フィギュアスケートペアのルールと採点は?技・日本代表・2026年最新動向を徹底解説
フィギュアスケートのペアは、男女2人が息を合わせ、ジャンプやスピンだけでなく、リフトやスロージャンプなどのダイナミックな技を組み合わせて演技する競技です。シングルとは異なる高度な身体能力とパートナー同士の信頼関係が求められ、技術と芸術性の両方が勝敗を左右します。
2026年は、日本のペア競技にとって大きな転換点となりました。ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで日本ペア初の金メダルを獲得した三浦璃来・木原龍一組(りくりゅう)が4月に現役引退を発表。一方、次世代を担う長岡柚奈・森口澄士組(ゆなすみ)は世界選手権4位に躍進し、11月のグランプリシリーズ中国杯で新シーズンをスタートさせています。競技の基本ルールから採点方法、日本代表の歴史、2026-27シーズンの最新情報まで詳しく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 競技の基本:ペアはリフト、ツイストリフト、スロージャンプ、デススパイラルなどを組み合わせる男女2人の競技。
- 採点方法:技術点(TES)と演技構成点(PCS)を合計し、転倒などの減点を差し引いて順位を決定する。
- 日本勢の動向:りくりゅうは2026年4月に引退。ゆなすみが日本の新たな中心となり、中国杯ではSP4位につけた。
【初心者向け】フィギュアスケートペアのルールと競技の基本を解説
フィギュアスケートのペアは、国際スケート連盟(ISU)が定める競技種目の一つです。現在のシニア国際大会では、男女1人ずつの2人でチームを組み、ショートプログラムとフリースケーティングの2つの演技を行います。
最大の特徴は、個人のジャンプやスピンだけではなく、パートナーを持ち上げる技、空中に投げる技、2人で同時に跳ぶジャンプなど、ペアならではの技術が評価されることです。
ショートプログラムとフリースケーティングの違い
競技は2つのプログラムで構成されます。どちらも重要ですが、演技時間や求められる要素が異なります。
- ショートプログラム(SP):シニアは2分40秒(プラスマイナス10秒)。ISUが指定する7つの必須要素を演技に組み込みます。
- フリースケーティング(FS):シニアは4分(プラスマイナス10秒)。規定の技術要素を満たしながら、より自由度の高い構成で演技します。
ショートプログラムでは、決められた要素を正確に実施する能力が問われます。フリーでは技の種類や組み合わせに加え、演技全体の完成度や表現力も大切です。
2026-27シーズンのショートプログラム必須要素
2026-27シーズンのシニアペアでは、次の7要素が指定されています。
- ヒップリフトのテイクオフ(グループ3)
- ツイストリフト(2回転または3回転)
- スロージャンプ(2回転または3回転)
- ソロジャンプ(2回転または3回転)
- ペアスピンコンビネーション
- デススパイラル(フォワード・インサイド)
- リンク全体を使用するステップシークエンス
ここで注意したいのは、必須要素が毎シーズン完全に同じではないことです。ISUは年度ごとにリフトのグループやデススパイラルの種類などを変更します。2026-27シーズンはヒップリフトとフォワード・インサイドのデススパイラルが指定されています。
フリーでは、通常のペアリフト2種類、振り付けを重視したコレオグラフィック・ペアリフト、ツイストリフト、異なる2種類のスロージャンプ、ソロジャンプ、ジャンプコンビネーションまたはシークエンス、コレオグラフィック・ペアスピン、デススパイラルなどが構成の中心になります。
【徹底比較】フィギュアスケートペアとアイスダンスの違いは?
初心者が混同しやすいのが、ペアとアイスダンスです。どちらも男女2人で滑るため、見た目は似ています。しかし、競技の目的や認められる技には明確な違いがあります。
最も大きな違いはジャンプとリフト
ペアは、アクロバティックな技術と2人の同調性を組み合わせた競技です。男性が女性を頭上まで持ち上げるリフトや、女性を空中に投げ上げるスロージャンプなどが大きな見どころです。
一方、アイスダンスは社交ダンスや舞踊の要素を氷上で表現する競技です。リズムダンスとフリーダンスで構成され、ステップ、ターン、ツイズル、音楽との一体感などが重視されます。ペアのようなスロージャンプや通常のジャンプ競技はありません。
ペアとアイスダンスの比較表
| 比較項目 | ペア | アイスダンス |
|---|---|---|
| 競技人数 | 男女各1人 | 男女各1人 |
| 演技構成 | ショート・フリー | リズムダンス・フリーダンス |
| ジャンプ | ソロジャンプ、同時ジャンプ、スロージャンプ | 通常のジャンプ要素はない |
| リフト | 頭上まで持ち上げるアクロバティックな技がある | 高さや保持時間などに制限があるダンスリフト |
| 主な評価対象 | 技術、同調性、演技構成、表現力 | ステップ、音楽表現、リズム、同調性 |
| 代表的な技 | ツイストリフト、スロージャンプ、デススパイラル | ツイズル、ステップシークエンス、ダンスリフト |
つまり、ペアは「2人で高度な技を完成させる競技」、アイスダンスは「2人で音楽とダンスを表現する競技」と考えると理解しやすくなります。
なお、アイスダンスでもリフトは行われます。リフトがあるからペアというわけではなく、ジャンプや投げ技の有無、技術規定、演技の目的によって区別されます。
【技を徹底解説】スロージャンプ・ツイストリフト・デススパイラルの見どころ
ペア競技の魅力は、2人でなければ成立しない独特の技にあります。特に注目したいのが、ツイストリフト、スロージャンプ、ペアリフト、デススパイラルの4種類です。
① ツイストリフト:空中で回転するダイナミックな技
ツイストリフトは、男性が女性を空中に投げ上げ、女性が空中で回転した後、男性がキャッチする技です。回転数によって2回転、3回転などに分類されます。
注目したいのは、単純な高さだけではありません。女性の踏み切り、空中姿勢、回転の速さ、男性のキャッチ、着氷までの流れが評価されます。
空中での回転が美しくても、キャッチが不安定だったり、着氷後にバランスを崩したりすれば評価は下がります。2人のタイミングが一致していることが重要です。
② スロージャンプ:男性が女性を投げるジャンプ
スロージャンプは、男性が女性を空中へ投げ上げ、女性が自分の力で回転して着氷するジャンプです。女性が着氷する際には、男性の補助を受けません。
通常のジャンプと同様に、トウループ、サルコウ、ループ、フリップ、ルッツ、アクセルなどの種類があります。回転数が増えるほど難度も高くなります。
ツイストリフトとの違いは、着氷の仕方です。ツイストリフトでは男性が女性を空中でキャッチしますが、スロージャンプでは女性が自力で着氷します。この違いを知っておくと、テレビ観戦でも技を見分けやすくなります。
③ ペアリフト:2人の身体能力と連携が試される
ペアリフトは、男性が女性を持ち上げたまま回転したり、さまざまな姿勢を作ったりする技です。ISUの規則ではリフトのテイクオフなどによって複数のグループに分類され、難度や実施内容によって基礎点が異なります。
評価のポイントは、高さ、保持姿勢、回転、移動、降ろし方などです。女性の姿勢が安定し、男性の腕や身体の動きが滑らかであるほど完成度が高くなります。
④ デススパイラル:氷上すれすれを回る美しい技
デススパイラルは、男性が軸となり、女性が身体を低く倒して円を描くように滑る技です。女性の身体が氷に近づき、長い弧を描く姿はペア競技を象徴する場面の一つです。
男性は軸を安定させ、女性はエッジを保ちながら回転します。女性の身体の傾きだけでなく、男性の軸の安定性、2人の回転数、エッジの質なども評価されます。
⑤ サイドバイサイドジャンプとペアスピン
ペアでは、2人が横並びになって同じ種類のジャンプを同時に跳ぶサイドバイサイドジャンプも重要です。
同じジャンプを跳んでいても、回転数や着氷のタイミングがずれると完成度が下がります。ペアスピンでは、2人が近い距離で回転しながら姿勢を変え、呼吸を合わせる技術が求められます。
ペアはリフトだけで勝負する競技ではありません。ジャンプ、スピン、ステップを含めた総合的な技術が必要なのです。
【採点方法を完全解説】技術点TES・演技構成点PCS・減点の仕組み
フィギュアスケートの採点では、技の難しさと完成度、演技全体の表現力を数値化します。ISUの採点方式では、技術点(TES)と演技構成点(PCS)を合計し、転倒などの減点を差し引いた得点が各プログラムのスコアになります。
技術点(TES)は技の難度と出来栄えで決まる
TESはTotal Element Scoreの略で、演技中に実施した技術要素の得点を合計したものです。
各技には基礎点(Base Value)が設定されています。ジャンプなら回転数や種類、リフトならグループや難度、ツイストリフトなら回転数や難度などによって基礎点が決まります。
さらに、技の完成度を評価するGOE(Grade of Execution)が加算または減算されます。GOEはプラス5からマイナス5までの11段階で評価されます。
例えば、同じ3回転のジャンプでも、高さ、飛距離、着氷の安定性、流れなどによって評価が変わります。難しい技を成功させるだけでなく、質の高い実施が求められます。
演技構成点(PCS)は3つの視点から評価
PCSはProgram Component Scoreの略です。2026-27シーズンの評価では、次の3つのプログラムコンポーネントが重要です。
- Composition(構成):技や動きの配置、演技全体のまとまり、リンクの使い方、音楽との構成上の調和。
- Presentation(表現):音楽への理解、表現力、動きのメリハリ、2人の一体感や空間認識。
- Skating Skills(スケーティング技術):エッジワーク、滑走の安定性、スピード、流れ、2人のユニゾン。
ペアの場合、どちらか一方だけが優れていても十分ではありません。2人が同じように評価基準を満たしていることが求められます。
転倒やミスによる減点も順位を左右する
ジャンプで転倒した場合などは、GOEのマイナス評価に加え、規則に基づく減点が発生することがあります。
また、時間超過や時間不足、規定違反などにも減点が設定されています。技の失敗が演技全体に影響するため、安定感は非常に重要です。
最終的な計算は次のようになります。
各プログラムの得点=技術点(TES)+演技構成点(PCS)-減点
そして、ショートプログラムとフリースケーティングの得点を合計し、総合得点で順位が決まります。
採点において技術要素を判定するのはテクニカルパネルです。技の種類や難度を認定し、ジャッジはその出来栄えや演技全体を評価します。つまり、見た目の印象だけでなく、専門的な技術判定が得点に反映されています。
【日本代表の歴代選手】りくりゅうにつながるペア競技の歴史
日本のペア競技は、長い間、シングルと比べて競技人口や国際的な実績の面で課題を抱えていました。しかし、海外を拠点とした強化やパートナーシップの構築を通じて、少しずつ世界との差を縮めてきました。
その歴史を振り返ると、川口悠子・アレクサンドル・マルクンツォフ組、高橋成美・マーヴィン・トラン組などの先駆者が存在し、三浦璃来・木原龍一組が世界の頂点に到達しています。
日本ペアを支えた歴代選手と転換点
| ペア・選手 | 主な活動時期 | 主な実績・歴史的な意味 |
|---|---|---|
| 川口悠子・アレクサンドル・マルクンツォフ | 1999年結成 | 2001年世界ジュニア選手権銀メダル。日本から出場したペアとして初のISU選手権メダル。 |
| 高橋成美・マーヴィン・トラン | 2007年結成 | 2010年世界ジュニア銀メダル、2012年世界選手権銅メダル。日本ペア初の世界選手権メダル。 |
| 高橋成美・木原龍一 | 2013年春に結成 | 木原がシングルからペアに転向。2014年ソチ五輪に出場。 |
| 須崎海羽・木原龍一 | 2016年以降 | 2018年平昌五輪に出場し、日本のペア競技の国際経験を積み重ねた。 |
| 三浦璃来・木原龍一(りくりゅう) | 2019年結成 | 2022年GPファイナル優勝、2023年・2025年世界選手権優勝、2026年ミラノ五輪金メダル。 |
| 長岡柚奈・森口澄士(ゆなすみ) | 2023年春に結成 | 2025年全日本選手権優勝、2026年四大陸選手権銅メダル、世界選手権4位。 |
ISUの選手プロフィールや大会記録によると、木原龍一は高橋成美、須崎海羽、三浦璃来というパートナーとともに五輪を経験してきました。シングルからペアへ転向した選手が、日本の競技力向上を支えてきたことも特徴です。
高橋成美・マーヴィン・トラン組が開いた道
日本ペアの歴史を語るうえで、高橋成美・マーヴィン・トラン組は欠かせません。
2010年の世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得し、2012年の世界選手権では銅メダルに輝きました。これは日本代表のペアとして初めて獲得した世界選手権のメダルです。
当時からペア競技では、海外の強豪国に対抗するための技術指導や練習環境が大きな課題でした。海外のコーチや練習拠点を活用することは、日本のペア競技を発展させる重要な要素となりました。
りくりゅうが日本ペアの歴史を塗り替えた
三浦璃来・木原龍一組は2019年に結成され、カナダを拠点に競技力を高めてきました。
2022年北京五輪では団体戦銀メダル、個人戦7位。2023年には世界選手権と四大陸選手権を制し、日本ペアとして初の世界選手権優勝を達成しました。2025年にも世界選手権を制覇しています。
そして2026年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪では、ショートプログラム5位からフリーで巻き返し、日本ペア史上初のオリンピック金メダルを獲得しました。
この結果は、単に一組の選手が成功したというだけではありません。日本のペア競技が世界の頂点を狙える競技レベルに到達したことを示す歴史的な成果でした。

【2026年最新】りくりゅう引退とゆなすみの現在・グランプリシリーズの展望
2026年の日本ペアを理解するうえで重要なのが、りくりゅうの引退と、ゆなすみへの世代交代です。
三浦璃来・木原龍一は2026年4月に現役引退を発表
2026年4月17日、三浦璃来・木原龍一組はSNSを通じて、今シーズン限りで現役を引退することを発表しました。
ミラノ・コルティナ五輪で日本ペア初の金メダルを獲得した直後の発表であり、五輪が2人の競技人生最後の演技となりました。
日本オリンピック委員会(JOC)の発表によると、2人は競技生活に区切りをつけながらも、今後はペア競技を日本の人々に広く知ってもらうため、新たな活動に挑戦する意向を示しています。
ISUのプロフィールには、りくりゅうの主な実績として次の記録が掲載されています。
- 2022年:北京五輪団体戦銀メダル
- 2022年:グランプリファイナル優勝
- 2023年:世界選手権優勝、四大陸選手権優勝
- 2025年:世界選手権優勝
- 2026年:ミラノ・コルティナ五輪ペア金メダル
2026年の五輪では、フリースケーティングで158.13点、総合231.24点という自己ベストを記録しました。日本のペア競技にとって、長く語り継がれる実績です。
長岡柚奈・森口澄士組(ゆなすみ)が次世代の中心に
りくりゅうの後を担う存在として注目されているのが、長岡柚奈・森口澄士組です。2023年春にペアを結成し、2025年春にはコーチ陣を変更するなど、競技力の向上に取り組んできました。
2025年には全日本選手権で優勝。2026年1月の四大陸選手権では銅メダルを獲得し、3月の世界選手権では4位に入りました。ミラノ・コルティナ五輪にも日本代表として出場しています。
ISUの選手プロフィールに掲載された自己ベストは、総合209.13点。ショートプログラム71.95点、フリースケーティング139.58点です。世界のトップ選手と競い合える得点水準に近づいています。
2026年11月の中国杯はSP4位でフリーへ
2026年11月6日に中国・深圳で開幕したグランプリシリーズ第3戦の中国杯は、ゆなすみにとって今季初戦となりました。
長岡は2026年4月に右足を疲労骨折し、7月に氷上練習を再開。その後、8月には練習からの帰宅途中に交通事故に遭い、左足を骨折するという困難にも直面しました。9月24日には氷上練習への復帰を公表し、中国杯を今季の初戦に定めていました。
11月6日のショートプログラムでは、63.06点で出場8組中4位となりました。
新プログラムにはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を採用。冒頭の3回転ツイストリフトを成功させ、持ち味であるスピード感も見せました。一方、サイドバイサイドの3回転ループとスローループでは長岡が手をつくミスがあり、得点を伸ばしきれませんでした。
フリーは11月7日に予定されており、SP終了時点では表彰台まで3.28点差。逆転の可能性を残した位置につけています。
2026-27グランプリシリーズとNHK杯の注目日程
2026-27シーズンのグランプリシリーズは、6大会で構成されています。各大会の順位に応じてポイントが付与され、シリーズ終了後の上位6組がグランプリファイナルへ進出します。
ISUが公表したペアの出場予定では、長岡・森口組は中国杯とNHK杯にエントリーしています。日本国内で再び演技を披露する機会となるNHK杯は、特に注目したい大会です。
- 10月23日~25日:グランプリ・フランス大会
- 10月30日~11月1日:スケートカナダ
- 11月6日~8日:中国杯(深圳)
- 11月13日~15日:スケートアメリカ
- 11月20日~22日:フィンランディア杯
- 11月27日~29日:NHK杯(東京)
- 12月10日~13日:グランプリファイナル(中国・重慶)
NHK杯では11月27日にペアのショートプログラム、11月28日にフリースケーティングが予定されています。ゆなすみが国内の観客の前でどのような演技を披露するかが見どころです。
なお、NHK杯の出場者にはオランダ代表のダリア・ダニロワ、ミシェル・ツィバ組も含まれています。開催国である日本の選手と、海外の有力ペアを比較できる大会でもあります。
2026年以降の日本ペアを観戦するときの判断基準
りくりゅうの引退後、日本のペア競技を観戦する際は、単純な得点や順位だけではなく、次の3点に注目すると競技の成長が理解しやすくなります。
- 技の安定性:ツイストリフトやスロージャンプで、難しい技をどれだけ安定して成功させられるか。
- 2人の同調性:サイドバイサイドジャンプ、スピン、ステップで動きがそろっているか。
- 演技全体の完成度:技と技の間に自然な流れがあり、音楽と振り付けが一体になっているか。
特に、難しい技に挑戦することと、ミスなく演技をまとめることのバランスは重要です。トップ争いでは、技術点の高さだけでなく、GOEや演技構成点を安定して積み上げる力が求められます。
フィギュアスケートペアに関するよくある質問(FAQ)
Q1:フィギュアスケートのペアは男女でなければ出場できませんか?
A1:ISUの現在のシニア国際競技規則では、ペアは女性1人と男性1人の組み合わせと定められています。アイスダンスも同様の男女構成です。
Q2:ペアとアイスダンスではどちらが難しいですか?
A2:難しさの種類が異なります。ペアはリフト、ツイストリフト、スロージャンプなどの高難度技術と安全な着氷が求められます。アイスダンスはステップ、エッジワーク、音楽表現、2人の動きの一致などが重要です。
Q3:スロージャンプとツイストリフトの違いは何ですか?
A3:スロージャンプは男性が女性を投げ上げ、女性が自力で着氷する技です。ツイストリフトは女性が空中で回転し、男性がキャッチして着氷につなげる技です。
Q4:りくりゅうは2026-27シーズンも大会に出場しますか?
A4:三浦璃来・木原龍一組は2026年4月17日に現役引退を発表しており、2026-27シーズンの競技大会には出場しません。今後はペア競技の普及につながる新たな活動が期待されています。
Q5:2026年の日本のペア代表で注目すべき選手は誰ですか?
A5:長岡柚奈・森口澄士組(ゆなすみ)が注目されています。2026年世界選手権4位、四大陸選手権3位という実績があり、2026-27シーズンのグランプリシリーズにも出場しています。
まとめ:フィギュアスケートペアの魅力と2026年以降の日本勢の展望
フィギュアスケートのペアは、2人の信頼関係、技術力、身体能力、芸術性が一つになった競技です。ショートプログラムとフリースケーティングの規定を理解し、ツイストリフトやスロージャンプ、デススパイラルなどの技を見分けられるようになると、演技の見どころが大きく広がります。
採点では、技の基礎点とGOEからなる技術点に加え、構成、表現、スケーティング技術を評価する演技構成点が重要です。順位を正しく理解するには、単に難しい技を成功させたかどうかだけではなく、演技全体の完成度にも注目する必要があります。
【プロの結論】りくりゅうの功績を次世代につなげられるか
2026年の日本ペア競技は、一つの大きな時代の区切りを迎えました。三浦璃来・木原龍一組が五輪金メダルという最高の成果を残して競技生活に幕を下ろし、長岡柚奈・森口澄士組が次の時代を担う存在として国際舞台に立っています。
ただし、りくりゅうの実績をすぐに再現することが次世代の目標というわけではありません。ゆなすみには、怪我からの回復、技術の安定、演技構成の完成度向上という段階的な課題があります。
2026年11月の中国杯、そして11月27日から開催されるNHK杯は、日本ペアの新しい競争力を確認する重要な機会です。歴代選手が積み重ねた経験と、りくりゅうが切り開いた世界トップへの道を、次世代の選手たちがどのように受け継いでいくのか。今後の日本フィギュアスケートペアから目が離せません。
主な確認資料: ISU 2026年競技規則・採点方式・選手プロフィール、日本オリンピック委員会、日本スケート連盟、日刊スポーツ、共同通信の2026年11月6日付中国杯報道。 (出典: フィギュア スケート ペア(Yahoo!ニュース))