セックスレス風俗は解決策になる?2026年最新調査で見る利用理由・料金・夫婦の合意
パートナーとの性生活が長期間なくなったとき、性欲や寂しさをどのように満たすのか。夫婦で話し合っても解決の糸口が見つからず、性風俗の利用を選択肢として考える人もいる。「セックスレス風俗」という検索キーワードの背景には、単なる性的欲求だけでなく、夫婦関係への不満、親密さの不足、自分の気持ちを取り戻したいという複雑な事情がある。
2026年には、子育て世帯の性生活に関する調査や、女性用風俗の利用実態をまとめた「女風白書 2026年版」も公表された。利用経験者の目的、満足度、料金、配偶者による性風俗利用への許容度など、具体的な数字から見えてくるのは、性風俗がセックスレスの根本的な解決策になるとは限らないという現実だ。利用を考える前に知っておきたい仕組み、メリット・デメリット、夫婦間の合意、性感染症対策まで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- セックスレスの定義:日本性科学会は、カップルの合意した性交や性的接触が1か月以上なく、その後も長期化が予想される状態と定義している。
- 2026年の利用実態:女風白書の調査では、東京都在住の20〜50代女性7,301人のうち、女性用風俗の利用経験者は333人だった。
- 利用目的:女性用風俗の利用経験者では、癒し、恋愛気分、親密なふれあいなどが主な目的として挙げられている。
- 料金の目安:女性用風俗の掲載104店舗の集計では、90分コースの料金中央値は15,000円。指名料や交通費、ホテル代などは別途確認が必要。
- 夫婦間の注意点:セックスレスであっても配偶者の風俗利用が自動的に許容されるわけではない。事前の合意と性感染症対策が欠かせない。
【基礎知識】セックスレスとは?日本性科学会の定義と2026年の実態
セックスレスは単に性交渉が少ない状態ではない
「セックスレス」という言葉は日常会話でも使われるが、専門的な定義が存在する。
一般社団法人日本性科学会によると、2024年6月9日に更新された定義は、次のとおりだ。
特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシュアル・コンタクトがいずれも1か月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合。
この定義で重要なのは、性交だけでなく、カップルが合意した性的接触も対象になる点だ。単純に性交の回数だけで夫婦の状態を判断するものではない。
また、出産後の身体的事情や病気、療養など、特殊な事情がある場合まで一律にセックスレスと判断するものでもない。
したがって、性交渉が月に1回ある夫婦でも、本人たちが親密さの不足を感じていれば問題を抱えている可能性がある。一方、性交渉が長期間なくても、双方が納得しているなら、それだけで夫婦関係に問題があるとはいえない。
2024年の全国調査では1年以上性交渉がない人も多い
一般社団法人日本家族計画協会が2024年3月に公表した「ジャパン・セックス・サーベイ2024」は、全国の18〜69歳の男女5,029人を対象とした調査だ。
調査結果によると、過去1年以上セックスがなかった人は男性45.3%、女性52.8%。また、男女ともに6割以上が1か月以上セックスをしていないという結果だった。
この数字から分かるのは、性生活の頻度が低下している人は決して珍しくないということだ。ただし、全国調査の結果は、すべての人がセックスレスを苦痛に感じていることを意味するものではない。
2026年の子育て世帯調査で浮かんだ原因
2026年2月10日、株式会社ベビーカレンダーは、子どもが1人以上いる女性461人を対象とした「夫婦の夜の生活に関するアンケート」を公表した。
調査では、現在の性交渉の頻度について「1年以上していない」が27.7%で最多となった。また、自分がセックスレスだと感じている、またはやや感じている人は合計49.9%だった。
セックスレスを自覚する285人に理由を尋ねたところ、上位は次のとおりだった。
- 育児・家事で疲れている:56.8%
- 仕事で疲れている:42.8%
- 時間・機会がない:39.7%
- 性欲の差:37.4%
- 体調・年齢・ホルモンの影響:19.8%
- パートナーへの不満:17.1%
- 気持ちの距離を感じる:12.0%
注目したいのは、育児や仕事による疲労が上位を占めている点だ。
性生活がなくなる原因は、必ずしも愛情の消失や浮気、夫婦仲の悪化だけではない。睡眠不足、家事負担、育児による身体的な疲れなど、生活環境そのものが影響しているケースもある。
なお、この調査は子どもがいる女性を対象にしたものであり、日本の夫婦全体を代表する統計ではない。セックスレスの背景を考えるうえで、対象者の属性を区別して読むことが大切だ。

【利用実態】なぜセックスレスの人は風俗を利用するのか?2026年調査を検証
性的欲求だけでは説明できない利用理由
セックスレスと風俗利用を結び付ける理由として、まず考えられるのは性的欲求を満たしたいという気持ちだ。
しかし、実際の利用動機はそれだけではない。
女性用風俗の利用実態を調べた「女風白書 2026年版」では、利用経験者296人に利用目的を質問している。
回答結果は以下のとおりだ。
- 癒されたかった:29%
- 恋愛気分を味わいたかった:28%
- 親密なふれあいを求めていた:25%
- 好奇心があった:24%
- さみしさを紛らわせたかった:23%
- 性やパートナーの悩みを相談したかった:16%
- 安心できる相手を求めていた:13%
この調査は最大3つまで選択できる複数回答方式だ。
上位に並ぶのは、性的な欲求だけでなく、癒しや恋愛感情、親密さを求める回答である。パートナーとの関係で満たされなくなった気持ちを、別の形で補いたいと考える人がいることがうかがえる。
ただし、この296人全員がセックスレスを経験しているわけではない。調査結果から、セックスレスが女性用風俗利用の直接的な原因になっていると断定することはできない。
女風白書2026年版で分かった利用経験と認知度
女風白書は、女性用風俗の認知度や利用経験、利用目的、満足度などを調査した報告書だ。
2026年7月18日から8月31日まで、QiQUMOによるインターネット調査が実施され、東京都在住の20〜50代女性を対象にデータが収集された。
- 認知度:57%
- 利用経験者:333人
- 調査対象者:7,301人
- 利用経験者の割合:約4.6%
ここで注意したいのは、約4.6%という数字は東京都在住の20〜50代女性7,301人の回答結果であり、日本全国の女性の利用率ではないということだ。
また、女性用風俗を知っている人と実際に利用した人の間には大きな差がある。認知度が高いからといって、利用が一般的になったと判断するのは早計だ。
利用者の評判は?満足度55%という数字の意味
同調査では、女性用風俗の利用経験者296人にサービスへの満足度も質問している。
- とても満足している:24%
- まあ満足している:31%
- どちらともいえない:24%
- あまり満足していない:9%
- まったく満足していない:5%
- 回答したくない:7%
満足と回答した人は合計55%だった。一方、24%は「どちらともいえない」と回答している。
この結果は、女性用風俗の利用体験が一律に高く評価されているわけではないことを示す。
満足度は、セラピストとの相性、接客、期待していたサービスとの一致、料金に対する納得感など、複数の要素に左右される。利用経験者の評価を、すべての店舗やサービスに当てはめることはできない。
セックスレス風俗をめぐる主な調査・関係性の整理
| 調査・関連機関 | 対象・時期 | 主な結果 | セックスレス風俗との関係 |
|---|---|---|---|
| 日本性科学会 | 2024年6月定義更新 | 合意した性交・性的接触が1か月以上ない状態などを定義 | セックスレスの判断基準 |
| 日本家族計画協会 | 2023年調査・2024年公表、5,029人 | 1年以上性交渉なしは男性45.3%、女性52.8% | 性生活の実態を把握する基礎資料 |
| ベビーカレンダー | 2026年1月、女性461人 | セックスレスの自覚は49.9%。疲労が主な理由 | 夫婦間で性生活が減少する背景 |
| 女風白書2026 | 2026年7〜8月、女性7,301人と利用経験者 | 利用経験333人、利用目的では癒しが29% | 女性用風俗の認知・利用実態 |
| レゾンデートル | 2024年、セックスレス当事者400人 | 配偶者の風俗利用に対する許容度に男女差 | 夫婦間の合意と価値観の問題 |
これらの調査は対象者も調査方法も異なるため、単純に数字を比較することはできない。それでも、性生活の減少、親密さへの欲求、風俗利用への関心、夫婦間の価値観が、それぞれ異なる問題として存在していることが分かる。
【仕組み・種類】風俗サービスには何がある?利用前に知りたい基本
店舗型と派遣型では利用の仕組みが異なる
性風俗サービスは、営業形態によって大きく店舗型と無店舗型に分けられる。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律では、店舗型性風俗特殊営業と無店舗型性風俗特殊営業などが区分されている。
代表的なサービスの仕組みは次のとおりだ。
- 店舗型サービス:店舗内の設備や個室を利用する形態。ソープランドなどが代表例として知られる。
- 派遣型サービス:利用者の依頼に応じて、ホテルや自宅など指定された場所に従業者が出向く形態。デリバリーヘルスなどが該当する。
- サロン型サービス:店舗の設備を利用し、業態ごとに定められた接客・施術を提供する形態。
- 映像送信型サービス:インターネットなどを通じて性的な映像を提供する形態。
ただし、名称が同じでも、提供内容や利用条件は事業者によって異なる。サービス名だけで具体的な内容を判断するのではなく、料金表と利用規約を確認する必要がある。
女性用風俗ではマッサージやデートなどのコースもある
女性用風俗、通称「女風」は、女性を利用者とするサービスだ。
女性用風俗の情報を掲載する事業者の料金データでは、一般的なマッサージコースのほか、デートコースや宿泊を伴うコースなどが確認できる。
サービスによっては、セラピストとの会話や親密な時間を重視する利用方法もある。性的サービスの範囲や接触の可否は店舗ごとの規約に従う必要があり、すべてのコースで同じ内容が提供されるわけではない。
利用前に確認したいのは、次の4点だ。
- コースに含まれる具体的なサービス
- 性的接触に関する店舗のルール
- 禁止事項とセラピスト側の同意条件
- 追加料金が発生する条件
料金を支払ったからといって、相手の同意を無視した行為が認められるわけではない。利用者と従業者の双方が安心して過ごせるよう、サービスの範囲を事前に確認することが前提となる。

【料金・メリット・デメリット】セックスレス風俗の費用と評判を比較
女性用風俗の料金相場は90分15,000円が目安
2026年11月5日時点で、女性用風俗情報サイト「女風女」が掲載104店舗の料金データを集計している。
料金が確認できた101店舗のコース料金の中央値は次のとおりだ。
- 60分:10,000円
- 90分:15,000円
- 120分:19,000円
- 180分:20,000円
さらに、コース料金以外にも費用が発生する場合がある。
- 延長30分:中央値6,000円
- 指名料:中央値1,000円
- 交通費:店舗や派遣先までの距離によって変動
- ホテル代:利用者負担となるケースが多い
- 深夜料金:時間帯によって追加される場合がある
例えば、90分コースに指名料と交通費を加えると、16,000〜17,000円程度にホテル代を加えた金額が一つの目安になる。
これは女性用風俗の掲載店舗を対象とした集計であり、全国すべての店舗を網羅した公的な料金統計ではない。また、男性向けの性風俗サービスとは料金体系が異なるため、同じ相場として扱うことはできない。
セックスレス風俗を利用するメリット
利用する人にとって考えられるメリットは、主に次のようなものだ。
1.パートナー以外との接触によって気持ちを切り替えられる
夫婦間で親密な接触が減っている人にとって、他者と会話したり触れ合ったりする時間が、気分転換になる可能性がある。
2.自分の欲求や好みを整理する機会になる
自分が求めているものが性的な満足なのか、安心感なのか、会話なのかを考えるきっかけになる場合がある。
3.サービス内容と時間、料金を事前に確認できる
契約したコースの時間や費用が明示されていれば、個人的な関係とは異なる枠組みで利用を検討できる。ただし、料金の明確さとサービスの品質は別問題だ。
利用する前に理解したいデメリット
一方で、セックスレス風俗には見過ごせないデメリットもある。
1.夫婦間の問題が解決するとは限らない
性生活がなくなった原因が疲労や家事負担、コミュニケーション不足、健康問題などにある場合、風俗利用だけでは根本的な問題は改善しない。
2.配偶者との信頼関係を損なう可能性がある
秘密で利用したことが発覚すれば、セックスレスそのものよりも、隠し事や約束違反が大きな問題になる場合がある。
3.継続利用による経済的負担
1回の料金が予算内でも、指名や延長、ホテル代などが積み重なれば支出は増える。利用頻度が高くなるほど家計への影響も大きくなる。
4.感情的な依存や期待のずれ
接客としての親密さと、個人的な恋愛感情は同じではない。相手との関係を特別なものと受け止めすぎると、精神的な負担につながる可能性がある。
5.性感染症のリスク
性的接触を伴う場合には、性感染症の感染リスクが存在する。利用する側だけでなく、配偶者を含むパートナーの健康にも関係する問題だ。
利用者の評判を見るときの注意点
口コミやSNSでは、接客が良かったという評価から、料金に対する不満、予約時の対応、セラピストとの相性に関する意見まで、さまざまな情報が見られる。
ただし、口コミは利用者全体を代表するものではない。満足した人や強い不満を持った人の投稿が目立つ可能性もある。
女風白書の2026年調査でも、満足度55%に対し「どちらともいえない」が24%だった。評判を判断するときは、肯定的な投稿だけでなく、料金の透明性、予約対応、キャンセル規定、トラブル時の対応まで確認したい。
【夫婦間の合意・安全対策】風俗店の選び方と性感染症の注意点
配偶者の風俗利用はどこまで許容される?2024年調査の結果
セックスレスであれば、配偶者の風俗利用は許されるのだろうか。
この問題について参考になるのが、レゾンデートル株式会社が実施した「夫婦のセックスレスに関する実態調査」第9報だ。
2024年1月と7月に実施された調査では、20〜59歳の夫婦間セックスレス当事者400人、男性200人・女性200人に配偶者の性風俗利用について質問している。
結果は次のとおりだった。
- 男性:「許す・仕方ないと諦める」合計45.0%
- 女性:「許す・仕方ないと諦める」合計31.5%
- 男性:「許さない」33.0%
- 女性:「許さない」48.0%
つまり、男性のほうが配偶者の風俗利用に対して許容的な回答を示した一方、女性では約半数が許さないと答えている。
ここでいう許容率は、「許す」と「仕方がないと諦める」を合わせた数字だ。積極的に賛成している人だけの割合ではない点に注意したい。
この調査から分かるのは、セックスレスという共通の状況にあっても、夫婦の価値観は一致しないということだ。
自分が性生活を拒まれているからといって、相手も風俗利用を許容していると考えるのは危険である。
夫婦間で話し合っておきたい5つのこと
風俗利用を選択肢として考えるなら、少なくとも次の内容を話し合っておきたい。
- 利用の目的:性的欲求を満たしたいのか、寂しさを解消したいのか、夫婦関係を見直したいのか。
- 利用の範囲:どのようなサービスを認めるのか、認めない行為は何か。
- 費用:家計から支出するのか、個人の自由に使える予算から出すのか。
- 健康管理:性感染症の予防、検査、パートナーへの情報共有をどうするのか。
- プライバシー:予約や連絡、決済情報などをどのように取り扱うのか。
大切なのは、どちらか一方が我慢を強いられないことだ。
合意は一度決めれば永久に有効というものではない。どちらかが不安や不快感を抱いた場合には、利用条件を見直したり中止したりできる関係が望ましい。
風俗店を選ぶときに確認したいポイント
店舗選びでは、広告の華やかさや割引価格だけで判断しないことが重要だ。
確認したい項目は以下のとおり。
- 届出の有無:該当する営業形態に必要な公安委員会への届出がされているか。
- 料金表示:基本料金、指名料、交通費、延長料金などが明記されているか。
- 利用規約:サービスの範囲、禁止事項、キャンセル条件が確認できるか。
- 問い合わせ対応:予約前の質問に具体的に回答してくれるか。
- 個人情報の管理:連絡先、決済情報、利用履歴の取り扱いが明確か。
- トラブル対応:苦情やキャンセル、料金トラブルが起きた場合の連絡先があるか。
特に注意したいのが、風営法上の届出と営業許可を混同しないことだ。
性風俗関連特殊営業には、営業形態に応じて公安委員会への届出が定められている。届出があることは営業上の手続きに関する確認材料だが、サービスの品質や安全性を行政が保証しているという意味ではない。
極端に安い料金を広告しているにもかかわらず、予約時に追加料金が次々と提示される場合や、規約を事前に確認できない場合は慎重に判断したい。
性感染症対策は利用者と配偶者の双方に関わる
厚生労働省によると、性感染症には梅毒、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマなどがある。
感染経路は性器同士の接触だけではない。オーラルセックスなどでも感染する可能性があり、感染しても自覚症状が出ないケースがある。
基本的な対策は次のとおりだ。
- 性的接触の際にはコンドームを正しく使用する。
- オーラルセックスなど、口と性器の接触にも予防策を考える。
- 体調や粘膜、皮膚に異常がある場合は性的接触を避ける。
- 感染の可能性がある場合には医療機関や保健所で検査を受ける。
- 感染が判明した場合には、パートナーも含めて医療機関に相談する。
なお、コンドームを使用しても、皮膚や粘膜の接触による感染を完全に防げるわけではない。
性感染症は、本人だけの問題ではなく、配偶者やパートナーの健康にも影響する。風俗利用を検討する場合には、利用後の健康管理まで含めて判断する必要がある。

【夫婦間セックスレスの解消方法】風俗以外に考えたい現実的な選択肢
まずは性生活が減った原因を整理する
セックスレスを改善したい場合、最初に考えるべきなのは、なぜ性生活が減ったのかという点だ。
2026年のベビーカレンダー調査では、育児・家事の疲労、仕事の疲労、時間や機会の不足が主な理由として挙げられた。
この結果を踏まえると、単に性交渉の回数を増やそうとするだけでは、問題の解決につながらない場合がある。
例えば、家事や育児の負担が一方に集中している夫婦なら、まず負担を分担することが必要になる。仕事で疲れ切っているなら、休息や睡眠時間の確保を優先することも考えられる。
性生活について責めずに話し合う
セックスレスを話題にするときは、「どうしてしてくれないのか」「自分に魅力がなくなったのか」と相手を責める形にならないようにしたい。
代わりに、自分が感じている寂しさや不安を具体的に伝えることが大切だ。
話し合う内容としては、次のようなものがある。
- 現在の性生活について、それぞれがどう感じているか。
- 性交渉以外のスキンシップは望んでいるか。
- 身体的な疲れやストレスが影響していないか。
- 性生活を改善したいのか、現状を維持したいのか。
- お互いが無理なく受け入れられる距離感はどの程度か。
特に重要なのは、性交渉を再開することだけをゴールにしないことだ。手をつなぐ、会話する、一緒に過ごす時間を増やすなど、双方が望む親密さを探す方法もある。
身体的・心理的な問題は専門家に相談する
セックスレスの背景には、性欲の低下、勃起障害、性交時の痛み、更年期の影響、精神的なストレス、服薬や病気などが関係している場合もある。
こうした問題を本人の努力や夫婦間の話し合いだけで解決しようとする必要はない。
一般社団法人日本性科学会のカウンセリング室では、臨床心理士が性の悩みについて心理的・身体的な両面から相談に応じている。
相談内容にはセックスレス、性欲低下、勃起障害、性交疼痛症などが含まれる。本人だけでなく、カップルでの相談にも対応しており、必要に応じて医療機関などを紹介する仕組みもある。
身体的な症状がある場合は、泌尿器科や婦人科などで診察を受けることも選択肢となる。
【プロの結論】風俗は一時的な選択肢であり、夫婦問題の万能薬ではない
セックスレス風俗を考える際に、最も大切なのは、自分が本当に解決したい問題を見極めることだ。
性的欲求を満たしたい人と、配偶者との親密さを取り戻したい人では、必要な対応が異なる。寂しさを解消したい人と、身体的な理由で性交渉ができなくなった人でも、適切な選択肢は同じではない。
風俗利用によって一時的に満足感を得られる可能性はある。しかし、配偶者とのコミュニケーション不足、家事や育児の負担、身体的な不調などは、そのまま残ることがある。
利用を検討する場合には、次の判断基準を参考にしたい。
利用を検討する余地がある人
- 自分の目的と予算を明確にできている。
- サービスの内容や料金、リスクを理解している。
- 配偶者との合意や自分たちの関係上のルールを確認できている。
- 性感染症対策と健康管理を徹底する意思がある。
利用を急がないほうがよい人
- 配偶者に対する怒りや仕返しの気持ちが強い。
- 夫婦間で決めたルールに反する利用を考えている。
- 生活費や借金に影響するほどの支出を予定している。
- 利用すれば夫婦関係が必ず改善すると期待している。
- 健康上の不安や性的接触への不安を解消できていない。
風俗を利用するかどうかだけで、セックスレス問題の正解が決まるわけではない。自分の欲求、配偶者の気持ち、家計、健康、今後の夫婦関係を総合的に考えることが、後悔を減らすための判断基準になる。
【FAQ】セックスレス風俗に関するよくある質問
Q1:セックスレスなら風俗を利用しても問題ありませんか?
A1:セックスレスであることだけを理由に、配偶者の風俗利用が許容されるとは限らない。2024年のレゾンデートル調査でも、セックスレス当事者の女性の48%が配偶者の風俗利用を許さないと回答している。利用を考える場合は、夫婦間の合意や価値観を確認することが大切だ。
Q2:女性用風俗の料金はどのくらいですか?
A2:2026年11月5日時点の掲載104店舗の料金集計では、60分10,000円、90分15,000円、120分19,000円がそれぞれ中央値だった。指名料、交通費、ホテル代、延長料金などが別途発生する場合もあるため、予約前に総額を確認したい。
Q3:女性用風俗を利用する理由は性的欲求だけですか?
A3:女風白書2026の利用経験者296人の調査では、癒し29%、恋愛気分28%、親密なふれあい25%などが上位だった。性的な満足だけでなく、会話や安心感、寂しさの解消などを求める利用者もいる。
Q4:風俗を利用すればセックスレスは解消しますか?
A4:必ずしも解消するわけではない。風俗利用によって一時的に満足感を得られても、夫婦間のコミュニケーション不足や疲労、身体的な問題が残れば、根本的な改善にはつながらない。原因を整理し、必要に応じて専門家に相談することも大切だ。
Q5:風俗利用で性感染症に感染する可能性はありますか?
A5:ある。梅毒、クラミジア、淋菌などは性的接触によって感染する可能性があり、オーラルセックスでも感染する。コンドームの適切な使用や必要に応じた検査、医療機関への相談を心がけたい。
まとめ:セックスレス風俗は利用目的と夫婦の合意を優先して判断する
セックスレス風俗という選択肢の背景には、性的欲求だけでは説明できない寂しさや親密さへの欲求、夫婦間の価値観の違いが存在する。
2026年の女風白書では、女性用風俗の利用経験者が求めていたものとして、癒しや恋愛気分、親密なふれあいが上位に挙がった。一方、ベビーカレンダーの調査では、子育て世帯のセックスレスの背景として育児・家事や仕事による疲労が浮かび上がっている。
これらの結果が示すのは、性生活の問題には複数の原因があり、風俗利用だけですべてを解決できるわけではないということだ。
利用を検討するなら、料金やサービス内容、店舗の届出、性感染症対策を確認するとともに、配偶者との合意を大切にしたい。夫婦関係の改善を望む場合は、日常生活の負担を見直し、率直な対話や専門家への相談も選択肢に入れるべきだ。
大切なのは、風俗を利用すること自体を目的にするのではなく、自分とパートナーがどのような関係を望んでいるのかを理解したうえで選択すること。それが、セックスレスという悩みに現実的に向き合うための出発点となる。
(出典: セックス レス 風俗(Yahoo!ニュース))