【2026年版】死にたい気持ちを相談できる窓口|電話・SNS相談先一覧
「誰かに話を聞いてほしいけれど、身近な人には知られたくない」「電話で話すのは怖い」「今すぐ相談できる場所が分からない」。
そのような場合は、厚生労働省が案内する公的な相談先や、専門団体が運営する相談窓口を利用できます。
厚生労働省「まもろうよこころ」とは?
電話相談、SNS相談、ゲートキーパーの取り組みなどを紹介しており、自分の状況や相談方法に合わせて窓口を探せます。
電話で話すのが苦手な人でも、LINEやオンラインチャットを利用できる選択肢があります。
電話で相談できる主な窓口
2026年11月時点で厚生労働省が案内している主な窓口は次のとおりです。
1.#いのちSOS
- 電話番号:0120-061-338
- 相談料金:無料
- 受付時間:24時間365日
運営はNPO法人自殺対策支援センターライフリンクです。
「死にたい」「消えたい」「生きることに疲れた」といった気持ちを専門の相談員が受け止め、状況を整理しながら必要な支援を一緒に考えてくれます。
死にたい気持ちをそのまま話せる相談先を探している人に適しています。
2.よりそいホットライン
- 電話番号:0120-279-338
- 相談料金:無料
- 受付時間:24時間対応
運営は一般社団法人社会的包摂サポートセンターです。
幅広い悩みを受け付けており、電話のガイダンスから専門的な相談を選ぶこともできます。外国語での相談にも対応しています。
福島県からは専用番号0120-279-226が案内されています。
050から始まるIP電話の場合は、050-3655-0279が利用できます。
3.こころの健康相談統一ダイヤル
- 電話番号:0570-064-556
- 相談料金:通話料が必要
- 受付時間:都道府県・政令指定都市によって異なる
電話をかけた地域の公的な心の健康相談窓口につながる全国共通ダイヤルです。
精神的な不調について、地域の専門機関に相談したい場合に利用できます。
なお、050から始まるIP電話では接続できない場合があるため、自治体の直通番号を確認してください。
無料のSNS相談・チャット相談も利用できる
電話で自分の気持ちを説明することが難しい場合は、SNSやチャットで相談する方法があります。
特に注目したいのが、NPO法人あなたのいばしょが運営するチャット相談です。
- 相談方法:オンラインチャット
- 料金:無料
- 受付時間:24時間365日
- 対象:年齢・性別を問わず利用可能
- 匿名での相談:可能
相談内容を文章にして伝えられるため、声に出して話すことが難しい場合にも利用しやすい窓口です。
ほかにも、厚生労働省のSNS相談案内では、次の相談先が紹介されています。
- 生きづらびっと: 自殺対策支援センターライフリンクが運営するLINE・チャット相談。
- こころのほっとチャット: 東京メンタルヘルス・スクエアが運営するSNS・ウェブチャット相談。
- BONDプロジェクト: 10代・20代の女性などを対象とした相談支援。
こころのほっとチャットは毎日7時から23時50分まで(受付は23時まで)です。生きづらびっとの相談時間も曜日によって異なります。
受付時間や利用条件は変更される場合があるため、厚生労働省の最新の相談窓口案内を確認してください。
相談先を選ぶときの判断基準
どの窓口に相談すればよいか分からない場合は、次のように考えると選びやすくなります。
- 今すぐ誰かに気持ちを聞いてほしい:#いのちSOS
- 生活や人間関係など複数の悩みがある:よりそいホットライン
- 地域の公的な相談機関につながりたい:こころの健康相談統一ダイヤル
- 電話で話すことが難しい:あなたのいばしょなどのSNS相談
- 医学的な判断や治療が必要だと感じる:精神科・心療内科
どの窓口に相談するかを完璧に決める必要はありません。最初につながった相談先で、別の支援機関を紹介してもらう方法もあります。
【家族や友人が「死にたい」と言ったら】正しい対応と避けたい言葉
身近な人から「死にたい」「もう生きていたくない」と打ち明けられた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
相手を大切に思うほど、励ましたり、説得したりしたくなるかもしれません。しかし、善意の言葉が本人にとって負担になる場合もあります。
厚生労働省のゲートキーパー養成研修では、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなぎ、その後も見守ることが大切だと説明しています。
言ってはいけない言葉と望ましい対応
| 避けたい言葉・対応 | 望ましい伝え方 |
|---|---|
| 「そんなことで悩まないで」 | 「それほどつらかったんだね」 |
| 「もっと頑張って」 | 「今は無理しなくていいよ」 |
| 「みんな大変なんだから」 | 「あなたのつらさを聞かせてほしい」 |
| 「考えすぎだよ」 | 「そう感じるほど追い詰められていたんだね」 |
| 「死ぬなんて言わないで」 | 「あなたのことが心配だよ。一緒に助けを探そう」 |
| 一方的に説教する | 相手の話を遮らず、落ち着いて聞く |
重要なのは、本人の気持ちを否定しないことです。
「死にたい」という言葉を聞いたときに、話題を変えたり、聞かなかったことにしたりするのは適切ではありません。
まずは相手の話を最後まで聞く
相手が話し始めたら、すぐに解決策を提示する必要はありません。
「何があったの?」
「最近、眠れている?」
「今、一番つらいことは何?」
といった質問を通じて、本人が抱えている問題を整理する手助けをしましょう。
また、「今すぐ自分を傷つけてしまいそう?」「今、一人でいることは安全?」など、差し迫った危険がないかを確認することも大切です。
具体的な危険が疑われる場合は、本人の同意を得られるまで待つことにこだわらず、医療機関や救急など適切な支援につなげてください。
一人で支えようとしない
家族や友人だからといって、すべての問題を解決できるわけではありません。
支える側も精神的に疲弊することがあります。
本人の安全を優先しながら、次のような支援につなげましょう。
- 精神科・心療内科
- 地域の保健所
- 精神保健福祉センター
- 自治体の相談窓口
- 厚生労働省が案内する電話・SNS相談
また、本人が相談を嫌がる場合でも、身近な人が先に公的な相談窓口や医療機関に相談することは可能です。
支える側が一人で責任を背負わないことも、本人を守るための大切な対応です。
【精神科・心療内科への相談方法】受診のタイミングと準備すること
「精神科に行くほどではない」「病院に行っても何も変わらない」と考えて、受診をためらう人もいます。
しかし、精神的な不調も身体の病気と同じように、早い段階で専門家に相談することが大切です。
精神科と心療内科の違い
どちらも心の不調を相談できる診療科ですが、一般的には次のような違いがあります。
- 精神科: うつ病、不安障害、強い不眠、気分の変化など、精神的な症状を中心に診療する。
- 心療内科: ストレスなど心理的な要因が関係する身体症状を中心に診療する。
ただし、実際の診療内容は医療機関によって異なります。両方の診療科を掲げているクリニックもあります。
「死んだ方がいい」という考えが繰り返し浮かぶ場合は、精神科や心療内科で相談して構いません。
初診で何を話せばいい?
医師に自分の状態を説明するのが難しい場合は、事前にメモを作っておくと役立ちます。
例えば、次のような内容です。
- いつ頃から気分が落ち込んでいるか。
- 眠れているか、食事が取れているか。
- 仕事や学校、家事にどの程度影響が出ているか。
- どんな場面で死にたい気持ちが強くなるか。
- 現在服用している薬があるか。
- 今、自分の安全を保てているか。
特に希死念慮については、遠慮せずに医師に伝えてください。
「死にたいと思うことがあります」と一言伝えるだけでも、診察の重要な情報になります。
うまく説明できない場合は、スマートフォンに書いたメモを見せても構いません。
病院に行くことが難しい場合は?
外出する気力がない、予約の電話が怖い、費用が心配といった理由で受診できないこともあります。
その場合は、次のような方法があります。
1. 地域の保健所に相談する。
2. 精神保健福祉センターで相談する。
3. かかりつけ医に心の不調を伝える。
4. 自治体の精神保健に関する相談窓口を利用する。
5. 家族や友人に予約や受診への付き添いを頼む。
厚生労働省の若者向けメンタルヘルス情報でも、医療機関を受診するか迷う場合には、保健所や精神保健福祉センターなどの公的窓口に相談する方法が紹介されています。
診断を受けていなくても、相談することに問題はありません。
【「死んだ方がいい」と感じる気持ち】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「死んだ方がいい」と思うのは、うつ病なのでしょうか?
A1:必ずしもうつ病とは限りません。強いストレス、孤独、人間関係の問題、経済的な不安、睡眠不足など、さまざまな背景が考えられます。ただし、希死念慮は軽視できないサインです。精神科や心療内科などの専門家に相談してください。
Q2:死にたい気持ちを誰にも話せない場合はどうすればいいですか?
A2:電話が難しければ、無料・匿名で利用できる「あなたのいばしょ」のチャット相談などを検討してください。#いのちSOS(0120-061-338)も24時間365日対応しています。話す内容を事前に考える必要はありません。
Q3:家族や友人に「死んだ方がいい」と言われたら、どうすればいいですか?
A3:まずは相手の言葉を否定せず、落ち着いて話を聞いてください。「つらかったね」「一緒に考えよう」と伝え、現在の安全を確認します。危険が差し迫っている場合は一人にせず、119番や医療機関につなぎましょう。
まとめ:「死んだ方がいい」と思うほどつらいとき、自分を一人にしないで
「死んだ方がいい」と感じるほどの苦しさは、本人の努力不足や性格の弱さで説明できるものではありません。
仕事、人間関係、家庭環境、経済的な問題、心身の病気など、さまざまな要因が重なり、心の余裕を失っている可能性があります。
大切なのは、今の気持ちだけで自分の価値や将来を決めないことです。
今回紹介した重要な選択肢を改めて整理します。
- 希死念慮は「死にたい」だけでなく「消えたい」「楽になりたい」という思いも含む。
- 精神的な限界は睡眠、食欲、集中力、人間関係などに現れることがある。
- つらさが強いときは、一人にならず安全な場所で過ごす。
- #いのちSOSやよりそいホットラインなど、無料で利用できる電話相談がある。
- 電話が苦手なら無料・匿名のSNS相談も利用できる。
- 家族や友人に打ち明けることも、専門家につながることも、立派な対処法である。
今、自分を傷つけてしまいそうなほど追い詰められているなら、この記事を最後まで読む必要はありません。まずは119番に連絡するか、信頼できる人のそばに移動してください。
今すぐ相談できる窓口として、次の3つを覚えておいてください。
#いのちSOS
無料・24時間365日
よりそいホットライン
無料・24時間対応
あなたのいばしょ
無料・匿名・24時間365日
オンラインチャット相談
人生の問題を今日すべて解決しなくても構いません。仕事を休むことも、誰かに頼ることも、専門家に助けを求めることもできます。
「死んだ方がいい」と思うほどつらい今だからこそ、自分を責めるのではなく、助けを受けることを最優先にしてください。
※相談窓口の受付時間や利用条件は変更される場合があります。最新の案内は厚生労働省「まもろうよこころ」で確認できます。海外にいる場合は、現地の緊急通報番号や危機相談窓口を利用してください。 (出典: 死ん だ 方 が いい(Yahoo!ニュース))