日本代表のフォーメーションは2026年どう変わる?3バックと4バックを徹底解説
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2026年11月現在、サッカー日本代表のフォーメーションは大きな転換期を迎えている。森保一監督が北中米ワールドカップに向けて磨いてきた3-4-2-1を基本にしながら、2026年10月5日のニュージーランド戦では、攻撃時の4-1-2-3と守備時の4-4-2を組み合わせる新たな4バックの戦い方を披露した。3バックを継続するのか、それとも4バックとの併用を本格化させるのか。今後の日本代表を占ううえで、見逃せない変化だ。
さらに、11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦に向けて、南野拓実と町田浩樹が代表復帰し、福田師王が初招集された。一方、2027年1月に予定されていたアジアカップは2027年12月23日から2028年1月21日への延期が発表されている。代表の戦術と選手起用を取り巻く環境も変わり始めた。ここでは最新の試合内容、選手配置、戦術的な狙いを整理し、今後のスタメン候補まで詳しく解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本フォーメーション: 3-4-2-1が森保ジャパンの主要な戦術基盤。
- 2026年10月の新展開: ニュージーランド戦で攻撃時4-1-2-3、守備時4-4-2をテスト。
- 3バックと4バック: どちらか一方への完全移行ではなく、相手や試合展開に応じた併用が有力。
- 注目選手: 南野拓実、町田浩樹の復帰と福田師王の初招集が新たな選択肢を生む。
- 次の重要な検証機会: 11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦。
【2026年最新】日本代表のフォーメーションは3-4-2-1が基本なのか?
2026年の森保ジャパンを理解するうえで、まず押さえておきたいのが3-4-2-1という配置だ。
このシステムは、3人のセンターバック、左右のウイングバック、2人の中央MF、2人のシャドー、1人のセンターフォワードで構成される。
森保監督は2024年6月のミャンマー戦で、第2次森保ジャパンとして初めて3バックを先発から採用。その後、北中米ワールドカップに向けたチームづくりのなかで、この布陣を主要なシステムとして発展させてきた。
従来の4バックと大きく異なるのは、サイドの選手に求められる役割だ。
3-4-2-1の基本配置と各ポジション
| ポジション | 人数 | 主な役割 |
|---|---|---|
| GK | 1人 | シュートストップ、後方からのビルドアップ |
| CB | 3人 | 中央の守備、左右のカバー、攻撃の組み立て |
| WB | 2人 | サイドの攻撃参加、守備時の最終ライン形成 |
| ボランチ | 2人 | 中盤の守備、ボール回収、展開 |
| シャドー | 2人 | 相手DFとMFの間で受ける、得点機会の創出 |
| CF | 1人 | 前線での起点、フィニッシュ |
3バックの最大の利点は、後方に3人を残しながら、両サイドの選手を高い位置に押し出せることだ。
森保ジャパンでは、三笘薫、中村敬斗、堂安律、伊東純也といった攻撃力のある選手をウイングバックに起用してきた。
一般的な守備型ウイングバックとは異なり、攻撃的なウイングの能力を最大限に生かす発想である。
これにより、相手の最終ラインに対してサイドから直接仕掛けられるほか、中央のシャドーとの連係で複数の攻撃ルートを作れる。
森保監督が3バックを採用する理由
森保監督にとって、3-4-2-1は単なる守備的な布陣ではない。
むしろ、攻撃的な選手を同時に多く起用し、相手の守備ブロックを複数の方向から攻略するためのシステムだ。
特に重要なのが、2人のシャドーの存在である。
相手のボランチとセンターバックの間に位置することで、前線への縦パスを引き出し、ゴール前への侵入やサイドへの展開につなげる。
久保建英や南野拓実のように、狭いスペースでもボールを受けて前を向ける選手は、このポジションと相性がよい。
また、森保監督は広島の監督時代にも3バックを活用しており、戦術的な経験が豊富だ。
一方で、3バックには弱点もある。相手に押し込まれると、ウイングバックが最終ラインまで下がり、実質的な5バックになることだ。
守備は安定するものの、ボールを奪ってから攻撃を始める位置が低くなりやすい。強豪相手にカウンターを仕掛ける際には、この問題が浮かび上がる。
【10月ニュージーランド戦】4-1-2-3と4-4-2を試した理由とは?
2026年10月5日、東京・国立競技場で行われたキリンカップサッカー2026決勝のニュージーランド戦は、日本代表の戦術的な変化を象徴する試合だった。
日本は2-1で勝利し、キリンカップを獲得。北中米ワールドカップ後の9月・10月シリーズを締めくくった。
注目されたのは、3バックを基本としてきた森保ジャパンが、試合開始から4バックを採用したことだ。
スタート時の配置は4-4-2。さらに、攻撃と守備で選手の立ち位置を変える可変システムが組み込まれていた。
攻撃時は4-1-2-3に変化
攻撃時の基本形は4-1-2-3だった。
4人のDFの前に佐野海舟がアンカーとして位置し、その前方に中盤の選手を配置。前線の3人が相手の最終ラインに圧力をかける。
この配置の狙いは、後方の安定を確保しながら、両サイドバックを高い位置に進出させることにある。
ニュージーランドは5-4-1で自陣に守備ブロックを構築していた。
日本はセンターバック2人を中心にボールを保持し、サイドバックを高く押し上げて相手を押し込んだ。
3バックの場合、後方に3人を残す必要がある場面でも、4バックなら2人のセンターバックを中心に攻撃を組み立てられる。
その分、前線に人数を送り込みやすくなる。
守備時は4-4-2でコンパクトに対応
一方、守備時には4-4-2へ移行する。
前線に2人を配置し、中盤に4人のラインを形成することで、相手の中央突破を防ぎながらボール奪取を狙う形だ。
4-4-2の特徴は、守備の役割が比較的明確なことにある。
前線の2人が相手のビルドアップに圧力をかけ、サイドハーフが戻って中盤の横幅をカバーする。中央の2人は相手の縦パスやセカンドボールに対応する。
この守備ブロックを維持できれば、相手をサイドに誘導し、ボールを奪う機会を作りやすい。
ニュージーランド戦のスタメンと試合展開
ニュージーランド戦の先発メンバーは次のとおりだった。
- GK:鈴木彩艶
- DF:中野就斗、伊藤洋輝、瀬古歩夢、鈴木淳之介
- MF:堂安律、佐野海舟、鎌田大地、前田大然
- FW:久保建英、上田綺世
サッカーダイジェストの試合分析では、スタート時の布陣は4-4-2と整理されている。
試合は28分、上田綺世のゴールで日本が先制。しかし32分に失点し、1-1で前半を終えた。
後半は森保監督が中村敬斗、伊東純也、田中碧らを投入。攻撃のテンポを上げると、71分に中村のクロスから堂安律が勝ち越しゴールを決めた。
結果は2-1。
この試合から読み取れるのは、単純に4バックへ変更したという事実だけではない。
相手が5バックで低く構える場合には4-1-2-3で攻撃人数を確保し、ボールを失った後は4-4-2で守備の形を整える。試合の局面に合わせて配置を変えることが、今回のテストの本質だった。
【徹底比較】日本代表の3バックと4バックはどちらが強い?
3バックと4バックには、それぞれ異なるメリットがある。
どちらが優れているかという単純な問題ではなく、対戦相手の特徴、選手のコンディション、試合展開によって最適なシステムは変わる。
| 比較項目 | 3-4-2-1 | 4-1-2-3 | 4-4-2 |
|---|---|---|---|
| 主な用途 | 基本布陣・攻撃 | 攻撃時 | 守備時 |
| 最終ライン | 3人 | 4人 | 4人 |
| 中盤 | 2ボランチ | 1アンカー+2MF | 4人のライン |
| サイドの役割 | WBが上下動 | SBが高い位置を取る | SHが守備に戻る |
| 攻撃の特徴 | WBとシャドーの連係 | 前線3人で幅と奥行きを確保 | 2トップを起点に攻撃 |
| 強み | サイドの攻撃力、後方の厚み | 前線の人数、押し込む力 | 中央の守備、コンパクトな陣形 |
| 課題 | WBの守備負担 | SB背後のスペース | 前線と中盤の距離管理 |
3バックが向いている試合
3-4-2-1は、ウイングバックの攻撃力を生かして相手を押し込みたい試合に向いている。
サイドに人数をかけられるため、相手の守備ラインを横方向に広げやすい。
また、センターバックが3人いることで、相手のカウンターに対して後方の人数を確保しやすい。
ただし、相手に主導権を握られると、ウイングバックが守備に吸収されてしまう。
攻撃の起点が低くなり、前線の選手が孤立する可能性もある。
4バックが向いている試合
4バックは、相手を押し込んでボールを保持する試合や、強豪相手に最終ラインの人数配置を調整したい場合に有効だ。
特に4-1-2-3では、アンカーの佐野海舟を中心に中盤を構成し、両サイドバックを高い位置に進出させられる。
一方、サイドバックが前に出るほど、その背後にはスペースが生まれる。
ニュージーランド戦でも、先制点の場面ではサイドバックの攻撃参加が効果を発揮した一方、失点場面では中野就斗の戻りが間に合わなかったと日刊スポーツが分析している。
つまり、4バックを機能させるには、サイドバックの攻撃力だけでなく、失った瞬間にどれだけ速く守備へ戻れるかが重要になる。
ウイングバックとサイドバックの違い
ここで理解しておきたいのが、ウイングバックとサイドバックの役割の違いだ。
ウイングバックは3バックの両脇に位置し、サイドの攻撃と守備を一手に担う。
一方、4バックのサイドバックは、2人のセンターバックと連携しながらサイドを守る役割を持つ。
日本代表では、堂安律や伊東純也のような攻撃的な選手をウイングバックに起用することで、相手に対する攻撃圧力を高めてきた。
しかし4バックでは、攻撃参加のタイミングだけでなく、背後のスペースを管理する能力も必要になる。
このポジションの人材層が、今後のフォーメーション選択を左右するポイントだ。
【2026年11月最新】日本代表メンバーとブラジル・パラグアイ戦のスタメン予想
2026年11月4日、JFAはシンガポール遠征に向けた日本代表28人を発表した。
今回の招集では、負傷から復帰した選手と新戦力が注目を集めている。
11月遠征の最新招集メンバー
GK
- 早川友基
- 小久保玲央ブライアン
- 鈴木彩艶
DF
- 板倉滉
- 渡辺剛
- 町田浩樹
- 伊藤洋輝
- 瀬古歩夢
- 中野就斗
- 菅原由勢
- 鈴木淳之介
MF・FW
- 伊東純也
- 南野拓実
- 鎌田大地
- 坂元達裕
- 相馬勇紀
- 小川航基
- 前田大然
- 堂安律
- 田中碧
- 中村敬斗
- 佐野海舟
- 久保建英
- 鈴木唯人
- 松木玖生
- 佐野航大
- 福田師王
- 後藤啓介
南野拓実の復帰でシャドーの選択肢が増加
今回の招集で大きな意味を持つのが南野拓実の復帰だ。
南野は左膝前十字靭帯損傷から回復し、2026年10月15日に所属クラブで実戦復帰。日本代表への招集は約1年ぶりとなった。
南野の強みは、相手DFの間でボールを受ける動きと、ゴール前への飛び出しだ。
3-4-2-1なら2シャドーの一角、4-2-3-1ならトップ下、4-1-2-3ならインサイドハーフに近い位置でもプレーできる。
ただし、JFAの発表ではブラジル・パラグアイ戦での起用は限定的になる可能性も示されている。復帰直後のコンディションを考えると、先発だけでなく途中出場も重要な選択肢となる。
町田浩樹の復帰は3バックと4バックの両方に好材料
町田浩樹も長期離脱から復帰した選手の一人だ。
2025年6月以来、約1年5か月ぶりの代表復帰となった。
町田は左利きのセンターバックとして、後方からの組み立てと対人守備に強みを持つ。
3-4-2-1では左のセンターバック、4バックではセンターバックの一角として起用できる。
特に、相手のプレスを受けた際に左足で前方へボールを供給できる点は、攻撃の組み立てにも関わる。
町田の復帰によって、森保監督は3バックと4バックのどちらを選んでも、最終ラインの組み合わせを検討しやすくなった。
福田師王の初招集が意味するもの
もう一人の注目選手が福田師王だ。
22歳の福田はドイツのカールスルーエSCでプレーし、JFAによると今季は所属クラブで8試合3ゴール2アシストを記録している。
高校卒業後にJクラブを経由せずドイツへ渡った経歴も特徴的だ。
ポジションは前線。センターフォワードの選択肢として、今後の日本代表でどのような役割を担えるかが注目される。
今回の招集では上田綺世が負傷のため選外となった。
そのため、小川航基や福田師王、後藤啓介といった選手がセンターフォワードの候補になる。
ブラジル戦・パラグアイ戦のスタメン予想
11月6日時点で、両試合の公式スタメンは発表されていない。
現有メンバーとこれまでの戦術的な取り組みを踏まえると、次の2つが有力な布陣候補になる。
予想候補A:3-4-2-1
- GK:鈴木彩艶
- DF:板倉滉、町田浩樹、伊藤洋輝
- WB:堂安律、中村敬斗
- MF:佐野海舟、鎌田大地
- シャドー:久保建英、南野拓実
- FW:小川航基
予想候補B:4-1-2-3
- GK:鈴木彩艶
- DF:菅原由勢、板倉滉、町田浩樹、伊藤洋輝
- アンカー:佐野海舟
- MF:鎌田大地、田中碧
- FW:堂安律、小川航基、久保建英
いずれも現時点での戦術的な予想であり、実際の先発を確定するものではない。
3バックなら町田を含むセンターバック陣の安定感を生かせる。4バックなら佐野をアンカーに置き、攻撃的な選手を前方に配置できる。
また、南野のコンディションや福田の代表適応によって、前線の人選にも変化が出る可能性がある。
【歴代の変遷】日本代表はなぜ4バックから3バックへ移行したのか?
日本代表のフォーメーションは、監督や選手構成、対戦相手によって変化してきた。
森保ジャパンに限っても、初期は4バックを基本とし、その後3バックを主要システムへと発展させている。
2022年カタールワールドカップで生まれた戦術的転換
3-4-2-1の原型を考えるうえで重要なのが、2022年カタールワールドカップだ。
日本はドイツ戦やスペイン戦で、試合途中に3バックを取り入れ、攻撃的な選手をサイドに配置する戦術変更を行った。
特に、三笘薫と伊東純也をウイングバックに起用した配置は象徴的だった。
もともと4バックでスタートした試合でも、状況に応じて3バックへ変更することで、相手の守備配置に揺さぶりをかけた。
この経験が、その後の森保ジャパンの戦術的な選択肢を増やす土台になった。
2024年6月から3バックを基本布陣に
2024年6月のミャンマー戦では、第2次森保ジャパンとして初めて3-4-2-1で試合を開始した。
それまでの試合途中の変更とは異なり、最初から3バックを採用したことが大きな転換点となった。
その後、ウイングバックに攻撃的な選手を起用するスタイルが定着し、2026年の北中米ワールドカップに向けてチームの主要な戦術となった。
ただし、4バックを完全に捨てたわけではない。
2026年10月のニュージーランド戦は、約2年半ぶりに試合開始から4バックを採用した実戦的なテストだった。
2026年11月からの新しいチームづくり
今回の4バックへの挑戦は、単なるシステム変更ではない。
2026年9月・10月の4連戦では、ウルグアイに3-1、ベネズエラに2-1で勝利。エクアドルには0-0からのPK戦で勝ち、ニュージーランドにも2-1で勝利した。
この期間には、新戦力の発掘だけでなく、前線からのプレッシングを強化する取り組みも進められた。
守備担当の長谷部誠コーチのもと、相手にボールを持たせて待つだけではなく、前から積極的に奪いに行く姿勢が強調されたという。
つまり、2026年の日本代表が目指しているのは、フォーメーションの数を増やすこと自体ではない。
3バックでも4バックでも、相手に応じて自分たちから主導権を握れるチームになることだ。
【今後の展望】ブラジル戦とパラグアイ戦で注目すべき戦術ポイント
11月のシンガポール遠征は、3バックと4バックの使い分けを評価する重要な機会となる。
日本は2026年6月30日の北中米ワールドカップでブラジルに1-2で敗れており、今回の対戦はその再戦でもある。
パラグアイとの試合も、南米特有の球際の強さや縦への速い攻撃に対応できるかを確認する場になる。
ブラジル戦では最終ラインの対応力が焦点
ブラジルのように個人技とスピードを備えた選手が多い相手には、最終ラインの背後をどのように管理するかが重要になる。
3バックならセンターバック3人で中央を固めやすい一方、サイドのスペースをウイングバックがカバーしなければならない。
4バックなら両サイドバックとセンターバックの連携が鍵になる。
特に、サイドバックが攻撃参加した後のスペースをどう埋めるかが重要だ。
森保監督はブラジル戦に向けて、次のように話している。
「攻撃でも守備でも我々が仕掛けていく回数を増やしたい」
この言葉からも、単に守備を固めるのではなく、自分たちから積極的に仕掛ける姿勢が重視されていることが分かる。
パラグアイ戦では守備の連動性に注目
パラグアイは、フィジカルの強さや球際の激しさを特徴とする相手だ。
日本が4-4-2で守備ブロックを作る場合、前線の2人と中盤4人の距離を適切に保てるかが重要になる。
一方、3-4-2-1を採用する場合は、ウイングバックが相手のサイド攻撃に対応しながら、攻撃への切り替えにも参加できるかが問われる。
この2試合で確認したいのは、どのフォーメーションが優れているかではなく、選手が異なる配置にどこまで適応できるかという点だ。
アジアカップ延期が代表強化に与える影響
2026年11月3日、AFCはアジアカップ2027の開催日程を変更すると発表した。
新たな開催期間は、2027年12月23日から2028年1月21日となった。
当初予定されていた2027年1月から大幅に延期されたことで、日本代表の強化スケジュールや監督体制にも影響が及ぶ可能性がある。
森保監督はアジアカップ後に大岩剛監督へ指揮を引き継ぐ予定だったが、開催延期を受けた具体的な体制変更については、11月6日時点で確定していない。
JFAの発表では、森保監督は大会延期によって目の前の試合に臨む姿勢を変えることはないと説明している。
今後はブラジル、パラグアイとの対戦を経て、どの戦術をチームの軸として残すのかが注目される。
【プロの結論】本当に見るべきなのは数字ではなく配置の変化
サッカーのフォーメーションを見る際、3-4-2-1や4-1-2-3という数字だけでチームの戦術を判断するのは不十分だ。
同じ4バックでも、攻撃時にサイドバックが高く上がるのか、中央のMFが最終ラインに下がるのかによって、実際の配置は大きく変わる。
日本代表の戦術を理解するなら、次の3点を確認したい。
1. ボール保持時の最終ライン: センターバックが何人残り、誰が前進しているか。
2. ボールを失った直後: ウイングバックやサイドバックがどこまで戻り、中央のスペースを誰が埋めるか。
3. 守備ブロックの形: 4-4-2なのか、5-4-1なのか、あるいは別の配置なのか。
この3点を追うと、試合中にシステムが変化している理由が見えてくる。
2026年の森保ジャパンは、3バックを捨てて4バックへ戻るチームではない。3バックで培った攻撃力を残しながら、4バックという新しい選択肢を加えようとしている段階にある。
【日本代表サッカーのフォーメーション】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本代表の基本フォーメーションは何ですか?
A1:基本となるのは3-4-2-1です。3人のセンターバックと2人のウイングバックを配置し、2人のシャドーと1トップで攻撃を組み立てます。ただし、2026年10月のニュージーランド戦では4バックも試しています。
Q2:ニュージーランド戦で採用したフォーメーションは何ですか?
A2:試合開始時は4-4-2で、攻撃時には4-1-2-3、守備時には4-4-2へと可変する形でした。日本は2-1で勝利しています。
Q3:3バックと4バックの違いは何ですか?
A3:3バックはセンターバック3人を軸に、ウイングバックがサイドの攻守を担います。4バックはセンターバック2人と左右のサイドバックで最終ラインを形成します。日本代表では相手や試合展開に応じて使い分ける方向です。
Q4:日本代表の4-4-2はどのような守備システムですか?
A4:前線に2人、中盤に4人を配置する守備形態です。前線から相手のパスコースを制限し、中盤の4人が中央とサイドをカバーします。
Q5:2026年11月の日本代表で注目の選手は誰ですか?
A5:南野拓実、町田浩樹、福田師王が特に注目されます。南野と町田は負傷から復帰し、福田は今回が初招集です。久保建英、堂安律、鎌田大地、佐野海舟らの起用法も重要になります。
Q6:ブラジル戦とパラグアイ戦はいつ開催されますか?
A6:2026年11月14日にブラジル戦、11月17日にパラグアイ戦がシンガポール・ナショナルスタジアムで開催される予定です。どちらも森保ジャパンの戦術オプションを検証する重要な試合です。
まとめ:日本代表は3バック継続と4バック併用の新段階へ
2026年の日本代表フォーメーションは、3-4-2-1を中心にしながら、4-1-2-3や4-4-2を組み合わせる方向へ進んでいる。
10月5日のニュージーランド戦では、約2年半ぶりに試合開始から4バックを採用。攻撃時と守備時で配置を変える可変システムを実戦で試した。
今後のポイントは、次の3つだ。
- 3バックで培ったウイングバックとシャドーの連係を維持できるか。
- 4バックでサイドバックの攻撃参加と守備のバランスを確立できるか。
- 南野拓実、町田浩樹、福田師王ら新たな選択肢を既存の戦術に組み込めるか。
特に11月のブラジル戦とパラグアイ戦は、これらの課題を検証する重要な機会になる。
2026年の森保ジャパンを理解するためのキーワードは「3バックか4バックか」ではなく、「3バックも4バックも使いこなせるか」だ。
数字だけでは見えない選手の立ち位置、攻守の切り替え、ウイングバックとサイドバックの役割に注目すると、日本代表の戦術的な進化をより深く理解できる。
(出典: 日本 代表 サッカー フォーメーション(Yahoo!ニュース))