【よくある誤解を検証】雷様コントについて知っておきたい5つの事実
雷様コントには、長年の放送や再放送、復活特番を通じて、出演者や放送時期について混同されやすい情報があります。特に重要なのは、オリジナル版と復活版を区別することです。

1. 雷様コントは1977年に始まった?
厳密には違います。1977年は『ドリフ大爆笑』の放送開始年です。高木ブー本人は、雷様コントが『8時だョ!全員集合』終了後の1985年に始まったと回想しています。
2. 雷様は『8時だョ!全員集合』のコント?
いいえ。雷様の代表的な3人組コントは、フジテレビ系『ドリフ大爆笑』から生まれました。『8時だョ!全員集合』と混同されることがありますが、番組が異なります。
3. 加藤茶は最初から雷様だった?
違います。オリジナルの3人は高木ブー、仲本工事、いかりや長介です。加藤茶が青い雷様として初めて登場したのは2023年1月1日の特番でした。
4. 肥後克広は、いかりや長介の後任なの?
肥後は復活版で黒い雷様を演じ、いかりや長介を思わせる役柄で出演しています。ただし、オリジナルメンバーとして加入したわけではなく、いかりやへの敬意を込めた出演です。
5. 緑・赤・黒には特別な意味がある?
3人の担当色として定着していますが、色ごとに性格や能力を象徴する公式設定があるとは確認できません。初期には全員同じ色だったという高木・仲本らの証言もあります。
【プロの結論】雷様コントが時代を超えて愛される本当の理由
雷様コントの魅力は、派手な仕掛けや大掛かりなセットだけに依存しないところにあります。
雲の上で何人かの人物が座り、日常の不満を言い合う。基本的にはそれだけの設定です。しかし、演じる人物の性格や関係性が明確だからこそ、短い会話でも笑いが成立します。
いかりや・仲本・高木の個性が生み出した完成度
いかりや長介は、ドリフ全体の演出やコント作りを支えるリーダーでした。仲本工事は身体能力と軽妙な掛け合いを持ち味とし、高木ブーはゆったりした雰囲気と音楽的な才能を持っていました。
この3人の個性を組み合わせたことで、激しい動きに頼らなくても成立するコントが生まれたのです。
特に高木ブーのウクレレは重要です。高木はもともとプロの音楽活動を経験しており、雷様コントではドリフがバンドとして出発した歴史も自然に表現されていました。
復活版が証明したドリフの継承力
2021年の復活以降、雷様にはカミナリ、Snow Man、加藤茶、肥後克広、狩野英孝、高城れに、永尾柚乃、HIKAKINなど、幅広い出演者が参加してきました。
もちろん、オリジナルの3人がそろった時代と現在では、笑いの質や出演者の組み合わせが異なります。往年のファンにとっては、いかりやと仲本の不在を寂しく感じる部分もあるはずです。
一方、若い出演者が雷様の衣装を身にまとい、先輩たちのコントに挑戦することは、単なる懐古企画とは異なる意味を持ちます。ドリフの笑いを次の世代に伝える機会になっているからです。
雷様を楽しむための情報の見分け方
昔の映像や近年の特番を視聴するときは、次の3点を押さえておくと、より深く楽しめます。
- オリジナル版を見たい人: 高木・仲本・いかりやの3人が出演する『ドリフ大爆笑』の映像を選ぶ。
- 復活版を見たい人: 『ドリフに大挑戦スペシャル』で、肥後や加藤、狩野らが参加する回を選ぶ。
- 誕生の経緯を知りたい人: 高木ブー本人のインタビューや、当時のドリフメンバーによる座談会を参考にする。
この区別を理解しておけば、オリジナルの雷様と現代の出演者による新しい雷様を混同せず、それぞれの面白さを楽しめます。
【雷様ドリフのコント】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:雷様コントの発案者は誰ですか?
A1:ザ・ドリフターズのリーダー、いかりや長介です。高木ブー本人がインタビューで、長さんが雷様の設定やキャラクターを考えたと説明しています。
Q2:雷様コントは何年に始まりましたか?
A2:高木ブーの2020年の回想では1985年です。1977年は舞台となった『ドリフ大爆笑』の放送開始年であり、コント自体の誕生年とは異なります。
Q3:雷様のメンバーと衣装の色は?
A3:高木ブーが緑、仲本工事が赤、いかりや長介が黒です。後年には加藤茶が青い雷様として参加しました。
Q4:雷様コントは2026年にも復活していますか?
A4:はい。2026年1月8日と8月11日の『ドリフに大挑戦スペシャル』で登場しました。8月の放送ではHIKAKINも参加し、狩野英孝との音楽セッションが実現しています。
Q5:現在、オリジナルの雷様を演じているのは誰ですか?
A5:2026年11月現在、オリジナルの3人のうち出演を続けているのは高木ブーです。復活版では肥後克広らがいかりや長介の役柄を引き継ぐ形で参加しています。
まとめ:雷様コントはドリフの歴史を受け継ぐ名作
雷様コントは、高木ブー、仲本工事、いかりや長介の3人によって確立された、ザ・ドリフターズを代表する名物コントです。
1977年に始まった『ドリフ大爆笑』を舞台に、1985年ごろに現在知られる3人のスタイルが成立。いかりや長介の発案、高木ブーの独特なぼやき、仲本工事との掛け合いが、長く愛されるキャラクターを作り上げました。
2021年には約23年ぶりに復活し、加藤茶や肥後克広、狩野英孝らが参加。2026年8月にはHIKAKINまで登場し、ドリフの音楽と現代のパフォーマンスが融合しました。
オリジナルの3人がそろう時代は終わりましたが、緑・赤・黒の雷様が残した笑いは、現在も新しい出演者によって受け継がれています。
雷様コントの歴史を知るうえで大切なのは、1977年という番組の開始年と、1985年ごろというコントの成立時期を区別すること。そして、オリジナル版と復活版の違いを理解することです。その背景を知ってから映像を見直すと、何気ないぼやきやウクレレの音色にも、ドリフが積み重ねてきた歴史が感じられるはずです。 (出典: 雷 様 ドリフ(Yahoo!ニュース))