【2026年の大会成績】夏の岐阜大会ベスト4から秋季東海大会まで
県岐阜商の2026年を振り返ると、春の東海大会優勝、夏の岐阜大会ベスト4、秋の県大会3位という流れが見えてくる。
単に秋に成績を残しただけではなく、春から実戦経験を積んだ選手が新チームの中心になっていることがポイントだ。
2026年春季東海大会は優勝
2026年5月の春季東海大会で、県岐阜商は好成績を残した。
- 5月23日:昴学園に3対0で勝利
- 5月24日:知徳に10対0で勝利
- 5月26日:享栄に6対4で勝利
決勝では享栄を6対4で下し、東海大会優勝を達成した。
この大会には川畑、丹羽、國枝、武藤、山本ら、秋季新チームの中心となる2年生も出場していた。つまり、2026年秋のメンバーには、春の東海大会優勝を経験した選手が複数いる。
2026年夏の岐阜大会は6年連続ベスト4
夏の第108回全国高校野球選手権岐阜大会では、県岐阜商は準決勝まで進出した。
主な試合結果は次のとおり。
- 7月19日:市岐阜商に10対0
- 7月20日:岐阜第一に9対5
- 7月22日:中津商に2対1
- 7月26日:大垣日大に3対6
準々決勝の中津商戦では接戦を制したものの、準決勝では大垣日大に敗れた。
岐阜新聞の報道によれば、このベスト4進出は6年連続。県内の強豪として安定した競争力を示した大会だった。
特に準決勝では、川畑力紀が2ラン本塁打を記録。丹羽駿太も初回に先制の適時二塁打を放っており、秋季メンバーに残る選手たちが夏の段階から攻撃面で存在感を示していた。
2026年秋季岐阜県大会は3位
秋の新チームは、岐阜県大会でも勝ち上がった。
| 日付 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 9月6日 | 本巣松陽 | 13対0で勝利 |
| 9月13日 | 土岐商 | 11対1で勝利 |
| 9月20日 | 大垣商 | 10対2で勝利 |
| 9月23日 | 大垣日大 | 3対6で敗戦 |
| 9月27日 | 関商工 | 11対0で勝利 |
準決勝では大垣日大に敗れたものの、3位決定戦で関商工を11対0で下した。
最終順位は岐阜県大会3位。秋季東海大会への出場権を獲得した。
秋季東海大会は延長11回のサヨナラ負け
2026年10月17日、県岐阜商は三重県の津球場公園内野球場で常葉大菊川と対戦した。
試合は序盤から点を取り合う展開となり、9回を終えて同点。延長戦に突入した。
県岐阜商は10回を無得点で終え、11回表に川畑力紀の適時打などで勝ち越し。ところが、その裏に常葉大菊川の宗廣新に逆転サヨナラ二塁打を許し、最終スコアは6対7となった。
2026年10月17日・秋季東海大会1回戦
県岐阜商
常葉大菊川
試合形式
延長11回・タイブレーク
安打数
両チーム10本
試合結果
試合記録では、川畑が11回表に勝ち越し打を放ったことも確認できる。最後まで勝機を残した試合だっただけに、惜しまれる敗戦となった。
夏と秋の結果から見える2027年への課題
2026年の県岐阜商には、春の東海大会優勝という実績がある。一方、夏と秋はともに大垣日大に3対6で敗れている。
ただし、夏のチームと秋のチームは同一ではない。3年生が抜けたことで、投手陣の再編や守備位置の組み替えが必要になった。
秋の東海大会では延長戦まで戦い、攻撃面では10安打を記録した。今後の焦点は、接戦での失点を減らすこと、継投を含めた投手陣の安定、そして終盤の守備と攻撃の精度にある。
新チームの実力を評価するなら、東海大会の1回戦敗退だけで判断するのではなく、県大会3位まで勝ち上がった過程と、春から蓄積してきた経験を合わせて見る必要がある。
【監督・伝統】藤井潤作監督と県立岐阜商業の甲子園実績
県立岐阜商業の野球部を語るうえで、長い歴史と指導体制も欠かせない。
藤井潤作監督の経歴と指導方針
岐阜県立岐阜商業高校が発行した2025年3月1日付の「県岐商だより」第86号には、硬式野球部監督として藤井潤作氏の文章が掲載されている。
同氏の経歴として紹介されているのは、次の流れだ。
- 民間企業に約12年間勤務
- 教員を目指して大学で教職課程を履修
- 県立岐南商業で講師を経験
- 土岐商業で5年間勤務
- 東濃実業で9年間勤務
- 県立岐阜商業に復帰し、硬式野球部監督に就任
学校広報によると、藤井氏は硬式野球部創部100周年という節目に監督を引き継いだ。
その指導方針として示されているのは、伝統を尊重しながら時代に応じた改革を進めること、勝利だけでなくスポーツマンシップやチームワーク、人間的な成長も重視することだ。
目標には全国制覇を掲げている。
2026年秋の新チームを評価するうえでも、こうした方針は興味深い。春の優勝や秋の県大会3位という競技成績だけでなく、複数の学年が同じチームで経験を積むことが、次の世代につながっていくからだ。
県立岐阜商業の甲子園出場歴
県岐阜商は全国的にも知名度の高い高校野球の伝統校だ。
朝日新聞・日刊スポーツの高校野球記録によると、甲子園の出場実績は次のとおり。
夏の選手権大会
優勝1回・準優勝3回
春の選抜大会
優勝3回・準優勝3回
夏の甲子園通算勝利
43勝
春の甲子園通算勝利
48勝
出典:朝日新聞・日刊スポーツの県岐阜商大会記録。
春夏を合わせた甲子園出場回数は61回。春の選抜では3度の全国制覇を経験している。
こうした実績は、現在の選手たちにとっても大きな目標となる。2026年の春季東海大会優勝も、伝統校として全国を目指すチームの力を示す結果だった。
【よくある質問】県立岐阜商業野球部メンバーについて
Q1:2026年秋の県岐阜商野球部のメンバーは何人ですか?
A1:秋季東海大会の登録メンバーは20人です。2年生が13人、1年生が7人という構成で、2年生を中心に新チームを形成しています。
Q2:丹羽駿太選手の背番号と出身中学は?
A2:背番号3、2年生、右投右打です。愛知県犬山市立東部中学校の出身として登録されています。
Q3:川畑力紀選手はどんな選手ですか?
A3:背番号2の捕手で、羽島市立羽島中学校出身の2年生です。右投左打で、夏の大垣日大戦では2ラン本塁打、秋季東海大会では延長11回に勝ち越し適時打を記録しました。
Q4:武藤遼成選手の背番号と出身中学は?
A4:背番号10、2年生、右投右打です。岐阜市立岐阜清流中学校出身で、投手として秋季東海大会にも出場しました。
Q5:2026年秋季岐阜県大会で県岐阜商は何位でしたか?
A5:3位です。準決勝で大垣日大に3対6で敗れましたが、3位決定戦で関商工に11対0で勝利しました。
Q6:2026年秋季東海大会の結果は?
A6:10月17日の1回戦で常葉大菊川と対戦し、延長11回の末に6対7で敗れました。川畑力紀が11回表に勝ち越し打を放ったものの、最後はサヨナラ負けとなりました。
Q7:県岐阜商と市岐阜商は同じ高校ですか?
A7:別の高校です。県岐阜商は岐阜県立岐阜商業高等学校、市岐阜商は岐阜市立岐阜商業高等学校を指します。大会結果や選手名簿を調べる際には、学校名の取り違えに注意が必要です。
まとめ:県岐阜商の2027年に向けた注目ポイント
2026年秋の県立岐阜商業野球部は、2年生13人、1年生7人の20人で新チームを編成。春季東海大会優勝、夏の岐阜大会ベスト4という経験を持つ選手たちが、秋の県大会3位という結果につなげた。
特に注目したいのは、次の5人だ。
- 丹羽駿太:背番号3。打線の中心を担う内野手。
- 川畑力紀:背番号2。攻守両面で存在感を示す捕手。
- 武藤遼成:背番号10。投手陣の一角を担う右腕。
- 國枝啓汰:背番号9。上位打線を担う左打ちの外野手。
- 山本龍之介:背番号5。内野のレギュラーを務める選手。
2026年秋季東海大会では初戦敗退となったが、延長11回まで競り合った試合内容や、秋季岐阜県大会での3位という成績には、新チームの可能性が表れている。
今後は投手陣の安定、守備の精度、勝負どころでの得点力が大きなテーマになる。伝統ある県岐阜商が、2027年の夏にどのようなチームへ成長するのか。春から実戦経験を積んできた2年生世代と、台頭する1年生の競争に注目したい。 (出典: 県立 岐阜 商業 野球 部 メンバー(Yahoo!ニュース))