【2021年流行語大賞トップテン全10語!年間大賞との違いも解説】
2021年12月1日、東京で行われた表彰式で年間大賞とトップテンが正式発表されました。
年間大賞とトップテン一覧
年間大賞は、「リアル二刀流/ショータイム」です。
トップテンは次の10語でした。
1. うっせぇわ
2. 親ガチャ
3. ゴン攻め/ビッタビタ
4. ジェンダー平等
5. 人流
6. スギムライジング
7. Z世代
8. ぼったくり男爵
9. 黙食
10. リアル二刀流/ショータイム(年間大賞)
出典:ユーキャン公式ニュースリリース、2021年12月1日。
トップテンに共通する2021年の世相
10語を振り返ると、単一ジャンルに偏らず、当時の社会を複数の角度から捉えていることが分かります。
エンタメ・若者文化
「うっせぇわ」と「Z世代」は、若い世代の価値観や文化が広く認知されたことを象徴しています。
Adoさんの「うっせぇわ」は、動画や音楽配信を通じて広がった新しいヒットの形を示す言葉でもありました。
社会問題・価値観
「親ガチャ」と「ジェンダー平等」は、家庭環境や社会的な機会の平等といった問題を浮き彫りにしました。
単純に流行したというだけではなく、社会的な議論を生み出した点が特徴です。
感染症・社会生活
「人流」と「黙食」は、コロナ禍で日常的に使われるようになった言葉です。
感染防止対策や人々の行動変化が、そのまま年間を象徴する言葉として残りました。
スポーツ・国際イベント
「ゴン攻め/ビッタビタ」「スギムライジング」「リアル二刀流/ショータイム」は、東京五輪・パラリンピックや海外スポーツでの日本人選手の活躍と結び付いています。
2021年は、感染症による社会的な制約と、スポーツやエンタメによる明るい話題が同時に存在した年でした。トップテンは、その両面を反映した構成になっています。
ノミネートとトップテンは何が違う?
混同しやすいポイントが、ノミネート30語とトップテンの関係です。
ノミネート30語は、年間大賞の候補として選ばれた言葉の一覧です。ここに入ったからといって、必ずトップテンに選ばれるわけではありません。
また、ノミネート段階では「リアル二刀流」と「ショータイム」が別々に記載されていましたが、最終的な年間大賞では「リアル二刀流/ショータイム」という一つの表現にまとめられました。
この点も、2021年の結果を振り返る際に押さえておきたいポイントです。
【2026年から振り返る2021年流行語大賞の予想と選考の傾向】
2021年の結果から5年が経過した2026年。改めて当時の予想を検証すると、流行語大賞の特徴が見えてきます。
的中した予想と外れた予想の決定的な違い
記者予想で本命視された大谷翔平選手の言葉は、年間大賞を獲得しました。
一方、SNS分析で人気だったNFTやウマ娘、イカゲーム、マリトッツォなどは、トップテンに入りませんでした。
この違いを生んだのは、言葉の話題性だけではなく、社会全体にとっての象徴性だったと考えられます。
例えば、マリトッツォは食文化やSNSの盛り上がりを象徴する言葉でした。
対して「リアル二刀流/ショータイム」は、スポーツの歴史的な出来事と、その年の社会における明るい話題を同時に表現していました。
流行語大賞では、単純な人気よりも、その言葉が一年間の出来事をどれほど象徴しているかが重要な判断材料になるのです。
SNSランキングと年間大賞は分けて考える
2021年の検証で、特に注意したいのがSNSランキングとの混同です。
検索結果やSNSで「1位」と紹介されていても、それがユーキャンの年間大賞とは限りません。
例えば、イー・ガーディアンのSNS流行語大賞と、ユーキャン新語・流行語大賞は別の企画です。
両者を比較する際には、次の3点を確認すると誤解を防げます。
- 主催者: ユーキャン・自由国民社なのか、別の企業やサービスなのか。
- 集計方法: SNS投稿数、検索数、一般投票、選考委員による選考のどれなのか。
- 発表内容: ノミネート、トップテン、年間大賞のどれなのか。
2021年の「マリトッツォ」と「リアル二刀流/ショータイム」の違いは、この判断基準を理解するための分かりやすい事例です。
2021年の選考から見える3つの傾向
1. 社会を象徴する言葉が強い
「親ガチャ」「人流」「黙食」のように、その年の社会問題や生活の変化を表現する言葉は、年間を振り返る際の記憶に残りやすい特徴があります。
2. 大きなスポーツイベントは有力な候補を生み出す
東京五輪・パラリンピックでは、選手の活躍だけでなく、実況や解説からも新しい言葉が広がりました。
「ゴン攻め/ビッタビタ」がトップテンに入ったことは、競技の専門用語が一般の視聴者にまで浸透する可能性を示しています。
3. SNSでの人気と世相の象徴性は別物
SNSで投稿数が多くても、年間大賞になるとは限りません。
逆に、SNSでの投稿量だけでは測りにくい言葉でも、社会的な影響やニュースでの存在感によって評価されることがあります。
2021年は、まさにこの違いが明確になった年でした。
【流行語大賞2021の予想に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2021年の流行語大賞で年間大賞に選ばれた言葉は何ですか?
A1:2021年12月1日に発表された年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」です。大谷翔平選手が投手と打者の両方で活躍したシーズンを象徴する言葉でした。
Q2:「親ガチャ」は2021年のトップテンに入りましたか?
A2:入りました。親を自分で選べないことをガチャにたとえた言葉で、家庭環境や生まれ育った条件による格差を考えるきっかけにもなりました。
Q3:Adoの「うっせぇわ」は年間大賞を受賞しましたか?
A3:年間大賞ではありませんが、トップテンに選ばれました。2020年10月に配信された楽曲が2021年に大きな社会的反響を呼びました。
Q4:2021年のSNS流行語ランキング1位は何ですか?
A4:イー・ガーディアンが公表したSNS流行語大賞2021では「〇〇ッツォ」が1位でした。マリトッツォのアレンジ表現がTwitterで広がりました。ただし、これはユーキャンの年間大賞とは異なるランキングです。
Q5:2021年のノミネート30語は一般投票で選ばれたのですか?
A5:一般投票によって機械的に決まる仕組みではありません。選考委員や編集部が関わる選考プロセスがあり、ノミネート30語からトップテン、年間大賞が選ばれます。
まとめ:流行語大賞2021の予想は大谷翔平が的中!選考結果から分かること
2021年の流行語大賞は、大谷翔平選手の「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞を受賞しました。
発表前の記者予想では、大谷選手が本命として支持され、「親ガチャ」は大穴候補、「ゴン攻め/ビッタビタ」や「Z世代」も注目されていました。これらは実際に年間大賞やトップテンに選ばれています。
一方、SNS分析で上位だったNFT、ウマ娘、イカゲーム、マリトッツォなどはトップテン入りを逃しました。
2026年に振り返っても、2021年の選考は、SNSの話題量だけでは年間大賞を予測できないことを示す好例です。
流行語大賞を正しく読み解くには、言葉の人気度だけでなく、その年の社会背景、文化的な影響、世相を象徴する力を合わせて考えることが大切です。
大谷翔平選手の活躍、Adoさんの音楽、親ガチャをめぐる社会的な議論、東京五輪の熱狂。2021年のトップテンには、それぞれ異なる形で当時の日本を映した言葉が並んでいました。
2021年の流行語大賞は、単なる年間ランキングではなく、コロナ禍とスポーツ・エンタメの盛り上がりが交錯した一年を記録する文化的な資料としても価値があります。 (出典: 流行語大賞 2021 予想(Yahoo!ニュース))