【2026年最新】30代女性の平均年収393万円は高い?過去の推移も検証
dodaが2025年12月18日に公開した「女性の平均年収ランキング」によると、30代女性の平均年収は393万円でした。
2024年の390万円と比較すると3万円増加しています。2022年からの推移を見ても、4年連続で上昇しています。
30代女性の平均年収推移
| 調査年 | 平均年収 | 前年との差 |
|---|---|---|
| 2022年 | 377万円 | ― |
| 2023年 | 383万円 | +6万円 |
| 2024年 | 390万円 | +7万円 |
| 2025年 | 393万円 | +3万円 |
この4年間で16万円の増加です。
ただし、注目したいのは上昇幅の変化です。2023年から2024年にかけては7万円増えたのに対し、2024年から2025年は3万円の増加にとどまりました。
賃金は上昇しているものの、伸びるペースは緩やかになっています。
また、20代女性の平均年収341万円に対して、30代女性は393万円。年代が上がることで52万円の差が生まれています。
一方、40代女性は421万円です。30代から40代にかけての増加は28万円で、20代から30代への上昇幅より小さくなっています。
この数字からは、30代がキャリア形成において収入を伸ばす重要な時期であることが読み取れます。
平均年収393万円は額面の金額
393万円という数字は、税金や社会保険料を差し引く前の金額です。
基本給だけでなく、賞与や各種手当などを含む年間の支給額であり、実際に銀行口座へ振り込まれる金額とは異なります。
例えば、年収400万円と聞くと、毎月約33万円を自由に使えるように感じるかもしれません。しかし、実際には所得税、住民税、健康保険料、厚生年金保険料などが差し引かれます。
平均年収を生活水準と結び付けて考えるなら、額面と手取りを分けて見る必要があります。
【年齢別比較】30歳・35歳・39歳の平均年収はいくら?
30代といっても、30歳と39歳ではキャリアや給与水準に違いがあります。
dodaの2025年調査では、30歳女性の平均年収は387万円、35歳は393万円、39歳は406万円でした。
30代の間に年収は上昇する傾向にありますが、毎年同じペースで増えるわけではありません。
30歳から39歳までの女性の平均年収
単位:万円/2025年調査
出典:doda「女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別 2025年版」。金額は額面年収。
30歳女性の平均年収は387万円
30歳女性の平均年収は387万円です。
社会人として一定の経験を積み、担当業務の幅が広がってくる年代ですが、勤続年数や企業規模、職種によって給与には差があります。
同じ30歳でも、一般事務と専門職、営業職、ITエンジニアでは年収水準が異なります。
そのため、387万円を一律の目標にするのではなく、自分と同じ職種・業界の給与水準も確認したいところです。
35歳女性の平均年収は393万円
35歳女性の平均年収は393万円です。
興味深いのは、34歳の395万円から2万円下がっている点です。
年齢が上がれば必ず給与も上がるという単純な構造ではありません。転職、勤務時間の変更、企業の給与体系、役職など、さまざまな条件が影響します。
30代半ばは、専門性を深めるのか、管理職を目指すのか、働き方を見直すのかによって、その後の収入に違いが生まれやすい時期でもあります。
39歳女性の平均年収は406万円
39歳女性の平均年収は406万円です。
30歳の387万円と比較すると19万円高くなっています。
また、37歳からは平均年収が400万円台に到達しています。前年の調査では38歳から400万円台だったため、到達する年齢が1歳早まりました。
ただし、30歳から39歳までの9年間で19万円の上昇という結果は、年齢を重ねるだけで大幅な昇給が実現するわけではないことも示しています。
30代女性の年収と男女差
同じdodaの2025年調査で、30代男性の平均年収は510万円でした。
| 比較項目 | 平均年収 |
|---|---|
| 30代女性 | 393万円 |
| 30代男性 | 510万円 |
| 男女全体 | 454万円 |
男女差は117万円です。
女性の平均年収は男性より約23%低い水準となっています。
もっとも、この数字だけで個人の能力や仕事の成果を比較することはできません。職種、役職、勤続年数、労働時間、企業規模などの違いも影響します。
同じ仕事をしていても給与に差があるのか、それとも管理職比率や職種構成に差があるのか。原因を分けて考えることが大切です。
【年収中央値・分布】30代女性のリアルな収入層を分析
平均年収393万円という数字を見て、「自分は300万円台だから平均より低い」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、平均値だけで収入の実態を判断するのは早計です。
ここで確認したいのが、年収中央値と年収分布です。
30代女性の年収中央値は360万円
dodaの2025年調査によると、30代女性の年収中央値は360万円です。
平均年収393万円と比較すると33万円の差があります。
平均値と中央値の違いは、データの計算方法にあります。
- 平均値:全員の年収を合計し、人数で割った金額
- 中央値:年収順に並べたとき、真ん中に位置する金額
例えば、年収300万円、320万円、350万円、400万円、1,000万円の5人がいた場合、平均値は474万円ですが、中央値は350万円です。
一部の高所得者が平均値を引き上げるため、中央値のほうが一般的な収入感覚に近いケースがあります。
30代女性の収入を比較する際には、393万円だけでなく360万円という中央値も参考にしてください。
30代女性の年収分布
dodaの2025年調査における30代女性の年収分布は、次のようになっています。
30代女性の年収分布
各年収帯に属する人の割合
{#each [{n:"300万円未満",v:22.5},{n:"300万~400万円未満",v:33.2},{n:"400万~500万円未満",v:22.9},{n:"500万~600万円未満",v:11.5},{n:"600万~700万円未満",v:5.5},{n:"700万~800万円未満",v:2.1},{n:"800万~900万円未満",v:1.1},{n:"900万~1,000万円未満",v:0.5},{n:"1,000万円以上",v:0.6}] as r}
{r.n}
{r.v}%
{/each}
出典:doda「女性の平均年収ランキング 2025年版」。構成比は公表値。
最も多いのは、300万~400万円未満の33.2%です。
次いで400万~500万円未満が22.9%、300万円未満が22.5%となっています。
つまり、300万~500万円未満の層だけで全体の56.1%を占めます。
一方、500万~600万円未満も11.5%あり、600万円以上の収入を得ている女性も一定数存在します。
この分布から分かるのは、30代女性の収入が一つの金額に集中しているわけではないということです。
年収が300万円未満でも、同年代の中で特別に珍しいわけではありません。また、500万円以上を目指すことも決して非現実的ではありません。
平均より低い年収でも焦る必要はある?
年収300万円未満の女性は、dodaの調査では22.5%です。
したがって、年収が300万円台に届いていないからといって、キャリアに問題があるとは限りません。
例えば、次のような条件によって年収は変わります。
- 時短勤務や残業時間の制限がある
- 賞与の支給が少ない企業で働いている
- 地方の中小企業に勤務している
- 専門性よりも一般的な事務業務が中心
- 転職直後で勤続年数が短い
年収を比較するときは、単純な金額だけでなく、勤務時間や休日、福利厚生、将来の昇給可能性まで確認することが重要です。
【国税庁の最新統計】30代女性の平均年収393万円と何が違う?
30代女性の年収を調べると、dodaの393万円とは異なる数字を見かけることがあります。
その代表例が、国税庁の「民間給与実態統計調査」です。
2026年11月時点で確認できる最新の調査結果は、2026年9月公表の令和7年分(2025年分)です。
国税庁の2025年分調査では女性の平均給与342万円
国税庁によると、2025年に1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円でした。
男女別では、男性597万円、女性342万円です。
雇用形態別では、正社員559万円、正社員以外210万円となっています。
| 項目 | 2025年の平均給与 |
|---|---|
| 給与所得者全体 | 487万円 |
| 男性 | 597万円 |
| 女性 | 342万円 |
| 正社員・正職員 | 559万円 |
| 正社員以外 | 210万円 |
出典:国税庁「令和7年分 民間給与実態統計調査」。
ここで注意したいのは、342万円は30代女性だけの平均年収ではないことです。
全年齢の女性を対象にした平均給与であり、正社員以外の働き方も含まれています。
また、210万円という非正規雇用者の平均給与も、男女・全年齢を含む数値です。30代女性の非正規雇用者だけの平均年収として扱うことはできません。
dodaと国税庁では調査対象が異なる
393万円と342万円を単純に比較すると、51万円の差があります。
しかし、この差をそのまま女性の年齢による給与差と考えるのは誤りです。
両者の調査には明確な違いがあります。
| 比較項目 | doda | 国税庁 |
|---|---|---|
| 調査対象 | 転職サービス登録者 | 民間の給与所得者 |
| 対象年齢 | 20~65歳 | 全年齢 |
| 雇用形態 | 正社員 | 正社員・非正規など |
| 集計対象 | 登録者約60万人 | 標本調査による推計 |
| 女性の平均年収 | 30代393万円 | 全年齢342万円 |
dodaは転職サービスに登録した正社員を対象とするため、転職を検討している人やキャリア形成に積極的な人が含まれます。
一方、国税庁は民間事業所の給与台帳などを基に調査し、パート・アルバイトなども含む幅広い給与所得者の状況を把握します。
国税庁の統計は、2025年中に12か月勤務した人の平均給与を示している点も特徴です。
したがって、30代の正社員女性のキャリア比較にはdodaの393万円、女性の雇用形態を含む給与の全体像を把握するには国税庁の342万円というように、目的に応じて使い分けるのが適切です。
30代女性の正社員と非正規雇用の収入差
国税庁の2025年分調査では、正社員の平均給与は559万円、正社員以外は210万円でした。
ただし、この差には年齢、労働時間、勤続年数、賞与の有無、企業規模などが関係しています。
特にパートタイム勤務は、年間の勤務時間が短くなることで年収も低くなりやすい傾向があります。
時給だけを比較しても、年間の収入差は正確に把握できません。
正社員と非正規雇用の収入を比較する場合には、次の点も確認したいところです。
- 週あたりの労働時間
- 賞与の有無と金額
- 社会保険への加入状況
- 昇給制度や退職金制度
- 契約更新や雇用継続の条件
なお、厚生労働省の2025年賃金構造基本統計調査では、一般労働者の所定内給与額は女性が月28万5,900円、男性が月37万3,400円でした。
男女間の賃金格差は男性を100とした場合、女性が76.6です。前年より格差は縮小しているものの、依然として差が残っています。
この調査は賞与を含む年間給与ではなく、所定内給与の月額を比較するものです。国税庁やdodaの年収と混同しないようにしましょう。
30代女性の就業状況にも変化
厚生労働省の「令和7年版 働く女性の実情」によると、2025年の女性の労働力率は30~34歳で85.9%、35~39歳で82.7%でした。
10年前の2015年には、それぞれ71.2%、71.8%だったため、30代女性の労働参加は大きく進んでいます。
また、25~34歳女性の正規雇用比率も、1985年の28.2%から2025年には58.5%に上昇しました。
こうした変化は、出産・育児などのライフイベントがあっても仕事を続ける女性が増えている背景を理解するうえで重要です。
【職種別・収入アップ】30代女性が年収を上げるための具体策
30代女性の平均年収393万円を超えたい場合、年齢だけを重ねるのではなく、職種や専門性、勤務先の給与体系に注目する必要があります。
dodaの女性向け職種別ランキングを見ると、同じ女性でも仕事によって平均年収に大きな違いがあります。
女性の職種別平均年収ランキング
dodaの2025年調査における女性全体の職種分類別平均年収は次のとおりです。
| 職種分類 | 女性の平均年収 |
|---|---|
| 専門職 | 541万円 |
| 企画・管理系 | 482万円 |
| 技術系(IT・通信) | 419万円 |
| 金融系専門職 | 416万円 |
| 営業系 | 411万円 |
| 技術系(建築・土木) | 383万円 |
| 技術系(電気・電子・機械) | 379万円 |
| 技術系(メディカル・化学・食品) | 375万円 |
| クリエイティブ系 | 368万円 |
| 事務・アシスタント系 | 338万円 |
| 販売・サービス系 | 313万円 |
出典:doda「女性の平均年収ランキング 職種別2025年版」。
ここでいう専門職には、コンサルティングファームや専門事務所、監査法人などが含まれます。
高い専門性や資格、実務経験が給与に反映されやすい職種が上位に並んでいます。
一方、事務・アシスタント系は338万円、販売・サービス系は313万円です。
ただし、これは20~65歳の女性全体の職種別平均であり、30代女性だけのランキングではありません。
39歳女性の職種別年収にも注目
より年齢を絞って比較すると、39歳女性では次のような数字が公表されています。
| 職種分類 | 39歳女性の平均年収 |
|---|---|
| 企画・管理系 | 543万円 |
| 専門職 | 541万円 |
| 技術系(IT・通信) | 487万円 |
| 営業系 | 485万円 |
| 金融系専門職 | 457万円 |
| 事務・アシスタント系 | 351万円 |
出典:doda「39歳会社員の平均年収」。
同じ39歳女性でも、企画・管理系と事務・アシスタント系では192万円の差があります。
もちろん、同じ職種分類でも企業規模や役職、経験年数によって収入は変わります。
それでも、年齢だけでなく仕事の専門性や市場価値が年収に大きく影響していることは明らかです。
30代女性が年収アップを実現する5つの方法
1. 現在の仕事で専門性を高める
まずは、今の職場で評価につながるスキルを明確にすることです。
例えば、経理なら決算や管理会計、営業なら法人営業や大口顧客の担当、事務なら業務改善やシステム導入など、担当できる仕事の幅を広げる方法があります。
単に勤続年数を増やすより、具体的に何ができるようになったかを説明できることが大切です。
2. IT・データ活用のスキルを身につける
業種を問わず、データ分析や業務システムの活用、デジタルツールの導入経験は仕事の選択肢を広げます。
特に、既存の専門知識とITスキルを組み合わせると、単なる未経験者とは異なる強みを作れます。
例えば、経理経験にデータ分析を加える、営業経験にCRM運用を加えるといった方法です。
3. 昇進・昇格の条件を確認する
現在の会社で昇給を目指す場合は、役職ごとの給与テーブルや評価基準を確認しましょう。
責任だけが増えて給与が変わらない状態を避けるためにも、昇格条件と報酬の関係を把握しておく必要があります。
4. 転職市場で自分の市場価値を調べる
現在の給与が適正なのかを知るには、同じ職種・経験年数の求人を比較する方法があります。
dodaの平均年収ランキングだけでなく、実際の求人票に掲載された給与幅や応募条件も参考になります。
転職をするかどうかは、その後に判断しても遅くありません。
5. 年収だけでなく待遇全体を比較する
転職によって額面年収が50万円増えても、賞与が減ったり、残業が大幅に増えたりすれば、必ずしも生活が豊かになるとは限りません。
基本給、賞与、残業代、通勤費、退職金、休日数などを含めて比較しましょう。
特に30代は、今後のキャリアや生活との両立を考えながら、長期的に収入を伸ばせる職場を選ぶことが大切です。
【30代女性の平均年収】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:30代女性の平均年収はいくらですか?
A1:dodaの2025年調査では393万円です。2024年の390万円から3万円増加しています。正社員として働く女性を対象にした調査結果です。
Q2:30歳女性の平均年収はいくらですか?
A2:2025年のdoda調査では387万円です。男女全体では429万円となっています。
Q3:35歳女性の平均年収はいくらですか?
A3:平均年収は393万円です。34歳の395万円から2万円下がっていますが、30代全体の平均年収と同じ水準です。
Q4:39歳女性の平均年収はいくらですか?
A4:406万円です。30歳女性の387万円と比較すると19万円高くなっています。
Q5:30代女性の年収中央値はいくらですか?
A5:dodaの2025年調査では360万円です。平均年収393万円より33万円低くなっています。
Q6:30代女性の平均年収393万円の手取りはいくらですか?
A6:dodaの試算では年間約309万円、月平均約25万8,000円です。税金や社会保険料、扶養状況などによって変わります。なお、月の手取り額は賞与を含めない目安です。
Q7:30代女性で年収500万円は高いですか?
A7:dodaの年収分布では、500万~600万円未満の女性は11.5%です。調査対象の正社員女性の中では、比較的高い年収帯に入ります。
Q8:30代女性の平均年収は2026年に上がっていますか?
A8:2026年11月時点では、dodaの2025年調査が比較に使える最新の女性年代別ランキングです。30代女性の平均年収は393万円で、前年より3万円増えています。2026年分のdoda調査結果とは区別する必要があります。
まとめ:30代女性の年収は393万円、比較すべきは平均値だけではない
2026年11月時点で確認できる最新のdoda女性年代別調査では、30代女性の平均年収は393万円です。30歳は387万円、35歳は393万円、39歳は406万円となっています。

一方、年収中央値は360万円で、最も多い年収帯は300万~400万円未満の33.2%です。平均年収だけでは見えない収入の分布にも目を向ける必要があります。
また、国税庁の2025年分調査では女性全体の平均給与は342万円でした。こちらは非正規雇用者なども含むため、dodaの30代正社員女性の393万円とは調査対象が異なります。
【プロの結論】年収を判断する3つの基準
第一に、年齢だけでなく職種と経験年数を比較すること。 同じ30代女性でも、専門職や企画・管理系と一般事務では給与水準に差があります。
第二に、平均値と中央値を使い分けること。 平均393万円に届いていないからといって、必ずしも収入が低いとは限りません。中央値360万円や年収分布も併せて判断しましょう。
第三に、額面だけでなく手取りと将来性を見ること。 今の年収だけでなく、昇給制度、賞与、専門性、働き続けやすさまで考慮することが、長期的な収入アップにつながります。
30代は、これまでの経験を給与に反映させるための選択肢が多い年代です。同年代との比較に一喜一憂するのではなく、自分の職種やスキルに見合った報酬を把握し、納得できるキャリアを築くことが大切です。 (出典: 30 代 女性 平均 年収(Yahoo!ニュース))