ラブレターズはなぜキングオブコント王者に?947点の舞台裏と2026年最新の現在地を徹底解説
ラブレターズは、2024年10月12日に開催された「キングオブコント2024」で優勝し、第17代キングに輝いたお笑いコンビだ。塚本直毅と溜口佑太朗の2人は、1stステージ475点、ファイナルステージ472点、合計947点を獲得。ロングコートダディ、ファイヤーサンダーとの接戦を制し、5度目の決勝進出で悲願の日本一をつかんだ。
しかし、ラブレターズとキングオブコントの関係は、2024年の優勝だけでは語り尽くせない。2011年の初決勝から2014年、2016年、2023年と挑戦を重ね、13年越しに頂点へ到達した経歴がある。さらに2025年はロングコートダディ、2026年はジェラードンが新王者となり、大会の勢力図も変化している。2026年11月現在の活動状況も含め、2人の歩みと優勝の意味を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2024年の優勝:ラブレターズが1st475点・ファイナル472点、合計947点で第17代王者に輝いた。
- 過去の決勝進出:2011年、2014年、2016年、2023年、2024年の計5回。5度目の挑戦で初優勝を達成した。
- 2025・2026年の王者:2025年はロングコートダディ、2026年はジェラードンが優勝した。
- 2026年の現在:塚本直毅と溜口佑太朗はコンビ活動を継続。単独ライブ「溺愛」など、舞台を中心とした創作活動にも取り組んでいる。
【ラブレターズとキングオブコントの関係】2024年に第17代王者となった理由
ラブレターズは、塚本直毅と溜口佑太朗によるお笑いコンビだ。2009年4月に正式結成し、所属事務所はASH&Dコーポレーション。大学時代に知り合った2人が、それぞれの表現力を生かしてコントを作り上げてきた。
2人が全国的な注目を集める大きな転機となったのが、2024年10月12日の「キングオブコント2024」だった。
同大会には過去最多となる3,139組がエントリー。決勝には10組が進出し、ラブレターズはファーストステージで475点を獲得した。ファイヤーサンダーの476点に次ぐ同率2位で、ロングコートダディとともにファイナルステージへ進んだ。
ファイナルステージでは、ラブレターズが最初に登場。「YOUは何しに海岸へ?」と題したコントを披露し、472点を獲得した。
結果は合計947点。2位のロングコートダディに1点差、3位のファイヤーサンダーに2点差をつけて優勝した。
大会公式の歴代記録にも残る第17代王者という称号は、単なる一度の好成績ではない。長年決勝に挑み続けてきた2人が、最後まで自分たちのコントを貫いて獲得した結果だった。
2024年の優勝会見を報じたMANTANWEBやマイナビニュースも、5度目の決勝進出での初優勝と、3組が合計点でわずか1点ずつ離れた接戦を伝えている。

【947点の内訳】1stステージ475点・ファイナル472点の勝因を分析
ラブレターズの優勝を理解するうえで欠かせないのが、947点という最終得点の内訳だ。
キングオブコント2024は、審査員5人がそれぞれ100点満点で採点する方式。ファーストステージとファイナルステージは、それぞれ500点満点で競われた。
1stステージは475点でファイナル進出
ラブレターズは1stステージで475点を獲得。審査員5人の採点は、じろう95点、山内健司95点、秋山竜次94点、小峠英二96点、飯塚悟志95点だった。
5人全員から94点以上の評価を受けており、特定の審査員だけに強く評価されたのではなく、幅広い審査員から高得点を得たことが分かる。
ファイヤーサンダーが476点で首位に立ち、ラブレターズとロングコートダディが475点で同率2位。上位3組がファイナルステージへ進出した。
ファイナルステージは472点で逆転優勝
ファイナルステージで披露したのは「YOUは何しに海岸へ?」。ラブレターズは94点、96点、95点、94点、93点という採点を受け、合計472点を記録した。
ファイナルステージの得点だけを見ると、ロングコートダディの471点、ファイヤーサンダーの469点を上回っている。1stステージでは同率2位だったラブレターズが、2本目で最高得点を獲得したことが優勝につながった。
ここで注目したいのは、1本目と2本目の両方で安定した評価を得ている点だ。1本目だけで大きくリードするのではなく、決勝の最後まで評価を積み重ねたことが947点という結果に表れている。
2024年大会の得点を整理すると、次のようになる。
| 最終順位 | コンビ名 | 1stステージ | ファイナル | 合計得点 |
|---|---|---|---|---|
| 1位・優勝 | ラブレターズ | 475点 | 472点 | 947点 |
| 2位 | ロングコートダディ | 475点 | 471点 | 946点 |
| 3位 | ファイヤーサンダー | 476点 | 469点 | 945点 |
この結果から分かるのは、ファーストステージの順位がそのまま最終順位になるわけではないということだ。ラブレターズは最初のネタで決勝進出を決め、次のネタでさらに高い評価を獲得した。
947点という数字は、単に高得点というだけではない。最後の3組が945点から947点までのわずか2点差に収まった、非常に競争の激しい大会で勝ち切った記録でもある。
【優勝までの経緯】2011年の初決勝から5度目の挑戦まで
ラブレターズのキングオブコント優勝を語る際、最も重要なのが長年にわたる挑戦の歴史だ。
2人は大会初回の2008年から挑戦していた。正式なコンビ結成は2009年4月。結成後も毎年のように予選に挑み、2011年に初めて決勝進出を果たした。
その後、2014年、2016年にも決勝へ進出。しかし、いずれも優勝には届かなかった。
2011年:初めて決勝の舞台へ
2011年はラブレターズにとって最初の大きな到達点だった。結成から間もない時期に決勝進出を実現し、コント師としての存在を印象づけた。
ただし、初決勝で頂点を取れたわけではない。以後も大会への挑戦を続け、経験を積み重ねることになる。
2014年・2016年:決勝進出を重ねるも優勝には届かず
2014年と2016年にも決勝に進出。2人にとってキングオブコントは、単なる年に一度の賞レースではなく、芸人としての活動を続けるうえで大きな目標になっていた。
その間、テレビ出演やライブ、コント制作などの活動も継続。塚本は作家としても活動し、コント台本の提供や舞台作品への参加など、表現の幅を広げてきた。
2023年:7年ぶりの決勝復帰
2016年以降、決勝進出から遠ざかっていたラブレターズは、2023年に7年ぶりの決勝進出を果たした。
久しぶりに決勝の舞台へ戻ったものの、優勝には届かなかった。しかし、この復帰が翌年の快挙につながる重要な節目になった。
2024年:5回目の決勝で悲願の優勝
2024年は、2011年の初決勝から13年が経過したタイミングだった。5回目の決勝進出で、ついに第17代王者の座を獲得した。
QJWebの優勝直後のインタビューでは、2人が大会に挑み続けてきた心境や、周囲の支えについて語っている。溜口は優勝の喜びについて、次のように振り返った。
「続けていれば報われることもあるのかな」
この言葉には、長年結果が出なかった時期を経て、ようやく手にした優勝の重みが表れている。
同インタビューでは、事務所の先輩である大竹まことから、優勝への期待を背負いすぎないようにと声をかけられていたことも紹介された。2人は決勝当日も過度に浮かれず、平常心で舞台に臨んでいたという。
優勝直後の会見で語られた内容を踏まえると、ラブレターズの強さは一発勝負の勢いや話題性だけでは説明できない。長年の挑戦によって培われた舞台経験と、独自のコントを磨き続けてきた姿勢が大きな要素だった。

【人物・関係者一覧】塚本直毅と溜口佑太朗、決勝のライバルを整理
ラブレターズを理解するには、2人のプロフィールと、キングオブコントを通じて競い合ってきたコンビとの関係を押さえておきたい。
所属事務所ASH&Dコーポレーションの公式プロフィールによると、2人は日本大学芸術学部の出身。塚本は文芸学科、溜口は映画学科を卒業している。
| 人物・コンビ | 基本情報 | ラブレターズとの関係 |
|---|---|---|
| 塚本直毅 | 1984年12月28日生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。 | ラブレターズのメンバー。作家としても活動。 |
| 溜口佑太朗 | 1985年1月19日生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。 | ラブレターズのメンバー。野球やタップダンスなどを趣味・特技とする。 |
| ロングコートダディ | 堂前透・兎によるお笑いコンビ。 | 2024年決勝で1点差の2位。2025年に第18代王者となった。 |
| ファイヤーサンダー | お笑いコンビ。2024年はファイナル進出。 | 2024年決勝3位。ラブレターズと優勝を争ったライバル。 |
| 大竹まこと | シティボーイズのメンバー。 | ASH&Dの先輩。優勝前の2人を送り出した人物としてインタビューで紹介された。 |
| 蓮見翔 | ダウ90000のメンバー。 | 2026年のラブレターズ単独ライブ「溺愛」に脚本を提供。 |
特に注目したいのが、塚本の作家としての活動だ。所属事務所の公式プロフィールには、テレビ番組やラジオ、舞台などへのコント台本提供が掲載されている。
この点は、ラブレターズのコントを単なる演技力の勝負として見るだけでは不十分であることを示している。設定や構成を考える力と、舞台上でそれを成立させる表現力の両方が、コンビの創作活動を支えている。
一方、溜口は演技や身体表現を生かした活動を続けている。2人の異なる得意分野が組み合わさることで、コンビとしての表現の幅が生まれている。
【ロングコートダディ・ファイヤーサンダーとの比較】2024年の1点差とその後
ラブレターズの優勝を語るうえで、ロングコートダディとファイヤーサンダーとの比較は欠かせない。
2024年大会のファーストステージでは、ファイヤーサンダーが476点でトップ。ラブレターズとロングコートダディは475点で並んだ。
しかし、ファイナルステージではラブレターズが472点を獲得。ロングコートダディの471点、ファイヤーサンダーの469点を上回り、最終順位を逆転した。
ラブレターズとロングコートダディは僅差の競争相手
両者の違いを単純に優劣で判断するのは適切ではない。2024年は合計1点差でラブレターズが勝利したものの、ロングコートダディもファーストステージで同じ475点を獲得していた。
そして翌2025年、ロングコートダディは再び決勝に進出し、ついに第18代王者となった。
つまり、2024年にラブレターズが勝ち取った947点の価値は、翌年のロングコートダディの優勝によって薄れるものではない。むしろ、互いに高い実力を持つコンビが異なる年に頂点をつかんだことで、両者の競争関係は大会の歴史に残るものとなった。
ファイヤーサンダーも2025年に決勝進出
ファイヤーサンダーも2024年だけの一発屋ではない。2025年大会では3年連続3回目の決勝進出を果たしている。
2024年に上位3組へ入ったコンビのうち、ロングコートダディは翌年優勝、ファイヤーサンダーも決勝に残った。ラブレターズの優勝を起点に、各コンビがその後も競争を続けていることが分かる。

【2025・2026年の優勝者とラブレターズの現在】最新活動を整理
ラブレターズが優勝した2024年以降、キングオブコントの王者は2年連続で入れ替わった。2026年11月5日時点での歴代王者を整理しておこう。
2025年の第18代王者はロングコートダディ
2025年10月11日に開催されたキングオブコント2025では、ロングコートダディが優勝した。
堂前透と兎によるコンビで、4度目の決勝進出で悲願の初優勝を達成。ファーストステージ474点、ファイナルステージ471点、合計945点を獲得し、第18代キングとなった。
2位はや団の937点、3位はレインボーの918点だった。大会には過去最多となる3,449組がエントリーしており、ロングコートダディはその頂点に立った。
2024年のラブレターズとの直接対決で1点差の2位だったロングコートダディが、翌年に優勝したことは大会の歴史を振り返るうえでも印象的だ。
2026年の第19代王者はジェラードン
2026年10月17日に開催されたキングオブコント2026では、ジェラードンが優勝し、第19代王者となった。
大会公式サイトの2026年10月17日付のお知らせでも、19代目王者がジェラードンに決定したことが発表されている。
これにより、2024年のラブレターズ、2025年のロングコートダディ、2026年のジェラードンと、3大会連続で異なるコンビが王者となった。
2026年のラブレターズは解散せずコンビ活動を継続
2026年現在、ラブレターズは塚本直毅と溜口佑太朗の2人で活動を続けている。
所属事務所の公式発表によると、2026年には単独ライブ「溺愛」を開催。東京の赤坂RED/THEATERを皮切りに、仙台、名古屋、大阪を巡る公演が組まれた。
今回の公演では、ラブレターズ自身が作・演出を担当。さらに、ダウ90000の蓮見翔が脚本を提供している。2024年の優勝以降も、賞レースの実績に頼るだけではなく、独自のコント作品を作り続けていることがうかがえる。
また、2026年7月31日には、母校の日本大学芸術学部から日藝賞を受賞したことが報じられた。スポニチアネックスによると、芸人の受賞は爆笑問題以来と紹介され、2人も母校からの評価を喜んでいた。
こうした活動から見えてくるのは、ラブレターズがキングオブコントの一度きりの優勝者ではなく、舞台やテレビ、脚本制作など複数の領域で表現を続けるコント師であるということだ。
【プロの結論】ラブレターズの優勝がキングオブコントに残したもの
ラブレターズの2024年優勝を評価する際、947点という数字だけに注目するのはもったいない。
本当に重要なのは、2011年の初決勝から13年という時間をかけて、同じ大会に挑み続けた点だ。
賞レースでは、若手の台頭やネタの流行、審査員の評価軸などによって、毎年求められる笑いの形が変わる。長期間にわたって決勝を目指すこと自体が簡単ではない。
そのなかでラブレターズは、2011年、2014年、2016年、2023年、2024年と決勝に進出し、5回目で優勝を果たした。
また、2024年の決勝は、ファイヤーサンダーが1stステージ首位、ラブレターズとロングコートダディが同率2位という展開だった。最終的にはラブレターズが2本目で最も高い点数を獲得し、947点で優勝した。
ここには、単純に知名度や過去の実績だけでは勝敗が決まらない賞レースの面白さがある。過去に何度も決勝で敗れたコンビであっても、その年の2本のネタで最も高い評価を得れば王者になれる。
ラブレターズの事例から読み取れる評価基準は、次の3つだ。
- 継続力:長年挑戦を続けながら、決勝に戻ってくる実力を維持できること。
- 構成力:1本目だけでなく、2本目でも観客と審査員を納得させるネタを用意できること。
- 表現力:コンビそれぞれの個性を生かし、設定や演技を含めた独自の世界観を作れること。
2025年のロングコートダディ、2026年のジェラードンの優勝を見ても、キングオブコントでは異なるタイプのコント師がそれぞれの持ち味を発揮している。
その歴史のなかで、ラブレターズは13年間の挑戦を実らせた第17代王者として、確かな足跡を残した。2026年も舞台で新作コントを発表し続けていることから、今後も賞レースの実績と独自の創作活動の両面で注目される存在だ。
【ラブレターズとキングオブコント】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラブレターズはキングオブコント2024で何点を獲得した?
A1:1stステージ475点、ファイナルステージ472点で、合計947点を獲得した。ロングコートダディの946点、ファイヤーサンダーの945点を上回り、第17代王者に輝いた。
Q2:ラブレターズが優勝したのは何回目の決勝?
A2:5回目の決勝進出で初優勝した。過去には2011年、2014年、2016年、2023年に決勝へ進出している。
Q3:ラブレターズの決勝ネタ「YOUは何しに海岸へ?」は何点だった?
A3:2024年のファイナルステージで披露し、472点を獲得した。この得点が1stステージの475点と合算され、最終947点となった。
Q4:キングオブコント2025の優勝者は誰?
A4:ロングコートダディ。2025年10月11日の決勝で、ファースト474点、ファイナル471点、合計945点を獲得し、第18代王者となった。
Q5:キングオブコント2026の優勝者は誰?
A5:ジェラードン。2026年10月17日の決勝で優勝し、第19代王者となった。
Q6:ラブレターズは2026年現在も活動している?
A6:活動している。塚本直毅と溜口佑太朗の2人でコンビ活動を続けており、2026年には単独ライブ「溺愛」を東京、仙台、名古屋、大阪で開催した。
Q7:ラブレターズとロングコートダディはどちらが先に優勝した?
A7:ラブレターズが先に優勝した。2024年に第17代王者となり、翌2025年にロングコートダディが第18代王者となった。2024年大会では両者の合計点は1点差だった。
まとめ:ラブレターズの947点は13年間の挑戦が結実した記録
ラブレターズは2024年10月12日、キングオブコントで合計947点を獲得し、第17代王者に輝いた。1stステージ475点、ファイナルステージ472点という安定した結果で、ロングコートダディとファイヤーサンダーとの僅差の勝負を制した。
2011年の初決勝から2014年、2016年、2023年と挑戦を重ね、5回目の決勝でつかんだ優勝だった。2人の歩みは、賞レースで結果を出すためには一度の成功だけでなく、長期的な創作活動と舞台経験が欠かせないことを示している。
2025年はロングコートダディ、2026年はジェラードンが新王者となったが、ラブレターズの実績が色あせることはない。2026年も単独ライブや創作活動を続けており、第17代王者としてだけでなく、独自のコントを生み出すコンビとして今後の活躍が期待される。
主な事実確認資料
- ASH&Dコーポレーション公式プロフィール・2026年単独ライブ告知
- QJWeb「『負け続けてきた人生』を自ら変えて優勝」
- MANTANWEB「キングオブコント2024」「キングオブコント2025」結果報道
- キングオブコント2026大会公式発表
- スポニチアネックス「ラブレターズ 日藝賞受賞」報道 (出典: ラブ レターズ キング オブ コント(Yahoo!ニュース))