大トニーのブチ切れはなぜ起きた?水ダウ檻企画の真相と「干された説」を2026年最新検証
お笑いコンビ「マテンロウ」の大トニーが、2018年5月30日放送の『水曜日のダウンタウン』で番組スタッフに激怒した出来事を覚えているだろうか。パンサーの菅良太郎に呼び出され、倉庫の檻に閉じ込められた大トニーは、「お前らのやってることなんかお笑いじゃない」と怒りを爆発させた。その一部始終が放送され、当時大きな話題になった。
しかし、騒動の本当の意味は、放送された怒鳴り声だけでは分からない。2025年12月7日にはABEMAのインタビューで大トニー本人が当時の飲酒状況やスタッフとのやり取り、番組出演が減っていった理由を告白。「干された」というネット上の説とは異なる事情が明らかになった。さらに2026年11月には、マテンロウの今後に関する新たな動きも報じられている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- ブチ切れの理由:2018年5月30日の檻企画で、パンサー菅良太郎にだまされて身代わりとして呼び出されたことが発端。
- 放送後の謝罪:大トニーは自身のSNSで謝罪。2025年の本人取材では、当時かなり酔っていたことやスタッフとの謝罪の経緯も明かした。
- 干された説の真相:本人は番組から呼ばれていたと説明。出演が減った背景には、自分自身が萎縮してしまったこともあった。
【事件の全貌】大トニーが水曜日のダウンタウンでブチ切れた理由とは?
2018年5月30日放送の檻企画が発端
騒動の舞台となったのは、TBS系『水曜日のダウンタウン』で放送された「数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説」だった。
この企画は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場する「鉄塔に住もう」の設定を参考にしたもの。芸人を倉庫の檻に閉じ込め、自分の代わりとなる別の芸人を呼び出さなければ脱出できないという、非常に過酷なルールが設定されていた。
最初にターゲットとなったのは、コロコロチキチキペッパーズのナダル。そこからジャングルポケットのおたけ、パンサーの菅良太郎へと檻の中の人物が入れ替わっていく。
そして、菅が次の身代わりとして呼び出したのが、マテンロウの大トニーだった。
大トニーは、菅に呼ばれて倉庫へ向かったものの、到着してみれば待っていたのは飲み会や通常の仕事ではなく、檻に閉じ込められるという状況だった。自分が企画のターゲットになったと理解すると、スタッフに対して怒りをあらわにした。
怒りの矛先は番組スタッフへ
大トニーは檻の中で、企画そのものへの不満を隠さなかった。
スポニチの2018年6月1日付報道によると、彼は「マジで気持ち悪い」「全然面白くないかんな!」などと怒鳴り、番組の責任者を呼ぶよう要求。さらに「お前らのやってることなんかお笑いじゃない」と強い言葉をぶつけた。
この場面は編集でカットされず、そのまま放送された。笑いを取るためのリアクションというより、本人の怒りがそのまま伝わる映像だったことも、視聴者に強い印象を残した理由だ。
ただし、2025年の本人インタビューでは、当時の状況について重要な補足が加わっている。大トニーは、撮影当時かなり酔っていたと説明している。単に番組の仕掛けが気に入らなかったというだけではなく、飲酒によって感情のコントロールが難しくなっていた側面もあった。

【檻企画の仕組み】ナダル・おたけ・菅良太郎から大トニーへ続いた地獄の数珠つなぎ
ジョジョの鉄塔システム説とは何だったのか
企画の面白さと過酷さを理解するには、そもそもの仕組みを知る必要がある。
元ネタは荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第4部に登場する鉄塔のエピソード。自分が閉じ込められた場所から抜け出すために、代わりの人物を連れてくるという構造をバラエティー番組の検証企画に置き換えた。
参加者には、身代わりとなる芸人を電話で呼び出すことが求められた。呼び出された人物が檻に入ると、それまで閉じ込められていた人物が解放される。つまり、自分が自由になるためには、別の芸人を同じ状況に巻き込まなければならない。
しかも、呼び出す相手に企画の正体を知られてしまえば、交渉は成立しない。芸人同士の信頼関係を利用した仕掛けだった。
なぜ大トニーの怒りは大きな反響を呼んだのか
この企画では、芸人たちが友人や先輩、仕事仲間を信じて現場に向かう。その信頼が結果的に裏切られ、自分が檻に入れられるという展開が繰り返された。
大トニーの場合、菅良太郎から呼び出されたことが直接のきっかけだった。信頼している芸人からの誘いであれば、疑わずに現場へ向かうこともある。ところが、そこで待っていたのは予想外の仕掛けだった。
大トニーの怒りは、単なるドッキリへの驚きというより、企画のルールやスタッフの対応に対する不満として表面化した。
WEBザテレビジョンの放送当時の記事では、視聴者の反応は賛否両論だったと報じられている。だまされて身代わりにされる仕組みへの批判や、大トニーの怒りに理解を示す声があった一方、芸人同士の人間関係が見える企画として楽しむ意見もあった。
つまり、話題になったのは大トニー個人の怒りだけではない。笑いのためにどこまで人間関係を利用してよいのかという、企画そのものへの疑問も含まれていた。
【関係者と時系列】大トニーのブチ切れ事件を人物・出来事別に整理
今回の騒動は複数の芸人が関係しているため、人物の役割を整理すると全体像が分かりやすい。
| 人物・時期 | 出来事・役割 | 騒動との関係 |
|---|---|---|
| ナダル | 最初のターゲット | 檻から脱出するために次の芸人を呼び出した |
| おたけ | ナダルの身代わり | 次の人物としてパンサー菅良太郎を呼び出した |
| 菅良太郎 | 檻に入った芸人 | 大トニーを次のターゲットとして呼び出した |
| 大トニー | 檻に入れられた芸人 | スタッフに怒りをぶつける場面が放送された |
| 2018年5月30日 | 番組放送 | ブチ切れ場面が視聴者に広く知られる |
| 2018年6月1日 | スポニチ報道 | 放送後のSNSでの謝罪や反省を紹介 |
| 2025年12月7日 | ABEMAの本人取材 | 飲酒状況や出演減少の理由を本人が説明 |
| 2026年11月2日 | マテンロウの今後に関する報道 | アントニーがトリオ構想を提案し、大トニーも前向きな姿勢を示した |
特に重要なのは、菅良太郎と大トニーの関係だ。菅は単に現場へ案内した人物ではなく、数珠つなぎの仕組みの中で大トニーを次のターゲットにした人物だった。
また、ナダルやおたけも同じ仕組みに巻き込まれている。大トニーだけが特別に狙われた企画ではなく、参加者が順番に身代わりを呼び出す構造そのものが騒動の背景にあった。

【放送後の謝罪】大トニーは何を謝った?本人が明かしたスタッフとのやり取り
2018年の放送直後にSNSで謝罪
大トニーは放送後、自身のTwitter(現X)を更新し、視聴者に向けて謝罪した。
スポニチが2018年6月1日に報じた内容によると、大トニーは「お見苦しいとこをお見せしてしまい申し訳ありませんでした」と投稿。その後も、自分が芸人として笑いを語るような態度を取ってしまったことを反省する趣旨の発言をしていた。
さらに、怒りを露わにしたにもかかわらず放送してくれた番組への感謝も表明している。
この対応から分かるのは、大トニーが放送後に番組と対立し続けたわけではないということだ。少なくとも本人は、感情的になった自分の振る舞いを振り返り、番組への感謝を伝えていた。
2025年12月、本人が明かした撮影当日の裏側
騒動から約7年半後の2025年12月7日、ABEMA TIMESは『ABEMA NEWS』での本人インタビューを掲載した。
大トニーによると、当時はかなり酔っていた。タクシーに乗っているときにも酔いが回り、なぜ怒っているのか自分でもよく分からないまま、怒ろうという気持ちになってしまったという。
さらに重要なのは、現場でのやり取りだ。
大トニーは、我に返った後、自分からスタッフに謝罪したと説明している。一方、スタッフ側も謝罪したため、大トニーは「こちらこそすいません」という気持ちを伝え、できれば映像を使わないでほしいと頼んだという。
しかし、スタッフからは、その時点で撮れている映像がほかになく、使うことになると説明されたという。
「全然呼ばれています」
これは、2025年のインタビューで番組から干されたという説を否定した際の大トニーの言葉だ。
つまり、放送後の謝罪は単なるSNS上の形式的な対応ではなかった。本人の説明では、現場でも謝罪があり、スタッフとの間で話し合いが行われていたのである。
【干された説の真相】水曜日のダウンタウンへの出演が減少した本当の理由
番組から出入り禁止になったという事実は確認されていない
大トニーのブチ切れ映像が何度も話題になる中、ネット上では「スタッフに怒鳴ったことで水曜日のダウンタウンから干されたのではないか」という説が広まった。
たしかに、事件後に番組への出演が以前ほど目立たなくなったと感じる視聴者がいたことは、この噂が生まれた背景の一つだろう。
しかし、2025年12月のABEMAインタビューで大トニー本人は、番組から呼ばれなくなったという見方を否定している。
本人の説明によると、騒動後も番組からの出演依頼はあり、むしろ何度も呼ばれていたという。
ただし、問題はその後だった。
出演減少の背景には本人の萎縮があった
大トニーは、ブチ切れた映像が放送されたことで、自分自身が勝手に萎縮してしまったと説明している。
以前のように自然に振る舞えなくなり、番組に呼ばれても、うまく立ち回れなくなった。その結果、少しずつ出演機会が減っていったという。
ここは「干された説」と「本人が語った出演減少の理由」を分けて考える必要がある。
番組側が大トニーを意図的に排除したという説明と、本人が騒動を気にして自分らしいパフォーマンスを発揮できなくなったという説明は、まったく異なる。
ABEMAの取材で大トニーは、2025年については同番組から一度も呼ばれていないとも話している。ただし、これは2025年当時の本人の説明であり、2026年の出演状況まで同じだと断定する材料にはならない。
「干された」と「出演機会が減った」は同じではない
芸能人の出演が減少すると、すぐに番組とのトラブルや制作側からの排除が原因だと考えられがちだ。
しかし、テレビ番組の出演機会は、企画との相性、キャスティング、本人の活動状況、コンビとしての仕事量など、さまざまな要素に左右される。
今回のケースでは、本人が番組から呼ばれていたことを明言している。出演が徐々に減った理由についても、自身の萎縮が影響したと説明している。
したがって、現時点で最も自然な整理は、ブチ切れ事件が直接的な出入り禁止につながったという説ではなく、事件後の本人の心理的な変化も出演減少に影響したというものだ。

【2025年12月の本人インタビューと2026年現在】大トニーの仕事・収入・マテンロウの今後
2025年には芸人収入ゼロの月も経験
2025年12月のABEMA密着番組『NO MAKE』では、水ダウ騒動だけでなく、大トニーの現在の生活や仕事事情にも焦点が当てられた。
日刊スポーツの2025年12月7日付報道によると、大トニーは複数のダーツバーでアルバイトを掛け持ちしていた。
当時の本人の説明では、時給は1300円。少ないときは週3回、多いときには週5~6回ほど勤務することもあったという。
さらに、2025年前半には芸人としての収入が初めてゼロになった月もあったと告白している。
一方、仕事が比較的順調だった7~8年前には、芸人としての月収が平均30万~40万円ほどあり、多い月には70万~80万円に達することもあったという。
この変化を見ると、単純に水ダウの一件だけで現在の経済状況を説明することは難しい。
アントニーとの収入格差も明らかに
マテンロウは、アントニーと大トニーによるお笑いコンビだ。所属事務所の吉本興業のプロフィールでは、2010年5月結成、NSC東京校15期出身と紹介されている。
大トニーは、学生時代からの友人だったアントニーを誘ってコンビを組んだ。アントニーの強いキャラクターを生かしたネタがコンビの持ち味となっている。
ただし、仕事量には大きな差が生じていた。
2025年12月の日刊スポーツの報道によると、大トニーはアントニーが若手時代からテレビ番組のレギュラーを獲得し、海外ロケなどで活躍していたことを明かしている。
アントニーは日本テレビ系『不可思議探偵団』への出演などで早くから知名度を高めた。一方、大トニーはコンビとしての仕事が少ない時期に、一人で新ネタライブなどに出演することもあったという。
また、2024年に配信されたNetflixドラマ『地面師たち』にアントニーが出演したことも、コンビ活動に影響したと大トニーは説明している。
2025年のインタビュー時点では、芸人としての収入が月10万~15万円程度まで戻ったものの、それだけでは生活費が足りず、アルバイトを組み合わせて生活していたと語っている。
2026年11月、マテンロウにトリオ構想が浮上
2026年11月2日には、マテンロウがニューヨークのYouTubeチャンネルに出演し、コンビの今後について話し合う様子が報じられた。
オリコンニュースによると、アントニーは新メンバーを一人加えてトリオになる構想を提案。コンビとして今後どのように活動するかについて、新しい可能性を示した。
これに対して大トニーは、再び一から始めることへの不安を示しつつも、解散するくらいなら新メンバーを加えることも受け入れるという前向きな姿勢を見せた。
また、アントニーは新メンバーを募集する間も、2人での仕事を続ける意向を示している。
この動きは、大トニーの現在を考えるうえで重要だ。2018年の水ダウ騒動だけでなく、相方との仕事量の差や、コンビとしての将来についても向き合っていることが分かる。
なお、大トニーは1990年2月15日生まれ。2026年11月現在は36歳で、吉本興業の公式プロフィールにも芸人として掲載されている。
2016年には、当時の芸名だった大野大介から大トニーへ改名した。名付け親は『水曜日のダウンタウン』で改名を提案した松本人志だった。この番組との関係は、騒動以前から大トニーの芸人人生に深く関わっていたのである。
【プロの結論】大トニーのブチ切れ事件から分かる3つの重要なポイント
1. 怒った映像だけで人物の評価を決めない
大トニーの怒りは、放送された映像だけを見ると非常に強烈だった。しかし、2025年の本人証言によって、当時は飲酒していたこと、後から我に返って謝罪したこと、スタッフ側も謝罪していたことが明らかになった。
一つの映像だけでは、その人物の普段の仕事ぶりや、現場でのやり取りまでは分からない。放送されたリアクションと、その後の本人の説明を合わせて見ることが大切だ。
2. 出演減少をすべて干されたせいにしない
今回の騒動で最も興味深いのは、本人が出演減少の理由を自分自身の萎縮に求めている点だ。
番組から呼ばれなくなったのではなく、呼ばれていた時期にも自分のパフォーマンスがうまくいかなくなったという説明は、芸人としての心理的な負担を考えるうえで重要な証言となる。
また、コンビ内の仕事量や収入格差も、出演機会の変化を考える際に無視できない要素だ。
3. 大トニーの現在は2018年の騒動だけでは語れない
2025年12月の密着取材では、アルバイトを掛け持ちする生活や収入格差が明らかになった。そして2026年11月には、マテンロウのトリオ構想という新たな展開が報じられている。
これらの情報から見えてくるのは、単に過去のテレビ騒動で話題になった芸人ではなく、仕事やコンビの将来について模索し続ける一人の芸人としての姿だ。
大トニーの評判を判断するなら、2018年の怒りの場面だけでなく、その後の謝罪、本人の説明、現在の活動まで含めて見るべきだろう。
大トニーのブチ切れに関するよくある質問(FAQ)
Q1:大トニーが水曜日のダウンタウンでブチ切れたのは何年何月?
A1:2018年5月30日放送回です。「数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説」という企画で、檻に閉じ込められた大トニーが番組スタッフに激怒しました。
Q2:大トニーを檻に呼び出したのは誰?
A2:パンサーの菅良太郎です。菅に呼び出された大トニーは、倉庫に到着して企画の仕掛けを知り、檻に入れられたことに怒りを爆発させました。
Q3:大トニーは放送後に謝罪した?
A3:はい。2018年の放送後、自身のTwitterで視聴者に謝罪しました。また、2025年のインタビューでは、撮影現場でもスタッフに謝罪し、スタッフ側からも謝罪があったと説明しています。
Q4:大トニーは水曜日のダウンタウンを干されたの?
A4:本人は否定しています。2025年12月のABEMAインタビューでは、騒動後も番組から何度も呼ばれていたと説明。ただし、自分が萎縮してうまく振る舞えなくなり、徐々に出演が減ったと語っています。
Q5:大トニーは2026年現在何をしている?
A5:吉本興業所属の芸人として活動しています。2025年12月の密着取材ではダーツバーでの掛け持ちアルバイトも明らかになりました。2026年11月には、マテンロウの新メンバー加入構想も報じられています。
Q6:大トニーとアントニーは解散した?
A6:2026年11月6日時点で、解散が決まったという報道はありません。11月2日の報道ではアントニーがトリオ構想を提案し、新メンバーを探す間も2人での仕事を続ける意向を示しています。
まとめ:大トニーのブチ切れは「干された事件」ではなく、その後の本人の変化が鍵だった
大トニーのブチ切れ事件は、2018年5月30日の『水曜日のダウンタウン』檻企画で起きた。パンサー菅良太郎に呼び出され、身代わりとして檻に入れられた大トニーが、スタッフに怒りをぶつけたことが発端だった。
放送後にはSNSで謝罪し、2025年12月のインタビューでは、当時かなり酔っていたことや、スタッフとの間でも謝罪があったことを説明している。
また、長く語られてきた「干された説」についても、本人は番組から呼ばれていたと否定。出演が減った背景には、自分自身が萎縮してしまったことがあったと明かした。
2025年には収入面で厳しい状況も告白した一方、2026年11月にはマテンロウの新しい活動形態を模索する動きも出ている。
大トニーのブチ切れを理解するうえで重要なのは、2018年の映像だけを切り取らないことだ。事件後の謝罪、本人が語った出演減少の理由、そして2026年の新たな挑戦まで追うことで、騒動の本当の姿と現在の大トニーが見えてくる。
主な情報源: スポニチ(2018年6月1日)、WEBザテレビジョン(2018年5月31日)、ABEMA TIMES(2025年12月7日)、日刊スポーツ(2025年12月6~7日)、オリコンニュース(2026年11月2日)。 (出典: 大 トニー ブチ 切れ(Yahoo!ニュース))