【現在のメンバー一覧】ライムスター3人の役割と担当は?
ライムスターは、2人のMC(ラッパー)と1人のDJによって構成されるヒップホップグループです。
公式プロフィールでは、宇多丸がラップ、Mummy-Dがラップとプロデュース、DJ JINがDJとプロデュースを担当しています。
宇多丸(うたまる)
- 1969年生まれ、東京都出身
- グループのMC
- TBSラジオのパーソナリティ
- 映画評論など幅広い文化活動でも知られる
Mummy-D(マミーD)
- 1970年生まれ、神奈川県横浜市出身
- ラップ、作曲、編曲を担当
- グループのトータルディレクションを担う
- ソロアーティスト、俳優としても活動
DJ JIN(DJジン)
- 1973年生まれ、神奈川県横浜市出身
- ターンテーブル、パーカッションを担当
- グループのサウンドプロデュース
- DJ集団・イベント「breakthrough」も主宰
出典:RHYMESTER公式メンバープロフィール、ソニーミュージック公式プロフィール。
3人の役割分担が生み出すライムスターの魅力
ライムスターの特徴は、単に3人が同じ音楽を演奏するのではなく、それぞれが異なる専門性を持ち寄って作品を完成させる点にあります。
宇多丸は言葉による表現、Mummy-Dは楽曲全体の構築、DJ JINは音楽的な土台とグルーヴを担当する存在です。
特にMummy-Dは、グループのトータルディレクションを担当しています。ラップだけでなく、サウンドや作品全体の方向性にも関わるため、グループの司令塔という位置づけです。
一方、DJ JINはターンテーブルを使ったライブパフォーマンスに加え、プロデューサーとしても重要な役割を担います。
この2MC+1DJという構成が、ライムスターの長年にわたる活動の基本形です。
【プロフィール・経歴】宇多丸・Mummy-D・DJ JINの人物像
ここからは、メンバーそれぞれの経歴と、ライムスター以外での活動を紹介します。
1.宇多丸|ラップとラジオを横断する言葉の表現者
宇多丸(うたまる)は、1969年生まれ、東京都出身のラッパーです。
1989年に大学在学中のMummy-Dと出会い、ライムスターを結成しました。
活動初期には、日本語でラップを成立させるための表現方法を模索。音楽活動と並行して雑誌ライターとしても活動し、アメリカや日本のヒップホップ文化を紹介してきました。
宇多丸のキャリアを語るうえで欠かせないのが、ラジオパーソナリティとしての実績です。
2007年にはTBSラジオで『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』がスタート。映画や音楽、社会、サブカルチャーなどを幅広く扱い、ラジオでの話術と批評眼が高く評価されました。
主な実績は次のとおりです。
- 2009年:第46回ギャラクシー賞「DJパーソナリティ賞」
- 2018年:『アフター6ジャンクション』のメインパーソナリティに就任
- 2023年:『アフター6ジャンクション 2』のメインパーソナリティに就任
- 2025年:第18回「淀川長治賞」を受賞
2026年現在は、TBSラジオの『アフター6ジャンクション 2』を担当。月曜日から木曜日の20時から放送される番組で、映画やエンターテインメントを中心に多彩なテーマを取り上げています。
音楽家としてだけでなく、文化を紹介し、作品を批評する言葉の専門家としても活動しているのが宇多丸の大きな特徴です。
2.Mummy-D|グループの司令塔でありソロでも活躍
Mummy-D(マミーD)は、1970年生まれ、神奈川県横浜市出身のラッパー・プロデューサーです。
1989年に宇多丸と出会い、ライムスターを結成しました。
Mummy-Dの大きな特徴は、ラップだけでなく、作曲や編曲、サウンドプロデュースまで手がける音楽的な総合力です。
作編曲家としては「Mr. Drunk」という名義を使用。ライムスターのトータルディレクションも担当しており、グループの音楽性を形作る中心人物です。
また、2004年にはSUPER BUTTER DOGのギタリスト・竹内朋康と音楽ユニット「マボロシ」を結成しました。
マボロシでは、ラップとギターを組み合わせた独自の音楽を展開。2004年から2009年にかけて3枚のアルバムを発表しています。
さらに、椎名林檎やスガシカオなど、ヒップホップ以外のアーティストの作品にもプロデューサーやラッパーとして参加してきました。
近年はソロ活動も本格化しています。
特に注目されたのが、2024年3月13日に発売された初のソロアルバム『Bars of My Life』です。
その後も2024年のシングル「5th Element」、2025年のPESとのコラボレーション楽曲「イケイケ・ア・ゴーゴー」など、個人名義でのリリースを続けています。
俳優やナレーターとしての活動もあり、音楽の枠を越えたキャリアを築いています。
3.DJ JIN|グループの音楽的な骨格を支えるDJ
DJ JIN(DJジン)は、1973年生まれ、神奈川県横浜市出身のDJ・プロデューサーです。
大学在学中にライムスターのメンバーと出会い、1994年に正式加入しました。
DJ JINの加入は、グループの歴史における大きな転換点です。
DJとしてライブの完成度を高めるとともに、サウンドプロデューサーとして楽曲制作にも参加。幅広い音楽知識を活用し、ヒップホップを中心にさまざまなジャンルの音楽を再構築してきました。
個人活動では、2000年に東京・青山のクラブ「MIX」でスタートしたイベント「breakthrough」が代表的です。
この活動はDJイベントにとどまらず、音楽プロデュースや楽曲提供、ミックスCDの制作などにも広がっています。
また、DJ JINはライムスターのライブでターンテーブルを担当するだけでなく、2026年の公演でもパーカッションを含む役割が公式に案内されています。
単なる伴奏者ではなく、グループの音楽的な推進力を生み出すメンバーです。
【歴代メンバーと年表】1989年の結成から現在までの変遷
ライムスターの歴史を理解するには、1989年の結成と1994年のDJ JIN加入を区別することが大切です。
現在の3人体制が最初から完成していたわけではありません。
1989年は宇多丸とMummy-Dの2人でスタート
公式プロフィールによると、1989年、大学2年生だった宇多丸と新入生だったMummy-Dが出会い、グループを結成しました。
当時の日本では、ヒップホップが現在ほど一般に浸透していませんでした。
日本語でラップするための表現や、どのような言葉を音楽に乗せるのかを模索しながら、ライブ活動を重ねていったのです。
その後、1994年にDJ JINが正式加入し、現在につながる3人体制が確立されました。
ライムスターの歴代変遷・主要年表
出典:RHYMESTER公式BIO、ソニーミュージック、ビクターエンタテインメントの作品・プロフィール情報。
歴代メンバーは何人?脱退したメンバーはいる?
検索すると「ライムスターの歴代メンバー」という疑問も見られます。
ここで押さえておきたいのは、結成時の2人から1994年に3人体制へ移行したことです。
- 結成時:宇多丸、Mummy-D
- 1994年以降:宇多丸、Mummy-D、DJ JIN
公式のグループ略歴で確認できる主要な変遷は、この2段階です。
そのため、現在のメンバーを知りたい人は3人の名前を覚えておけば問題ありません。
なお、ライブでサポートミュージシャンが参加することはありますが、サポートメンバーと正式なグループメンバーは別です。
【活動休止と再開の真相】2007年から2009年に何があった?
ライムスターの歴史で、ファンにとって大きな節目となったのが2007年の活動休止です。
2007年3月31日、日本武道館公演を最後に一時休止
2007年3月31日、ライムスターは日本武道館で単独公演「KING OF STAGE Vol.7」を開催しました。
この公演を最後に、グループとしての活動を一時休止します。
ただし、これはグループの解散ではありません。
メンバーはそれぞれの活動領域を広げていきました。
宇多丸はラジオパーソナリティとしての活動を本格化。Mummy-Dはマボロシなどのプロジェクトを展開し、DJ JINも楽曲制作やDJ活動を続けました。
つまり、3人が音楽活動をやめたのではなく、ライムスターとしての本格的な活動をいったん区切り、個々の表現を追求した期間だったのです。
2009年10月、「ONCE AGAIN」で本格的に活動再開
活動再開の象徴となった作品が、2009年10月14日発売のシングル「ONCE AGAIN」です。
公式作品紹介では、2007年3月の武道館公演をもって活動休止を宣言していたライムスターが、結成20周年の記念年に本格的な再始動を果たしたことが紹介されています。
また、2009年11月には20周年イベント「R20~RHYMESTER 20th. Anniversary」を開催しました。
この復帰によって、宇多丸、Mummy-D、DJ JINの3人によるグループ活動が再び軌道に乗ります。
活動休止と再開を経ても、基本となるメンバー構成が維持されていることは、ライムスターの大きな特徴です。
【2026年最新】ライムスターの現在の活動と今後の予定
2026年現在、ライムスターは活動を継続しています。
特に注目したいのは、グループとしてのライブだけでなく、メンバー個人の活動や他アーティストとのコラボレーションも活発になっていることです。
2023年のアルバム『Open The Window』から続くライブ活動
2023年6月21日には、オリジナルアルバムとしては6年ぶりとなる12枚目の作品『Open The Window』をリリースしました。
同年7月から2024年2月にかけて、全国ツアー「King of Stage Vol.15 Open The Window Release Tour 2023-2024」を開催。
ツアーファイナルは日本武道館で行われました。
2007年の活動休止前の武道館公演を意識した、アップデート版のステージとしても注目された公演です。
この模様は映像作品として2024年9月25日に発売されました。
2026年11月以降の公演予定
2026年11月5日時点で、公式ライブ情報には次の公演が掲載されています。
| 日程 | 公演・内容 |
|---|---|
| 11月14日 | Mummy-D出演「音もだち2026」沖縄県渡嘉敷島 |
| 11月28・29日 | 「King of Stage at Blue Note Tokyo 2026」 |
| 12月5日 | 「King of Stage at Billboard Live OSAKA 2026」 |
| 12月19日 | 「CITY GARDEN in MACHIDA」 |
特に注目されるのが、11月28日・29日のブルーノート東京公演です。
「RHYMESTER AND THE BOOM BAPS」という名義で行われるこの公演では、ライムスターの3人に5人のミュージシャンを加えた計8人編成が予定されています。
ライムスター側の担当は次のとおりです。
- 宇多丸:ラップ
- Mummy-D:ラップ
- DJ JIN:ターンテーブル、パーカッション
サポートバンド「THE BOOM BAPS」との共演によって、ヒップホップと生演奏を融合させるステージです。
2MC+1DJという基本構成を保ちながら、バンド演奏を加えることでライブの表現力を広げています。
SOIL&"PIMP"SESSIONSとの新作『Jazzy Conversations Vol.1』
2026年の大きなトピックが、ジャズバンドのSOIL&"PIMP"SESSIONSとの初のコラボレーション・ミニアルバムです。
作品名は『Jazzy Conversations Vol.1』。
2026年12月23日発売予定で、全7曲を収録する完全数量限定盤として発表されています。
主な収録内容は次のとおりです。
- 「Intro」
- 「No Pasa Nada」(新曲)
- 「Time To Wake Up」(新曲)
- 「フラッシュバック、夏。」(Late Summer Version)
- 「B-BOYイズム」(Death Jazz Version)
- 「初恋の悪魔 -Dance With The Devil-」(完全版)
制作面でも、メンバーそれぞれの持ち味が生かされています。
DJ JINが「Intro」をプロデュースし、Mummy-DはMr. Drunk名義で作曲に参加。「No Pasa Nada」では宇多丸とMummy-Dが作詞を担当しています。
この作品は、単なるゲスト参加ではなく、ヒップホップとジャズの音楽的な交流を一つの作品としてまとめた企画です。
両者は2011年の共演をきっかけに交流を重ね、2013年にもコラボレーション楽曲を発表。2022年にはドラマ『初恋の悪魔』のテーマ曲でも共演しています。
さらに、2027年3月19日・20日に東京、4月11日に大阪で「LIVE Conversations Vol.1」の開催も発表されています。
2026年のライムスターは、過去の代表曲を守るだけでなく、新しい音楽的な組み合わせにも挑戦していることが分かります。
【プロの結論】ライムスターはなぜ3人体制を長く維持できるのか
ライムスターの魅力を理解するうえで重要なのは、3人が同じ役割を担っていないことです。
宇多丸は言葉と批評性、Mummy-Dは楽曲制作と全体のディレクション、DJ JINはDJプレイとサウンド構築を担当しています。
それぞれの専門性が異なるため、個人活動を広げてもグループとしての存在意義が失われにくい構造になっています。
2007年の活動休止から2009年の再開までの経緯にも、その特徴が表れています。
活動を一時休止した期間にメンバーが個人のキャリアを積み重ね、その経験をグループへ持ち帰ることで、再始動後の活動領域を広げていきました。
2019年の47都道府県48公演ツアーや、2024年の日本武道館公演、2026年のSOIL&"PIMP"SESSIONSとのコラボレーションは、その積み重ねを示す具体的な事例です。
ライムスターを初めて聴く人におすすめの注目ポイント
| 注目ポイント | おすすめの作品・活動 | 分かること |
|---|---|---|
| 王道の日本語ラップ | 「B-BOYイズム」 | グループの代表的な音楽性 |
| メンバーの表現力 | 『Open The Window』 | 現在のライムスターの音楽性 |
| ライブの魅力 | 『King of Stage Vol.15』 | 2MC+1DJのパフォーマンス |
| Mummy-Dの個性 | 『Bars of My Life』 | ソロアーティストとしての表現 |
| 新しい音楽性 | 『Jazzy Conversations Vol.1』 | ヒップホップとジャズの融合 |
特に、初めてライムスターを聴く人には「B-BOYイズム」と『Open The Window』をおすすめします。
前者でグループの原点に近い魅力を知り、後者で長いキャリアを経た現在の音楽性を比較すると、3人の進化が見えてきます。
【ライムスターのメンバーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ライムスターのメンバーは現在何人ですか?
A1:2026年現在、宇多丸、Mummy-D、DJ JINの3人です。宇多丸とMummy-Dが1989年に結成し、1994年にDJ JINが正式加入しました。
Q2:ライムスターの初期メンバーは誰ですか?
A2:1989年の結成時は宇多丸とMummy-Dの2人です。1994年にDJ JINが加入して、現在につながる3人体制になりました。
Q3:ライムスターは解散したことがありますか?
A3:2007年にグループ活動を一時休止しましたが、解散ではありません。2009年10月発売の「ONCE AGAIN」を機に本格的な活動を再開しています。
Q4:宇多丸とMummy-Dはどちらが年上ですか?
A4:宇多丸が1969年生まれ、Mummy-Dが1970年生まれなので、宇多丸が年上です。
Q5:DJ JINはいつライムスターに加入しましたか?
A5:1994年です。加入によってDJを含むグループの基本的な音楽編成が整いました。
Q6:2026年もライムスターは活動していますか?
A6:活動しています。2026年11月にはブルーノート東京での公演、12月にはビルボードライブ大阪などが予定されています。また、12月23日にはSOIL&"PIMP"SESSIONSとのコラボレーション作品『Jazzy Conversations Vol.1』の発売も予定されています。
まとめ:ライムスターのメンバーは3人、現在も進化を続ける
ライムスターの現在のメンバーは、宇多丸、Mummy-D、DJ JINの3人です。
1989年に宇多丸とMummy-Dが結成し、1994年にDJ JINが加入。2007年の活動休止と2009年の再始動を経て、現在まで基本的なメンバー構成を維持しています。
それぞれの役割を整理すると、次のようになります。
- 宇多丸: ラッパー、ラジオパーソナリティ。言葉と批評の表現者。
- Mummy-D: ラッパー、プロデューサー。グループのトータルディレクションを担当。
- DJ JIN: DJ、プロデューサー。サウンドとライブのグルーヴを支える存在。
2026年もライブ活動や新作の発表が続き、2027年にはSOIL&"PIMP"SESSIONSとの共演も予定されています。
ライムスターの歴史を知ると、3人が単に長く活動してきたグループではなく、それぞれの個性を磨きながら、日本語ラップの可能性を広げてきた存在であることが分かります。
1989年の結成から37年目を迎えた2026年。ライムスターは過去の実績にとどまらず、3人ならではの音楽的な結びつきを生かし、新しいステージへ進み続けています。 (出典: ライム スター メンバー(Yahoo!ニュース))