安室奈美恵と浜崎あゆみは本当にライバル?不仲説と功績、2026年の現在を徹底比較
平成の音楽シーンを代表する女性アーティスト、安室奈美恵と浜崎あゆみ。1990年代から2000年代にかけて、日本の音楽チャートやファッション、若者文化に大きな影響を与えた2人は、しばしば「平成の歌姫」「2大歌姫」と並べて語られてきた。安室奈美恵はダンスパフォーマンスと洗練された音楽性で時代を切り開き、浜崎あゆみは自身が紡ぐ歌詞と強烈なビジュアル表現で若い世代の心をつかんだ。
一方、ファンや音楽メディアの間では、不仲説やライバル関係も長く話題になっている。実際に2人はどのような関係だったのか。デビュー年、代表曲、歌唱スタイル、オリコンのCD売上記録、共演歴を比較すると、競い合っていたのは主に音楽市場での存在感であり、個人的な対立が公に確定したわけではないことが見えてくる。2018年に引退した安室と、2026年も全国ツアーを展開する浜崎の現在まで、その軌跡をたどる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- ライバル関係:同じ時代の音楽市場を牽引した競争相手として比較されたが、本人同士の深刻な不仲を裏付ける公的事実はない。
- 音楽的な違い:安室奈美恵はダンスとR&Bを軸にした表現、浜崎あゆみは自作詞による感情表現とポップスの世界観が大きな特徴。
- 売上記録:安室の「CAN YOU CELEBRATE?」は約229.6万枚、浜崎は2012年にCD総売上5000万枚を突破した。
- 共演歴:2005年のテレビ朝日「ミュージックステーション」や2008年のa-nationなど、同じ音楽イベントに出演した記録がある。
- 2026年の現在:安室は2018年9月16日に引退。浜崎は「JAPAN TOUR 2026 -Scapegoat-」を開催し、年末のカウントダウンライブも予定している。
【結論】安室奈美恵と浜崎あゆみは本当にライバルだった?不仲説の真相
まず結論からいえば、安室奈美恵と浜崎あゆみは、音楽業界やメディアからライバルとして比較されることの多かった存在だ。しかし、2人が公然と対立していた、あるいは深刻な不仲だったと断定できる事実は確認されていない。
なぜ2人はライバルと呼ばれるようになったのか
背景にあるのは、活躍した時代と音楽業界でのポジションの重なりだ。
安室奈美恵は1990年代半ば、小室哲哉のプロデュースによるヒット曲を連発し、社会現象となった「アムラー」ブームを生み出した。その後、2000年代に入ってもR&Bやダンスミュージックを取り入れながら独自のスタイルを確立。音楽だけでなく、ファッションやライブ演出でも高い影響力を保った。
一方、浜崎あゆみは1998年にデビュー。1999年以降、シングルやアルバムのヒットを重ね、歌詞、メイク、ファッションを含めた独自の世界観で若い女性を中心に支持を集めた。
つまり、安室が築いた90年代の女性アーティスト像を、浜崎が新しい世代の感性で更新していくような構図が生まれていたのである。
不仲説を大きくしたエイベックス内の立ち位置
2人の関係が比較される背景には、エイベックスという企業との関係もある。
エイベックスは1990年に自社レーベル「avex trax」を設立。90年代から2000年代にかけて、ダンスミュージックやJ-POPを中心に多くのヒットアーティストを送り出した。
浜崎あゆみはavex traxを代表するアーティストの一人として活躍。安室奈美恵もavex traxで作品を発表した時期があり、2013年にはエイベックス内のレーベル「Dimension Point」へ活動の軸を移している。
2015年にはエイベックスの公式発表により、安室の音楽制作、宣伝、ライブ、マネジメント業務の窓口がDimension Pointに集約されることになった。
この動きによって、同じエイベックス陣営に2人の大物女性アーティストが存在する構図が改めて注目された。メディアでは、社内での存在感や扱いをめぐるライバル関係が報じられたこともある。
ただし、所属レーベルや会社が重なることと、本人同士が対立していることは別問題だ。企業内の競争やメディアの比較が、そのまま2人の私的な関係を証明するものではない。
不仲説と確認できる事実を分けて考える
2人の不仲説には、音楽番組での表情や立ち位置、出演順、メディアの取り上げ方などを材料にした話題がある。しかし、こうした断片的な映像や演出上の違いだけで、本人たちの感情を断定することはできない。
本人同士が公の場で相手を攻撃したり、深刻な対立を認めたりしたという確かな公式記録も見当たらない。
したがって、現時点で最も妥当なのは、2人は同時代のトップアーティストとして比較され、音楽業界における競争関係が注目されたものの、個人的な不仲が事実として確定しているわけではない、という整理だ。
【デビュー年・経歴比較】安室奈美恵と浜崎あゆみの歩んだ道
2人のキャリアを比較する際に、最初に押さえておきたいのがデビュー年の違いだ。安室奈美恵は浜崎あゆみより約6年早く音楽活動を開始している。
安室奈美恵は1992年にデビュー
安室奈美恵は1977年9月20日生まれ、沖縄県出身。沖縄アクターズスクールで歌とダンスを学び、1992年にSUPER MONKEY'Sのメンバーとしてデビューした。
1995年には「TRY ME ~私を信じて~」などのヒットを経て、ソロアーティストとしての存在感を強めていく。小室哲哉のプロデュースによる「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」「Don't wanna cry」などが次々とヒットした。
1996年には「Don't wanna cry」で日本レコード大賞を受賞。1997年の「CAN YOU CELEBRATE?」は自身最大級のヒットとなり、結婚式の定番曲としても定着した。
2000年代以降はR&Bやダンスミュージックを取り入れた作品を展開。2010年代には「Baby Don't Cry」「Love Story」「Hero」など、幅広い世代に届く楽曲を発表した。
浜崎あゆみは1998年に「poker face」でデビュー
浜崎あゆみは1978年10月2日生まれ、福岡県出身。1998年4月8日にシングル「poker face」をリリースし、歌手として本格的にデビューした。
1999年にはファーストアルバム『A Song for ××』がオリコン週間アルバムランキングで初の1位を獲得。同年の「Boys & Girls」「A」などが大ヒットし、トップアーティストとしての地位を確立した。
2000年には「SEASONS」「M」などを発表。2001年から2003年にかけては、日本レコード大賞の大賞を3年連続で受賞するという歴史的な記録を残した。
また、浜崎は歌詞を自ら手掛けるスタイルでも知られる。恋愛、孤独、希望、喪失といったテーマを個人的な言葉で表現し、楽曲を通じてファンと感情を共有するアーティスト像を確立した。
2人のキャリア年表と関係性
| 時期 | 安室奈美恵 | 浜崎あゆみ | 音楽業界での位置づけ |
|---|---|---|---|
| 1992年 | SUPER MONKEY'Sとしてデビュー | 歌手デビュー前 | 安室が先行して活動開始 |
| 1995~1997年 | ソロ活動を本格化。小室哲哉プロデュースで大ヒット | デビュー前 | 安室が90年代の音楽シーンを牽引 |
| 1998年 | 人気アーティストとして活動継続 | 「poker face」でデビュー | 浜崎が新世代の歌姫として登場 |
| 1999~2003年 | R&Bやダンスを軸に音楽性を進化 | 「Boys & Girls」「SEASONS」などがヒット。レコード大賞3年連続受賞 | 2人が異なる方向性でトップを競う時代 |
| 2005年 | 「White Light」を披露 | 「Bold & Delicious」を披露 | 11月25日のMステで同日出演 |
| 2008年 | a-nationに初出演 | a-nationに出演 | 同じ開催年の大型音楽イベントに参加 |
| 2013~2015年 | Dimension Pointを活動の拠点とする | avex traxを代表するアーティストとして活動 | エイベックス内の2大女性アーティストとして比較 |
| 2018年 | 9月16日に引退 | 音楽活動を継続 | 2人の活動形態が大きく分かれる |
| 2026年 | 引退後の公的な音楽活動は確認されていない | JAPAN TOUR 2026を開催 | 異なる形で平成の音楽史に足跡を残す |
この年表からも分かるように、2人は同じ時代に活躍したものの、デビューのタイミングも音楽的な成長過程も異なる。単純な先輩・後輩という関係だけでは説明できないほど、それぞれが独立したキャリアを築いてきた。
【代表曲・音楽性・歌唱スタイル】2人の歌姫は何が違う?
安室奈美恵と浜崎あゆみの比較で最も興味深いのは、どちらも時代を象徴する存在でありながら、音楽表現の方向性が大きく異なる点だ。
安室奈美恵の代表曲と音楽的な特徴
安室奈美恵の代表曲として挙げられるのは、次のような楽曲だ。
- 「TRY ME ~私を信じて~」
- 「Body Feels EXIT」
- 「Chase the Chance」
- 「Don't wanna cry」
- 「CAN YOU CELEBRATE?」
- 「NEVER END」
- 「Baby Don't Cry」
- 「Love Story」
- 「Hero」
安室の音楽を特徴づけるのは、ダンスミュージック、R&B、ポップスを横断する柔軟性だ。
初期には小室哲哉が手掛けるダンサブルな楽曲で大きな成功を収めたが、その後は海外クリエイターとの制作やR&B色の強い作品にも挑戦。『Queen of Hip-Pop』『PLAY』『Uncontrolled』などを通じて、サウンドの幅を広げていった。
Billboard JAPANの『Uncontrolled』インタビューでは、安室自身も音楽やスタイルを変化・進化させながら活動してきたことを語っている。
歌唱面では、リズムへの正確な乗り方と、歌とダンスを同時に成立させる身体表現が大きな魅力。ライブにおいても、楽曲の世界観をダンスと一体化させるステージングが評価されてきた。
特に「SWEET 19 BLUES」や「Don't wanna cry」から後年の「Hide & Seek」「Mint」までを聴くと、アーティストとしての変化がよく分かる。
浜崎あゆみの代表曲と音楽的な特徴
浜崎あゆみの代表曲には、次のような作品がある。
- 「poker face」
- 「Boys & Girls」
- 「A」
- 「appears」
- 「SEASONS」
- 「M」
- 「evolution」
- 「Dearest」
- 「Voyage」
- 「BLUE BIRD」
浜崎の最大の特徴は、自身が作詞を担当し、楽曲に個人的な感情や物語を投影してきたことだ。
「SEASONS」や「M」では、切なさや愛情、人生の移ろいを感じさせる歌詞が印象的。一方、「Boys & Girls」「evolution」では、明るさや高揚感を前面に押し出したポップな魅力が際立つ。
音楽ジャンルも幅広く、バラード、ダンスナンバー、ロックテイストの楽曲まで展開してきた。アルバムごとに異なるビジュアルやコンセプトを設定することで、音楽とファッションを一体化させた表現を確立した点も特徴的だ。
歌唱スタイルは、楽曲の感情を前面に出す表現力に魅力がある。特にバラードでは、声の質感やフレーズの抑揚を通じて、歌詞の世界を伝えるアプローチが際立つ。
音楽性を比較すると、優劣よりも表現方法の違いが見える
安室奈美恵は、楽曲のリズムやサウンド、ダンスを通じて完成度の高いパフォーマンスを追求してきた。一方の浜崎あゆみは、作詞を軸に、歌、ビジュアル、衣装、ステージ演出を組み合わせて作品の物語性を強めてきた。
もちろん、安室にも感情豊かなバラードがあり、浜崎にもダンスを重視した楽曲がある。両者を単純に「ダンス派」と「バラード派」に分類するのは正確ではない。
違いを理解するには、安室の「Hero」と浜崎の「Voyage」を聴き比べると分かりやすい。どちらも幅広い世代に届いた代表曲だが、楽曲の構成や歌詞の見せ方、パフォーマンスの方向性には、それぞれの個性が表れている。

【CD売上・オリコン記録比較】安室と浜崎、数字で見る平成の歌姫
2人の人気を客観的に考えるうえで欠かせないのが、CD売上とオリコンランキングだ。CD市場が大きく成長していた1990年代後半から2000年代前半にかけて、両者は数々の記録を残した。
安室奈美恵の代表的な売上記録
安室奈美恵のシングル最大のヒット作として知られるのが、1997年発売の「CAN YOU CELEBRATE?」だ。
オリコン集計に基づく推定累積売上は約229.6万枚。女性ソロアーティストを代表する歴史的なヒット作となった。
アルバムでは1996年発売の『SWEET 19 BLUES』が約336万枚という大きな売上を記録。1990年代の日本のCD市場を象徴する作品の一つとなった。
さらに、2017年発売のベストアルバム『Finally』も大ヒット。引退発表後の発売ということもあり、過去の代表曲をもう一度聴きたいというファンの需要を集めた。
2017年のオリコン関連報道では、安室が10代、20代、30代の3つの年代でミリオンヒットを達成したソロアーティストとして紹介されている。特定の時代だけに人気が集中したのではなく、長期間にわたって支持されたことが分かる。
浜崎あゆみの代表的な売上記録
浜崎あゆみもCD市場で突出した実績を残している。
2012年8月、浜崎はシングルとアルバムを合わせたCD総売上が5000万枚を突破。オリコン集計では、当時ソロアーティストとして初めての快挙だった。
同時点での内訳は、シングル65作品で約2141.6万枚、アルバム45作品で約2860.6万枚。合計110作品で約5002.3万枚に達した。
代表的なヒット曲は「A」「SEASONS」「M」「Boys & Girls」など。「A」は4曲をA面として収録した異例のシングルで、約163.1万枚を売り上げた。
アルバムでは2001年発売の『A BEST』が大ヒット。初期の代表曲をまとめた作品として、浜崎の人気を象徴する一枚となった。
売上記録だけで勝敗を決められない理由
数字だけを比べると、安室は「CAN YOU CELEBRATE?」や『SWEET 19 BLUES』という圧倒的な代表作を持ち、浜崎はシングル・アルバムの総売上5000万枚突破という大きな記録を持つ。
ただし、ここで注意したいのは、比較する数字の種類が異なることだ。
安室の約229.6万枚は特定のシングルの累積売上であり、浜崎の5000万枚はシングルとアルバムを合わせた総売上だ。集計期間や対象作品、販売形態も異なるため、単純な数字の大小で優劣を決めることはできない。
また、CDの売上が大きかった時代と、ストリーミングやダウンロードが主流になった時代では、音楽の消費方法そのものが違う。
平成の歌姫を評価するなら、売上だけでなく、作品の継続的な支持、社会的影響、ライブ動員、音楽性の変化、後続アーティストへの影響などを合わせて見る必要がある。
【共演歴・a-nation】安室奈美恵と浜崎あゆみは同じステージに立った?
不仲説を考えるうえで重要なのが、実際の共演歴だ。2人は完全に別々の世界で活動していたわけではなく、同じ音楽番組や大型イベントに出演した記録がある。
2005年11月25日のミュージックステーション
分かりやすい接点の一つが、2005年11月25日放送のテレビ朝日「ミュージックステーション」だ。
同日の公式出演者一覧には、安室奈美恵と浜崎あゆみの両名が掲載されている。
安室は「White Light」、浜崎は「Bold & Delicious」を披露。同じ生放送番組に出演し、それぞれの新曲を届けた。
当時の2人は、すでに日本の音楽シーンを代表する女性アーティストだった。両者が同じ放送回に出演したことは、当時の音楽番組の豪華さを象徴する出来事でもある。
2008年のa-nationでも同じ開催年の出演者に
エイベックスが主催する大型音楽イベント「a-nation」でも、2人には接点があった。
2008年のa-nationには、安室奈美恵が初出演。浜崎あゆみも出演者として名を連ねていた。
当時の音楽メディアBARKSは、安室の初出演に加え、浜崎が一部会場に出演することを報じている。
ただし、a-nationは複数の都市や会場で開催されるイベントであり、同じ開催年の出演者であることと、同じ日に同じステージに立ったことは区別する必要がある。また、この出演歴は2人が共同で楽曲を制作したり、デュエットを披露したりしたことを意味するものではない。
共演があったことは不仲説をどう変えるのか
共演歴があるからといって、必ずしも親密な関係だったとは限らない。しかし、少なくとも2人が同じ音楽業界のイベントや番組に出演し、活動の場を共有していたことは事実だ。
音楽番組では出演者の座席、登場順、トーク時間などが番組構成によって決まる。そうした映像の一部分から、本人同士の感情を読み取るのは難しい。
むしろ、共演の記録を踏まえると、2人の関係を「絶対に接点がなかった」「常に対立していた」と説明するのは無理がある。
ライバルという言葉は、音楽業界における市場競争や世代を代表する存在という意味では適切だが、個人的な敵対関係を表す言葉として使うには慎重さが必要だ。
【2018年の引退と2026年の現在】安室奈美恵と浜崎あゆみの今
2026年現在、2人の活動状況は大きく異なる。安室奈美恵は2018年に芸能活動から引退し、浜崎あゆみは全国ツアーや新たな企画を続けている。
安室奈美恵は2018年9月16日に引退
安室奈美恵は2017年9月20日、自身の公式サイトを通じて、翌2018年9月16日をもって引退することを発表した。
発表日は40歳の誕生日であり、デビュー25周年を迎えた節目の時期だった。
引退までの期間には、アルバム『Finally』の発売や国内外のラストツアーを実施。2018年9月15日には地元・沖縄でラストライブを行い、翌16日に正式に引退した。
最後のツアーは国内とアジアを巡り、オリコンのプロフィールでも約80万人を動員したと紹介されている。
引退後は、公式サイトやファンクラブ、オンラインストアなどの公式サービスも2018年9月末に終了した。2026年現在も、安室本人の新たな音楽活動や復帰公演について、公式に発表された情報はない。
そのため、現在の安室を語る場合は、現役アーティストとして活動しているというよりも、引退した歌手として残した作品や記録、文化的な影響を中心に考える必要がある。
浜崎あゆみは2026年もJAPAN TOURを開催
一方、浜崎あゆみは2026年も精力的な活動を続けている。
大きな柱となっているのが、全国ツアー「ayumi hamasaki JAPAN TOUR 2026 -Scapegoat-」だ。
エイベックスの公式ライブ情報によると、2026年4月8日の東京・有明アリーナ公演を皮切りに、11月27日まで全国各地で公演を予定している。
11月には群馬県の高崎芸術劇場や兵庫県の神戸国際会館での公演も組まれており、秋まで続く長期ツアーとなっている。
さらに、2026年10月17日には、年末の「ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2026-2027 -THE SURVIVORS-」の開催情報も公式サイトで発表された。公演日は12月30日と31日、会場は東京・国立代々木競技場第一体育館となっている。
2026年11月の最新活動にも注目
ライブ以外にも、浜崎は2026年11月に新たな企画を展開している。
11月2日には「SUPER Love DOG」とのデジタルアート企画が告知され、11月5日にはマクドナルドとの「Golden Campaign」第2弾が発表された。
この企画では「ayuベストセット」が期間限定で登場するほか、「evolution」「Boys & Girls」のオリジナルリリックビデオも順次公開される予定だ。
また、2025年4月8日にはデビュー27周年を記念して新曲「mimosa」をリリース。フジテレビ系月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』の主題歌として書き下ろされた作品で、長いキャリアの中でも新しい楽曲を届け続けている。
こうした活動を見ると、浜崎は過去のヒット曲を振り返るだけの存在ではない。ライブ、音源、企業とのコラボレーションなどを組み合わせ、現在進行形のアーティストとして活動を続けている。
引退した安室と活動を続ける浜崎、それぞれの功績
安室奈美恵の功績は、長いキャリアを通じて音楽性を進化させ、歌とダンスを一体化した女性アーティスト像を確立したことにある。引退という明確な区切りを設けたことで、作品群やライブの記憶が一つの完成されたキャリアとして残った。
浜崎あゆみの功績は、自らの言葉で歌詞を書き、音楽とビジュアルを統合したアーティスト像を築いたことにある。デビューから20年以上が経過した現在もライブ活動を続け、過去の名曲と新しい表現を組み合わせている。
2人の活動形態は異なるが、どちらも平成の音楽文化を語るうえで欠かせない存在だ。
【プロの結論】平成の歌姫ランキングで安室奈美恵と浜崎あゆみをどう評価する?
安室奈美恵と浜崎あゆみを比較するとき、単純な人気ランキングだけで結論を出すのは難しい。
そもそも「平成の歌姫歴代ランキング」には、誰もが認める唯一の公式順位があるわけではない。オリコンの売上、レコード大賞の受賞歴、ライブ動員、ファッションへの影響、アーティストとしての継続性など、何を重視するかで評価は変わる。
安室奈美恵を高く評価する3つのポイント
1. 音楽性を変化させながら第一線を維持したこと。
小室哲哉プロデュース時代のヒットにとどまらず、R&Bやダンスミュージックなどへ表現の幅を広げた。時代ごとに異なる音楽を取り入れながら、自身のスタイルを確立した点は大きい。
2. 歌とダンスを高い水準で両立したこと。
音源だけでなく、ライブパフォーマンスでも評価を獲得。歌手としての魅力を、身体表現を含めた総合的なエンターテインメントへ発展させた。
3. ファッションや社会現象への影響。
アムラー現象は、音楽アーティストが若者のファッションやライフスタイルにまで影響を与えた代表例となった。
浜崎あゆみを高く評価する3つのポイント
1. 自作詞による共感性。
自身の言葉で恋愛や孤独、人生観を描き、聴き手が自分の経験を重ねられる作品を数多く発表してきた。
2. CD市場での圧倒的な実績。
2012年のCD総売上5000万枚突破は、日本の音楽史に残る記録だ。特に1999年から2003年にかけてのヒットの連続は、当時の音楽市場を象徴している。
3. 長期的なライブ活動。
2026年も全国ツアーを開催し、新しい企画や作品を発表している。時代の変化に合わせて活動の形を変えながら、ファンとの接点を維持している点も評価できる。
2人のどちらが上かではなく、何を評価するか
ダンスパフォーマンスや音楽性の変化を重視するなら、安室奈美恵のキャリアは非常に象徴的だ。歌詞の共感性、CD販売の規模、ビジュアルを含めた総合的なセルフプロデュースを重視するなら、浜崎あゆみの実績は際立っている。
また、安室の引退はアーティストとしての完成度を考えるうえで一つの基準となる一方、浜崎の現役活動は長期間にわたって表現を更新し続けることの価値を示している。
平成の歌姫を評価する際には、売上だけを基準にするのではなく、音楽、文化、時代への影響を複数の視点から見ることが大切だ。
【安室奈美恵と浜崎あゆみ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:安室奈美恵と浜崎あゆみは本当に不仲だったの?
A1:2人が不仲だったと断定できる公的な事実はない。音楽業界やメディアではライバルとして比較されてきたが、2005年のミュージックステーションや2008年のa-nationなど、共通の出演歴もある。個人的な対立と音楽市場での競争は分けて考える必要がある。
Q2:安室奈美恵と浜崎あゆみはどちらが先にデビューした?
A2:安室奈美恵が先だ。安室は1992年にSUPER MONKEY'Sとしてデビューし、1990年代半ばからソロアーティストとして人気を拡大した。浜崎あゆみは1998年4月8日に「poker face」で歌手デビューしている。
Q3:2026年現在、安室奈美恵と浜崎あゆみは何をしている?
A3:安室奈美恵は2018年9月16日に引退しており、2026年現在、公式な音楽活動の再開は発表されていない。浜崎あゆみは「JAPAN TOUR 2026 -Scapegoat-」を11月27日まで開催予定で、12月30日・31日にはカウントダウンライブも予定している。
まとめ:安室奈美恵と浜崎あゆみは平成の音楽史を築いた2人の歌姫
安室奈美恵と浜崎あゆみは、平成の音楽シーンを代表する女性アーティストであり、同時代に活躍したことからライバルとして比較されてきた。
しかし、2人の功績を振り返ると、単純な勝ち負けでは語れないことが分かる。
安室は歌とダンスを融合したパフォーマンス、音楽性の進化、ファッションへの影響を通じて独自の地位を確立した。2018年9月16日の引退によって、そのキャリアは一つの大きな節目を迎えた。
浜崎は自らの歌詞とビジュアル表現で多くのファンを獲得し、CD総売上5000万枚突破という記録を残した。そして2026年も全国ツアーを続け、新たな企画や作品を通じて活動を展開している。
不仲説については、本人同士の深刻な対立を裏付ける確かな公的事実はなく、メディアや音楽市場が生み出したライバル像と、実際の人間関係を混同しないことが大切だ。
平成という時代に異なる個性で輝いた2人。安室奈美恵は完成された作品と伝説を残し、浜崎あゆみは現在もステージに立ち続ける。どちらが上かという問いよりも、2人がそれぞれの方法で日本の音楽文化を豊かにしたという事実こそ、長く語り継がれるべき功績である。
主な参照資料: オリコン、テレビ朝日、エイベックス公式発表、Billboard JAPAN、スポニチ、BARKS。
(出典: 安室 奈美恵 と 浜崎 あゆみ(Yahoo!ニュース))