【犬種の正体】ソフトバンクのお父さん犬は北海道犬!柴犬ではない理由
北海道犬はどんな犬?
北海道犬は、日本原産の中型犬です。かつては「アイヌ犬」とも呼ばれ、北海道の先住民族であるアイヌの人々によって、ヒグマなどの野生動物を狩る猟犬として飼育されてきました。
公益社団法人日本犬保存会によると、北海道犬は1937年(昭和12年)12月に国の天然記念物に指定されています。
その特徴は、厳しい寒さに対応するための密集した被毛、小さく厚みのある立ち耳、発達した胸部、筋肉質で頑丈な体格です。見た目は素朴ですが、野外で活動するための身体能力を備えています。
北海道犬の基本プロフィール
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 犬種名 | 北海道犬 |
| 原産国 | 日本 |
| 原産地 | 北海道 |
| 別名 | アイヌ犬 |
| 犬の大きさ | 中型犬 |
| 雄の標準体高 | 約52cm |
| 雌の標準体高 | 約49cm |
| 毛色 | 白・赤・黒・虎・胡麻など |
| 被毛 | 密集した厚い毛 |
| 主な歴史的役割 | 獣猟犬 |
| 天然記念物指定 | 1937年12月 |
出典:公益社団法人日本犬保存会、ジャパンケネルクラブ。体高は犬種標準による数値で、個体差があります。
なぜソフトバンクのお父さん犬は白いの?
北海道犬には、白だけでなく赤、黒、虎、胡麻など複数の毛色があります。
つまり、北海道犬だから必ず白いというわけではありません。
カイくんが白毛だったことから、白い北海道犬がお父さんのイメージとして定着しました。白い毛並みと丸みのある顔立ち、落ち着いた表情が、CMのキャラクターとして強い印象を残したのです。
ここで押さえておきたいのは、北海道犬という犬種の特徴と、白戸家のお父さんというキャラクターの特徴は別のものだという点です。
【初代カイくんのプロフィール】約300本のCMに出演した伝説の白犬
白戸家の初代お父さん犬として知られるカイくんは、単なるCM出演犬ではありませんでした。
2007年のCM登場をきっかけに全国的な知名度を獲得し、DVDや写真集、CDなども展開する人気タレント犬になりました。
カイくんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | カイくん |
| 犬種 | 北海道犬 |
| 毛色 | 白 |
| 生年月日 | 2003年10月10日とするプロフィール掲載あり |
| 出身 | 北海道とするビクターのプロフィール |
| 体長 | 約50cm(公表プロフィール) |
| 体重 | 約15kg(公表プロフィール) |
| CM出演開始 | 2007年 |
| 主な役柄 | 白戸家の初代お父さん |
| 主な出演作品 | NHK連続テレビ小説「天花」、TBS「里見八犬伝」など |
| 好物 | ソーセージ、ロケ弁の鮭 |
| 死去 | 2018年6月28日 |
出典:ビクターエンタテインメントのカイくん紹介資料、ソフトバンク公式ニュース、当時の報道。
カイくんはいつから白戸家のCMに出演した?
カイくんのソフトバンクCM出演は2007年に始まりました。
白戸家の父親という設定で、犬でありながら人間の言葉を話すユニークなキャラクターとして登場します。
特に印象的だったのは、家族に対して威厳を保とうとする父親らしい態度と、犬ならではの愛らしい仕草とのギャップです。
CMでは人間の家族と自然に会話する一方、実際のカイくんは犬としての個性を持っています。このギャップがキャラクターの面白さを生み出しました。
ソフトバンクが2018年に公開した公式記事によれば、カイくんは約300本のテレビCMに出演。2018年7月には原宿で「カイくんありがとう展」も開催され、出演映像や写真、共演者からのメッセージなどが展示されました。
カイくんは2018年6月28日に死去
2018年6月28日、初代お父さん犬のカイくんが老衰のため亡くなりました。
ソフトバンクの公式発表では、亡くなった時点で16歳とされています。
長年にわたって白戸家の父親を演じてきたカイくんの訃報は、テレビ朝日やORICON NEWSなど複数の報道機関でも伝えられました。
なお、カイくんの生年月日については、ビクターエンタテインメントの2008年のプロフィールに2003年10月10日と記載されています。一方、2018年の公式訃報では16歳とされています。この2つの情報を単純に照合すると年齢に食い違いが生じるため、生年月日と死亡時年齢は別々の公表記録として理解する必要があります。
カイくんの現在は?生きているという情報は本当?
2026年現在、カイくん本人はすでに亡くなっています。
2018年6月28日の訃報が公表されており、現在のCMに登場するお父さんと初代カイくんを同一の犬と考えるのは誤りです。
一方、カイくんの功績はソフトバンクの公式コンテンツにも残されています。初代お父さんとしての出演映像や、追悼展示の記録などを通じて、その活躍を振り返ることができます。
【お父さん犬の歴代出演者】カイトくん・カイキくんへの交代と家系を解説
初代カイくんが亡くなった後、お父さん役を引き継いだのは、カイくんの息子であるカイトくんとカイキくんです。
ソフトバンク公式ニュースでも、2頭が2代目のお父さんとして活躍していることが紹介されています。
歴代のお父さん犬の関係一覧
出典:ソフトバンク公式ニュース、ORICON NEWS、ホリプロ公式プロフィール。
カイトくんとカイキくんはいつ交代した?
ここは、歴代のお父さん犬を調べる際に混同されやすいポイントです。
2018年6月29日のJ-CASTニュースでは、ソフトバンク広報の説明として、カイトくんとカイキくんの交代時期について、どのCMから交代したのかは公表していないと報じています。
つまり、特定のCMを境に初代から2代目へ完全に切り替わったという公式な日付はありません。
また、2頭が出演していることにも意味があります。
テレビCMでは、視聴者が認識するキャラクターはあくまでも「白戸家のお父さん」です。出演犬が複数いても、物語上の父親が複数存在するわけではありません。
出演する犬は複数、演じるキャラクターは一つ。
これが白戸家のお父さん犬の世代交代を理解するポイントです。
お父さん犬の声は北大路欣也さん
1943年2月23日生まれ・京都府出身
ソフトバンクの公式CMでお父さんの声を担当。ホリプロの公式プロフィールでも、現在の出演情報として紹介されています。
お父さん犬の印象を語るうえで欠かせないのが、北大路欣也さんの声です。
白い犬の外見と、落ち着きのある重厚な声の組み合わせによって、ユーモラスでありながら威厳のある父親像が成立しました。
これは単に犬を出演させただけでは実現できない演出です。
人間の家族を演じる俳優陣と、犬の身体表現、声の演技を組み合わせることで、白戸家独自の世界観が作られています。
【2026年最新】現在のお父さん犬は誰?何代目まで続いている?
2026年現在も、白戸家のお父さんはソフトバンクのCMに登場しています。
特に注目したいのが、ソフトバンクのモバイル事業20周年に合わせて発表された2026年10月21日開始の新CMです。
2026年10月21日から白戸家の新CMが放映
ソフトバンク株式会社は2026年10月21日から、以下の2作品を全国で放映しています。
- 「白戸家 半額食卓」篇
- 「白戸家 20年のありがとう」篇
後者は、お父さんを主人公に白戸家の20年間を振り返る内容です。
出演者には上戸彩さん、樋口可南子さん、ダンテ・カーヴァーさん、永尾柚乃さん、お父さんが名を連ねています。
つまり、2026年11月時点でも、お父さんは白戸家の現役CMキャラクターとして登場しているのです。
2026年のお父さん犬はカイトくん?カイキくん?
ここは慎重に区別する必要があります。
2018年のソフトバンク公式記事では、カイトくんとカイキくんが2代目として紹介されています。
しかし、2026年10月の最新CM発表資料では、出演者の表記は「白戸家のお父さん」となっており、撮影に参加した個体の名前までは明記されていません。
そのため、2026年のCMに登場する犬がカイトくんなのかカイキくんなのか、あるいは別の出演犬なのかを、公開資料だけで断定することはできません。
また、現在の出演犬の個体数や3代目への正式な交代についても、同資料からは確認できません。
お父さん犬は何代目?数え方で混乱しないための整理
歴代出演犬を数える際には、次の2つを分けて考えると分かりやすくなります。
- 役柄の世代: 初代カイくん、2代目カイトくん・カイキくん。
- 出演した犬の個体数: 公表された初代と2代目の3頭。
カイトくんとカイキくんは別々の犬ですが、同じ2代目のお父さん役を演じています。
そのため、単純に出演した犬の数を世代数と考えるのは正確ではありません。
2026年時点の正確な表現は、公式に紹介された歴代の役柄は初代と2代目であり、最新CMの出演個体の詳細は公表資料では特定できないというものです。
【北海道犬と柴犬の違い】大きさ・性格・毛色を徹底比較
北海道犬
中型犬・筋肉質で頑丈
柴犬
小型犬・軽快で引き締まった体格
ソフトバンクのお父さん犬を柴犬だと思っていた人もいるかもしれません。
確かに北海道犬と柴犬は、どちらも日本犬らしい立ち耳や巻き尾、素朴な顔立ちを持っています。
しかし、犬種としては明確な違いがあります。
体の大きさが違う
公益社団法人日本犬保存会の犬種標準によると、北海道犬は中型犬、柴犬は日本犬の中で唯一の小型犬に分類されています。
| 比較項目 | 北海道犬 | 柴犬 |
|---|---|---|
| 分類 | 中型犬 | 小型犬 |
| 雄の標準体高 | 52cm | 39.5cm |
| 雌の標準体高 | 49cm | 36.5cm |
| 体格 | 骨太で頑丈 | 小柄で引き締まる |
| 胸部 | 発達している | 比較的コンパクト |
| 耳 | 小さめで厚い | 三角形の立ち耳 |
| 毛色 | 白・赤・黒・虎・胡麻など | 赤・黒・胡麻など |
| 天然記念物指定 | 1937年 | 1936年 |
体高の差は、雄同士で約12.5cm、雌同士で約12.5cmです。
並んで立つと、北海道犬のほうがひと回り以上大きく、胸や肩の力強さも目立ちます。
毛色の違いにも注目
北海道犬は白毛のほか、赤毛、黒毛、虎毛、胡麻毛などが存在します。
一方、柴犬では赤毛が代表的で、黒毛や胡麻毛も知られています。
ソフトバンクのお父さん犬が白いことから、北海道犬は白毛の犬種だと思われがちですが、実際には多彩な毛色があります。
性格の違いは?
北海道犬は、猟犬としての歴史から、判断力や持久力、勇敢さを備えています。
ジャパンケネルクラブは、北海道犬の性格を忍耐強く、忠実で従順、警戒心に富み大胆であると説明しています。
一方、柴犬は小型ながらも独立心があり、敏捷で、飼い主の気持ちをくみ取る賢さを持つ犬種です。
どちらも日本犬としての共通点はありますが、体格や歴史、必要な運動量などには違いがあります。
お父さん犬が柴犬ではなく北海道犬であることは、外見だけでなく、犬種の分類や身体的特徴からも確認できます。
【北海道犬の性格と飼いやすさ】実際に飼うなら知っておきたいこと
CMで見る北海道犬は、穏やかで落ち着いた印象があります。
ただし、テレビに登場する犬の性格と、犬種全体の傾向は同じではありません。
北海道犬を家庭に迎えるなら、もともとの猟犬としての性質を理解しておく必要があります。
北海道犬の性格は忠実で勇敢
北海道犬には、主に次のような性格的特徴があります。
- 飼い主や家族に対して忠実。
- 状況を判断する能力に優れている。
- 勇敢で忍耐強い。
- 知らない人や環境に対して警戒心を持つことがある。
- 自立心があり、自分で判断しようとする面がある。
これらは犬種の一般的な傾向であり、すべての北海道犬に同じ性格が当てはまるわけではありません。
特に幼少期からの社会化やしつけは重要です。人間やほかの犬との適切な接触を経験させ、落ち着いて行動できるように育てることが求められます。
北海道犬は飼いやすい?
北海道犬は、犬を飼った経験が少ない人にとって、必ずしも簡単な犬種とはいえません。
理由は、運動量の確保や社会化、警戒心への配慮など、日常的に必要な管理があるためです。
特に注意したいのは次の4点です。
1. 十分な運動が必要
猟犬としての歴史を持つため、毎日の散歩だけでなく、自由に体を動かせる時間も確保したい犬種です。
2. 暑さへの対策が必要
密集した被毛を持つため、寒さには比較的強い一方、暑い環境では熱中症に注意しなければなりません。
夏場はエアコンを活用し、涼しい時間帯に散歩するなどの工夫が必要です。
3. 被毛の手入れが必要
北海道犬は厚い被毛を持つため、換毛期には抜け毛が多くなります。定期的なブラッシングで余分な毛を取り除き、皮膚の状態も確認しましょう。
4. 子犬の頃からの社会化が大切
警戒心が強く出る個体もいるため、さまざまな環境や人、犬との適切な接触を経験させることが大切です。
北海道犬を飼うのに向いている人
| 向いている人 | 注意したい人 |
|---|---|
| 毎日の運動時間を確保できる | 散歩時間を十分に取れない |
| 犬のしつけを継続できる | しつけを犬任せにしたい |
| 暑さ対策ができる | 夏場の温度管理が難しい |
| 日本犬の特性を理解している | 誰にでもすぐ懐く犬を求めている |
| 抜け毛の管理ができる | 毛の手入れに時間をかけたくない |
北海道犬は、信頼関係を築くことができれば、頼もしい家族の一員になります。
ただし、お父さん犬のようにテレビで見せる穏やかな姿だけで飼育を決めるのは避けたいところです。
実際の飼育では、犬種の特性と個体差の両方を理解し、生活環境に合うかどうかを判断する必要があります。
【ソフトバンクのお父さん犬種】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ソフトバンクのお父さん犬の犬種は何ですか?
北海道犬です。かつてアイヌ犬とも呼ばれた日本原産の中型犬で、1937年に国の天然記念物に指定されています。
Q2:初代カイくんはいつ亡くなりましたか?
2018年6月28日未明、老衰のため亡くなりました。ソフトバンクの公式発表では16歳でした。
Q3:現在のお父さん犬はカイくんの息子ですか?
2018年にソフトバンクは、カイくんの息子であるカイトくんとカイキくんが2代目のお父さん役を務めていると発表しました。ただし、2026年の最新CMで実際に出演している個体の名前は公表資料では確認できません。
Q4:お父さん犬の声を担当している俳優は誰ですか?
北大路欣也さんです。犬の出演と声の担当を分けることで、独特の父親キャラクターが生まれています。
まとめ:ソフトバンクのお父さん犬は北海道犬!歴代と現在を正しく理解しよう
ソフトバンクの白戸家CMでお父さんを演じる犬の犬種は、北海道犬です。
初代カイくんは2007年から出演し、約300本のCMで活躍しました。2018年6月28日に16歳で亡くなった後、息子のカイトくんとカイキくんが2代目として役を引き継いでいます。
2026年11月現在も、白戸家シリーズは継続しており、10月21日には「白戸家 20年のありがとう」篇などの新CMが公開されました。
今回の情報から押さえておきたいポイントは、次の3つです。
1. 犬種の正解は北海道犬。 柴犬とは体格や犬種標準、歴史が異なる。
2. 初代はカイくん、2代目はカイトくんとカイキくん。 2頭で一つの父親役を演じている。
3. 2026年の最新出演犬の個体名は未公表。 CMへの登場が続いていることと、実際に出演した犬の名前は分けて考える必要がある。
【プロの結論】お父さん犬が長く愛される理由
白戸家のお父さん犬が印象に残る理由は、北海道犬という犬種の魅力だけではありません。
白い犬の親しみやすい外見、北大路欣也さんの重厚な声、そして家族の中で父親として振る舞うユニークな設定。この3つが組み合わさり、犬種の知名度を超えたキャラクターとして定着しました。
さらに、初代カイくんから息子たちへと出演犬を引き継ぐことで、キャラクターのイメージを保ちながら世代交代を実現しています。
北海道犬について興味を持った人は、CMの印象だけで判断せず、猟犬としての歴史や性格、飼育環境まで知ることが大切です。
ソフトバンクのお父さん犬は、北海道犬の魅力を全国に伝えた象徴的な存在です。 カイくんが残した功績と、白戸家のこれからの展開にも引き続き注目したいところです。
主な参照資料:ソフトバンク公式ニュース・プレスリリース、公益社団法人日本犬保存会、一般社団法人ジャパンケネルクラブ、ビクターエンタテインメント、ホリプロ、ORICON NEWS、J-CASTニュース。 (出典: ソフトバンク お父さん 犬 種(Yahoo!ニュース))