【日本での活動も継続】2026年は水戸ホーリーホック来場・渋谷幕張高校で講演
ブラジルを生活の拠点にしている闘莉王氏だが、2026年には日本でも具体的な活動が確認されている。
特に注目したいのは、古巣・水戸ホーリーホックとの関係と、母校での講演活動だ。
2026年2月18日:母校・渋谷幕張高校で記念講演
2026年2月18日、闘莉王氏は母校である渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の開校記念講演会に招かれた。
講演のテーマは「私の決断」。
学校の公式発表によると、闘莉王氏は16期卒業生としてブラジルから招かれ、全校生徒に向けて自身の人生経験を語った。
講演で取り上げられた主な内容は次のとおり。
- ブラジルから単身日本へ留学した決断
- 日本語が分からなかった高校時代の経験
- 日本国籍を取得した決断
- J1クラブからJ2クラブへ移籍した経験
- サッカーへの情熱が消えたら引退するという考え
- 引退後、ブラジルに戻って新しい人生を選んだ理由
講演では、高校時代のサッカー部顧問だったマルクス先生との掛け合いもあった。さらに、三浦知良氏からサプライズのビデオメッセージが届くという演出も用意された。
学校公式サイトは、講演のタイトルだけでなく、本人が実際に語ったテーマや当日の内容も紹介している。
この講演で印象的なのは、成功体験だけでなく、移籍や引退など、人生の節目で下した決断について語っている点だ。
高校生にとって、海外留学やプロ入り、競技生活の終了は必ずしも身近な経験ではない。しかし、環境を変える勇気や、自分の情熱を見極める姿勢は、スポーツ以外の進路にも通じるテーマだ。
2026年2月22日:水戸ホーリーホックのホーム開幕戦に来場決定
もう一つの注目ニュースが、水戸ホーリーホックのホーム開幕戦だ。
クラブは2026年2月5日、闘莉王氏の来場を公式発表した。
水戸ホーリーホック対ジェフユナイテッド千葉
明治安田J1百年構想リーグ 第3節
会場
ケーズデンキスタジアム水戸
出演予定イベント
サブグラウンドステージでのトークイベント
出演予定時刻
12時15分ごろ
水戸ホーリーホック公式サイトの2026年2月5日発表に基づく情報
闘莉王氏にとって水戸ホーリーホックは、2003年に所属した思い出深いクラブである。
当時はJ2で42試合に出場して10得点を記録。ディフェンダーながら得点力を発揮し、チームの中心選手として活躍した。
その後、浦和レッズ、名古屋グランパスへとステップアップしていったことを考えると、水戸は日本でのキャリアを語るうえで重要なクラブだ。
今回の来場発表は、現役引退後も古巣とのつながりが続いていることを示す出来事だった。
2026年の日本での活動は一時帰国型が中心
2026年の動きを整理すると、母校での講演や古巣のイベント参加、サッカー解説など、日本との関わりは現在も続いている。
ただし、日本に生活拠点を移したという発表は確認されていない。
ブラジルでの事業や教育活動を続けながら、日本のサッカーファンとの接点も持ち続ける。これが2026年の闘莉王氏の活動スタイルだ。
【よくある誤解を検証】闘莉王の現在について知っておきたい事実
闘莉王氏の現在を調べると、引退後の生活や事業についてさまざまな情報が見つかる。ここでは、混同しやすいポイントを整理しておきたい。
引退後はサッカーと完全に縁を切った?
これは誤解だ。
現役選手は2019年に引退したが、2020年から闘莉王TVを運営し、2026年も日本代表や海外サッカーについて発信している。
さらに、ワールドカップ関連のテレビ解説や、母校・古巣でのイベントにも関わっている。
選手としての現役生活は終わったが、サッカーに関わる仕事は継続している。
ブラジルでは牧場だけを経営している?
これも正確ではない。
牧場だけでなく、ホテルやレストランなどの事業も手がけている。2026年のインタビューでは学校設立者としての活動も紹介された。
事業の詳細な収益や所有割合などは公表されていないため、経営規模を推測することはできない。
CEIAの校長を務めている?
闘莉王氏本人は設立者という立場を説明している。
学校の専門的な運営を担当する校長や理事長という肩書きとは区別する必要がある。教育環境を整えるために父親と協力したことが、活動の中心だ。
ブラジルに戻ったのは日本での活動が難しくなったから?
引退後にブラジルへ戻ったことと、日本での活動をやめたことは同じではない。
2019年の引退後、ブラジルで事業を始めた一方、2020年には闘莉王TVを開設。その後も日本のサッカーに関する発信を続け、2026年には日本の学校やサッカークラブで活動している。
ブラジルで新しい仕事を始めることと、日本とのつながりを保つことを両立させているのが実際の姿だ。
【田中マルクス闘莉王の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:田中マルクス闘莉王は2026年現在どこに住んでいますか?
ブラジルを生活と事業の拠点にしている。故郷はサンパウロ州のパルメイラ・ド・オエシチで、ホテルやレストラン、牧場、学校などの事業に携わっている。
Q2:闘莉王は現在どんな仕事をしていますか?
ホテルオーナー、レストラン経営、牧場運営、学校設立などの実業家として活動している。また、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でサッカー解説や日本代表の分析も続けている。
Q3:闘莉王が設立した学校CEIAとは何ですか?
ブラジルのパルメイラ・ド・オエシチに設立された小中高一貫の私立学校。父親のパウロ・リュウジ・タナカ氏と協力して設立し、2025年に完成した。2026年3月の報道では、生徒700人以上、教師40人以上が在籍している。
Q4:闘莉王の父親はどんな人ですか?
父親はパウロ・リュウジ・タナカ氏。日系ブラジル人2世で、数学・化学教師、レストラン経営者、弁護士資格取得者などの経歴を持つ。CEIAの設立でも闘莉王氏と協力した。
Q5:闘莉王はなぜ2019年に現役を引退したのですか?
自分の中にあるサッカーへの情熱の炎が消えかかるようなら、年齢に関係なく引退すると決めていたため。2018年末ごろから引退を意識し、2019年シーズンを最後にプロ生活を終えた。
Q6:闘莉王TVは2026年も更新されていますか?
更新されている。2026年9月にも日本代表やウルグアイ戦、選手のプレーに関する動画が公開されている。チャンネル登録者数は同年10月末の外部集計で10万2,000人を超えている。
Q7:闘莉王は2026年に日本へ来ていますか?
2026年2月18日に母校の渋谷教育学園幕張中学校・高等学校で講演を実施した。また、水戸ホーリーホックは2月22日のホーム開幕戦への来場を公式発表した。6月には日本対ブラジル戦のテレビ解説も担当している。
まとめ:闘莉王の現在はブラジルでの事業と教育、サッカーへの情熱が軸
田中マルクス闘莉王氏の2026年現在を振り返ると、2019年の現役引退は、サッカー人生の終わりではなく、新しい挑戦の始まりだったことが分かる。
現在の活動を整理すると、次の3つが大きな柱になっている。
1. 実業家としての活動:ブラジルでホテル、レストラン、牧場などを経営。
2. 教育分野への貢献:父親パウロ・リュウジ・タナカ氏と学校CEIAを設立し、次世代の教育環境づくりに取り組む。
3. サッカー界とのつながり:闘莉王TVでの解説、W杯関連のテレビ出演、2026年の水戸や母校での活動。
特に注目したいのは、CEIAの設立だ。
現役時代は自分の体を張ってチームを守り、引退後は事業や教育を通じて地域の未来を支えようとしている。活躍する舞台は変わっても、目の前の課題に正面から向き合う姿勢には共通点がある。
また、2019年の引退会見で語った「情熱の炎」という考え方も、現在の活動を理解する手がかりになる。サッカーへの情熱がなくなったから引退したのではなく、選手としての区切りを自分で決め、その情熱を別の分野へ向けたのである。
2026年11月現在、闘莉王氏は45歳。ブラジルでの事業と教育活動を続けながら、日本のサッカー界にも存在感を示している。
浦和レッズや名古屋グランパスで戦った元日本代表DFの第二の人生は、今も進行中だ。 今後はCEIAの教育活動がどのように発展するのか、そして闘莉王TVを通じてどのようなサッカー論を発信していくのかにも注目したい。
主な参考資料:Jリーグ公式サイト、FOOTBALL ZONE(2026年3月24日)、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校公式サイト(2026年2月)、水戸ホーリーホック公式サイト(2026年2月)、日刊スポーツ、スポニチアネックス、サッカーダイジェストWeb。 (出典: 田中 マルクス 闘莉 王 現在(Yahoo!ニュース))