村上龍とカンブリア宮殿の20年に幕!2026年の卒業・訃報・最後の出演回と新MCを徹底解説
テレビ東京の経済トーク番組「カンブリア宮殿」と作家・村上龍の関係は、2026年、大きな転換点を迎えた。2006年4月の番組スタートから20年間、インタビュアーとして出演してきた村上龍は、2026年3月26日放送の卒業スペシャルを最後に番組を離れた。その後、同年10月17日に逝去したことが伝えられ、長年番組を支えてきた出演者との別れが大きな節目となった。
2026年4月からは作家の金原ひとみと音楽クリエイターのヒャダインが新MCに就任。小池栄子とのコンビで築いた20年間の番組の歴史は、新しい体制へと引き継がれている。テレビ東京の公式発表や社長会見、番組情報をもとに、村上龍の卒業、最後の出演回、訃報後の追悼放送、過去回の視聴方法まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 20年間の出演:村上龍は2006年4月の番組開始から2026年3月まで、メインインタビュアーを務めた。
- 最後の出演:2026年3月26日放送「村上龍&小池栄子卒業SP」が最後の出演回となった。
- 新体制:2026年4月2日から金原ひとみとヒャダインが新MCに就任した。
- 訃報と追悼:10月17日の逝去を受け、テレビ東京は11月1日に卒業スペシャルを再放送した。
- 過去回の視聴:テレ東BIZでは2012年10月以降の約600回分のアーカイブを視聴できる。
【2006年から2026年まで】村上龍とカンブリア宮殿の20年間を時系列で整理
2006年4月、村上龍と小池栄子のコンビで番組がスタート
カンブリア宮殿は2006年4月に放送を開始した経済トーク番組だ。企業経営者や各界のリーダーをゲストに招き、経営判断の背景、事業を成長させた戦略、組織を率いる人物の価値観などを掘り下げてきた。
番組の中心にいたのが、作家の村上龍と俳優の小池栄子だった。経済ニュースの数字や企業の成功事例を紹介するだけでなく、経営者本人の考え方や決断の理由に迫る構成が特徴だった。
村上龍は小説家としての観察力を生かし、ゲストが語る経営哲学の奥にある価値観を引き出した。テレビ東京の2026年10月の社長会見でも、村上の洞察力や質問の鋭さ、インタビュアーと取材対象者が正面から向き合う姿勢が高く評価されている。
2026年1月、番組初のMC交代を発表
2026年1月16日、テレビ東京は番組開始20周年に合わせた大幅リニューアルを発表した。2006年から続いてきた村上龍と小池栄子のMC体制を変更し、金原ひとみとヒャダインを新しいインタビュアーに迎えるという内容だった。
これは番組にとって初めてのMC交代だった。テレビ東京の発表では、従来の「大人のための経済トークショー」という基本的な方向性を守りながら、新しい時代に合わせて進化する方針が示された。
村上龍自身も交代発表に際して、次の言葉を寄せている。
「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」
この言葉は、20年間出演した番組から離れる際の村上らしい表現として注目された。卒業は番組の20周年に合わせたMC交代であり、公式発表では病気やトラブルを理由とする説明はされていない。
2026年10月17日、74歳で逝去
2026年10月23日、有限会社村上龍事務所と幻冬舎編集本部が、村上龍の逝去を発表した。発表によると、亡くなったのは10月17日で、享年74歳。葬儀は家族葬として執り行われた。
3月の番組卒業から約7か月後の訃報だった。村上は番組の新体制が始まる前にMCを退いていたため、最後の出演は卒業スペシャルとして残されている。
テレビ東京の吉次社長は10月29日の会見で、村上が2006年の番組開始から20年間メインインタビュアーを務めたことに触れ、番組の価値を高めてもらったと感謝を表明した。

【村上龍の最終出演回】2026年3月26日の卒業スペシャルは何を放送した?
最後の出演は「村上龍&小池栄子卒業SP」
村上龍の最後の出演回は、2026年3月26日放送の「村上龍&小池栄子卒業SP 未来をつかむ経営とは?」だ。テレビ東京の番組情報によると、放送時間は23時21分から翌0時40分まで。通常回とは異なる20周年記念の特別編成だった。
番組のテーマは「日本企業20年の格闘」。過去に番組へ出演した経営者たちの歩みを振り返り、企業がどのように危機を乗り越え、次の成長を実現してきたのかを取材した。
最終回の主なゲストは次の3人だった。
- 高岡浩三:元ネスレ日本社長。退任後の新たな挑戦や若手起業家の育成を紹介。
- 佐藤可士和:クリエイティブディレクター。ブランドづくりや新しい書店の取り組みなどを紹介。
- 宮坂学:東京都副知事。行政のデジタル化やGovTech東京の取り組みを紹介。
さらに、トヨタ自動車の豊田章男氏、ファーストリテイリングの柳井正氏、ソフトバンクグループなど、番組が取材してきた企業や経営者のその後にも焦点を当てた。
単なるMCの交代を告げる記念番組ではなく、番組が20年間追い続けた日本企業の変化を振り返る総決算だった。
最後の編集後記にも表れた村上龍の視点
最終出演回には、村上龍による編集後記も掲載された。取り上げたのは、3人のゲストの回答だけではない。20年間で最も印象に残った経営者として、ユニバーサル園芸社の会長・森坂拓実氏のエピソードを紹介している。
幼少期に死への恐怖に向き合い、20歳で創業した森坂氏の生き方を通して、村上は人間が行動を起こすことの意味を見つめた。
また、テレビ東京が訃報後に公表したコメントでは、最後の出演時に村上が「死&生」というメッセージを残していたことも紹介されている。卒業時の「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」という言葉と重ねると、最後の出演回は番組の一区切りであると同時に、村上の作家としての姿勢を感じさせる記録になった。
【歴代MC・関係者一覧】村上龍、小池栄子から金原ひとみ、ヒャダインへ
カンブリア宮殿のMC交代を理解するには、20年間の出演者の関係を整理するのが分かりやすい。今回の変更は、過去に何度もMCが入れ替わった番組の一つの改編ではない。テレビ東京が公式に「番組初」と説明した、最初の大きなMC交代である。
| 時期 | 人物・出来事 | 役割・関係 | 確認できる事実 |
|---|---|---|---|
| 2006年4月 | 村上龍 | 初代メインインタビュアー | 番組開始から20年間出演 |
| 2006年4月 | 小池栄子 | 初代MC・共演者 | 村上龍と20年間コンビを組む |
| 2026年1月16日 | 金原ひとみ | 新メインインタビュアー | 4月から村上龍の後任に就任 |
| 2026年1月16日 | ヒャダイン | 新インタビュアー | 金原ひとみと新MCを担当 |
| 2026年3月26日 | 村上龍・小池栄子 | 卒業スペシャル | 両者の最後の出演回 |
| 2026年4月2日 | 金原ひとみ・ヒャダイン | 新体制スタート | 初回ゲストは岡藤正広 |
| 2026年10月17日 | 村上龍 | 逝去 | 享年74歳 |
| 2026年11月1日 | 卒業スペシャル | 追悼再放送 | テレビ東京で正午から放送 |
この表から分かるように、金原ひとみとヒャダインは、村上龍と小池栄子が築いた初代MC体制を引き継いだ後任者である。小池栄子が2026年4月以降もレギュラーMCとして残ったという体制ではない。
また、過去に別の人物がレギュラーMCを務めていたという理解も正確ではない。今回の交代は、20年間続いた最初のコンビから新しい2人へ移行する、番組史上初の変更だった。

【村上龍と小池栄子】20年間の共演がカンブリア宮殿に残したもの
経営者の言葉を引き出す村上龍の取材姿勢
村上龍がカンブリア宮殿で果たしていた役割は、知名度のある作家がテレビに出演するというだけではなかった。
テレビ東京の2026年10月の社長会見では、番組立ち上げ時のプロデューサーを務めた和田氏が、村上の取材準備について具体的に振り返っている。
スタッフがゲストの資料を用意して渡すと、村上はそれを読むだけでなく、自分でも情報を調べ、質問を練り上げていたという。収録前の打ち合わせも緊張感があり、刺激的だったと説明している。
この証言から見えてくるのは、村上の質問が単なる思いつきではなかったという点だ。作家として培った情報収集力と、人間の行動や心理を観察する力が、経営者へのインタビューに生かされていた。
小池栄子とのコンビが支えた番組のバランス
小池栄子も、村上龍と並ぶ番組の重要な存在だった。俳優として多様な作品に出演してきた小池が、経営者や専門家と向き合う番組のMCを20年間務めたことは、カンブリア宮殿の大きな特徴である。
村上が作家としての視点から経営者の本質に迫る一方、番組は小池との2人体制を維持してきた。専門的な経営論を扱いながら、視聴者が人物の話を追いやすいトーク番組として成立させていた点に、このコンビの意味があった。
テレビ東京によると、村上は20年間、一度も番組を休むことなく出演し、経営者を中心に延べ1000人を超えるゲストをスタジオに迎えた。毎回の放送後には直筆の編集後記も残していた。
2026年8月27日に番組が1000回を迎えた際、新MCの金原とヒャダインも、村上龍と小池栄子が積み重ねた歴史への敬意を表している。2人の仕事は卒業によって消えたのではなく、新体制が受け継ぐ番組の基盤になっている。
【2026年最新】新MC金原ひとみ・ヒャダインのカンブリア宮殿はどう変わった?
金原ひとみは村上龍と文学的なつながりを持つ後任者
2026年4月2日からメインインタビュアーを務めているのが作家の金原ひとみだ。
金原はデビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞し、その後も現代社会や人間の感情を鋭く描く作品を発表してきた。テレビ東京の発表では、今回の起用について、村上龍の後任という立場で番組に参加することへの戸惑いも率直に語っている。
注目したいのは、金原と村上の間には文学作品を通じた接点があることだ。テレビ東京のチーフプロデューサーによれば、村上は金原のデビュー作『蛇にピアス』の解説を執筆し、金原は村上の小説『ユーチューバー』の解説を執筆している。
単に人気作家を後任に選んだというだけではなく、互いの作品を通してつながっていた2人の文学的な関係も、新体制を象徴するエピソードになっている。
ヒャダインは音楽クリエイターとしての視点を持ち込む
もう一人の新MCが、音楽クリエイターのヒャダインだ。
ヒャダインはアーティストやアイドルへの楽曲提供、アニメやゲームの作詞・作曲・編曲などを手掛けてきた。音楽活動だけでなく、タレントとしても幅広く活動している。
テレビ東京の公式発表では、金原が企業トップへの質問を掘り下げるメインインタビュアーを担い、ヒャダインは自身の好奇心や異分野の経験を生かして、経営者の言葉を視聴者へ橋渡しする役割を担う構想が示された。
作家と音楽クリエイターという組み合わせは、従来の経済番組とは違った切り口を生み出す可能性がある。企業経営を専門知識だけでなく、創作や発想、消費者の感覚からも考える構成だ。
初回ゲストは伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO
新体制の初回放送は2026年4月2日。ゲストには伊藤忠商事の岡藤正広会長CEOが招かれた。
テーマは、モノを売る力、組織を強くする方法、企業が利益を生み出す仕組み。経済番組としての基本姿勢を維持しながら、クリエイター2人の感性を交えて企業経営を掘り下げる構成だった。
番組のスタジオセットも刷新された。映画『国宝』などで知られる美術監督の種田陽平がコンセプトデザインを担当。5代目のセットとして、初期の遺跡をイメージした空間をオマージュしたデザインになった。
そして2026年8月27日には通算1000回を達成。記念回には脚本家の三谷幸喜が出演し、ヒットを生み出す仕事術や発想法を取り上げた。番組はMC交代後も継続し、20周年の先にある新しい段階へ進んでいる。

【追悼・再放送・見逃し配信】カンブリア宮殿の過去回を見る方法
2026年11月1日に卒業スペシャルを追悼再放送
村上龍の訃報を受け、テレビ東京は2026年11月1日(日)正午から12時54分まで、3月26日放送の「村上龍&小池栄子卒業SP」を再放送した。
番組名にも「村上龍さん追悼」と掲げられ、20年間の番組の歩みを振り返る内容として放送された。テレビ東京の公式番組情報にも、村上の逝去を悼んで最後の出演回を再放送する旨が掲載されている。
また、テレビ東京は10月29日の放送内でも村上への感謝と追悼を伝えた。同日の社長会見では、木曜のレギュラー放送の中で改めて追悼回を検討していると説明している。
テレ東BIZなら2012年10月以降の約600回を振り返れる
過去回をまとめて見たい人にとって、最も重要な視聴先がテレ東BIZだ。
テレビ東京の2026年10月の社長会見によると、テレ東BIZではサービス開始の半年前にあたる2012年10月以降のカンブリア宮殿を視聴できる。対象は約600回分に及ぶ。
村上龍が出演していた時期の放送を振り返るなら、2012年10月以降のアーカイブから探すのが現実的だ。番組の公式バックナンバーで放送日やゲストを確認し、視聴したい回を選ぶと探しやすい。
TVer・ネットもテレ東・U-NEXTの利用方法
過去回や最新回の視聴には、複数の配信サービスがある。それぞれ役割が異なるため、目的に合わせて使い分けたい。
- テレ東BIZ:2012年10月以降の約600回分のアーカイブを探したい人向け。
- TVer:放送後の見逃し配信やリアルタイム配信を利用したい人向け。配信期間には期限がある。
- ネットもテレ東:テレビ東京の公式配信サービス。対象番組の見逃し配信や傑作選を確認できる。
- U-NEXT テレ東BIZ セレクション:テレ東BIZ関連の経済番組コンテンツを視聴したい人向け。
注意したいのは、2026年3月に実施された過去回の無料公開キャンペーンだ。テレビ東京は3月24日の発表で、650本以上の人気作品を3月25日まで無料公開すると案内していた。この期間限定企画はすでに終了しているため、現在のアーカイブ視聴と混同しないようにしたい。
また、11月1日の追悼再放送と同時にTVerで配信された卒業スペシャルも、放送当日の再配信として案内されたものだ。現在の視聴可否は配信期限や番組ページの表示を確認する必要がある。
【よくある質問】村上龍とカンブリア宮殿に関するFAQ
Q1:村上龍はカンブリア宮殿をいつ卒業した?
A1:2026年3月26日放送の「村上龍&小池栄子卒業SP」を最後に卒業した。番組開始の2006年4月から約20年間、メインインタビュアーを務めた。
Q2:村上龍は2026年に亡くなったの?
A2:はい。幻冬舎と村上龍事務所の2026年10月23日の発表によると、10月17日に逝去した。享年74歳だった。
Q3:村上龍の最後の出演回は何月何日?
A3:2026年3月26日。高岡浩三、佐藤可士和、宮坂学をゲストに迎えた20周年記念の卒業スペシャルだった。
Q4:カンブリア宮殿の新MCは誰?
A4:2026年4月2日から、作家の金原ひとみと音楽クリエイターのヒャダインが新MCを務めている。MC交代は番組史上初めてのことだった。
Q5:小池栄子は現在もカンブリア宮殿に出演している?
A5:小池栄子も村上龍とともに2026年3月26日の卒業スペシャルでレギュラーMCを卒業した。4月以降の新MCは金原ひとみとヒャダインの2人だ。
Q6:村上龍の追悼再放送はいつ行われた?
A6:2026年11月1日(日)正午から12時54分まで、3月26日の卒業スペシャルが再放送された。テレビ東京はTVerでの同時配信も案内していた。
Q7:村上龍が出演した過去回は今でも見られる?
A7:テレ東BIZでは2012年10月以降の約600回分を視聴できる。さらに、TVerやネットもテレ東などでも対象回の配信状況を確認できる。ただし、すべての過去回が無料で視聴できるわけではない。
【プロの結論】村上龍の卒業はカンブリア宮殿の終わりではなく、新しい20年への継承だった
村上龍とカンブリア宮殿の関係を振り返ると、2026年に起きた出来事は3つに分けて理解できる。3月26日の卒業、4月2日の新体制スタート、そして10月17日の逝去だ。
この3つは時間的に続いているが、それぞれ意味は異なる。卒業は番組開始20周年に伴うMC交代であり、訃報はその後に伝えられた出来事である。両者を混同して、健康上の理由による降板だったと解釈する根拠はない。
また、番組の価値を考えるうえで重要なのは、村上が残した質問の姿勢だ。企業の成功を表面的な数字だけで評価せず、経営者が何を考え、どんな困難を乗り越え、なぜその決断をしたのかを掘り下げる。その取材姿勢は20年間の番組を支えた大きな柱だった。
一方、金原ひとみとヒャダインの新体制は、従来の番組をそのまま再現することを目指しているわけではない。異なる分野で活動してきた2人の感性を持ち込み、経営者の言葉を新しい角度から読み解く試みだ。
村上龍の最後の出演回を見たい人は3月26日の卒業スペシャル、20年間の取材の蓄積を振り返りたい人はテレ東BIZの過去回アーカイブ、新しい番組の方向性を知りたい人は金原ひとみとヒャダインの放送回を選ぶとよい。
2026年11月現在、カンブリア宮殿は新MC体制で放送を続けている。村上龍と小池栄子が築いた20年間の歴史は、番組の過去映像や編集後記、そして新しい出演者の言葉の中に受け継がれている。
主な確認資料
- 幻冬舎・村上龍事務所「村上龍氏 ご逝去のお知らせ」および公式プロフィール。
- テレビ東京「村上龍&小池栄子卒業SP」公式番組情報・2026年3月26日放送内容。
- テレビ東京・2026年10月定例社長会見。訃報へのコメント、追悼放送、アーカイブ情報。
- テレビ東京「新MC 金原ひとみ、ヒャダイン」公式発表。
- テレビ東京「カンブリア宮殿1000回記念SP」公式発表。
- テレビ東京・2026年11月1日追悼再放送の番組情報。 (出典: 村上 龍 カンブリア 宮殿(Yahoo!ニュース))