【結論】日本レコード大賞で3連覇した歴代3組を紹介
日本レコード大賞の歴代記録を確認すると、3年連続で大賞を獲得したアーティストは、2025年までに3組です。
受賞順に並べると、次のようになります。
1. 浜崎あゆみ:2001~2003年
2. EXILE:2008~2010年
3. Mrs. GREEN APPLE:2023~2025年
3組に共通するのは、3年間それぞれ異なる楽曲で大賞を受賞していることです。同じヒット曲が長期間評価されたのではなく、毎年新しい作品が大賞に選ばれた結果です。
TBSの歴代受賞者一覧と日本作曲家協会の公式記録でも、各年の受賞曲を確認できます。2025年のMrs. GREEN APPLEの受賞によって、歴代3連覇の記録は3組に並びました。
【歴代記録を一覧比較】3連覇した歌手・グループと大賞曲
3組の受賞年、受賞曲、通算受賞回数を整理すると、記録の違いがはっきりします。
| 歌手・グループ | 3連覇した年 | 年ごとの大賞受賞曲 | 通算受賞回数 |
|---|---|---|---|
| 浜崎あゆみ | 2001~2003年 | Dearest → Voyage → No way to say | 3回 |
| EXILE | 2008~2010年 | Ti Amo → Someday → I Wish For You | 4回 |
| Mrs. GREEN APPLE | 2023~2025年 | ケセラセラ → ライラック → ダーリン | 3回 |
出典:日本作曲家協会・TBSの歴代大賞受賞記録。通算回数は日本レコード大賞の大賞受賞のみを集計。
注目すべきはEXILEの通算4回
3連覇の記録だけを見ると3組は同じですが、通算受賞回数ではEXILEが一歩リードしています。
EXILEは2008~2010年の3連覇に加え、2013年にも「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」で大賞を受賞しました。
つまり、3連覇の3回と、通算4回は別の記録です。
一方、浜崎あゆみとMrs. GREEN APPLEは、それぞれ3年連続の受賞が通算受賞回数にもなっています。
この違いを理解しておくと、「レコード大賞で最も多く受賞したのは誰か」という疑問にも正確に答えられます。
【3組の連覇を深掘り】浜崎あゆみ・EXILE・Mrs. GREEN APPLEの実績
1.浜崎あゆみ|2001~2003年の3連覇
第43回~第45回
2000年代初頭のJ-POPを代表する女性ソロアーティスト。3年連続で異なる楽曲が大賞に選ばれた。
浜崎あゆみが3連覇を達成したのは、2001年から2003年までの3年間です。
受賞曲は次のとおりです。
- 2001年・第43回:「Dearest」
- 2002年・第44回:「Voyage」
- 2003年・第45回:「No way to say」
この3曲は、いずれも浜崎あゆみの作品として日本レコード大賞の歴代記録に残っています。
特に注目したいのは、3年間の受賞が単なる同一楽曲の人気継続ではない点です。
2001年の「Dearest」から翌年の「Voyage」、さらに2003年の「No way to say」へと、毎年異なる作品が大賞を獲得しました。
また、2000年の大賞はサザンオールスターズの「TSUNAMI」、2004年はMr.Childrenの「Sign」です。
その間に位置する3年間を浜崎あゆみが独占したことが、歴史的な記録となっています。
2.EXILE|2008~2010年の3連覇
第50回~第52回
3連覇後の2013年にも大賞を受賞し、通算4回を記録。
EXILEは2008年から2010年まで3年連続で日本レコード大賞を受賞しました。
受賞曲は以下の3作品です。
- 2008年・第50回:「Ti Amo」
- 2009年・第51回:「Someday」
- 2010年・第52回:「I Wish For You」
2008年の「Ti Amo」から2009年の「Someday」、2010年の「I Wish For You」へと続く受賞歴は、浜崎あゆみに続く3連覇の記録です。
EXILEの記録で見逃せないのは、2010年の3連覇で終わっていないことです。
2011年と2012年にはAKB48が「フライングゲット」「真夏のSounds good!」でそれぞれ大賞を受賞。その翌年、2013年にEXILEが「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」で再び大賞に輝きました。
これにより、EXILEは3年連続受賞に加えて、通算4回の大賞受賞を達成しています。
3連覇記録と通算最多受賞記録の両方で存在感を示すグループです。
3.Mrs. GREEN APPLE|2023~2025年の3連覇
第65回~第67回
日本レコード大賞でバンドとして初めて3連覇を達成。
2025年に歴史を塗り替えたのが、3人組ロックバンドのMrs. GREEN APPLEです。
受賞曲は次の3作品です。
- 2023年・第65回:「ケセラセラ」
- 2024年・第66回:「ライラック」
- 2025年・第67回:「ダーリン」
2023年の「ケセラセラ」で初めて大賞を獲得すると、2024年には「ライラック」で2年連続の受賞を達成しました。
そして2025年12月30日、「ダーリン」が第67回日本レコード大賞に選ばれ、3連覇が決定しました。
この記録には、もう一つ重要な意味があります。
2024年の「ライラック」による2連覇は、バンドとして史上初の快挙でした。さらに2025年の「ダーリン」によって、バンドとして史上初の3連覇へと記録を更新したのです。
それまでの3連覇達成者は浜崎あゆみとEXILE。そこにMrs. GREEN APPLEが加わったことで、歴代3組という新たな節目が生まれました。
【連覇記録を徹底比較】3連覇と2連覇では何が違う?
日本レコード大賞では、3連覇だけでなく2年連続の大賞受賞も貴重な記録です。
過去には、細川たかし、中森明菜、安室奈美恵、AKB48、三代目 J SOUL BROTHERS、乃木坂46なども連続受賞を達成しています。
2025年のMrs. GREEN APPLEの受賞まで含めると、2年連続以上の受賞を達成したのは歴代9組です。
連続受賞の記録と通算受賞の違い
混同しやすいのが、連覇と通算受賞回数です。
例えば、EXILEは2008~2010年に3連覇しましたが、2011年と2012年は別のアーティストが大賞を受賞しています。
そのため、2013年の受賞は4連覇ではなく、通算4回目の大賞受賞です。
一方、3連覇という記録は、対象となる3年間に一度も別のアーティストが大賞を受賞していないことを意味します。
整理すると、次のようになります。
- 3連覇: 3年連続で大賞を獲得すること。
- 通算3回: 年が離れていても、大賞を合計3回受賞すれば該当すること。
- 通算最多: 連続かどうかを問わず、大賞の受賞回数が最も多いこと。
この基準で比較すると、EXILEの通算4回という記録が際立ちます。
「同じ歌手が3回受賞」と「3年連続受賞」は同じではない
歴代受賞曲一覧を調べる際には、受賞した年を必ず確認する必要があります。
同じアーティストが過去に3回大賞を獲得していても、その間に別のアーティストの受賞があれば3連覇にはなりません。
反対に、異なる曲であっても、同じアーティストが3年連続で大賞を受賞すれば3連覇として数えられます。
この違いが、歴代記録を正確に理解するポイントです。
【審査基準を解説】なぜ日本レコード大賞の3連覇は難しいのか
日本レコード大賞の3連覇は、単純にCD売上やストリーミング再生数が高ければ達成できるものではありません。
公益社団法人日本作曲家協会が公表している実施要項では、大賞の審査基準について、作曲・作詩・編曲を通じた芸術性、独創性、企画性に加え、優れた歌唱によって作品が生かされ、大衆から強い支持を得ていること、その年度を代表する作品であることが示されています。
また、大賞の審査対象は優秀作品賞に選ばれた作品です。
つまり、受賞には少なくとも次のような要素が関係します。
1.楽曲そのものの完成度
歌詞、メロディー、編曲など、作品を構成する要素が評価の対象になります。
2.その年を代表する存在感
大衆から支持され、その年度の音楽シーンを象徴する作品であることが求められます。
3.複数年にわたる作品の評価
3連覇を達成するには、1年限りのヒットで終わらず、翌年も翌々年も大賞候補となる作品を生み出す必要があります。
浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組は、それぞれ異なる時代の音楽シーンでこの条件を満たしてきました。
特にMrs. GREEN APPLEの場合、3年間の受賞曲が「ケセラセラ」「ライラック」「ダーリン」とすべて異なります。
これは、特定の楽曲の人気だけでなく、複数年にわたって新しい作品を届け続けたことを示す記録です。
【第67回の受賞結果と2026年最新情報】次の記録更新はある?
2025年・第67回日本レコード大賞の主な受賞結果
日本レコード大賞
Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」
2025年12月30日開催
第67回日本レコード大賞は、2025年12月30日に東京・新国立劇場の中劇場で開催されました。
主な受賞結果は以下のとおりです。
| 賞 | 受賞者・作品 |
|---|---|
| 日本レコード大賞 | Mrs. GREEN APPLE「ダーリン」 |
| 最優秀新人賞 | HANA |
| 最優秀歌唱賞 | 山内惠介 |
| 日本作曲家協会選奨 | 天童よしみ |
| 編曲賞 | 佐藤和豊 |
| 特別国際音楽賞 | Ado、&TEAM |
優秀作品賞には10作品が選ばれました。
- 「Almond Chocolate」ILLIT
- 「イイじゃん」M!LK
- 「かがみ」FRUITS ZIPPER
- 「革命道中 - On The Way」アイナ・ジ・エンド
- 「恋風」幾田りら
- 「ダーリン」Mrs. GREEN APPLE
- 「倍倍FIGHT!」CANDY TUNE
- 「Fun! Fun! Fun!」新浜レオン
- 「二人だけの秘密」純烈
- 「夢中」BE:FIRST
この10作品の中から「ダーリン」が大賞に選ばれました。
最優秀新人賞にはHANAが選ばれ、新人賞にはCUTIE STREET、SHOW-WA&MATSURI、HANA、BOYNEXTDOORが名を連ねました。
これらの結果は、日本作曲家協会の第67回公式発表で確認できます。
2026年・第68回日本レコード大賞の開催予定
第68回日本レコード大賞
2026年・水曜日/17時30分予定
2026年11月6日現在、第68回日本レコード大賞の開催に向けた準備が進められています。
日本作曲家協会が公表した2026年度事業計画書には、次の予定が記載されています。
- 開催日:2026年12月30日(水)
- 時刻:17時30分から(予定)
- 会場:新国立劇場・中劇場
- 内容:最終審査会および放映
同計画書では、TBSとの実行委員会や審査会を進め、12月30日の放映に向けて事業を実施する予定とされています。
2026年の大賞受賞者は、11月6日時点ではまだ決まっていません。
したがって、Mrs. GREEN APPLEの3連覇が4連覇に伸びるかどうかも、現段階では確定していません。
2026年の受賞結果を歴代一覧に加えるのは、第68回の最終審査会で大賞が決まってからです。
【レコード大賞3連覇に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:日本レコード大賞で3連覇した歌手は誰ですか?
A1:浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組です。浜崎あゆみは2001~2003年、EXILEは2008~2010年、Mrs. GREEN APPLEは2023~2025年に3年連続で大賞を受賞しました。
Q2:レコード大賞の通算受賞回数が最も多いのは誰ですか?
A2:今回取り上げた3連覇達成者ではEXILEが最多です。2008年、2009年、2010年に加え、2013年にも受賞しており、通算4回です。
Q3:Mrs. GREEN APPLEはバンドとして初めて3連覇したのですか?
A3:はい。2025年の「ダーリン」で、バンドとして史上初の3連覇を達成しました。2024年の「ライラック」による2連覇も、バンドとして初めての記録でした。
Q4:浜崎あゆみの3連覇した曲は何ですか?
A4:2001年の「Dearest」、2002年の「Voyage」、2003年の「No way to say」です。
Q5:2026年の日本レコード大賞はいつ開催されますか?
A5:日本作曲家協会の2026年度事業計画では、12月30日(水)17時30分から、新国立劇場の中劇場で開催・放映する予定です。大賞の受賞者は開催当日の最終審査で決まります。
まとめ:レコード大賞3連覇の歴史と今後の注目点
日本レコード大賞の3連覇は、浜崎あゆみ、EXILE、Mrs. GREEN APPLEの3組が達成しています。
それぞれの受賞曲を振り返ると、次のとおりです。
- 浜崎あゆみ:2001年「Dearest」→2002年「Voyage」→2003年「No way to say」
- EXILE:2008年「Ti Amo」→2009年「Someday」→2010年「I Wish For You」
- Mrs. GREEN APPLE:2023年「ケセラセラ」→2024年「ライラック」→2025年「ダーリン」
3組のうち、通算受賞回数で最多なのはEXILEの4回です。一方、Mrs. GREEN APPLEはバンドとして初めて3連覇を達成し、歴代記録に新たな足跡を残しました。
【プロの結論】
日本レコード大賞の歴史を正しく理解するには、「連覇回数」「通算受賞回数」「バンドとしての記録」を分けて見ることが大切です。
3連覇は、毎年異なる作品で大賞に選ばれ続けたという実績です。通算受賞回数は、長いキャリアの中でどれだけ大賞を獲得したかを示します。
そして2026年は、第68回の開催が予定されています。Mrs. GREEN APPLEが新たな連続受賞を達成するのか、それとも別のアーティストが新しい時代を切り開くのか。歴代3組の記録とともに、年末の結果にも注目が集まります。 (出典: レコード 大賞 3 連覇(Yahoo!ニュース))