滋賀学園の応援ダンスはなぜ受け継がれる?2026年センバツの選曲と舞台裏を徹底解説
2026年春、第98回選抜高校野球大会の甲子園で、再び全国の野球ファンの視線を集めたのが滋賀学園の応援団だ。アルプススタンドから響く『UNDERTALE』の「メガロバニア」、そして人気アイドルグループ=LOVEの「とくべチュ、して」。意外性のある選曲と、野球部員によるキレのあるダンスが組み合わさり、試合を盛り上げた。
実は、この応援スタイルは2024年に突然生まれたものではない。原点は2016年にあり、チアリーディング部のコーチ、ジャズオーケストラ部、野球部員たちが世代を超えて作り上げてきたものだ。2026年は応援団長の松田虎太朗を中心に、新しい振り付けや楽曲を取り入れながら、その伝統をさらに進化させた。
この記事では、滋賀学園の応援ダンスが始まった経緯、メガロバニアや「とくべチュ、して」の選曲、振り付けの決め方、練習の実態、2024年と2026年の違いまで整理する。
📌 この記事の重要ポイントまとめ
- 応援ダンスの原点: 2016年の甲子園出場時に始まった。野球部員自身が踊りたいと希望したことがきっかけ。
- 2026年の注目曲: 『UNDERTALE』の「メガロバニア」に加え、=LOVEの「とくべチュ、して」も披露された。
- 受け継ぐ仕組み: 松田虎太朗団長を中心に、チアリーディング部の村井三幸コーチが振り付けを担当し、ジャズオーケストラ部が演奏を支える。
- 滋賀学園らしさ: 生徒の希望を取り入れた選曲、思わずまねしたくなる振り付け、そして全力で楽しむ姿勢にある。
【2026年最新】滋賀学園の応援はセンバツでどう話題になった?
2026年3月19日に開幕した第98回選抜高校野球大会。滋賀学園は大会2日目の3月20日、長崎西との1回戦に登場した。
この試合で注目されたのが、以前から同校の代名詞となっている応援ダンスだった。
1回裏に響いた「メガロバニア」
試合開始直後、滋賀学園の攻撃でチャンスを迎えると、アルプススタンドからおなじみの「メガロバニア」が流れた。
これは、ゲームクリエイターのトビー・フォックスが手がけたRPG『UNDERTALE(アンダーテール)』の楽曲だ。
ゲームを知る人なら、特徴的なメロディーを耳にした瞬間に反応するほど印象の強い楽曲である。
2024年夏の甲子園で話題になった同曲が、2026年のセンバツでも再び演奏されたことで、X(旧Twitter)では「メガロバニア」が話題になった。
THE ANSWERの2026年3月20日の報道によると、NHKの中継でも応援席が何度も映され、視聴者からは「初回から早速メガロバニア解禁してるやん」「もうすっかり甲子園の名物になったね!」といった反応が寄せられた。
一度限りの話題ではなく、滋賀学園の応援を象徴する曲として定着していることがうかがえる。
=LOVE「とくべチュ、して」も甲子園に登場
2026年の応援で、もう一つ大きな反響を呼んだのが、人気アイドルグループ=LOVEの「とくべチュ、して」だ。
3月20日の長崎西戦では、3回の滋賀学園の攻撃中に同曲が流れた。
「とくべチュ、して」は2025年2月にリリースされた楽曲。ポップで親しみやすいメロディーが人気を集め、TikTokでも大きな広がりを見せた。
Full-Countの2026年3月20日の報道では、同曲のTikTok総再生回数が21億回を超えていたことも紹介されている。
高校野球の応援では定番の行進曲やアニメ・ゲーム音楽とは違う、現代のアイドルソングを採用した点が新鮮だった。
SNSでは「とくべチュ、してを使ってる」「応援ソングとしてめちゃくちゃいい」といった反応が見られた。
2026年の応援は試合を盛り上げるだけではない
滋賀学園は長崎西との試合を5対4で制した。
もちろん勝敗を決めるのは選手のプレーだが、アルプススタンドからの応援もチームを支える大切な要素になっている。
2026年の放送記録では、応援団長が新たなダンスを考案したことも紹介された。定番曲を残しながら、新しい振り付けを加える。こうした更新が、毎年の甲子園で「今年の滋賀学園はどんな応援を見せるのか」という期待につながっている。
【2016年から2026年】滋賀学園の応援ダンスはどう進化した?
滋賀学園の応援ダンスを理解するうえで欠かせないのが、2016年から続く歴史だ。
2024年にSNSで爆発的に拡散されたため、新しい応援スタイルだと思われることもある。しかし、実際には長い積み重ねがある。
始まりは2016年、野球部員の希望だった
デイリースポーツの2026年3月17日の報道によると、滋賀学園の応援ダンスは2016年の甲子園出場時に始まった。
当時、応援の振り付けを担当していたのがチアリーディング部の村井三幸コーチだ。
きっかけは、野球部員からの「チアリーディング部が踊るなら、自分たちも踊りたい」という希望だった。
通常、野球部員はグラウンドでプレーする側と、スタンドで応援する側に分かれる。滋賀学園では、そのスタンドに立つ部員たち自身がダンスに参加するスタイルが生まれた。
2017年のセンバツでも、その独特な応援はすでに注目されていた。2024年に突然始まったパフォーマンスではないことは、当時の応援を見たNumberの記者も証言している。
滋賀学園応援の歩みと関係者
| 時期 | 出来事・関係者 | 応援における意味 |
|---|---|---|
| 2016年 | 甲子園出場、野球部員がダンスに参加 | 現在につながる応援スタイルの原点 |
| 2017年 | センバツでダンス応援を披露 | 曲ごとに異なる振り付けが注目される |
| 2020年 | 吹奏楽部がジャズオーケストラ部に改編 | ジャズを生かした独自の選曲が発展 |
| 2024年 | 荒井団長らが中心となり夏の甲子園で披露 | メガロバニアなどがSNSで大きく話題に |
| 2025年 | 松田虎太朗が応援団長を務める | 前年のスタイルを引き継ぎ、センバツで応援団優秀賞を受賞 |
| 2026年 | 松田団長を中心に新しい振り付けを考案 | メガロバニアと新曲を組み合わせて進化 |
この歩みで注目したいのは、応援の中心人物が変わっても、スタイルそのものが途切れていないことだ。
2024年の応援を率いた荒井団長から、松田虎太朗団長へ。さらに村井コーチが振り付けの継続的な指導を担うことで、経験やノウハウが後輩へと伝わっている。
2025年4月には、学校公式のお知らせで第97回選抜高校野球大会の応援団優秀賞を受賞したことも発表された。硬式野球部、チアリーディング部、ジャズオーケストラ部の生徒たちが授賞式に出席している。
単なるSNSの人気にとどまらず、学校を代表する活動として評価されている点も見逃せない。
【選曲理由を解説】メガロバニアとA列車で行こうはなぜ採用された?
滋賀学園の応援曲が話題になる理由は、単に流行している曲を選んでいるからではない。
そこには学校の特色や部活動の専門性を反映させる考え方がある。
メガロバニアはデジタル教育とのつながり
『UNDERTALE』の「MEGALOVANIA」は、2024年夏の甲子園で滋賀学園の応援曲として大きく注目された。
選曲に関わったのは、ジャズオーケストラ部顧問の北川和哉氏だ。
Numberの2024年8月19日の取材記事によると、滋賀学園には将来デジタルクリエイターを目指す生徒に向けた「メディアコミュニケーション探究」というコースがある。
ゲーム開発や動画制作などを学ぶ学校の特色を応援にも反映したいという考えから、ゲーム音楽を取り入れた。
さらに、メガロバニアには応援曲としての強みもある。
- 冒頭から印象に残るメロディー
- スピード感のある展開
- 力強く、緊張感を高めるサウンド
- 野球部員の大きな動きと合わせやすいリズム
ゲームを知る若い世代には親しみがあり、知らない人にも耳に残る。ゲーム文化と高校野球をつなぐ選曲として、非常に個性的な存在になった。
A列車で行こうはジャズオーケストラ部の特色
もう一つの代表曲が、ジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」だ。
この選曲には、滋賀学園の音楽活動が深く関係している。
同校の吹奏楽部は2020年にジャズオーケストラ部へと改編された。地元の東近江市がジャズイベントなどに力を入れていることも背景にある。
Numberの取材で北川顧問は、ジャズオーケストラ部であることから、ジャズの曲をチャンステーマに使いたかったという趣旨を説明している。
つまり、単に盛り上がる曲を選んだのではなく、学校の音楽活動そのものを甲子園で表現しているのだ。
「A列車で行こう」では、汽車が走る様子を表現した動きを取り入れ、アルプススタンド全体が一緒に楽しめる振り付けにしている。
このように、楽曲ごとに違う世界観を作り出していることが滋賀学園の強みだ。
2026年の「とくべチュ、して」は誰が選んだ?
2026年の「とくべチュ、して」については、選曲の個別の理由が学校から公表されたという情報は確認できない。
ただし、デイリースポーツの取材では、選曲の基本的な決め方が詳しく紹介されている。
毎年、生徒たちがやってみたい曲を提案し、野球部員や指導者が意見を出し合って決めていく仕組みだ。
そのため、2026年のアイドルソング採用も、単純に流行を追ったというより、従来の選曲方針の中で新しい音楽を取り入れたものと捉えられる。
重要なのは、メガロバニアのような定番曲を残しながら、毎年の生徒たちの感性を応援に反映している点だ。
【2024年と2026年の違い】滋賀学園の応援ダンスは何が変わった?
2024年と2026年を比較すると、基本的な応援スタイルは共通しているものの、選曲や振り付けには変化が見られる。
2024年はメガロバニアを中心に全国へ拡散
2024年夏の甲子園では、滋賀学園が15年ぶり2回目の夏の甲子園出場を果たし、ベスト8に進出した。
この大会で注目されたのが、控え部員たちによるダンスと独自の応援曲だった。
当時の応援曲は15曲。県大会から使用していた12曲に加え、甲子園向けに「メガロバニア」「A列車で行こう」「スウィング」が用意された。
特にメガロバニアは、ゲームファンと高校野球ファンの両方から注目を集めた。
しがトコが2024年10月に公開した村井コーチへのインタビューでは、同曲はSNSで注目されることを意識して振り付けを作った一方、A列車で行こうはアルプス全体で楽しめるように考えたと説明されている。
同じ応援でも、曲によって狙いを変えていたことが分かる。
2026年は定番曲を残しながら新しい楽曲を追加
2026年は、メガロバニアやA列車で行こうといった定番曲を継続して使用した。
一方、2月24日に行われた最初の打ち合わせでは、野球部員、村井コーチ、ジャズオーケストラ部の北川顧問らが集まり、2時間以上にわたって選曲や振り付けについて話し合った。
例年のレパートリーは15~16曲。従来の曲だけでなく、新しく取り入れたい曲についても意見が出された。
その成果の一つとして、センバツでは「とくべチュ、して」が披露された。
| 比較項目 | 2024年夏 | 2026年春 |
|---|---|---|
| 大会 | 第106回全国高校野球選手権大会 | 第98回選抜高校野球大会 |
| 話題の中心 | メガロバニア、A列車で行こう | メガロバニア、とくべチュ、して |
| 応援の特徴 | 独創的なダンスが全国的に拡散 | 定番曲を継承し、新曲や新しい振り付けを追加 |
| 応援団長 | 荒井団長 | 松田虎太朗団長 |
| 振り付け | 村井三幸コーチが担当 | 村井コーチの指導のもと、後輩へ継承 |
| 注目ポイント | SNSでの大きな反響 | 世代交代と新しい選曲の両立 |
この比較から分かるのは、2026年に応援スタイルそのものを刷新したわけではないということだ。
むしろ、2024年に確立された知名度と独自性を土台に、新しい曲や動きを加えている。
滋賀学園の応援は、毎年同じことを繰り返す伝統ではなく、毎年少しずつ変化する伝統なのである。
【応援団の舞台裏】練習時間・振り付け・世代交代の仕組み
甲子園で見る滋賀学園のダンスは、軽快で楽しそうに見える。
しかし、実際には相当な準備が必要だ。
特に注目したいのが、野球部員、チアリーディング部、ジャズオーケストラ部という異なる立場の生徒たちが、一つの応援を作り上げている点である。
練習は野球部の通常練習が終わってから
デイリースポーツの2026年3月17日の報道によると、応援団の練習は野球部の練習後に行われ、時間はおよそ30分から1時間程度。
松田団長を中心に、声出しや振り付けを後輩に教えている。
野球部員にとって、通常の練習に加えてダンスの習得も必要になるため、決して簡単な活動ではない。
しかも、ダンスは一人だけが上手でも成立しない。複数の部員がタイミングや動きを合わせる必要がある。
振り付けを覚えることに加えて、周囲との一体感を作ることが求められる。
振り付けは村井三幸コーチが担当
応援ダンスの継承を支える中心人物が、チアリーディング部の村井三幸コーチだ。
2016年のスタート時から振り付けを担当し、野球部員たちに動きを指導してきた。
デイリースポーツの取材では、毎年、生徒たちが希望する曲を聞き、意見をすり合わせながら振り付けを作っていることが紹介された。
村井コーチが重視しているのは、単純なダンスの上手さだけではない。
「中毒性のある、ちょっと変なところ。でもキレキレっていうのは絶対」
こうした考え方が、滋賀学園らしい応援の個性につながっている。
さらに、保護者や一般の生徒も一緒に参加できるよう、覚えやすく、まねしたくなる振り付けを意識しているという。
松田虎太朗団長が受け継いだ「恥を捨てろ」の精神
2026年の応援団長を務めたのが、硬式野球部3年生の松田虎太朗だ。
松田団長は2025年のセンバツでも応援団長を務めており、2026年は2年連続でその役割を担った。
彼が先輩の荒井団長から受け継いだ言葉が「恥を捨てろ」だった。
松田自身も2026年のセンバツでベンチ入りを目指していたが、その目標はかなわなかった。
デイリースポーツの取材では、メンバー入りできなかったことへの情けなさや恥ずかしさを感じながらも、先輩の言葉を胸にチームのために応援する決意を固めたことが紹介されている。
このエピソードは、滋賀学園の応援ダンスが単なるパフォーマンスではないことを示している。
ベンチ入りできなかった選手にとって、甲子園のスタンドはチームに貢献できるもう一つの舞台なのだ。
野球部だけでは完成しない、3つの部活動の連携
滋賀学園の応援は、次の3つの役割によって成り立っている。
- 硬式野球部: ダンス、声出し、応援団長を中心とした進行。
- チアリーディング部: 振り付けの考案、指導、応援全体の演出。
- ジャズオーケストラ部: 選曲の提案、楽曲の演奏、音楽面のサポート。
この連携があるからこそ、滋賀学園の応援は音楽とダンスの両面で独自性を発揮できる。
【なぜ人気なのか】滋賀学園のアルプススタンドが注目される3つの理由
滋賀学園の応援が注目される理由は、単純にダンスが上手だからというだけではない。
その背景には、高校野球の応援として珍しい仕組みと、見る人を巻き込む演出がある。
1. 控え部員が応援の主役になれる
最も特徴的なのは、野球部員がユニホーム姿で踊ることだ。
高校野球では、ベンチ入りできる人数に限りがある。試合に出られない選手もいる。
しかし、滋賀学園では、控え部員たちが応援団の一員として甲子園の舞台に立つ。
グラウンドに立てなくても、チームのためにできることがある。
応援団長やダンスメンバーの姿には、選手とは異なる形で勝利を目指す高校生たちの思いが表れている。
2. 音楽と振り付けに意外性がある
メガロバニア、A列車で行こう、そして「とくべチュ、して」。
ジャンルの異なる楽曲が並ぶことで、応援のたびに新鮮な驚きが生まれる。
特にメガロバニアは、ゲームを知る世代にとって強烈なインパクトがある。
一方、A列車で行こうにはジャズらしい軽快さがあり、アルプス全体を巻き込む演出ができる。
一つの音楽ジャンルに限定しないことが、滋賀学園の選曲の魅力だ。
3. アルプススタンド全体を巻き込む
しがトコの2024年の取材では、滋賀学園が保護者と野球部員の席を横並びにしていることも紹介されている。
保護者も一緒に声を出し、応援に参加するという考え方だ。
応援を一部の部員だけのものにせず、学校や家族を含めた全体の活動にしている。
振り付けも、見ている人が思わず一緒に動きたくなるように工夫されている。
こうした仕組みが、アルプススタンドの一体感を生み出している。
「目立ちすぎる」という批判はどう考えるべきか
SNSで大きな話題になれば、肯定的な反応だけでなく、否定的な意見が出ることもある。
実際、2025年のセンバツでは、控え部員のダンスに対して厳しい反応が紹介されたこともあった。
しかし、村井コーチは、ベンチ入りできなかった部員たちがチームの役に立ちたいと考え、練習していることを説明している。
また、応援の目的を見失わず、主役はあくまでグラウンドの選手だという考え方も大切にしている。
この点は、滋賀学園の応援を評価するうえで重要だ。
ダンスが注目されること自体が目的なのではなく、選手を支え、スタンド全体を盛り上げることが本来の役割なのである。
【プロの結論】滋賀学園の応援が示す高校野球の新しい魅力
滋賀学園の応援ダンスが長く受け継がれている理由は、振り付けや楽曲の完成度だけではない。
そこには、控え部員にも役割を与え、学校全体でチームを支える仕組みがある。
2016年に始まった取り組みは、2017年のセンバツ、2024年のSNSでの大きな反響、2025年の応援団優秀賞、そして2026年の新しい楽曲と振り付けへとつながってきた。
この歩みから見えてくるのは、伝統を守ることと変化を受け入れることが両立できるという事実だ。
滋賀学園の応援には、次の3つの評価基準がある。
第一に、選手を支える応援になっていること。
藤川倖生主将は、2026年のデイリースポーツの取材で、打席にいても応援の音がよく聞こえ、苦しいときに後押しされるという趣旨を語っている。スタンドの応援が実際に選手の力になっている。
第二に、生徒自身が主体的に参加していること。
選曲は生徒の希望を取り入れ、振り付けも意見を出し合って決める。指導者が一方的に決めるのではなく、世代ごとの感性が反映される仕組みがある。
第三に、学校独自の特色が表現されていること。
ジャズオーケストラ部の音楽性や、デジタル教育とのつながりを生かした選曲は、ほかの高校にはない個性を作り出している。
滋賀学園の応援は、勝敗だけでは測れない高校野球の魅力を伝えている。グラウンドで戦う選手だけでなく、スタンドで踊る部員、演奏する生徒、声援を送る保護者もまた、チームの一員なのだ。
【滋賀学園の応援に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:滋賀学園の応援ダンスはいつから始まった?
A1:2016年の甲子園出場時に始まった。野球部員から「チアリーディング部が踊るなら自分たちも踊りたい」という希望が出たことがきっかけ。2024年にSNSで大きく拡散されたが、それ以前から続いている伝統である。
Q2:滋賀学園の応援歌「メガロバニア」は何の曲?
A2:ゲーム『UNDERTALE』の楽曲「MEGALOVANIA」。トビー・フォックスが手がけた作品の人気曲で、2024年夏の甲子園で演奏されたことをきっかけに大きな話題となった。2026年のセンバツでも披露されている。
Q3:2026年センバツで使用された=LOVEの曲は?
A3:=LOVEの「とくべチュ、して」。2026年3月20日の長崎西戦で、滋賀学園の攻撃中に演奏された。
Q4:滋賀学園の応援ダンスの振り付けは誰が考えている?
A4:チアリーディング部の村井三幸コーチが中心となって担当している。野球部員の希望や意見を取り入れながら、曲に合った振り付けを作っている。
Q5:滋賀学園の応援団長は誰?
A5:2026年の第98回選抜高校野球大会では、硬式野球部3年生の松田虎太朗が応援団長を務めた。2025年のセンバツから2年連続で担当し、前任の荒井団長から応援の精神を受け継いでいる。
Q6:2024年と2026年の応援ダンスの違いは?
A6:2024年はメガロバニアやA列車で行こうなどの独創的な選曲とダンスが全国的に注目された。2026年はそれらの定番曲を残しつつ、「とくべチュ、して」などの新しい楽曲や振り付けを取り入れている。
Q7:滋賀学園の応援は野球部だけで行っている?
A7:野球部だけではない。硬式野球部、チアリーディング部、ジャズオーケストラ部が協力している。さらに保護者や学校関係者も参加し、アルプススタンド全体で応援を作り上げている。
まとめ:滋賀学園の応援ダンスは次の世代へ
滋賀学園の応援ダンスは、2016年に始まり、2024年のメガロバニア旋風を経て、2026年の第98回選抜高校野球大会でも大きな注目を集めた。
その魅力は、ゲーム音楽やアイドルソングを取り入れた選曲の面白さだけではない。
村井三幸コーチによる振り付けの指導、松田虎太朗団長ら野球部員の努力、ジャズオーケストラ部の演奏、そして保護者を含めたスタンド全体の一体感が、滋賀学園らしい応援を作り上げている。
メガロバニアが甲子園に響けば、過去の大会を思い出すファンがいる。そこに新しい曲が加われば、次の世代の生徒たちが新しい思い出を作る。
変えない部分と変えていく部分を両立させること。それこそが、滋賀学園の応援が10年にわたって受け継がれてきた最大の理由だ。
次の大会でどんな楽曲が選ばれ、どんな振り付けが生まれるのか。滋賀学園のアルプススタンドは、これからも高校野球の楽しみの一つであり続けそうだ。
主な取材・参考資料
- デイリースポーツ(2026年3月17日)「受け継がれる滋賀学園キレッキレ応援ダンス」
- THE ANSWER(2026年3月20日)第98回選抜でのメガロバニア演奏報道
- Full-Count(2026年3月20日)=LOVE「とくべチュ、して」の演奏報道
- Number Web(2024年8月19日)応援団長への取材、選曲理由
- しがトコ(2024年10月11日)村井三幸コーチへのインタビュー
- 滋賀学園高等学校公式発表(2025年4月10日)応援団優秀賞の受賞報告 (出典: 滋賀 学園 応援(Yahoo!ニュース))