鳴海唯は『なつぞら』で何役?明美役の子役交代・朝ドラデビューと2026年の出演作を徹底解説
2019年放送のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で、柴田家の次女・柴田明美を演じたのが女優の鳴海唯(なるみ・ゆい)です。鳴海唯は第109回(2019年8月5日放送)から登場し、子役の吉田萌果、平尾菜々花から明美役を引き継ぎました。この作品がテレビドラマ初出演となり、オーディションを通じて朝ドラデビューを果たしています。
2026年現在、鳴海唯は映画、連続ドラマ、配信作品へと出演の幅を広げています。2026年10月にはテレビ東京系『赤灯えれじい』で連続ドラマ初主演を実現し、11月5日配信開始のNetflix映画『余命一年、男をかう』にも出演。『なつぞら』で注目された新人時代から、主演を担う俳優へと成長した歩みを、出演記録や本人のインタビューをもとに整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 役柄:鳴海唯が演じたのは、柴田家の次女・柴田明美。大学生になった成長後の明美役を担当。
- 登場時期:第109回(2019年8月5日)から登場。子ども時代は吉田萌果、成長後は平尾菜々花から引き継いだ。
- 出演の経緯:最初の夕見子役オーディションでは不合格。その後、明美役のオーディションに挑戦して合格した。
- 2026年の活動:『テミスの不確かな法廷』『100日後に別れる僕と彼』『赤灯えれじい』などに出演。映画やNetflix作品でも活躍している。
【何役だった?】鳴海唯が演じた『なつぞら』の柴田明美とは
鳴海唯が演じたのは、NHK連続テレビ小説『なつぞら』に登場する柴田明美(しばた・あけみ)です。
明美は、北海道・十勝で牧場を営む柴田家の次女であり、きょうだいの末っ子。主人公の奥原なつ(広瀬すず)が戦争で両親を失った後、柴田家に引き取られて育ったことから、なつを本当の姉のように慕っています。
柴田家には、祖父の柴田泰樹(草刈正雄)、父の剛男(藤木直人)、母の富士子(松嶋菜々子)をはじめ、照男(清原翔)や夕見子(福地桃子)らが暮らしています。明美は、その家族の中で周囲をよく見ている、しっかり者の妹という立ち位置です。
大学生になった明美を鳴海唯が担当
物語の序盤では幼い少女として登場していた明美ですが、物語が進むにつれて成長し、大学生になります。その成長後の姿を演じたのが鳴海唯でした。
2019年8月5日放送の第109回では、なつが坂場一久(中川大志)とともに結婚の報告をするため、柴田家へ帰省します。家族が集まるこの場面で、大人になった明美が初登場しました。
幼少期から見守ってきた視聴者にとって、明美の成長は物語の時間経過を実感させる場面でもありました。単なる配役変更ではなく、長年一緒に暮らしてきた家族の一員として、以前の明美の雰囲気をどう残すかが求められる役だったのです。

【子役は誰?】吉田萌果・平尾菜々花から鳴海唯への交代時期
柴田明美は、成長に合わせて3人の俳優が演じています。子ども時代から大学生までを異なる俳優が担当する、朝ドラではおなじみのキャスティングです。
2019年8月7日付のシネマトゥデイの記事でも、吉田萌果、平尾菜々花、鳴海唯という順番で明美役が引き継がれたことが紹介されました。
明美役を担当した3人の俳優
| 俳優 | 担当した時期 | 役柄・見どころ |
|---|---|---|
| 吉田萌果 | 幼少期 | 幼い柴田明美を演じた子役 |
| 平尾菜々花 | 成長途中の子ども時代 | なつを姉のように慕う明美を演じた |
| 鳴海唯 | 大学生になった時期 | 第109回から登場した成長後の明美 |
鳴海唯の初登場は第109回、2019年8月5日
鳴海唯が明美として初登場したのは、第109回(2019年8月5日放送)です。
この回では、なつと坂場が柴田家に結婚の報告をするために帰省します。久しぶりに家族がそろう場面で、大学生になった明美が姿を見せました。
MANTANWEBは同日の放送を取り上げ、成長した明美の登場が視聴者の間で話題になったと報道しています。特に、子役から大人の俳優へ交代したことに驚く反応や、鳴海の存在感に注目する声が紹介されました。
第156回は最終回。第109回とは意味が違う
検索キーワードにある第156回は、『なつぞら』全156回の最終回を指します。放送日は2019年9月28日です。
放送ライブラリーの番組記録によると、最終回のサブタイトルは「なつよ、あっぱれ十勝晴れ」。嵐に見舞われた十勝で、柴田家や周囲の人々が復旧作業に取り組み、それぞれが再び日常を歩み始める様子が描かれました。
つまり、第109回は鳴海唯演じる明美の初登場回、第156回はドラマ全体の最終回です。この2つの数字を混同しないことが、出演時期を調べる際のポイントになります。
【朝ドラデビューの裏側】鳴海唯が明美役を獲得したオーディションの経緯
鳴海唯の『なつぞら』出演には、単純な抜てきとは異なる経緯があります。実は最初に受けたオーディションでは、明美ではなく、柴田家の長女・夕見子役を希望していました。
このエピソードは、2019年8月15日付のORICON NEWSのインタビューで詳しく紹介されています。
大学を辞めて俳優を目指した転機
鳴海唯は1998年5月16日生まれ、兵庫県西宮市出身。小学生の頃にドラマ『のだめカンタービレ』を見たことが、女優という仕事に憧れるきっかけになったと、2025年のテレビ朝日系インタビューで振り返っています。
ただし、すぐに芸能活動を始めたわけではありません。大学に進学した後、2018年公開の映画『ちはやふる-結び-』にエキストラとして参加したことが転機になります。
同世代の俳優たちの演技を目の当たりにし、自分も本格的に芝居をしたいという思いが強くなりました。その後、東京の俳優養成所に合格し、大学を辞めて上京。養成所に通いながら、アルバイトも経験して演技を学んでいきました。
最初の夕見子役オーディションでは不合格
鳴海にとって『なつぞら』は、初めて挑戦したドラマのオーディションでした。
最初に受けたのは柴田夕見子役です。複数人で組み、役を入れ替えながら演技する形式で、鳴海はテレビで見ていた俳優たちと同じ場で演技をすることに緊張したと語っています。
最終候補まで残ったものの、結果は不合格。夕見子役は福地桃子に決まりました。
この経験を通じて、鳴海は自身の演技経験の少なさや実力不足を痛感したといいます。一方で、次にオーディションの機会があれば全力で挑戦しようという気持ちも生まれました。
数か月後、明美役のオーディションに合格
その後、大学生になった明美役のオーディションの話が舞い込みます。
鳴海は前回の反省を踏まえ、毎日台本を読み込み、どの場面からでも台詞を言えるほど準備しました。相手役の演技に対応できる余裕をつくるため、台詞を覚えるだけでなく、会話全体の流れを理解することにも力を入れたそうです。
2025年7月のテレビ朝日系「logirl」のインタビューでは、友人に自宅へ泊まりに来てもらい、夜遅くまで相手役を手伝ってもらったことも明かしています。本人にとって、それまでで最も時間をかけて取り組んだオーディションでした。
そして見事、柴田明美役に合格。マネージャーから知らせを受けた当時は胃腸炎で寝込んでいたものの、うれしさから食事ができるようになったというエピソードもORICON NEWSのインタビューに掲載されています。
注目すべきなのは、最初のオーディションで落選した後も同じ作品に挑戦し、別の役でチャンスをつかんだことです。『なつぞら』への出演は、偶然の幸運だけではなく、準備と再挑戦によって実現した朝ドラデビューでした。

【評判と役作り】鳴海唯は明美の雰囲気をどう引き継いだ?
子役から成人俳優への交代は、視聴者に違和感を与えやすいものです。特に明美は、柴田家の家族関係や、なつとの姉妹のようなつながりを表現する役。以前の演技を踏まえた人物像の継承が重要でした。
平尾菜々花の演技を研究して話すテンポを調整
Oggi.jpの2019年8月11日付インタビューで、鳴海は平尾菜々花が演じる明美の特徴をつかむため、放送を実際に見て研究したと説明しています。
特に意識したのが話す速さです。関西出身の鳴海は普段、比較的早口で話すタイプ。一方、柴田家の人々はゆっくりしたトーンで会話するため、普段の自分とは異なるテンポを意識しました。
さらに、明美には家族の会話の途中で印象的なひと言を差し込む場面があります。鳴海は、そうした台詞の言い回しまで研究し、明美らしい存在感をつくろうとしました。
松嶋菜々子からも演技への手応えを得た
撮影当初は、藤木直人や松嶋菜々子といった、以前からテレビで見ていた俳優との共演に緊張していたそうです。
しかし、柴田家のセットに入ると、すでに家族としての空気ができあがっていました。共演者やスタッフが温かく迎えてくれたことで、徐々に自然な演技ができるようになったと振り返っています。
また、松嶋菜々子から台詞の言い回しが以前の明美に似ていると評価されたことも、鳴海にとって大きな自信になりました。前任者の演技を研究した成果が、共演者にも伝わった出来事です。
視聴者の反応と本人が感じた朝ドラの影響力
初登場時には、MANTANWEBやシネマトゥデイが視聴者の反応を報道。大学生になった明美の姿に驚く声や、鳴海の容姿や雰囲気に注目する反応が取り上げられました。
一方、2025年のテレビ朝日系インタビューで鳴海は、『なつぞら』への出演は短いものだったため、全国的に頻繁に声をかけられたわけではないと振り返っています。それでも、地方で仕事をした際に明美役の俳優だと気づかれることがあり、朝ドラの影響力を実感したそうです。
この2つの反応を合わせると、鳴海唯の『なつぞら』での評判は、単に新人女優として注目されたというだけではありません。子役からの交代という難しい条件の中で、明美の人物像を自然に引き継いだ点が、作品の視聴者や共演者に伝わったことが大きな意味を持っています。
【2026年現在】鳴海唯の出演作と最新の活動を整理
『なつぞら』でテレビドラマデビューを果たした鳴海唯は、その後、ドラマや映画、舞台、配信作品へと活動を広げてきました。
所属事務所フラームの公式プロフィールや各作品の制作発表を確認すると、2026年は特に出演ジャンルの幅広さと、主演級の役への進出が目立ちます。
2026年の主な出演作
- 『テミスの不確かな法廷』(NHK、2026年1月〜3月):小野崎乃亜役。松山ケンイチ演じる裁判官・安堂清春らと関わる弁護士を演じた。
- 『100日後に別れる僕と彼』(MBS・TBS、2026年5月〜6月):茅野志穂役。同性カップルを取材する若手ディレクターを演じた。
- 『さとこはいつも』(2026年9月18日公開):沖田修一監督の映画に出演。花屋の店員役を担当。
- 『赤灯えれじい』(テレビ東京系、2026年10月スタート):秋山智子、通称チーコ役。黒崎煌代とのダブル主演で、連続ドラマ初主演を果たした。
- Netflix映画『余命一年、男をかう』(2026年11月5日配信開始):瀬名の妹・那智役。柴咲コウ、赤楚衛二らと共演。
注目作は連続ドラマ初主演の『赤灯えれじい』
2026年の活動で特に大きな転換点となったのが、テレビ東京系の『赤灯えれじい』です。
原作は、きらたかしによる同名漫画。大阪を舞台に、不器用な男女の出会いや恋愛を描く青春ラブコメディです。
鳴海が演じるのは、金髪で気が強く、喧嘩っ早い一方で純粋な心を持つ秋山智子、通称チーコ。黒崎煌代演じるサトシとともに物語の中心を担います。
テレビ東京の2026年8月19日付の制作発表では、黒崎煌代と鳴海唯のダブル主演、そして2人にとって連続ドラマ初主演となることが発表されました。10月8日に放送が始まり、各話放送後にはディズニープラスで配信されています。
『なつぞら』では家族の中にいる妹役でしたが、『赤灯えれじい』では物語を動かす主人公の一人です。役柄の立ち位置が大きく変わった点にも、俳優としての成長が表れています。
Netflix映画『余命一年、男をかう』では那智役
2026年11月5日から世界独占配信が始まったNetflix映画『余命一年、男をかう』にも出演しています。
主演は柴咲コウと赤楚衛二。鳴海が演じるのは、赤楚演じる瀬名の妹・那智です。DV夫から逃れて実家に戻ってきた瀬名の妹という役柄で、家族関係を軸とする物語にも関わっています。
制作を担当するAOI Pro.の作品情報でも、鳴海唯の出演と役名が公表されています。
2025年には朝ドラ『あんぱん』にも出演
2025年には、NHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演しました。今田美桜が演じる若松のぶの同僚・琴子役です。
テレビ朝日系の2025年7月のインタビューでは、鳴海自身が『あんぱん』のヒロインオーディションに参加し、最終選考まで進んだことも明かしています。ヒロインには選ばれなかったものの、琴子役として作品に参加することになりました。
『なつぞら』で朝ドラデビューを果たした俳優が、数年後に再び朝ドラの現場へ戻ったことは、キャリアの中でも注目したい出来事です。
さらに、所属事務所の公式プロフィールでは、2027年前期の連続テレビ小説『巡るスワン』への出演予定も掲載されています。朝ドラとの縁が続いている点も、今後の活動を考えるうえで見逃せません。

【プロの結論】『なつぞら』は鳴海唯のキャリアに何を残したのか
鳴海唯のキャリアを振り返ると、『なつぞら』は単なる初出演作品ではなく、俳優としての基礎を実践する大きな機会だったことが分かります。
特に注目したいのは、次の3点です。
1. 前任者の演技を研究する姿勢
鳴海は明美役を演じるにあたり、平尾菜々花の演技を見て、話すテンポや台詞の間合いを研究しました。役を自分のものにするだけでなく、物語の中で既に成立している人物像を引き継ぐ姿勢が見て取れます。
これは、長期シリーズや続編、年齢の異なる俳優が同じ人物を演じる作品でも重要になる技術です。
2. 一度の落選を次のチャンスにつなげたこと
夕見子役のオーディションに落ちた経験は、鳴海にとって演技の課題を知る機会になりました。その後、明美役のオーディションに向けて準備を重ね、役を獲得しています。
俳優のキャリアは、最初から希望する役を得られるとは限りません。別の役での出演や、脇役としての経験が次の機会につながることもあります。鳴海の歩みは、その一例です。
3. 役柄の幅を広げ、主演へ進んだこと
『なつぞら』の明美は、柴田家の家族関係を支える妹という役でした。その後は大河ドラマ『どうする家康』の稲役、ドラマ『Eye Love You』、映画『赤羽骨子のボディガード』など、さまざまな作品に出演しています。
2026年には弁護士、ドキュメンタリー番組のディレクター、ヤンキー女性など、異なる職業や性格の人物を演じました。さらに『赤灯えれじい』では連続ドラマの主演を務めています。
この経歴から読み取れるのは、鳴海唯が『なつぞら』の明美役だけにとどまらず、作品ごとに異なる役柄を積み重ねてきたということです。
鳴海唯の出演作を評価する際は、知名度や主演・脇役という肩書だけでなく、作品ごとの役柄の違いや演技の変化に注目することが、俳優としての実力を理解する近道です。
【よくある質問】鳴海唯と『なつぞら』に関するFAQ
Q1:鳴海唯は『なつぞら』で何役を演じていましたか?
A1:柴田家の次女・柴田明美役です。大学生になった成長後の明美を演じ、第109回から登場しました。
Q2:『なつぞら』で明美の子役を演じたのは誰ですか?
A2:幼少期は吉田萌果、成長途中の子ども時代は平尾菜々花が演じました。その後、大学生になった明美を鳴海唯が引き継いでいます。
Q3:鳴海唯は『なつぞら』の第156回にも出演していますか?
A3:第156回は2019年9月28日に放送されたシリーズ最終回です。鳴海唯の初登場は第109回(8月5日)であり、第156回は初登場回ではありません。作品全体は全156回で完結しています。
Q4:鳴海唯はどのようにして明美役に選ばれたのですか?
A4:最初は夕見子役のオーディションを受けて最終候補まで進みましたが、不合格となりました。その後、明美役のオーディションに挑戦し、毎日台本を読み込むなど準備を重ねて合格しました。
Q5:2026年現在、鳴海唯の代表的な出演作は何ですか?
A5:2026年は『テミスの不確かな法廷』『100日後に別れる僕と彼』『赤灯えれじい』などに出演しています。映画『さとこはいつも』やNetflix映画『余命一年、男をかう』も主な出演作です。
まとめ:鳴海唯は『なつぞら』の明美役から主演俳優へ
鳴海唯が『なつぞら』で演じたのは、柴田家の次女・柴田明美です。吉田萌果、平尾菜々花が演じてきた明美を引き継ぎ、第109回から大学生になった姿で登場しました。
出演のきっかけはオーディションです。最初の夕見子役では落選したものの、その後の明美役で合格。前任者の演技を研究し、話すテンポや台詞の間合いまで工夫したことが、役柄を自然に引き継ぐことにつながりました。
2026年現在は、ドラマや映画、配信作品に活動の幅を広げ、『赤灯えれじい』では連続ドラマ初主演を実現。『余命一年、男をかう』など新たな作品にも出演しています。
『なつぞら』の明美役をきっかけに鳴海唯を知った人は、2026年の出演作にも注目してみてください。新人時代の朝ドラ出演から主演俳優へと進んできた変化をたどることで、作品ごとに異なる彼女の魅力が見えてきます。
(出典: 鳴海 唯 なつ ぞ ら(Yahoo!ニュース))