【武尊の公式戦績】51戦46勝28KO!K-1三階級制覇からONE王者まで
武尊は1991年7月29日生まれ、鳥取県米子市出身。身長168cm、オーソドックススタイルを基本とするキックボクサーだ。
闘争本能を前面に押し出した攻撃的なファイトスタイルから「ナチュラル・ボーン・クラッシャー」の異名を持つ。
最新の公式戦績は51戦46勝28KO5敗
武尊の公式プロフィールとK-1公式選手データでは、現役最終戦を反映した戦績が掲載されている。
武尊/TAKERU
- 生年月日:1991年7月29日
- 出身地:鳥取県米子市
- 身長:168cm
- 所属:team VASILEUS
- ファイトスタイル:オーソドックス
- 最終戦:2026年4月29日
- 最終獲得タイトル:ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座
出典:武尊公式プロフィール、K-1公式選手データ
なお、「武尊の公式戦績は50戦」という情報も検索結果に残っている。これは引退試合前のデータと考えられる。公式プロフィールの更新後の数字は51戦46勝5敗であり、2026年4月のロッタン戦を加えた数字を確認する必要がある。
K-1史上初の三階級制覇を達成
武尊のキャリアを語るうえで欠かせないのが、K-1での三階級制覇だ。
2015年から2018年にかけて異なる階級の王座を次々と獲得し、K-1の歴史に名前を刻んだ。
- 2015年4月:初代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者
- 2016年11月:初代K-1 WORLD GPフェザー級王者
- 2018年3月:第4代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者
特に2018年の王座獲得によって、K-1史上初の三階級制覇を達成した。
体格や階級の違いに対応しながら結果を残したことは、武尊の競技者としての大きな強みだった。
主要なキャリアの転換点
2011年9月にKrushでプロデビューした武尊は、2013年に初代Krushフェザー級王者となり、国内トップ選手として頭角を現した。
2022年6月の「THE MATCH 2022」では那須川天心と対戦。判定で敗れたものの、日本格闘技界を代表するビッグマッチとして大きな注目を集めた。
その後、K-1を離れ、2023年にはフランスでISKA世界ライト級王座を獲得。2024年からONE Championshipに参戦した。
ONEではスーパーレックとの世界タイトル戦、タン・ジン戦、ロッタンとの2度の対戦など、国際舞台で実績を重ねていった。
【歴代対戦相手・過去試合】武尊のキャリアを変えたライバルたち
武尊の過去試合を振り返ると、単に勝利数を積み上げたキャリアではないことが分かる。
強敵との対戦、敗北からの再起、海外団体への挑戦という転換点が連続している。
那須川天心とのTHE MATCH 2022
日本格闘技界で特に大きな注目を集めたのが、那須川天心との対戦だ。
2022年6月19日、東京ドームで開催された「THE MATCH 2022」で両者が激突した。
結果は那須川天心の判定勝ち。
この試合は、K-1を代表する武尊と、RISEを代表する那須川天心という、異なる団体のトップ選手が対戦した歴史的なカードだった。
武尊にとっては敗北となったが、その後の海外挑戦へ向かうキャリアの転換点でもあった。
スーパーレックとのONE世界タイトル戦
2024年1月28日の「ONE 165」では、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレック・キアトモー9に挑戦。
5Rを戦い抜いたものの、判定で敗れた。
世界王者との実力差を埋める必要があることを示した試合だった。
その後の2024年9月にはタン・ジンにKO勝ち。ONEでの初勝利を挙げ、再び世界タイトル戦線を目指す足掛かりを作った。
主要な対戦相手と武尊との関係
| 人物・団体 | 武尊との関係 | 主な試合・実績 |
|---|---|---|
| 那須川天心 | 国内最大級のライバル | THE MATCH 2022で判定負け |
| スーパーレック | ONE世界王者 | 2024年のタイトル戦で判定負け |
| タン・ジン | ONEでの対戦相手 | 2024年9月にKO勝ち |
| ロッタン | 最大の因縁の相手 | 2025年にKO負け、2026年にTKO勝ち |
| デニス・ピューリック | 再起戦の相手 | 2025年11月にTKO勝ち |
| K-1・Krush | 国内キャリアの舞台 | 三階級制覇・初代王座獲得 |
| ONE Championship | 海外での主要な舞台 | 引退試合で暫定世界王座獲得 |
特にロッタンとの関係は、武尊のキャリア終盤を象徴するものとなった。
初戦での敗北を経験した後、再起戦を挟み、引退試合で再び同じ相手と戦う。そして最後は世界タイトルを獲得して勝利する。
単なるリベンジマッチではなく、現役生活の最後に自分自身のキャリアへ決着をつける試合だった。
【引退の理由と現在の活動】武尊は何をしている?
武尊の引退は、ロッタンに勝利したことで突然決まったものではない。
本人が2026年5月1日の引退記者会見で明かしたのは、身体への負担、とりわけ首のヘルニアが引退を決断する大きな理由になったということだった。
引退を決断した背景には首のヘルニア
武尊によると、首のヘルニアを発症したのは2025年3月のロッタン初戦後。
会見では、しびれや片側の筋力低下があったことも説明している。
それまでの武尊は、多少のダメージを受けても前に出る攻撃的なスタイルを貫いてきた。しかし、自身の身体に起きた変化によって、以前と同じ感覚で戦うことが難しくなった。
本人は会見で、この経験を自分の弱さを知るきっかけとして捉え、それが逆に強さにつながったという趣旨の説明をしている。
この背景を考えると、2026年4月のロッタン戦は単なるタイトルマッチではなかった。身体的な問題と向き合いながら、自分の競技人生を締めくくるための一戦だった。
2026年9月、RIZINでも引退セレモニー
9月10日、京セラドーム大阪で開催された「超RIZIN.5」では、武尊の引退セレモニーが行われた。
武尊はリングに上がり、RIZIN関係者やファンに感謝を伝えた。
また、これからの格闘技界を盛り上げるため、ファンにも応援を続けてほしいというメッセージを送った。
榊原信行CEOから花束を受け取り、10カウントゴングを聞いた姿は、現役生活の終わりを象徴する場面となった。
DREAM UP! PROJECTで次世代の育成・支援
引退後の武尊の活動で注目したいのが、自身が代表を務める「DREAM UP! PROJECT.」だ。
このプロジェクトは、子どもたちが教育やスポーツ、音楽など、さまざまな経験に触れられる機会を作ることを目的としている。
2026年9月20日には第2回イベントを開催。スポーツ選手やアーティストを招き、トークショーやライブ、子ども向けのスポーツ体験会などを実施した。
特筆すべきは、ミャンマーでの学校建設活動だ。
公式発表によると、2025年11月13日にミャンマー・シャン州でシュエタウンタン僧院学校が完成。約1,200人の子どもたちが通っており、武尊自身も2026年8月17日に現地を訪問した。
格闘技で培った知名度や人とのつながりを、次世代への支援に活用する活動が始まっている。
現在の活動を整理
| 活動 | 内容 |
|---|---|
| 格闘技関連 | ONE SAMURAI TALKなどへの出演・解説 |
| メディア | YouTube、テレビなどへの出演 |
| イベント | ファンクラブイベント、格闘技関連イベント |
| 社会貢献 | DREAM UP! PROJECT.の運営 |
| ジム・育成 | VASILEUS GYMを中心とした活動 |
| 格闘技界への貢献 | 後進の支援、競技の普及 |
武尊公式プロフィールでは、元キックボクサーであると同時に、アスリート、タレント、VASILEUSビルオーナーとしても紹介されている。
競技者としての活動を終えた後も、格闘技と関わり続ける道を選んでいる。
【武尊の試合動画・ハイライト】放送・配信情報と視聴方法
2026年4月29日の引退試合を映像で振り返りたい人は、公式配信やハイライトを確認したい。
ONE SAMURAI 1の放送・配信実績
| 配信・放送サービス | 当時の内容 |
|---|---|
| U-NEXT | 13時30分から独占ライブ配信 |
| フジテレビ系列 | 22時からディレイ放送 |
| ONE公式YouTube | ハイライトなどの関連映像 |
| U-NEXT見逃し配信 | 2026年6月17日23時59分まで |
大会当日はU-NEXTで全試合のライブ配信が実施され、フジテレビ系列でも録画によるディレイ放送が行われた。
2026年11月現在、フル動画は見られる?
U-NEXTの公式案内では、ONE SAMURAI 1の見逃し配信は2026年6月17日23時59分で終了している。
そのため、11月現在、当時の見逃し配信を通常のアーカイブとして視聴することはできない。
一方、U-NEXT格闘技公式YouTubeでは、武尊対ロッタンのハイライト動画が2026年4月29日に公開されている。
フル試合を見たい場合と、名場面だけを振り返りたい場合では確認先が異なるため、注意したい。
試合動画で注目したい3つの場面
1. 2Rのダウン奪取: 左フックでロッタンから2度のダウンを奪った場面。
2. 4Rの攻防: 両者が正面から打ち合い、勝負の行方が緊迫した場面。
3. 5Rの決着: 武尊が最後の猛攻を仕掛け、左フックでTKO勝ちを収めた場面。
特に2Rと最終5Rは、初戦との違いを理解するうえでも重要だ。
【武尊の試合】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:武尊の次の試合はいつですか?
A1:2026年11月6日時点で、次戦の日程は発表されていない。2026年4月29日のONE SAMURAI 1が現役最後の試合となっており、現在は引退後の活動を続けている。
Q2:武尊は引退試合でロッタンに負けたのですか?
A2:いいえ。2025年3月の初戦では1R1分20秒でKO負けしたが、2026年4月29日の再戦では5R2分22秒TKO勝ち。ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者となった。
Q3:武尊の公式戦績は50戦ですか?51戦ですか?
A3:引退試合を反映した公式プロフィールの戦績は51戦46勝28KO5敗0分。50戦という数字は引退試合前の情報が残っている可能性がある。
まとめ:【プロの結論】武尊の次戦よりも注目したい引退後の挑戦
2026年11月現在、武尊は現役を引退しており、次の試合予定は公表されていない。
2026年4月29日のONE SAMURAI 1では、最大のライバルだったロッタン・ジットムアンノンに5R2分22秒TKO勝ち。ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座を獲得し、最高の形で競技生活を締めくくった。
その後も活動は続いている。
- 7月:ONE Friday Fights 162に登場し、復帰の可能性に言及。
- 9月:RIZINで引退セレモニーを実施。
- 9月:DREAM UP! PROJECT.の第2回イベントを開催。
- 10月:ONE殿堂入りと引退セレモニーを実施。
- 11月:ONE SAMURAI TALK #4に出演。
プロの視点から重要なのは、引退と復帰の可能性を混同しないことだ。
本人がカムバックの可能性を口にしたことと、実際に試合へ復帰することは別の話である。今後、復帰を判断する材料になるのは、本人の正式発表、対戦契約、主催団体による試合カード発表だ。
また、武尊のキャリアを評価するときは、K-1三階級制覇という国内実績だけでなく、ONEへの挑戦、ロッタンへのリベンジ、そして引退後の次世代育成まで含めて見る必要がある。
最後の試合で勝利し、世界王座を手にした武尊。今後はリングの中だけでなく、格闘技界を支える立場としてどのような新しい挑戦を見せるのかにも注目したい。 (出典: 武 尊 試合(Yahoo!ニュース))