【ブレイクの原点】ぐるナイ「おもしろ荘2017」と35億が生んだ社会現象

目次
【ブレイクの原点】ぐるナイ「おもしろ荘2017」と35億が生んだ社会現象
【ブレイクの原点】ぐるナイ「おもしろ荘2017」と35億が生んだ社会現象
@ creator • Click to Play Video Inline
🎵 【ブレイクの原点】ぐるナイ「おもしろ荘2017」と35億が生んだ社会現象

ブルゾンちえみ with Bが全国的な知名度を獲得したきっかけは、2017年1月1日放送の日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の新春企画「おもしろ荘2017」だった。

当時のブルゾンちえみは、まだ広く知られた芸人ではなかった。そこに後輩のお笑いコンビ・ブリリアンのコージとダイキを従え、キャリアウーマンに扮したネタを披露した。

「35億」が一気に広まった理由

ネタの中心にあったのは、恋愛に悩む女性に対して、自信たっぷりのキャリアウーマンが上から目線でアドバイスするという設定だった。

白いブラウス、タイトスカート、切りそろえた前髪、印象的なアイメイク。そして、両脇に立つスーツ姿の男性2人。

この視覚的なインパクトに、リズムに合わせた動きと絶妙な間が加わった。

代表的な決めゼリフが「35億」だ。

男は、ガムと一緒。味がしなくなったら、また新しいガムを食べればいい。

地球上の男性の数を引き合いに出す大胆な発想と、最後に言い切る演出が視聴者の記憶に残った。

日刊スポーツの2017年12月のインタビュー記事によると、同企画には859組が参加。ブルゾンちえみは激戦を勝ち抜いて優勝した。放送後にはテレビ各局から出演依頼が殺到したという。

さらに、2017年の『ユーキャン新語・流行語大賞』では「35億」がトップ10入り。オリコンのブレイク芸人ランキングでも年間1位を獲得した。

ブリリアンの存在も成功を支えた

ブルゾンちえみのネタは、本人のキャラクターだけで完成するものではなかった。

コージとダイキが無言で立ち、表情やポーズ、衣装によって世界観を補強する。2人がネタの主役になりすぎないことも、演出上の大切なポイントだった。

つまり、ブルゾンちえみ with Bは、単なるピン芸人とバックダンサーの組み合わせではなく、3人の役割分担によって成立するパフォーマンスユニットだったのである。

【24時間テレビ】2017年の90kmマラソンも忘れられない代表実績

ブルゾンちえみの2017年を振り返るうえで欠かせないのが、日本テレビ系『24時間テレビ40 愛は地球を救う』でのチャリティーマラソンだ。

2017年8月26日、ブルゾンちえみはチャリティーランナーとして走り始めた。

この年の特徴は、ランナーが番組当日に発表されたこと。本人にもスタートのおよそ1時間前に知らされたという。

90kmを23時間55分で完走




90km
走行距離
23時間55分
完走までの時間
20:48
8月27日のゴール時刻

日刊スポーツなどの報道によると、ブルゾンちえみは8月26日午後8時53分にスタートし、翌27日午後8時48分に日本武道館へ到着。90kmを完走した。

高校時代に陸上部で長距離走に取り組んでいた経験もあり、坂本雄次トレーナーから走力や精神面を評価されていた。

また、走行中もメークがほとんど崩れなかったことが話題になった。

このマラソンは、単なる人気芸人としての出演ではなく、ブルゾンちえみという人物の知名度と存在感を全国に印象づける出来事となった。

【改名理由を解説】ブルゾンちえみから藤原しおりになった本当の背景

2020年3月、ブルゾンちえみは約4年間所属したワタナベエンターテインメントを退所すると発表した。

そして、今後は本名の「藤原史織」をもとにした「藤原しおり」として活動することを明らかにした。

この決断は、突然の芸能活動休止というよりも、仕事の方向性や自分自身のあり方を見直すための大きな転換だった。

名前を変えた最大の理由は、キャラクターと本来の自分との距離

改名の理由については、2020年8月に公開されたWeb LEONのインタビューが重要な手がかりとなる。

藤原本人は、ブルゾンちえみという名前で活動することについて、次のように説明している。

「ブルゾンちえみ」は私のひとつの財産であることは間違いない。パフォーマンスやネタは大好きでした。でも、そこから得られるものと本来の自分との間に距離があった。

さらに、ブルゾンちえみとして求められる役割や仕事内容と、本来の自分である藤原史織との間には大きな隔たりがあったと語っている。

ここから読み取れるのは、過去の芸風を嫌いになったわけではないということだ。

むしろ、自分が作り上げたキャラクターを大切な財産として認めながらも、そのイメージだけに縛られたくないという考えがあった。

イタリア留学の計画は新型コロナで延期

退所後に予定していた挑戦の一つがイタリア留学だった。

2020年4月からイタリアのローマに渡る計画を立てていたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって延期となった。

当時の本人のインタビューによれば、ビザの取得や住居探しも進めており、出発直前の段階まで準備していたという。

海外留学という計画は実現しなかったものの、活動の方向性を見直すきっかけになった。

2024年に明かした「登場コーディネーター」という仕事

藤原しおりの現在を語るうえで注目したいのが、2024年3月3日放送の日本テレビ系『行列のできる相談所』への出演だ。

約3年ぶりの番組出演で、藤原は現在の仕事について「登場コーディネーター」と説明した。

これは本人が考案した職業名である。

イベント、ライブ、スポーツなど、人が登場する場面を格好よく演出するために、アイデアを提案し、登場の仕方をコーディネートする仕事だという。

芸人時代には自分自身が舞台の中央に立って観客を魅了していたが、現在は人の登場そのものを演出する側にも関心を広げている。

この変化は、単にテレビ出演を減らしたという話ではない。表現する対象や活動の領域を変えてきたという点に意味がある。

【ブリリアン解散の経緯】コージと杉浦大毅はなぜ別々の道を選んだ?

ブルゾンちえみ with Bの活動終了を考える際、もう一つ重要なのが、with Bを務めていたお笑いコンビ「ブリリアン」の解散だ。

2020年3月10日、ブリリアンは正式に解散を発表した。

解散を報告したのは、コージとダイキの両メンバー。それぞれが今後の活動について説明している。

解散理由は、それぞれが挑戦したい分野の違い

2020年3月10日の発表で、ダイキは4年前にコージから誘われてお笑いの世界に入り、ブルゾンちえみとの出会いによって多くのチャンスを得たことへの感謝を述べた。

そのうえで、今後についてはお互いにやりたいことに挑戦していくと説明。

特にダイキは、以前からの夢だった俳優の道に挑戦すると明らかにした。

最後には、本名である杉浦大毅として活動していくことも発表している。

この発表から分かるのは、解散がそれぞれの将来を考えた活動方針の変更だったということだ。

少なくとも公表された解散コメントには、メンバー間の不仲やブルゾンちえみとの対立を解散理由とする説明はない。

2020年4月には最後の35億ネタも披露

ブリリアンの解散とブルゾンちえみの事務所退所は、ほぼ同じ時期に起きた。

2020年4月12日放送の日本テレビ系『行列のできる法律相談所』では、ブルゾンちえみと解散直後のwith Bが出演し、最後の「35億」ネタを披露した。

この出演は、当時のファンにとって3人の活動を振り返る節目となった。

ただし、ここで整理しておきたいのは、ブリリアンの解散とブルゾンちえみの芸名変更は別々の決断だったという点だ。

ブリリアンはコンビとしての活動を終了し、藤原はブルゾンちえみという芸名から離れた。それぞれが新しい道を選んだことで、従来のユニットとしての活動も一区切りを迎えたのである。

【2026年最新】藤原しおり・コージ・杉浦大毅の現在を比較

それでは、2026年11月現在、元メンバーはどのような活動をしているのか。

3人はそれぞれ異なる方向に進んでいる。

藤原しおりの現在


ブルゾンちえみから本名をもとにした名前へ変更。登場コーディネーターという独自の仕事にも取り組み、2026年にはライブ出演や動画配信で再び注目を集めた。

藤原しおりは2026年8月15日、ワタナベエンターテインメントの事務所ライブにゲスト出演した。

また、同年8月23日にはコージのYouTubeチャンネルにも登場。2人で食事をしながら近況を語り合う様子が公開された。

かつての芸人時代とは異なる活動スタイルを保ちながら、以前の仲間との交流も続いている。

コージ・トクダの現在


ブリリアン解散後はピンで活動。アメリカンフットボール選手にも復帰したが、2023年に現役を引退。その後はタレント活動や映像分野への挑戦を続けている。

コージの本名は徳田浩至。法政大学のアメリカンフットボール部で主将を務め、甲子園ボウルにも出場した経歴を持つ。

2020年4月からは社会人チームのotonari福岡SUNSに所属し、芸能活動と競技生活を両立していた。

しかし、2023年3月にアメリカンフットボール選手としての現役引退を発表。今後はタレント活動に加え、演技を学びながら映像の仕事にも取り組みたいという意向を示した。

2026年には自身のYouTubeチャンネルで藤原しおりとの動画を公開するなど、発信活動も行っている。

杉浦大毅の現在


ダイキから本名の杉浦大毅へ。解散後は俳優として活動し、2025年12月には細川たかし音楽事務所への所属を発表した。

杉浦は、ブリリアン解散当初から俳優への転身を希望していた。

その後、映画やドラマへの出演を重ね、2024年4月にはワタナベエンターテインメントを契約満了で退所。フリーで活動していくことを報告した。

そして、2025年12月22日、新たな転機を迎える。

本人がXで細川たかし音楽事務所への所属を発表したのだ。これにより、俳優としての活動を継続しながら、新しい環境で活動の幅を広げる方向へ進んでいる。

元メンバーと関係者の比較表

3人と2026年の再共演に参加した人物を整理すると、次のようになる。

人物当時の役割2026年時点の活動・状況
藤原しおりブルゾンちえみタレント活動、登場コーディネート、ライブ出演
コージ・トクダブリリアン、with Bタレント・映像分野への挑戦、動画配信
杉浦大毅ダイキ、ブリリアン俳優。細川たかし音楽事務所に所属
すがちゃん最高No.12026年の新しいwith B役お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんとして活動

注目したいのは、3人とも芸能界から完全に姿を消したわけではないという点だ。

お笑いから俳優業へ、スポーツから映像分野へ、そして舞台演出や企画へ。それぞれが得意分野や関心に合わせてキャリアを組み替えている。

【2026年8月に再共演】ブルゾンちえみ with Bは正式復活したのか?

2026年の大きな話題となったのが、8月15日に東京で開催されたワタナベエンターテインメントの事務所ライブ「WEL NEXT」「WEL」へのゲスト出演だ。

この舞台に登場したのは、藤原しおりとコージ・トクダ、そしてお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」のすがちゃん最高No.1だった。

ダイキではなく、すがちゃんが新しいwith Bとして登場

今回の共演で話題になったのは、3人の立ち位置だった。

藤原しおりが中央に立ち、その両側に男性メンバーが並ぶ。かつてのブルゾンちえみ with Bを思わせる構図が再現された。

しかし、オリジナルメンバーのダイキこと杉浦大毅は参加していない。

その代わりに登場したのが、すがちゃん最高No.1だった。

コージは翌16日に自身のInstagramで3人の写真を公開。6年以上ぶりの共演を振り返り、当時の動きが体に染みついていたことをうかがわせるコメントを投稿したと報じられている。

2026年の再共演で確認できる3つのポイント

今回の出来事については、次の3つを区別する必要がある。

- 再共演: 藤原しおりとコージが同じ舞台に立った。これは実際に実現した。
- 新しいwith B: すがちゃん最高No.1が加わり、以前のスタイルを思わせる3人構成となった。
- 正式な再結成: オリジナルメンバー3人が再び継続的なユニット活動を始めること。今回の出演だけでは、その決定を意味しない。

つまり、2026年8月の出来事は、懐かしい組み合わせが再び舞台に登場したという意味で大きなニュースだった。

一方で、ブリリアンの解散が撤回されたわけではなく、杉浦大毅が新メンバーとして復帰したわけでもない。

また、今後も定期的に3人組として活動するという正式発表とは区別して受け止めたい。

なぜ再共演がこれほど注目されたのか

大きな理由は、ブルゾンちえみというキャラクターが、2017年当時のテレビ文化を象徴する存在だったことにある。

「35億」という短い言葉だけで、ネタの内容や衣装、音楽、2人の男性の立ち位置まで思い出せる人は多い。

それだけ完成度の高いパフォーマンスが、2026年に再び形になった。

さらに、藤原しおりが2020年に芸名を変更してからも、元メンバーとの交流が続いていたことが、再共演の背景にある。

2026年8月にはコージのYouTube動画にも藤原が出演し、2人が自然体で会話する姿が公開された。仕事上の共演だけでなく、過去の仲間との関係が続いていることもうかがえる。

【プロの結論】ブルゾンちえみ with Bの活動終了から学べること

ブルゾンちえみ with Bの歩みを振り返ると、2017年の大ブレイクと2020年の活動終了、そして2026年の再共演という3つの転換点が見えてくる。

この一連の出来事から読み取れるのは、人気を得たキャラクターを守り続けることと、自分自身の人生を選び直すことは、必ずしも同じではないということだ。

藤原しおりは、ブルゾンちえみというキャラクターを否定したわけではなかった。自分にとって大切な作品として認めながら、その役割を終え、新しい名前で活動する道を選んだ。

コージはアメリカンフットボールに挑戦し、引退後は映像分野にも活動の幅を広げている。

杉浦大毅は以前からの夢だった俳優業を続け、所属環境も新しくした。

3人のキャリアは、同じスタート地点から出発しても、それぞれ異なるゴールを目指すことができると示している。

また、2026年の再共演は、過去の活動を完全に封印する必要もないことを感じさせる。

かつての芸名やネタを再び披露することと、そのキャラクターに戻って生きることは別の話だ。

過去の成功を懐かしみながら、現在の自分として新しい仕事に挑戦する。その両立が今回の共演の興味深いところである。

ブルゾンちえみ with Bに関するよくある質問(FAQ)

Q1:ブルゾンちえみは現在、何という名前で活動していますか?

A1:2020年4月から、本名をもとにした「藤原しおり」という名前で活動しています。2026年8月には、ライブにブルゾンちえみとしてゲスト出演しました。

Q2:ブルゾンちえみ with Bはなぜ解散したのですか?

A2:with Bを構成していたブリリアンが2020年3月10日に解散したためです。コージと杉浦大毅がそれぞれ挑戦したい分野へ進むことを発表しました。藤原しおりの改名・事務所退所も同時期にあり、従来のユニット活動は終了しました。

Q3:コージ・トクダは現在もアメフト選手ですか?

A3:いいえ。2023年3月に社会人アメリカンフットボール選手としての現役引退を発表しています。現在はタレント活動や映像分野への挑戦を続けています。

Q4:杉浦大毅は現在何をしていますか?

A4:俳優として活動しています。2024年4月にワタナベエンターテインメントを退所してフリーとなり、2025年12月には細川たかし音楽事務所への所属を発表しました。

Q5:ブルゾンちえみ with Bは2026年に再結成したのですか?

A5:2026年8月15日に藤原しおりとコージがライブで再共演しました。ただし、もう1人の出演者は元ブリリアンの杉浦大毅ではなく、すがちゃん最高No.1です。オリジナルメンバー3人による正式な再結成とは異なります。

Q6:「35億」はいつ流行したネタですか?

A6:2017年1月1日放送の『ぐるナイおもしろ荘2017』で注目されました。同年の新語・流行語大賞でもトップ10に選ばれています。

Q7:ブルゾンちえみは24時間テレビで何キロ走りましたか?

A7:2017年の『24時間テレビ40』で90kmを走りました。8月26日午後8時53分にスタートし、翌27日午後8時48分に日本武道館へゴールしています。

まとめ:ブルゾンちえみ with Bの3人はそれぞれの道で活動中

ブルゾンちえみ with Bは、2017年の『ぐるナイおもしろ荘』で大ブレイクし、「35億」という言葉を社会的な流行にまで押し上げたユニットだった。

2020年には藤原しおりへの改名とブリリアンの解散が重なり、従来の3人での活動は終了した。

その後の歩みは次のとおりだ。

- 藤原しおり:芸名を変更し、登場コーディネーターなど新しい分野に挑戦。
- コージ・トクダ:アメフト選手を引退し、タレント・映像分野へ。
- 杉浦大毅:俳優として活動し、細川たかし音楽事務所に所属。
- 2026年:藤原とコージが再共演し、すがちゃん最高No.1を加えた新しいwith Bスタイルが話題に。

2026年の再共演は、単なる懐かしの復活ではない。 それぞれが別の道を歩んだ後でも、かつての仲間と再び同じ舞台に立てることを示した出来事だった。

「35億」で一世を風靡した3人の物語は、2017年のブームで終わったわけではない。それぞれの現在の活動と、今後どのような形で再び交わるのかにも注目したい。 (出典: ブルゾン ちえみ with b(Yahoo!ニュース))

ブルゾンちえみ with b
ブルゾンちえみ with b
ブルゾンちえみ with b