーは7月2日に卒業
星麻琴アナウンサーは2024年4月からニュースウオッチ9のキャスターを務めていました。
2026年7月2日の放送で番組卒業が伝えられ、本人もこれまでの出演を振り返りました。スポニチの報道によれば、リポーター時代を含めて通算5年3か月にわたって番組を担当していたといいます。
その後、星アナウンサーは「クローズアップ現代」の新キャスターとして7月第2週から登場することが報じられました。
したがって、この交代は単純な番組降板というより、NHK内での担当番組の変更という側面を持っています。
林田理沙アナウンサーから川口由梨香アナウンサーへ
2026年度当初は、ニュースウオッチ9の金曜日担当として林田理沙アナウンサーが出演していました。
しかし、8月7日の放送が林田アナウンサーの最後の金曜日出演となりました。翌8月8日にはサタデーウオッチ9も卒業し、後任として川口由梨香アナウンサーが紹介されています。
川口アナウンサーは2026年8月21日からニュースウオッチ9の金曜日担当に加わりました。同日の放送では、広内キャスターが金曜日の新しい担当者として川口アナウンサーを紹介しています。
川口アナウンサーは2019年にNHKへ入局。長野放送局を経て東京アナウンス室に移り、「ニュース7」や「キャッチ!世界のトップニュース」などでも経験を積んできました。
こうした経歴を踏まえると、今回の起用は、報道番組や国際ニュースで経験を重ねたアナウンサーを夜の主要ニュース番組に配置する人事として見ることができます。
【スポーツ・気象担当】吉岡真央、浅田春奈、斉田季実治、田中美都の変遷
ニュースウオッチ9の交代を調べるとき、ニュース担当だけでなくスポーツと気象の出演者も確認する必要があります。
吉岡真央アナウンサーと浅田春奈アナウンサー
吉岡真央アナウンサーは2022年4月にニュースウオッチ9のフィールドリポーターとして東京での出演を開始しました。2023年度からはスポーツキャスターを担当しています。
スポーツニュースでは、試合結果だけでなく、選手やチームの状況、競技の注目点を伝える役割を担います。地方放送局での経験を持つ吉岡アナウンサーが、スポーツ担当として継続的に出演している点が特徴です。
一方、浅田春奈アナウンサーも2026年の放送記録でスポーツ担当として確認できます。11月3日の番組情報では浅田アナウンサーが出演し、前後の日には吉岡アナウンサーが担当していました。
このため、浅田アナウンサーが吉岡アナウンサーの後任として完全に交代したという理解は正確ではありません。放送日ごとの出演者の違いとして捉えるのが適切です。
斉田季実治気象予報士は交代したのか
気象担当で長く知られているのが斉田季実治気象予報士です。
斉田氏は北海道大学で海洋気象学を専攻し、気象予報士の資格を取得。報道記者として自然災害の現場を取材した経験も持っています。
NHK出版の2016年の紹介資料でも、ニュースウオッチ9の気象キャスターとして出演していることが確認できます。2016年から長く番組の気象情報を支えてきた人物です。
一方、田中美都気象予報士も2026年の番組情報に登場しています。田中氏はウェザーマップ所属で、気象予報士と防災士の資格を持ち、NHKの複数の番組で気象情報を担当しています。
2026年11月の出演情報では、11月2日と3日に田中氏、11月4日には斉田氏の名前が確認できます。両者の出演記録がある以上、田中氏への全面交代が成立したと判断することはできません。
気象情報は、ニュース担当者やスポーツ担当者と同様、放送日によって担当が変わることがあります。斉田氏が番組を離れたという情報と、田中氏が出演したという情報は、分けて理解する必要があります。
【出演者変更の真相】交代の噂と公表された事実を整理
ニュースウオッチ9の出演者変更については、短期間に複数の名前が変わるため、番組全体が大幅に刷新されたように受け取られることがあります。しかし、実際には個別の人事、年度改編、曜日別の出演、代役など複数の事情が重なっています。
よくある誤解と実際の状況
誤解1:星麻琴アナウンサーは突然NHKを退職した。
実際には、2026年7月にニュースウオッチ9を卒業し、「クローズアップ現代」のキャスターに就任する動きが報じられています。番組の担当変更とNHKからの退職は別の話です。
誤解2:吉岡真央アナウンサーは浅田春奈アナウンサーに交代した。
実際の放送記録では両者の出演が確認されています。スポーツ担当者が日によって変わっていることと、正式なレギュラー交代を混同しないことが大切です。
誤解3:斉田季実治気象予報士は田中美都気象予報士に完全交代した。
2026年11月の番組情報では両者の出演が確認されています。担当者の変更や出演日の違いだけで、長年のレギュラーが降板したと判断することはできません。
誤解4:キャスター交代には何か重大なトラブルがあった。
2024年の青井実アナウンサーの降板については本人からの申し出というNHKの説明が報じられています。また、2024年の改編には記者キャスターを2人起用するという番組上の狙いがありました。すべての人事を不祥事やトラブルと結び付ける根拠はありません。
出演者変更を見極める3つの判断基準
出演者の交代を正しく理解するには、次の3点を確認すると整理しやすくなります。
1. 番組卒業の告知があるか:本人や番組から卒業が伝えられた場合は、正式な担当終了として扱う。
2. 後任者の担当開始日が分かるか:新しい出演者の初出演日や担当曜日が確認できれば、交代の時期を特定できる。
3. 放送日ごとの番組情報に違いがあるか:代役や曜日別担当を、年間を通したレギュラー交代と取り違えない。
とりわけ、NHKの番組表とNHK ONEの配信情報は、実際の出演者を確認するうえで役立ちます。芸能ニュースなどの報道と合わせて確認することで、交代の経緯をより立体的に理解できます。
【ニュースウオッチ9のキャスター交代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月現在のニュースウオッチ9のメインキャスターは誰ですか?
A1:広内仁記者を中心に、野口葵衣アナウンサー、川口由梨香アナウンサーらが出演しています。出演者の組み合わせは放送日によって異なります。
Q2:ニュースウオッチ9の星麻琴アナウンサーはなぜ卒業したのですか?
A2:2026年7月2日に番組を卒業し、その後「クローズアップ現代」のキャスターを担当することが報じられました。番組間の担当変更として確認されています。
Q3:川口由梨香アナウンサーはいつから出演していますか?
A3:2026年8月21日から金曜日のニュースウオッチ9を担当しています。
Q4:スポーツキャスターは吉岡真央さんから浅田春奈さんに交代したのですか?
A4:全面的な交代ではありません。2026年11月の番組情報では、吉岡アナウンサーと浅田アナウンサーの両方がスポーツ担当として確認できます。
Q5:気象キャスターは斉田季実治さんから田中美都さんに変わったのですか?
A5:完全な交代を示す情報は確認できません。2026年11月の出演情報には両者の名前があり、放送日によって担当者が異なっています。
Q6:ニュースウオッチ9のキャスター交代は毎年4月に行われるのですか?
A6:年度替わりの4月は大きな改編が行われやすい時期ですが、2026年の星麻琴アナウンサーや川口由梨香アナウンサーのように、年度途中にも変更があります。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
ニュースウオッチ9のキャスター交代は、2006年の放送開始から現在まで、NHKの報道体制や番組の方向性とともに変化してきました。
2024年には広内仁記者と佐藤真莉子記者を起用し、記者の専門性を前面に出す体制へ刷新。2025年には野口葵衣アナウンサーが加わり、2026年には星麻琴アナウンサーの卒業、川口由梨香アナウンサーの金曜日担当開始など、新しい動きが続きました。
スポーツでは吉岡真央アナウンサーと浅田春奈アナウンサー、気象では斉田季実治気象予報士と田中美都気象予報士の出演が確認されています。こちらは単純な後任人事としてではなく、実際の放送日ごとの担当を見て判断する必要があります。
【プロの結論】 今回の交代を読み解く最大のポイントは、ニュース担当の世代交代と、番組が重視する報道の専門性、そしてスポーツ・気象担当の出演調整を分けて考えることです。ニュースウオッチ9は、単にスタジオの顔ぶれを変えているのではなく、記者による現場取材とアナウンサーによる伝達を組み合わせる報道番組として体制を変化させています。
今後の出演者を確認する際も、年度初めの発表だけでなく、実際の番組表や出演者の卒業・就任発表を確認することが、交代の真相を見誤らないためのポイントです。
主な参考資料:NHKの番組情報・NHK ONE、NHK出版、日刊スポーツ、スポニチアネックス、ORICON NEWS、マイナビニュース、番組表.Gガイド。 (出典: ニュースウォッチ9 キャスター 交代(Yahoo!ニュース))