【THE FIRSTの楽曲解説】To The FirstとShining Oneの違いは?
THE FIRSTを振り返るとき、欠かせないのが「To The First」と「Shining One」という2曲だ。
どちらもオーディションを象徴する楽曲だが、使用された場面と役割は異なる。
To The First:SKY-HIが参加者に贈ったテーマソング
2021年4月28日リリース
SKY-HIがTHE FIRSTのために書き下ろしたテーマソング。
「To The First」は、2021年4月28日にリリースされたSKY-HIの楽曲だ。
オーディションの理念や、夢に向かって挑戦する参加者たちへのメッセージが込められている。
特に印象的なのは、合宿のVSプロアーティスト審査で、この曲が11人の課題曲として使われたことだ。
SKY-HIが作った楽曲を、参加者自身が歌い、振り付けを考え、表現する。
しかも振り付けには参加者のSOTAが中心となって関わった。
SKY-HIから参加者へ向けたメッセージが、参加者自身のパフォーマンスによって返される構成は、THE FIRSTの理念を象徴する場面となった。
Shining One:最終審査で披露されたプレデビュー曲
2021年8月16日プレデビュー
最終審査の課題曲として披露された楽曲。
一方、「Shining One」は、THE FIRSTの最終審査で10人が披露した課題曲だ。
作曲にはm-floの☆Taku Takahashiが参加し、SKY-HIによるメッセージ性のある歌詞が組み合わされた。
最終審査では、10人がTeam ShiningとTeam Oneに分かれてパフォーマンスを披露。その後、選ばれた7人がBE:FIRSTとして同曲を新たに歌い直した。
BMSGは2021年8月16日、BE:FIRSTのプレデビュー曲として「Shining One」を正式にリリースしたと発表している。
つまり、同曲は単なるオーディション課題曲ではなく、選ばれた7人が新しいグループとして出発するための最初の作品でもあった。
2曲の違いを比較
| 比較項目 | To The First | Shining One |
|---|---|---|
| 位置づけ | 番組テーマソング | 最終審査課題曲 |
| 制作 | SKY-HI | ☆Taku TakahashiらとSKY-HI |
| 主な披露場面 | 合宿VSプロ審査 | 最終審査 |
| 参加者 | 最終合宿の11人 | 最終審査の10人 |
| リリース | 2021年4月28日 | 2021年8月16日 |
| 役割 | 挑戦する意思を象徴 | BE:FIRSTの出発点 |
この2曲を続けて聴くと、THE FIRSTのストーリーがより理解しやすい。
「To The First」が挑戦する参加者たちの決意を表す曲なら、「Shining One」は、その挑戦から生まれたグループの未来を示す曲だった。
【HuluとTVerの違い】スッキリのTHE FIRST完全版・見逃し配信はどう見る?
「スッキリでTHE FIRSTを見ていたけれど、途中から見始めたので最初から見たい」
「HuluとTVerのどちらを使えば、オーディションの全貌がわかるの?」
こうした疑問を解決するには、2021年当時の配信方式を理解する必要がある。
Huluは放送に収まらない映像を含む完全版
2021年4月2日から配信開始
「THE FIRST -BMSG Audition 2021-」の完全版を配信。
Huluでは、2021年4月2日の午後8時から「THE FIRST」の完全版が配信された。
地上波の『スッキリ』では、朝の情報番組という放送時間の制約がある。そのため、オーディションの進行や重要な場面を中心に紹介する形式となった。
一方、Huluの完全版では、地上波で放送しきれなかった映像を含む、より長い内容を視聴できた。
当時の初回エピソードは55分で、毎週金曜日の午後8時に新しいエピソードが追加される形式だった。
Huluが向いているのは、次のような人だ。
- 参加者の成長過程を最初から追いたい
- 合宿の練習風景やメンバー同士の関係を見たい
- 審査の背景やSKY-HIの評価を詳しく知りたい
- 最終審査までのストーリーを通して楽しみたい
TVerはスッキリで放送した内容の見逃し配信
2021年4月2日から配信予定
『スッキリ』で放送された内容を無料で見逃し視聴できる仕組み。
TVerでは、当時『スッキリ』で放送した内容が、同日の午後3時から配信される予定だった。
つまり、HuluとTVerは同じ映像を別々に配信していたわけではない。
基本的な違いは、次のとおりだ。
| 比較項目 | Hulu | TVer |
|---|---|---|
| 当時の配信内容 | THE FIRST完全版 | スッキリ放送分 |
| 配信開始 | 放送当日20時 | 放送当日15時 |
| 映像の長さ | 長尺・未放送部分を含む | 地上波放送内容 |
| 主な目的 | 本編を詳しく楽しむ | 放送を見逃した人向け |
| 当時の料金形態 | 月額制サービス | 無料見逃し配信 |
2026年にTHE FIRSTを見直すなら?
ここで注意したいのが、2021年当時の配信情報と2026年現在の配信状況は同じではないという点だ。
TVerの公式ヘルプによると、見逃し配信の基本的な配信期間は、放送終了後から次回放送の直前まで。配信期間が終了すると視聴できなくなる。
したがって、TVerは2021年のTHE FIRSTを全話まとめて見返すための恒久的なアーカイブではない。
Huluについても、作品ごとに配信期限が設定される場合がある。2026年に視聴する際は、作品ページで対象エピソードの配信状況を確認する必要がある。
見逃してしまった人にとって、もう一つ確認したいのがBMSGの公式アーカイブだ。
BMSG公式サイトには、THE FIRSTの本編が選抜編と合宿編に分けて整理されており、書類審査から最終審査までの映像やパフォーマンス映像が掲載されている。
2021年5月には、Huluで配信されていた本編のうち、第1話と第2話をBMSG公式YouTubeでも分割公開することが発表された。
2026年の視聴先を選ぶ際のポイント
- 当時の番組構成を知りたいなら、BMSG公式の本編アーカイブを確認する。
- Huluでは、オーディション本編とBE:FIRST誕生後の関連ドキュメンタリーを区別して探す。
- TVerは過去の放送回を無期限に保存するサービスではないため、2021年の全話視聴を期待しない。
【THE FIRSTの現在】2026年のBE:FIRSTとSKY-HIはどうなった?
THE FIRSTが終わった2021年から約5年。
オーディションで選ばれたメンバーはデビューし、国内外で活動するグループへと成長した。一方、デビュー当時の7人体制から現在の6人体制へと変化している。
BE:FIRSTは2021年11月3日に正式デビュー
THE FIRSTから誕生したBE:FIRSTは、2021年8月に「Shining One」でプレデビュー。
その後、2021年11月3日にデビューシングル「Gifted.」をリリースし、本格的な音楽活動を開始した。
当初のメンバーは7人。
オーディション時に評価された歌唱力、ダンス、ラップ、創造性を生かし、メンバー自身も音楽制作や振り付けなどに関わるグループとして活動してきた。
2025年11月、RYOKIがグループを離れる
2026年のBE:FIRSTを語るうえで、避けて通れないのがメンバー構成の変化だ。
BMSGは2025年11月8日、RYOKIが同日をもってBE:FIRSTから離れると公式発表した。
公式発表では、本人とメンバーのそれぞれの夢を実現するため、別々の道を歩むことが最善だと判断したと説明されている。
これにより、BE:FIRSTは6人体制で活動を継続することになった。
現在のメンバーは次の6人。
SOTA
SHUNTO
MANATO
RYUHEI
JUNON
LEO
現在の6人体制はBE:FIRST公式プロフィールに基づく。
2026年11月、デビュー5周年を迎えたBE:FIRST
2026年11月3日、BE:FIRSTはメジャーデビュー5周年を迎えた。
同日には4thアルバム『BE:4U』をリリース。全13曲を収録した作品で、メンバー自身が制作に参加した楽曲も含まれている。
さらに2026年には、次のような大きな展開があった。
- 5月:初の単独スタジアムライブを開催。2日間で約10万人を動員。
- 9月:Global EP『WATCH ME』をリリースし、USデビュー。
- 9月:米ビルボードのアルバムチャート「Billboard 200」にランクイン。
- 11月3日:4thアルバム『BE:4U』を発売し、デビュー5周年を迎える。
- 2027年:5周年記念ドームツアーを予定。
これらは2026年11月3日付のエイベックス公式発表で公表された内容だ。
THE FIRSTで掲げられた「クオリティファースト」「クリエイティブファースト」「アーティシズムファースト」という理念は、5年後のBE:FIRSTの活動を理解するうえでも重要なキーワードになっている。
SKY-HIとBMSGにとってTHE FIRSTが持つ意味
THE FIRSTの成果は、BE:FIRSTという一つのグループが誕生したことだけではない。
SKY-HIはオーディションを通じて、アーティストを発掘するだけでなく、育成や制作、マネジメントまで一貫して取り組む体制を示した。
2021年10月のReal Soundのインタビューでは、アーティストの成長を支えるマネジメントの役割についても詳しく語っている。
SKY-HIが重視していたのは、アーティストの意思を尊重しながら、必要な場面で支援し、本人の将来を考えて一緒に判断できる環境だ。
この考え方は、THE FIRSTの審査内容にも反映されていた。
参加者に一方的な正解を押し付けるのではなく、自分で考え、仲間と協力し、表現を磨いていく機会を与える。そうした育成の姿勢こそ、THE FIRSTを特徴づける部分だった。
【スッキリのTHE FIRST】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:THE FIRSTがスッキリで初めて放送されたのはいつ?
2021年4月2日(金)。同日午後8時からHuluで完全版、午後3時からTVerで『スッキリ』放送分の見逃し配信が予定されていた。
Q2:THE FIRSTの主催者は誰?
SKY-HI(日高光啓)。自身が設立したBMSGが主催し、私財1億円を投じて開催した。
Q3:THE FIRSTから誕生したグループは?
7人組として誕生したBE:FIRST。SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOが選ばれ、2021年11月3日に「Gifted.」で正式デビューした。2026年11月時点では6人体制で活動している。
Q4:To The FirstとShining Oneは何が違う?
「To The First」はSKY-HIが制作したオーディションのテーマソング。「Shining One」は最終審査の課題曲であり、選ばれた7人がBE:FIRSTのプレデビュー曲としてリリースした楽曲だ。
Q5:THE FIRSTの完全版はHuluとTVerのどちらで見られる?
2021年当時、Huluでは完全版、TVerでは『スッキリ』で放送した内容が配信された。2026年に過去の全話を探す場合は、BMSG公式アーカイブやHuluの現行作品ページで対象エピソードの配信状況を確認したい。
Q6:2026年現在、BE:FIRSTは何人?
6人。2025年11月8日にRYOKIがグループを離れ、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOの6人で活動している。
まとめ:THE FIRSTはBE:FIRST誕生だけでは終わらない音楽プロジェクト
『スッキリ』で放送されたTHE FIRSTは、SKY-HIが私財1億円を投じ、BMSGの理念を形にしたボーイズグループ発掘オーディションだった。

2021年4月2日にテレビ放送が始まり、Huluでは完全版、TVerでは地上波放送分が配信された。審査は書類選考から個人パフォーマンス、グループ審査、合宿、最終審査へと進み、最終的に7人のBE:FIRSTが誕生した。
「To The First」は挑戦者たちの思いを象徴し、「Shining One」は新しいグループの出発点となった。2曲の位置づけを知ると、番組全体のストーリーも理解しやすくなる。
そして2026年11月、BE:FIRSTは6人体制でデビュー5周年を迎え、アルバム『BE:4U』をリリースした。初の単独スタジアムライブや海外展開など、その活動はオーディション当時の目標からさらに広がっている。
【プロの結論】THE FIRSTを振り返るときに注目したい3つの視点
1. 審査結果だけでなく、育成過程を見ること。
THE FIRSTの本質は、最終的に誰が選ばれたかだけではない。クリエイティブ審査や擬似プロ審査を通じ、参加者がどのように自分の能力を伸ばしたかにある。
2. HuluとTVerの映像を混同しないこと。
地上波の放送内容と完全版では、収録されている映像の範囲が異なる。番組を深く理解したい場合は、完全版やBMSG公式アーカイブを確認することがポイントだ。
3. 2021年の7人と2026年の6人を区別すること。
THE FIRSTの最終審査で誕生したのは7人のBE:FIRST。その後、メンバー構成に変化があり、現在は6人体制となっている。過去の映像やプロフィールを調べる際には、時点を区別する必要がある。
THE FIRSTは、SKY-HIが日本の音楽業界に新しい選択肢を提示し、参加者とともに未来を切り開こうとしたプロジェクトだった。2026年のBE:FIRSTの活躍を知ったうえで当時の映像を見直すと、あの合宿や最終審査で生まれた一つひとつの選択が、現在につながっていることを改めて感じられる。 (出典: スッキリ the first(Yahoo!ニュース))