20代女性の血圧平均は102.9mmHg?正常値・高血圧の基準と低血圧の症状、正しい測り方を2026年版で徹底解説
20代女性の血圧はどのくらいが平均なのでしょうか。健康診断で「血圧が低め」と言われたり、自宅で測った数値が以前より高くなったりすると、自分の血圧が正常なのか気になる人も多いはずです。
厚生労働省の「2024年国民健康・栄養調査」では、20〜29歳女性の収縮期血圧(最高血圧)の平均値は102.9mmHgでした。一方、日本高血圧学会が2025年8月に発行した「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、成人の正常血圧や高血圧の判定基準が整理されています。平均値と医学的な正常値は同じ意味ではありません。20代女性が知っておきたい血圧の基準、低血圧の考え方、生理周期による変動、正しい測定方法、医療機関を受診する目安を2026年の最新情報から解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 20代女性の最高血圧の平均は102.9mmHg: 2024年国民健康・栄養調査で公表された全国補正値。
- 成人の正常血圧は診察室で120/80mmHg未満: 高血圧の診断基準は140/90mmHg以上、家庭血圧では135/85mmHg以上。
- 低血圧は数値だけで判断できない: 収縮期血圧100mmHg未満が一つの目安とされるが、症状や血圧の変化も確認する。
- 朝と夜の家庭血圧測定が大切: 起床後1時間以内と就寝前に、安静にして測定する。
- 20代でも高血圧になる可能性がある: 生活習慣だけでなく、腎臓やホルモン、薬剤などの影響も考える。
【2026年最新】20代女性の血圧平均は102.9mmHg!2024年の調査結果を検証
20代女性の血圧を知るうえで、まず確認したいのが厚生労働省の「令和6年(2024年)国民健康・栄養調査」です。
同調査の血圧に関する結果では、20〜29歳女性の収縮期血圧の平均値は102.9mmHgとなっています。
これは20代女性の血圧を把握するための重要な公的統計です。
20代女性の最高血圧は102.9mmHg
2024年調査の年齢・性別による収縮期血圧の平均値を見ると、女性では次のような結果になっています。
- 20〜29歳:102.9mmHg
- 30〜39歳:105.7mmHg
- 40〜49歳:112.4mmHg
- 50〜59歳:120.1mmHg
- 60〜69歳:129.3mmHg
- 70歳以上:131.9mmHg
20代女性の平均値は、30代以降の各年代と比較して低い水準です。
また、同じ20〜29歳でも男性の平均値は115.5mmHgで、女性の102.9mmHgより高くなっています。
このような男女差には、血管の性質やホルモンなどの生理的な要因が関係します。
2024年調査の数字を見るときの注意点
今回の調査では、20〜29歳女性の集計対象者数は205人でした。血圧は20歳以上を対象に2回測定され、全国補正値として集計されています。
ここで注意したいのは、102.9mmHgが「20代女性全員が目指すべき血圧」ではないことです。
平均値は集団の傾向を示す統計上の数字であり、個人の健康状態を診断する基準ではありません。
例えば、最高血圧が110mmHgの女性でも、2024年調査の平均値より高いからといって高血圧になるわけではありません。
反対に、平均値に近い数値だからといって、必ずしも健康上の問題がないとも限りません。
平均値と正常血圧の基準は、分けて考える必要があります。
なお、2024年調査の報告資料は2026年9月11日に政府統計の総合窓口e-Statでも公開されています。2026年時点で確認できる最新の2024年調査データとして参考になります。
(出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」、政府統計の総合窓口e-Stat)
【正常値を確認】20代女性の正常血圧と高血圧の診断基準140/90mmHg
20代女性の正常血圧については、年齢や性別によって別々の診断基準が設けられているわけではありません。
日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、成人の血圧を診察室血圧と家庭血圧に分けて分類しています。
2025年版で押さえておきたいポイントは、診察室血圧の正常血圧が120/80mmHg未満、家庭血圧では115/75mmHg未満ということです。
最高血圧と最低血圧の違い
血圧計に表示される2つの数字には、それぞれ異なる意味があります。
- 最高血圧(収縮期血圧): 心臓が収縮して血液を送り出すときの血圧。
- 最低血圧(拡張期血圧): 心臓が拡張して血液をため込むときの血圧。
例えば、120/80mmHgの場合、120が最高血圧、80が最低血圧です。
高血圧の判定では、最高血圧だけでなく最低血圧も確認します。どちらか一方だけが基準以上になっている場合も、高血圧に該当することがあります。
2025年版の血圧分類一覧
| 血圧の分類 | 診察室血圧 | 家庭血圧 |
|---|---|---|
| 正常血圧 | 120未満かつ80未満 | 115未満かつ75未満 |
| 正常高値血圧 | 120〜129かつ80未満 | 115〜124かつ75未満 |
| 高値血圧 | 130〜139または80〜89 | 125〜134または75〜84 |
| Ⅰ度高血圧 | 140〜159または90〜99 | 135〜144または85〜89 |
| Ⅱ度高血圧 | 160〜179または100〜109 | 145〜159または90〜99 |
| Ⅲ度高血圧 | 180以上または110以上 | 160以上または100以上 |
単位:mmHg。最高血圧と最低血圧のうち、いずれか一方でも該当する場合は、その高い分類に該当します。
(出典:日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」)
高血圧の診断基準は140/90mmHg以上
一般的に知られている高血圧の診断基準は、次のとおりです。
- 診察室血圧:140/90mmHg以上
- 家庭血圧:135/85mmHg以上
例えば、診察室で最高血圧が145mmHg、最低血圧が75mmHgだった場合、最低血圧が正常域でも最高血圧が140mmHgを超えているため、高血圧の分類に該当します。
家庭血圧の場合も同様で、最高血圧が135mmHg以上、または最低血圧が85mmHg以上なら基準に該当します。
ただし、1回だけ数値が高かったからといって、直ちに高血圧症と確定するわけではありません。繰り返し測定した結果や家庭血圧、診察時の状況などを総合して判断します。
20代女性が特に注意したい正常高値血圧
正常高値血圧は、高血圧の診断基準には達していないものの、正常血圧より高い状態です。
例えば、診察室血圧が125/78mmHgなら正常高値血圧に分類されます。
また、135/85mmHgに近い数値が繰り返し出る場合は、食生活や運動習慣、睡眠などを見直すきっかけにしてください。
20代は健康上の問題を自覚しにくい年代ですが、血圧の変化を早い段階から把握しておくことが大切です。
【低血圧の目安】20代女性の血圧が100mmHg未満でも大丈夫?
20代女性の場合、健康診断などで最高血圧が100mmHg未満と表示されることがあります。
2024年調査の平均値が102.9mmHgだったことを考えると、100mmHg前後の数字に不安を感じる人もいるかもしれません。
ただし、低血圧には高血圧のような統一された明確な診断基準がありません。
最高血圧100mmHg未満は一つの目安
一般的には、成人の収縮期血圧が100mmHg未満の場合、低血圧の目安として扱われることがあります。
しかし、数値だけで低血圧症と診断することはできません。
例えば、最高血圧が95mmHgでも、普段から同程度で、めまいや失神などの症状がなく、日常生活に支障がなければ、直ちに治療が必要とは限りません。
一方、以前は115mmHg程度だった人が急に90mmHg前後まで下がり、体調不良も伴う場合は注意が必要です。
重要なのは、普段の血圧との違いや症状の有無です。
低血圧で現れやすい症状
低血圧に関連して見られることがある症状には、次のようなものがあります。
- 立ち上がったときの立ちくらみ
- めまいやふらつき
- 目の前が暗くなる
- 動悸や息切れ
- 疲れやすさや倦怠感
- 失神や意識が遠のく感覚
特に、横になった状態や座った状態から立ち上がったときに症状が出る場合は、起立性低血圧が関係している可能性があります。
起立性低血圧は、姿勢の変化に対して血圧を調整する仕組みが十分に働かず、立ち上がったときに血圧が下がる状態です。
脱水、出血、薬剤の影響、自律神経の働きなどが関係することがあります。
低血圧なら朝が弱くなるとは限らない
「朝起きられないのは低血圧だから」という話を耳にすることがあります。
しかし、朝起きられないことと低血圧には、必ずしも直接的な関係があるとは限りません。
睡眠不足、貧血、脱水、ホルモンの異常、自律神経の問題など、ほかの要因が隠れている可能性もあります。
特に月経量が多い女性や、慢性的な疲労感がある人は、血圧だけでなく貧血なども含めて医師に相談するとよいでしょう。
低い数値だけを見て自己判断せず、症状が続く場合や失神した場合には医療機関で確認してください。
(参考:公益財団法人長寿科学振興財団「健康長寿ネット」、JA佐久浅間「低血圧」)
【測定方法を解説】朝と夜の正しい血圧測定で白衣高血圧・仮面高血圧を見逃さない
血圧は測定する時間帯や姿勢、精神状態によって変化します。
健康診断では正常だったのに、自宅では高い数値が出る人もいれば、病院で測ると緊張して高くなる人もいます。
こうした違いを理解するには、家庭血圧を継続して測定することが有効です。
朝の正しい血圧測定方法
朝は、起床後1時間以内を目安に測定します。
基本的な手順は次のとおりです。
1. 起床後、トイレを済ませる。
2. 朝食や朝の服薬の前に測定する。
3. 背もたれのある椅子に座る。
4. 1〜2分程度安静にする。
5. 腕を心臓と同じ高さに保つ。
6. 原則2回測定し、平均値を記録する。
朝は血圧が上昇しやすい時間帯でもあります。起床後の血圧を継続して記録すると、日々の変化を把握しやすくなります。
夜の正しい血圧測定方法
夜は就寝前に測定します。
測定前には、椅子に座って1〜2分程度安静にしてください。
朝と同じく、原則2回測定して平均値を記録します。
入浴直後や運動直後、飲酒後などは血圧が変動する可能性があるため、測定条件をできるだけ一定にすることが大切です。
また、測定中は会話を避け、足を組まずに座ります。
家庭血圧は上腕式の血圧計がおすすめ
家庭で使用する血圧計には、上腕式と手首式などがあります。
日本高血圧学会の2025年版ガイドラインに沿った家庭血圧測定では、上腕にカフを巻くタイプの血圧計が推奨されています。
腕の位置が心臓より高すぎたり低すぎたりすると、測定値に影響することがあります。
測定するときは、毎回できるだけ同じ腕、同じ姿勢、同じ時間帯を選ぶと比較しやすくなります。
白衣高血圧とは?病院だけ血圧が高くなる理由
白衣高血圧とは、病院や診療所で測定したときだけ血圧が高くなり、自宅などでは正常域に収まる状態です。
医師や看護師の前で緊張したり、診察への不安を感じたりすることで血圧が上昇することがあります。
白衣高血圧だからといって、完全に安心できるわけではありません。
将来的に高血圧になる可能性もあるため、定期的な診察や家庭血圧の確認が必要です。
仮面高血圧とは?病院では正常でも自宅で高い状態
仮面高血圧は、白衣高血圧とは反対に、診察室では正常なのに家庭や職場などで血圧が高くなる状態です。
例えば、健康診断では問題がなかったのに、朝や仕事中に測ると高い数値が続くケースが該当します。
仕事のストレスや睡眠時無呼吸症候群などが関係する場合もあります。
病院での測定結果だけでは、日常生活における血圧の状態を十分に把握できないことがあります。
そのため、20代でも家庭血圧を記録する意味は大きいのです。
(参考:日本高血圧協会「家庭血圧測定の注意点と家庭血圧の高血圧基準」「白衣高血圧・仮面高血圧」、厚生労働省「スマート・ライフ・プロジェクト」)
【女性特有の変動も】20代女性の血圧が高くなる原因と生理周期の関係
20代女性の血圧が高くなる原因は一つではありません。
生活習慣の影響に加えて、ホルモンの変化や服用している薬、体質なども関係します。
20代女性の血圧が高くなる主な原因
代表的な要因として、次のものが挙げられます。
1. 塩分の摂りすぎ
外食やコンビニ食、インスタント食品などが多い生活では、知らないうちに食塩摂取量が増えることがあります。
食塩の摂りすぎは血圧上昇につながる代表的な生活習慣上の要因です。
2. 睡眠不足とストレス
睡眠不足や精神的ストレスは、自律神経の働きに影響します。
仕事や学業が忙しく、睡眠時間が不規則になっている場合は、血圧にも注意が必要です。
3. 運動不足と体重増加
日常的に体を動かす機会が少ないと、体重増加や血管の健康状態に影響する可能性があります。
4. 飲酒や喫煙
過度の飲酒や喫煙は、血圧や心血管系の健康に悪影響を与える要因です。
5. 腎臓やホルモンの病気
若い人の高血圧では、二次性高血圧も考える必要があります。
二次性高血圧とは、何らかの病気や薬剤など、特定できる原因によって血圧が上昇する状態です。
日本内分泌学会は、原因として腎臓の病気、腎血管の異常、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などを挙げています。
また、非ステロイド性消炎鎮痛薬、ステロイド、一部の漢方薬やサプリメントなどが血圧に影響することもあります。
20代で高血圧が繰り返し確認された場合、単に若いから大丈夫と考えず、原因を調べることが大切です。
生理周期によって血圧は変動する?
女性の場合、生理周期に伴うホルモンの変化も血圧に関係する可能性があります。
月経周期では、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンが変動します。これらは血管の働きや体内の水分調節などにも関係しています。
医学研究では、卵胞期と黄体期で血圧や血管機能に変化が見られることが報告されています。
ただし、月経周期と血圧の関係については研究結果にばらつきがあり、すべての女性に共通する一定の変化があるわけではありません。
生理前や生理中に血圧が変化したように感じる場合は、月経周期と測定値を一緒に記録しておくと、体調との関連を確認しやすくなります。
1回の数値だけで異常と判断せず、数週間から数か月の推移を見ていきましょう。
2025年版ガイドラインが示す血圧を正常に保つ生活習慣
日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、生活習慣の改善が高血圧の予防や管理に欠かせないとされています。
特に意識したいのは以下のポイントです。
- 減塩: 高血圧の人の食塩摂取目標は1日6g未満。
- 野菜や果物を摂る: カリウムを含む食品を取り入れる。
- 適正体重を維持する: 体重の増加を防ぐ。
- 有酸素運動を続ける: 軽度から中等度の運動を1日30分以上行うことを目安にする。
- 睡眠を確保する: 6〜8時間程度の睡眠を意識する。
- 節酒・禁煙: 過度の飲酒や喫煙を避ける。
- ストレスを管理する: 休息やリラックスできる時間を確保する。
なお、カリウムを多く含む食品は血圧管理に役立ちますが、腎臓の病気がある人は摂取量について医師の指示を優先してください。
また、生活習慣の改善は高血圧の予防や管理を助けるものであり、すでに高血圧と診断されている場合に自己判断で薬を中止してよいという意味ではありません。
(参考:日本高血圧学会「高血圧管理・治療ガイドライン2025」、日本内分泌学会「二次性高血圧症」、厚生労働省e-ヘルスネット「栄養・食生活と高血圧」、米国生理学会掲載の月経周期に関する研究)
【20代女性の受診目安】血圧が高い・低いときは何科に行くべき?
血圧に異常が見られた場合、どのタイミングで医療機関を受診すればよいのでしょうか。
20代女性の場合、年齢が若いことを理由に受診を先延ばしにしないことが大切です。
高血圧が疑われる場合の受診目安
次のような場合は、医療機関への相談を検討してください。
- 健康診断で140/90mmHg以上を繰り返し指摘された。
- 家庭血圧の平均が135/85mmHg以上になっている。
- 以前より血圧が高い状態が続いている。
- 家族に若い頃から高血圧の人がいる。
- 血圧上昇に加えて頭痛や動悸などの症状がある。
特に20代で高血圧が続く場合は、生活習慣だけでなく二次性高血圧の可能性も確認することが重要です。
受診先としては、まず内科や循環器内科が候補になります。必要に応じて腎臓内科や内分泌内科で詳しい検査を行うこともあります。
血圧が低く、体調不良が続く場合
最高血圧が100mmHg未満で、次のような症状が繰り返し現れる場合も受診を検討しましょう。
- 立ち上がるたびにめまいがする。
- 立っていると気分が悪くなる。
- 動悸や息切れがある。
- 強い倦怠感が続いている。
- 失神したことがある。
特に失神を繰り返す場合は、単純な低血圧だけでなく、心臓や自律神経などの問題がないか調べる必要があります。
意識障害や胸痛、強い息苦しさなどを伴う場合は、緊急の医療対応が必要です。
血圧が180/110mmHg以上の場合はどうする?
日本高血圧学会の2025年版では、診察室血圧180/110mmHg以上はⅢ度高血圧に分類されます。
このような数値が出た場合は、安静にして測り直し、速やかに医療機関へ相談してください。
胸痛、呼吸困難、片側の手足の麻痺、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛などを伴う場合は、脳卒中や心血管疾患などの緊急事態も考えられるため、再測定を繰り返して様子を見るのではなく、救急車を呼んでください。
【プロの結論】20代女性は平均値よりも自分の血圧の推移を見る
20代女性の血圧を判断する際に、最も避けたいのは、平均値だけで自分の健康状態を決めつけてしまうことです。
2024年調査の平均102.9mmHgは、あくまで同年代の集団の統計値です。
正常血圧の基準は別に存在し、血圧は測定する時間や体調によっても変わります。
そのため、健康管理では次の3つを意識してください。
第一に、数値を単独で判断しないこと。
1回の測定結果よりも、朝と夜に測った血圧の推移を確認することが大切です。
第二に、女性特有の体調変化も記録すること。
生理周期や睡眠、ストレス、服薬状況などを記録すると、血圧が変動した理由を考える手がかりになります。
第三に、異常が続く場合は医療機関で相談すること。
20代であっても高血圧や低血圧に関連する病気が隠れている可能性があります。数値だけで自己判断せず、必要な検査を受けることが重要です。
【20代女性の血圧に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:20代女性の血圧の平均はいくつですか?
A1:厚生労働省の2024年国民健康・栄養調査によると、20〜29歳女性の最高血圧の平均は102.9mmHgです。これは収縮期血圧の平均値であり、最低血圧の数値ではありません。
Q2:20代女性の正常血圧は120/80mmHgですか?
A2:日本高血圧学会の2025年版ガイドラインでは、診察室血圧で最高血圧120mmHg未満かつ最低血圧80mmHg未満が正常血圧です。家庭血圧では115/75mmHg未満が正常血圧に分類されます。
Q3:20代女性で血圧が90/60mmHgなら問題ですか?
A3:必ずしも問題があるとは限りません。低血圧には統一された明確な診断基準がなく、症状や普段の血圧との違いが重要です。めまいや立ちくらみ、失神などがある場合は医療機関で相談してください。
Q4:20代女性でも高血圧になることはありますか?
A4:あります。塩分の摂りすぎ、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣に加え、腎臓や内分泌系の病気、薬剤などが原因になる場合もあります。
Q5:生理前や生理中は血圧が変わりますか?
A5:女性ホルモンの変動に伴い、血圧が変化する可能性があります。ただし、変動の程度や時期には個人差があります。月経周期と血圧を一緒に記録すると、自分の傾向を把握しやすくなります。
Q6:血圧は朝と夜のどちらに測ればよいですか?
A6:両方測ることが推奨されています。朝は起床後1時間以内、排尿後、朝食や服薬の前に測定し、夜は就寝前に測定します。原則2回ずつ測り、記録を続けましょう。
Q7:家庭血圧が135/85mmHg以上なら病院に行くべきですか?
A7:家庭血圧の平均が135/85mmHg以上の場合は高血圧の基準に該当するため、医療機関への相談をおすすめします。単発の測定値ではなく、複数日の記録を持参すると診断に役立ちます。
まとめ:20代女性の血圧は平均値だけでなく正常基準と症状を確認しよう
2024年の国民健康・栄養調査では、20代女性の最高血圧の平均値は102.9mmHgでした。
一方、日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、成人の正常血圧は診察室で120/80mmHg未満、家庭血圧で115/75mmHg未満とされています。
高血圧の診断基準は診察室で140/90mmHg以上、家庭血圧で135/85mmHg以上です。
低血圧については、最高血圧100mmHg未満が一つの目安とされるものの、数値だけで病気と判断することはできません。
20代女性が日常的に取り組みたいのは、次の4つです。
1. 朝と夜に正しい方法で血圧を測る。
2. 測定値を継続的に記録する。
3. 食生活や運動、睡眠などを整える。
4. 高血圧や低血圧に関連する症状が続く場合は受診する。
血圧は、若いから気にしなくてよいというものではありません。平均値と正常値の違いを理解し、自分自身の血圧の変化を把握することが、将来の健康を守る第一歩になります。 (出典: 血圧 女性 20 代(Yahoo!ニュース))