東京リベンジャーズ2の興行収入は50.5億円!前作45億円との比較と推移を徹底解説
2026年11月現在、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』の興行収入は、前編「運命」が27.1億円、後編「決戦」が23.4億円で、2作品の合計は50.5億円に達しています。2021年公開の前作『東京リベンジャーズ』が記録した45億円と比較すると、前後編を合わせた興行収入は5.5億円上回る結果となりました。
一方、1作品ずつ比較すると、前編・後編ともに前作の45億円には届いていません。さらに、公開3日間の初動では後編「決戦」が前編「運命」を上回るなど、興行成績には興味深い動きがあります。2023年の邦画興行収入ランキングや観客動員数、公開後の推移を振り返ると、シリーズのヒットを単純な前作超え・前作割れだけでは判断できない実態が見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 前編「運命」:最終興行収入27.1億円、観客動員数は公開94日間で約200万人。
- 後編「決戦」:最終興行収入23.4億円、公開3日間で約6.05億円を記録。
- 2作合計:50.5億円。前作の45億円を5.5億円上回った。
- 2023年邦画ランキング:「運命」は12位、「決戦」は18位にランクイン。
- 2026年の評価:単独作品では前作未満だが、前後編のプロジェクト全体では前作を超える興行成績を残した。
【2026年最新】東京リベンジャーズ2の興行収入は前後編で50.5億円
まず押さえておきたいのは、東京リベンジャーズ2の興行収入が、前編と後編で別々に集計されていることです。
2023年4月21日に公開された前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は27.1億円、同年6月30日に公開された後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は23.4億円を記録しました。
両作品を合算すると、次の計算になります。
27.1億円+23.4億円=50.5億円
この50億円超という実績は、フジ・メディア・ホールディングスの2023年11月10日付決算説明会資料でも確認できます。同資料では、フジテレビの映画事業における実績として、前後編の興行収入が合計50億円を超えたことが紹介されています。
前編「運命」と後編「決戦」の最終興行収入
それぞれの数字を整理すると、次のようになります。
- 前編「運命」:27.1億円
- 後編「決戦」:23.4億円
- 前後編合計:50.5億円
前編は後編より3.7億円多い興行収入を記録しました。後編は前編の約86.3%に相当する数字を残しており、続編の後編としても20億円を超える成績を確保しています。
なお、2026年時点で確認するべきなのは、50.5億円が単独の続編映画1本の興行収入ではないという点です。あくまで前後編それぞれの劇場興行収入を合計したシリーズプロジェクトの数字です。
【前作45億円と比較】東京リベンジャーズ2は本当に前作超えを達成したのか
2021年公開の第1作『東京リベンジャーズ』は、興行収入45億円、観客動員数約335万人を記録した大ヒット作品です。同年の実写映画では興行収入トップクラスの実績を残し、若手俳優が集結した話題作として大きな存在感を示しました。
続編の興行成績を評価するうえで、この45億円という数字は重要な比較基準になります。
1作品ずつ比較すると前作には届いていない
前作45億円に対する割合を計算すると、前編「運命」は約60.2%、後編「決戦」は約52.0%です。
つまり、単独作品として見るなら、続編の各作品は前作の興行収入を下回っています。
しかし、前後編を合算すると50.5億円となり、前作を5.5億円上回ります。割合にすると約112.2%です。
比較するときに注意したい3つの数字
- 前作:1作品で45億円。
- 続編:前編と後編の2作品で合計50.5億円。
- 差額:続編の合計が前作より5.5億円多い。
ここから分かるのは、続編が前作と同じ形式で数字を伸ばしたわけではないということです。前作は1本の映画で45億円を稼ぎましたが、続編は人気エピソードを2作品に分け、それぞれが20億円以上を記録することで合計50億円を突破しました。
したがって、「東京リベンジャーズ2は前作を超えた」という表現は、前後編の合計を比較する場合には正しいものの、個別作品の興行収入を比較する場合には正確ではありません。
【興行収入・観客動員数の比較表】運命と決戦の関係を整理
ここで、シリーズの各作品と関係者、興行成績をまとめます。興行収入と観客動員数を同じ基準で混同しないよう、動員数については確認できる集計時点も記載しています。
| エンティティ・作品 | シリーズ上の関係 | 興行成績・関連情報 |
|---|---|---|
| 東京リベンジャーズ(2021年) | シリーズ第1作 | 45.0億円、動員約335万人 |
| 東京リベンジャーズ2 -運命- | 2023年公開の前編 | 27.1億円、動員200万1,245人(94日間時点) |
| 東京リベンジャーズ2 -決戦- | 2023年公開の後編 | 23.4億円、動員174万2,334人(59日間時点) |
| 東京リベンジャーズ2 前後編 | 続編プロジェクト全体 | 合計50.5億円 |
| 和久井健 | 原作者 | 原作漫画は累計発行部数7,000万部突破(2023年3月時点) |
| ワーナー・ブラザース映画 | 映画配給会社 | 前後編2作品を配給 |
| 日本映画製作者連盟 | 映画産業統計の公表団体 | 2023年邦画興収ランキングを発表 |
なお、前編の動員200万1,245人は2023年7月23日時点、後編の174万2,334人は同年8月27日時点の集計です。いずれも最終興行収入が確定した時点の最終動員数と同一ではありません。

【公開後の興行収入推移】公開3日間の初動から最終成績まで
東京リベンジャーズ2の興行収入を分析するうえで、特に注目したいのが公開直後の初動です。
前編・後編ともに公開3日間で5億円を超える好スタートを切りました。さらに、後編「決戦」は前編の初動を上回っています。
前編「運命」の公開3日間とその後の推移
前編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』は2023年4月21日に全国公開されました。
公開3日間の成績は、興行収入5億8,335万5,130円、観客動員数42万8,304人です。なお、この集計には4月20日の前夜祭上映分が含まれています。
公開後の推移を見ると、ゴールデンウィーク期間を含む序盤に大きく数字を伸ばし、その後も着実に興行収入を積み上げました。
- 公開3日間:5億8,335万円、動員42万8,304人。
- 公開10日間:11億7,588万円、動員87万750人。
- 公開31日間:22億3,439万円、動員166万9,560人。
- 公開73日間:26億1,377万円、動員194万7,937人。
- 公開94日間:26億8,836万円、動員200万1,245人。
- 最終興行収入:27.1億円。
公開から約3か月が経過しても200万人を超える観客を動員していたことから、初週だけで終わるタイプの興行ではなかったことが分かります。
後編「決戦」は公開3日間で前編を上回る
後編『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』は2023年6月30日に公開されました。
公開初日から7月2日までの3日間で、興行収入6億549万4,180円、観客動員数46万9,606人を記録。週末の観客動員ランキングでは初登場1位を獲得しました。
前編の公開3日間と比べると、興行収入は約2,214万円、観客動員数は約4万1,300人上回っています。
後編は前編を見た観客が続きを求めて劇場に足を運んだことに加え、物語の決着を描く作品として期待を集めていたことが、好調な初動につながったと考えられます。
その後も興行収入は伸び続け、公開10日間で11.6億円、18日間で16.1億円、59日間で約23億円に到達。最終的には23.4億円を記録しました。
初動と最終成績を比較すると見えてくる違い
両作品の公開3日間を比較すると、後編の方が高い初動を記録しています。しかし、最終興行収入では前編が3.7億円上回りました。
この違いは、映画の初動がそのまま最終興行収入の順位につながるわけではないことを示しています。公開直後の話題性だけでなく、その後の上映期間中にどれだけ観客を呼び続けられるかが、最終的な数字を左右します。
【なぜ50億円を超えた?】東京リベンジャーズ2の興行収入が伸びた理由
前作の45億円という高いハードルがありながら、続編の前後編が合計50.5億円を記録した背景には、作品そのものの人気だけではなく、原作の選択や映画化の構成、キャストの存在感が関係しています。
1.原作でも人気の高い「血のハロウィン編」を実写化
大きな要因の一つは、原作漫画の中でも人気の高いエピソードを映画化したことです。
『東京リベンジャーズ』の原作は和久井健による漫画作品で、映画化が発表された2023年3月時点で累計発行部数は7,000万部を突破していました。
続編の中心となる「血のハロウィン編」では、東京卍會の結成メンバーをめぐる過去の悲劇や、場地圭介、羽宮一虎、松野千冬らの関係が物語の重要な軸になります。
単純な不良同士の抗争だけではなく、仲間同士の友情、裏切り、後悔、過去を変えようとするタケミチの奮闘が描かれるため、原作ファンにとっても期待の大きい映画化でした。
2.前後編に分けて原作の内容を描き切る戦略
前後編という公開形式も、作品の特徴を理解するうえで欠かせません。
2023年5月のシネマトゥデイの取材で、プロデューサーの岡田翔太氏は、前後編に分けた理由を説明しています。
「血のハロウィン編までは絶対にやろう」
岡田氏は当初からこのエピソードの映画化を構想していました。しかし、脚本を作る過程で、1本の映画に収めるには内容が膨大であり、原作の重要な部分をカットする必要があると判断。物語を十分に描くために前後編の2部作を選択しました。
この判断は、単純に上映時間を延ばすのではなく、キャラクター同士の因縁や関係性を丁寧に描くための制作上の選択だったといえます。
一方で、前編だけでは物語が完結せず、後編まで鑑賞する必要がある構成は、ライトな映画ファンにとってハードルになる可能性もあります。前後編方式には、物語の充実と観客の鑑賞負担という両面がありました。
3.人気俳優が再集結したキャストの強さ
前作から続く豪華なキャスト陣も、シリーズの大きな魅力です。
- 北村匠海:花垣武道(タケミチ)
- 山田裕貴:龍宮寺堅(ドラケン)
- 吉沢亮:佐野万次郎(マイキー)
- 今田美桜:橘日向(ヒナタ)
- 杉野遥亮:橘直人(ナオト)
- 間宮祥太朗:稀咲鉄太(キサキ)
- 眞栄田郷敦:三ツ谷隆
- 磯村勇斗:千堂敦
さらに、続編では永山絢斗が場地圭介、村上虹郎が羽宮一虎、高杉真宙が松野千冬を演じ、新たなキャラクターの関係性を描きました。
前作で確立された登場人物のイメージを引き継ぎながら、新キャストによって物語の中心となる人間関係を広げた点は、続編ならではの強みです。
4.前作で獲得したファン層を引き継いだ
2021年の第1作は45億円という興行収入を記録しました。続編は、この作品を劇場で鑑賞した観客を土台に、さらに新しい観客を獲得する必要がありました。
映画.comの岡田プロデューサーへのインタビューでは、前作のヒットについて、コロナ禍の中で何度でも諦めずに立ち向かうという物語が観客の共感を得たことが要因の一つとして語られています。
続編でも、仲間を救うために過去へ戻るタケミチの姿勢や、登場人物たちの熱い人間関係が作品の中心にあります。前作から続くテーマ性を保ちながら、より大きな事件へ展開したことが、シリーズとしての集客力を支えました。

【2023年邦画興行収入ランキング】運命12位・決戦18位の実績
東京リベンジャーズ2の興行収入を客観的に評価するには、同じ年に公開された他の邦画との比較も欠かせません。
一般社団法人日本映画製作者連盟が2024年1月に発表した「2023年(令和5年)興行収入10億円以上番組」によると、邦画の上位作品には次のようなタイトルが並びました。
- 1位:『THE FIRST SLAM DUNK』158.7億円
- 2位:『名探偵コナン 黒鉄の魚影』138.8億円
- 3位:『君たちはどう生きるか』94.0億円
- 4位:『キングダム 運命の炎』56.0億円
- 6位:『ミステリと言う勿れ』48.0億円
- 7位:『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』45.3億円
同じ公式ランキングでは、東京リベンジャーズ2も上位20作品に入っています。
- 12位:『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』27.1億円
- 18位:『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』23.4億円
つまり、前編・後編はそれぞれ独立した作品として2023年の邦画興行収入ランキングにランクインしています。
「大コケ」という評価は数字と一致するのか
前作が45億円という大ヒットだったため、続編が単独で同じ数字を超えられなかった点を強調する見方もあります。
しかし、27.1億円と23.4億円という興行収入は、いずれも2023年の邦画ランキング上位20作品に入る実績です。
前後編を合わせた50.5億円という数字も、フジテレビの決算説明会資料で合計50億円超として取り上げられています。
したがって、興行収入だけを根拠に「大コケ」と評価するのは適切ではありません。前作ほどの単独作品としての爆発力はなかったものの、2作品とも相応の観客を集め、シリーズ全体では前作を超える興行成績を残しています。
興行収入50.5億円は制作利益50.5億円ではない
もう一つ注意したいのが、興行収入と映画の利益は別物だという点です。
50.5億円は映画館でのチケット売上を基準とした興行収入であり、制作会社や配給会社にそのまま入る金額ではありません。映画館側の取り分や配給に関する費用、宣伝費、制作費などを考慮する必要があります。
そのため、興行収入だけから最終的な利益や投資回収率を断定することはできません。
【東京リベンジャーズ2の興行収入】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京リベンジャーズ2の興行収入は合計いくらですか?
A1:前編「運命」が27.1億円、後編「決戦」が23.4億円で、合計50.5億円です。
Q2:東京リベンジャーズ2の前編と後編はどちらがヒットしましたか?
A2:最終興行収入では前編「運命」が27.1億円、後編「決戦」が23.4億円で、前編が3.7億円上回りました。ただし、公開3日間の初動では後編が6億549万円を記録し、前編の5億8,335万円を上回っています。
Q3:東京リベンジャーズ2は前作の45億円を超えましたか?
A3:前編・後編を合算すれば50.5億円となり、前作の45億円を5.5億円上回っています。ただし、個別の作品ではどちらも45億円に届いていません。
Q4:東京リベンジャーズ2の観客動員数は何人ですか?
A4:前編は2023年7月23日時点で200万1,245人、後編は同年8月27日時点で174万2,334人を記録しています。これは各作品の集計時点の数字であり、最終動員数の合計ではありません。
Q5:東京リベンジャーズ2は2023年の邦画ランキングで何位でしたか?
A5:日本映画製作者連盟の2023年邦画興行収入10億円以上番組のランキングでは、前編「運命」が12位、後編「決戦」が18位でした。
Q6:東京リベンジャーズ2の興行収入が伸びた理由は何ですか?
A6:原作でも人気の高い「血のハロウィン編」の実写化、前作キャストの再集結、新キャストの参加、前後編に分けて物語を丁寧に描いた制作方針などが、集客を支えた要素として挙げられます。
まとめ:東京リベンジャーズ2は前後編合計で前作を超えるヒットを記録
2026年11月時点で整理できる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』の最終興行収入は、前編「運命」が27.1億円、後編「決戦」が23.4億円です。2作品の合計は50.5億円となっています。
前作『東京リベンジャーズ』の45億円と比較すると、単独作品では前作に届かなかったものの、前後編の合計では5.5億円上回りました。
また、公開3日間では後編が前編を上回る初動を記録し、2023年の邦画興行収入ランキングでも両作品がトップ20入りを果たしています。
【プロの結論】
東京リベンジャーズ2の興行成績を正しく評価するには、「1作品ごとの興行収入」と「前後編を合わせたシリーズ全体の興行収入」を分けて考える必要があります。
前作45億円という記録は、単独の実写映画として達成した大きな実績です。それに対して続編は、人気エピソードを2作品に分けて映像化し、それぞれ20億円以上、合計50億円超という結果を残しました。
数字から読み取れるのは、前作の勢いをそのまま再現したというより、人気シリーズの物語を前後編という異なる形式で展開し、一定以上の観客を両作品に呼び込むことに成功したという事実です。
「東京リベンジャーズ2は前作より売れなかったのか」「本当に50億円を超えたのか」という疑問への答えは、比較する単位によって変わります。前作との単独比較では未達成、前後編の合計では達成。この2つを押さえることが、興行収入を理解する最も正確な判断基準です。
主な根拠資料
- 日本映画製作者連盟「2023年(令和5年)興行収入10億円以上番組」:公式ランキングと最終興行収入。
- フジ・メディア・ホールディングス「2024年3月期第2四半期決算説明会資料」:前後編合計50億円超の記載。
- シネマトゥデイ:公開3日間の初動、観客動員数、興行収入の推移。
- シネマトゥデイ:岡田翔太プロデューサーへの2部作構成に関する取材。
- 映画.com:プロデューサーが語った前作のヒット要因と続編の制作背景。 (出典: 東京リベンジャーズ 2 興行収入(Yahoo!ニュース))