【2026年最新】木瀬部屋から引退した力士4人と引退場所一覧
2026年11月6日時点で、日本相撲協会の力士プロフィールから引退を確認できる木瀬部屋出身の力士は、英乃海、紫雷、肥後光、閃岳の4人です。
4人のうち、閃岳は2026年1月場所、残る3人は2026年3月場所を最後に現役生活を終えています。幕内経験者から序二段を主戦場としたベテランまで、最高位も土俵人生も大きく異なります。
注:英乃海・紫雷の生涯戦歴と最高位、引退場所は日本相撲協会公式プロフィールによる。肥後光・閃岳の通算成績は相撲記録データベース等の集計。番付の最高位と引退場所は協会プロフィールで確認。
この4人を比較すると、関取として活躍した英乃海と紫雷、長年にわたり下位番付で土俵に立ち続けた肥後光、幕下上位まで昇進した閃岳という、それぞれの歩みが浮かび上がります。
【英乃海・紫雷】引退理由と現役時代の実績を詳しく解説
英乃海は前頭6枚目まで昇進した元幕内力士
東京都江戸川区出身・1989年6月11日生まれ
- 最高位:前頭6枚目
- 初土俵:2012年5月
- 新十両:2014年11月
- 新入幕:2015年7月
英乃海は岩崎拓也の本名で角界入りし、2012年5月場所に初土俵を踏みました。木瀬部屋で力をつけ、2014年11月場所に新十両、2015年7月場所に新入幕を果たしています。
得意技は右四つ・寄り。身長186センチ、体重154.7キロの体格を生かした相撲で、最高位は前頭6枚目まで到達しました。
日本相撲協会の公式プロフィールに掲載された生涯戦歴は、541勝539敗22休、83場所。幕内では70勝108敗17休、十両優勝1回、序二段優勝1回、序ノ口優勝1回という実績を残しています。
特筆すべきは、幕内だけでなく十両でも長く戦い続けたことです。幕内在位は13場所ですが、関取としてのキャリアを支えたのは十両での粘り強い相撲でした。
2026年3月23日、日本相撲協会は英乃海の引退届を受理したと発表しました。引退理由について、協会の発表には具体的な説明がありません。成績の低迷や不祥事を直接の原因とする公式発表も確認されていません。
引退後の動向では、2026年10月3日に両国国技館で引退・断髪式が行われたことが大きな節目です。報道によると、豊昇龍や琴櫻らを含む約300人がはさみを入れ、師匠の木瀬親方が止めばさみを担当しました。
同式では弟で追手風部屋所属の翔猿との一番も実現。14年間の力士生活に区切りをつけ、新たな人生へ進んでいます。引退後の具体的な職業については、現時点で公表された情報が限られています。
紫雷は十両2枚目まで昇進した実力者
東京都町田市出身・1991年12月24日生まれ
- 最高位:十両2枚目
- 初土俵:2014年3月
- 新十両:2022年1月
紫雷は本名を芝匠といい、初土俵では「芝」の四股名を使用していました。その後、2022年1月場所から紫雷に改名しています。
初土俵は2014年3月場所。新十両は2022年1月場所で、初土俵から約8年をかけて関取の座をつかみました。
最高位は十両2枚目。幕内昇進には届かなかったものの、幕下優勝1回、序二段優勝1回という実績を残しています。
日本相撲協会の公式記録による生涯戦歴は319勝273敗26休、71場所。得意技は左四つ・寄りで、正面から組んで前に出る取り口が持ち味でした。
引退の発表日は2026年3月6日です。日本相撲協会の公式発表には、元十両の紫雷が引退届を提出し、受理されたと記されています。
紫雷の引退理由についても、公式発表では具体的な事情は説明されていません。十両から陥落したことだけを理由と断定したり、けがや健康問題を原因として扱ったりすることはできません。
注目したいのは、十両2枚目という自己最高位に到達した経験です。関取としての地位を獲得するまで時間をかけ、幕下優勝も経験した紫雷は、木瀬部屋の中でも着実に実績を積み上げた力士の一人でした。
【肥後光・閃岳】長い現役生活と最高位、引退までの経緯
肥後光は23年間にわたって土俵に立ったベテラン
熊本県菊池市出身・1988年1月27日生まれ
- 最高位:序二段57枚目
- 初土俵:2003年3月
- 本名:緒方豪宣
肥後光は、2003年3月場所に緒方の四股名で初土俵を踏みました。その後、菊瀬川を経て肥後光に改名しています。
最高位は序二段57枚目。幕下や十両への昇進経験はありませんが、23年間にわたって現役生活を続けたことは特筆すべき点です。
相撲記録データベースの集計では、生涯戦歴は254勝581敗64休、132場所。勝ち星だけを見れば上位力士と比べて目立つ数字ではありませんが、長期間にわたり本場所の土俵に立ち続けた記録には、別の価値があります。
スポニチの2026年3月25日の報道では、肥後光は直近11年間で勝ち越しが2019年九州場所の1回だけだったと紹介されています。また、序ノ口と番付外を行き来する時期もありました。
引退場所は2026年3月場所。日本相撲協会のプロフィールでも、引退場所と最高位が確認できます。
肥後光の引退理由について、協会は具体的な事情を公表していません。長年の戦歴や近年の成績は確認できますが、それだけで本人が引退を決断した直接の理由を特定することはできません。
閃岳は幕下13枚目まで昇進した押し相撲の力士
秋田県大館市出身・1991年6月12日生まれ
- 最高位:幕下13枚目
- 初土俵:2010年1月
- 本名:佐々木大輔
閃岳は2010年1月場所に佐々木山の四股名で初土俵を踏みました。2024年9月場所から閃岳に改名し、2026年1月場所を最後に現役を引退しています。
最高位は幕下13枚目。木瀬部屋に所属し、途中で北の湖部屋に所属した時期を経て、再び木瀬部屋に戻った経歴もあります。
得意技は突き・押し。相撲記録の集計では、生涯戦歴は327勝290敗41休、95場所で、序ノ口優勝1回を記録しています。
16年間に及ぶ現役生活で幕下上位まで番付を上げたことは、閃岳の実績を語るうえで欠かせません。
引退理由について、日本相撲協会のプロフィールには具体的な説明がありません。けがや年齢、成績などを直接の原因として結びつける公式情報も確認されていません。
閃岳の場合、2026年1月場所が引退場所であり、3月場所に引退した英乃海・紫雷・肥後光とは時期が異なります。この違いは、引退力士を調べる際に押さえておきたいポイントです。
【混同注意】2025年の木瀬部屋暴力問題と2026年の引退は別の経緯
木瀬部屋の引退力士を調べる際、避けて通れないのが2025年12月に発表された部屋内の暴力問題です。
この問題では、幕下以下の力士による暴力行為が発覚し、師匠の木瀬親方にも懲戒処分が科されました。ただし、2025年の処分対象となった力士の引退と、2026年にプロフィールで引退が確認できる4人の引退は、発表時期も経緯も異なります。
2025年の暴力問題は何があったのか
日刊スポーツや共同通信の報道によると、問題が起きたのは2025年11月7日、木瀬部屋の九州場所宿舎でした。
幕下以下の力士Aが、自分の財布から現金が盗まれたことをきっかけに、同部屋の力士Bの顔面を少なくとも5~6回殴打したとされています。被害を受けた力士Bは両目の周辺にあざができ、九州場所を休場しました。
日本相撲協会は11月10日に匿名の情報を入手し、コンプライアンス委員会による調査を進めました。調査では過去の暴力行為に関する証言も確認され、常習性が認定されています。
木瀬親方の降格処分と加害力士の引退
2025年12月25日、日本相撲協会は臨時理事会で処分を決定しました。
- 加害力士:引退届を提出し、協会が受理。懲戒処分に換算すると出場停止2場所相当。
- 木瀬親方:委員から年寄への2階級降格処分。
- 処分理由:師匠としての監督義務違反と、協会への報告義務違反。
特に問題視されたのは、木瀬親方が11月7日の段階で暴力行為を把握していたにもかかわらず、協会への報告が適切に行われなかった点です。
この処分は、単に部屋内で暴力が発生したことだけでなく、師匠が問題を把握した後の対応にも責任が及んだ事例でした。
なお、加害力士の実名は報道上公表されておらず、力士A・Bとして扱われています。2025年12月に引退届が受理された加害力士を、2026年3月に引退した英乃海、紫雷、肥後光、あるいは1月に引退した閃岳と同一人物とする根拠はありません。
この点を混同すると、無関係な力士に不祥事の責任を結びつけることになります。
【2026年11月最新】木瀬部屋の現在の所属力士と師匠
引退した力士の情報だけでなく、現在の木瀬部屋がどのような陣容になっているのかも確認しておきましょう。
日本相撲協会の2026年11月場所の部屋紹介によると、木瀬部屋には20人の力士が所属しています。内訳は幕内3人、十両1人、幕下4人、三段目6人、序二段3人、序ノ口3人です。
現在の主な所属力士
幕内
- 美ノ海(小結)
- 宇良(前頭2枚目)
- 金峰山(前頭7枚目)
十両
- 一意(十両4枚目)
幕下
- 日向丸
- 志摩ノ海
- 良安
- つる林
三段目
- 肥後ノ海
- 肥後ノ丸
- 須山
- 隆晟
- 木瀬の海
- 中澤
序二段
- 鳩岡
- 泰我
- 周志
序ノ口
- 肥後ノ龍
- 弘騰龍
- 一元
現在の部屋の看板力士として注目されるのは、美ノ海、宇良、金峰山です。特に美ノ海は2026年11月場所で小結に昇進しており、木瀬部屋の新しい番付上位を担っています。
また、十両には一意が在籍しています。幕内と十両を合わせて4人の関取を抱える陣容で、引退した英乃海や紫雷らの後も、部屋の関取育成は続いています。
木瀬親方の現在は?
木瀬部屋の師匠は、元幕内・肥後ノ海の木瀬親方(本名・坂本直人)です。
2025年12月の処分で委員から年寄へ降格しました。日本相撲協会の2026年11月時点の部屋紹介でも、師匠の木瀬親方は「年寄」として掲載されています。
2025年の問題を受けた信頼回復と再発防止は、部屋運営における重要な課題です。一方、現在の所属力士の番付を見ると、幕内3人を擁する部屋として土俵上の活動も続いています。
【木瀬部屋の引退力士】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年に木瀬部屋から引退した力士は誰ですか?
A1:2026年の引退場所を日本相撲協会のプロフィールで確認できる主な4人は、英乃海、紫雷、肥後光、閃岳です。閃岳は1月場所、英乃海・紫雷・肥後光は3月場所が引退場所です。
Q2:英乃海と紫雷の引退理由は何ですか?
A2:日本相撲協会の引退告知では、両者とも引退届の受理が公表されていますが、具体的な引退理由は説明されていません。成績や健康状態などを直接の理由と断定することはできません。
Q3:2025年の木瀬部屋暴力問題で引退した力士は肥後光ですか?
A3:2025年12月の処分発表で引退届が受理されたのは、暴力行為をした幕下以下の別の力士です。報道では実名が公表されていません。肥後光の引退場所は2026年3月であり、両者を同一人物とする根拠はありません。
まとめ:木瀬部屋の引退力士は経歴と発表時期を分けて確認しよう
2026年の木瀬部屋では、英乃海、紫雷、肥後光、閃岳の4人が現役を引退しました。
英乃海は前頭6枚目、紫雷は十両2枚目、肥後光は序二段57枚目、閃岳は幕下13枚目がそれぞれ最高位です。関取として活躍した力士と、長年にわたって下位番付で相撲を取り続けた力士では、キャリアの内容も大きく異なります。
また、2025年12月の暴力問題では、別の幕下以下力士の引退と木瀬親方の降格処分が発表されました。2026年の4人の引退と一緒に扱わないことが、正確な情報を理解するための重要な判断基準です。
今後、引退後の進路や断髪式、部屋の新たな関取候補などが明らかになれば、木瀬部屋の動向を知るうえで新しい材料になります。引退場所、最高位、協会の公式発表を基準に追いかけることで、力士一人ひとりの土俵人生を正しく振り返ることができます。 (出典: 木瀬部屋 引退 力士(Yahoo!ニュース))