【終了理由を検証】メレンゲの気持ちはなぜ2021年に終了したのか?
『メレンゲの気持ち』の終了を理解するうえで、まず押さえておきたいのは、番組が視聴率の低迷によって終了したと報じられたわけではないことです。
1. 公式発表に近い報道で伝えられた「25年の節目」
2020年10月15日、スポーツニッポンは、日本テレビの『メレンゲの気持ち』が2021年3月に終了すると報道しました。
同紙によると、当時の平均世帯視聴率は7~8%程度で推移し、同時間帯でもほぼ毎週トップを記録していたといいます。つまり、一般的な視聴率低迷による番組終了とは事情が異なっていました。
同紙が日本テレビ関係者の説明として紹介したのは、放送25年という節目を迎えるにあたり、新鮮さを求めて番組を終了するという判断です。長年続いた番組の役割を終え、新しい番組へバトンを渡すという考え方が示されていました。
ただし、これは報道機関が取材した関係者の説明であり、日本テレビが公表した詳細な公式声明とは区別する必要があります。同紙によれば、同局は番組の制作過程について具体的な回答を控えています。
2. 報道されたもう一つの理由は制作費の削減
終了発表から5日後の2020年10月20日、デイリー新潮は「視聴率は悪くないのに、24年続いた『メレンゲの気持ち』が来年3月で終了のナゼ」と題した記事を掲載しました。
この記事では、新型コロナウイルスの感染拡大によるテレビ業界の経営環境の変化に注目しています。
具体的には、感染拡大による広告・CM収入の減少と、テレビ局全体の制作費削減が進んでいたという背景です。デイリー新潮は、取材した日本テレビ関係者の説明として、番組終了の大きな理由は局全体の制作費削減だったと報じました。
さらに同記事では、1回当たりの制作費や年間制作費について、関係者による推計も紹介されています。ただし、これらは日本テレビが公表した会計資料ではなく、取材対象者の説明に基づく数字です。
そのため、制作費削減説は当時のテレビ業界の事情を考えるうえで重要な報道ですが、番組終了の公式確定理由として扱うことはできません。
3. 終了理由についての報道と事実を比較
この比較から見えてくるのは、番組の終了には、25年という節目での編成刷新と、テレビ局を取り巻く経営環境の変化という複数の背景が考えられることです。
特に重要なのは、視聴率が好調だったという報道と、制作費削減を理由に挙げた取材記事が両立している点です。人気番組であっても、テレビ局全体の経営判断によって終了することはあり得ます。
したがって、「視聴率が悪かったから打ち切られた」「久本雅美が辞めたかったから終わった」といった単純な説明では、当時の状況を正確に捉えられません。
【歴代MCを総まとめ】久本雅美と豪華出演者たちの25年間
『メレンゲの気持ち』の大きな特徴は、久本雅美を番組の中心に据えながら、共演するMCを数年ごとに交代させてきたことです。
俳優、アイドル、タレント、アナウンサー、スポーツ選手など、異なるジャンルの出演者を起用することで、番組に新しい雰囲気を取り入れてきました。
歴代MCの出演時期と主な顔ぶれ
以下は、番組の司会・レギュラーを務めた主な出演者の変遷です。久本雅美は1996年の開始から最終回まで番組の中心を担い、2011年以降は、いとうあさこも最終回まで出演しました。
※出演時期は主な交代時期を整理したものです。松本明子と浅田美代子の担当時期には一時的な代役・交代がありました。
歴代出演者の変遷は、スポーツニッポンの終了報道、MANTANWEBのMC就任記事、番組出演者記録などを基に整理しています。
久本雅美|25年間番組を支えた中心人物
番組開始~2021年3月27日
『メレンゲの気持ち』を象徴する総合司会。ゲストの話を引き出すトーク力と、共演者とのテンポのよい掛け合いが番組の柱だった。
久本雅美は1996年4月の初回から25年間にわたり司会を担当しました。番組のスタイルが変化しても中心に立ち続けた存在であり、歴代MCの交代をつなぐ重要な役割を果たしました。
番組が終了した際も、久本は視聴者やスタッフ、共演者、ゲストへの感謝を伝えています。長期間にわたって同じ番組を担当することは、出演者にとっても大きなキャリアの節目だったはずです。
いとうあさこ|安定感のあるトークで番組を支えたMC
2011年10月~最終回
久本雅美との自然な掛け合いで番組を支えたレギュラーMC。ゲストとの距離感の近い会話も印象的だった。
いとうあさこが加わったのは2011年10月です。芦田愛菜との新体制で出演を開始し、その後も番組に残り続けました。
芸人としての経験を生かしたツッコミや、ゲストの発言を受け止める柔軟な進行が特徴でした。最終回では村上佳菜子とともに卒業パフォーマンスにも参加しています。
伊野尾慧|番組初の男性MCとして新しい風を吹き込む
2016年4月~2017年10月
Hey! Say! JUMPのメンバー。20周年を迎えた番組に初の男性MCとして参加した。
伊野尾慧は2016年4月2日放送分からMCに加入しました。MANTANWEBによると、番組開始から20年目にして初めて起用された男性MCでした。
アイドルとしての知名度だけでなく、独特の柔らかい雰囲気や、先輩出演者とのやり取りも新鮮な魅力でした。従来の女性MC中心の構成に変化をもたらした転換点です。
村上佳菜子|フィギュアスケートからバラエティーへ
2017年10月~2021年3月
元フィギュアスケート選手。競技者としての経験を生かしながら、明るく親しみやすいトークで出演した。
村上佳菜子は2017年10月にMCとして加わりました。競技生活で培った経験や、飾らないリアクションを生かし、番組後期を支えた人物です。
最終回では、久本雅美、いとうあさこ、伊野尾慧とともに最後の4人ロケに参加。番組を締めくくるメンバーの一人となりました。
このほか、高木美保、菅野美穂、水野真紀、松本明子、浅田美代子、相田翔子、若槻千夏、松浦亜弥、高畑淳子、臼田あさ美、芦田愛菜、百田夏菜子、高橋真麻、三吉彩花など、多彩な顔ぶれが番組の歴史を彩りました。
【2021年3月27日】メレンゲの気持ち最終回はどんな内容だった?
『メレンゲの気持ち』の最終回は、2021年3月27日に放送されました。
最終回には、久本雅美、いとうあさこ、伊野尾慧、村上佳菜子の4人が出演。25年間の思い出を振り返りながら、最後の時間を過ごしました。
最初で最後のMC4人によるロケ
最終回の目玉は、4人がそろって参加した初めてで最後のロケでした。
MANTANWEBの放送前記事によると、ロケのテーマは「今だからこそ言いたいぶっちゃけ&やりたいこと」。4人でバスに乗り、思い出話を交えながら番組最後の企画に臨みました。
内容には「通りの達人」とのコラボレーションも盛り込まれ、ミシュランに選ばれた飲食店を訪問。番組らしいグルメ企画で最終回を盛り上げました。
最終回で注目された4つの企画
- 久本雅美: 番組誕生の裏側を描いたドラマが放送された。
- いとうあさこ: 村上佳菜子とともに卒業パフォーマンスを披露した。
- 伊野尾慧: 3カ月間特訓したカラオケで100点獲得に挑戦した。
- 村上佳菜子: いとうあさことともに最後のパフォーマンスに参加した。
番組の思い出だけでなく、出演者それぞれの個性を生かした内容だったことが分かります。
久本雅美の涙と最後のメッセージ
25年間番組を支えた久本雅美にとって、最終回は特別な時間となりました。
放送終了時、久本は視聴者に向けて感謝を伝え、長年支えてくれたスタッフや共演者、ゲストへの思いを語りました。
「本当に25年間可愛がっていただきありがとうございました」
これは最終回での久本の言葉としてMANTANWEBが報じたものです。涙ぐみながらも、最後はおなじみの明るい挨拶で締めくくりました。
番組終了を単なる改編として終わらせるのではなく、出演者と視聴者が一緒に25年間を振り返る構成だったことが、最終回の大きな特徴です。
【石塚英彦の通りの達人】番組を代表する人気コーナーの魅力
『メレンゲの気持ち』を語るうえで欠かせないのが、ホンジャマカの石塚英彦によるグルメリポート「通りの達人」です。
スタジオでゲストの人生や私生活を掘り下げるトークとは対照的に、石塚が街へ出て飲食店やグルメスポットを紹介する企画でした。
「通りの達人」が長く親しまれた理由
このコーナーの魅力は、食べ物の情報だけでなく、石塚英彦のリアクションや人柄を通じて、お店の雰囲気まで伝わることでした。
グルメ番組では、料理の価格や味、店舗情報を紹介することが中心になりがちです。しかし、石塚のリポートには、食べることそのものを楽しむ姿勢がありました。
視聴者にとっては、料理の紹介を楽しみながら、次に訪れたいお店を探すきっかけにもなっていました。
石塚英彦と番組の関係
ホンジャマカ・グルメリポーター
『メレンゲの気持ち』ではスタジオMCとは異なる立場から番組を支え、「通りの達人」を担当した。
石塚はホンジャマカのメンバーとして活動しながら、グルメリポーターとしても幅広く活躍してきました。
『メレンゲの気持ち』の最終回では、この人気コーナーとMC陣のロケが組み合わされました。スタジオのトークだけでなく、番組を象徴する企画にも最後までスポットライトが当てられたのです。
なお、「通りの達人」は『メレンゲの気持ち』の番組内コーナーです。番組終了後も同じタイトルのコーナーが日本テレビで継続していると考えるのは正確ではありません。
【2026年最新】メレンゲの気持ちは現在どうなっている?
2026年11月現在、『メレンゲの気持ち』はレギュラー放送を終了した番組です。1996年から続いた日本テレビ系の土曜昼の番組としては、2021年3月27日の最終回が最後の放送となっています。
番組終了後の土曜昼はどう変わった?
日本テレビは『メレンゲの気持ち』終了後の2021年4月3日から、後番組として情報バラエティー『ゼロイチ』をスタートさせました。
『ゼロイチ』では指原莉乃、松丸亮吾、日本テレビアナウンサーの石川みなみがMCを担当。『メレンゲの気持ち』のようなゲスト中心のトーク番組から、最新情報やトレンドを紹介する番組へと方向性を変えました。
これは、長年続いた番組の枠を新しいコンセプトの番組に引き継ぐという、当時の日本テレビの編成判断を示す出来事でした。
2026年時点で押さえておきたい番組情報
| 項目 | 2026年現在の状況 |
|---|---|
| 番組名 | メレンゲの気持ち |
| 制作・放送局 | 日本テレビ |
| 放送開始 | 1996年4月6日 |
| 最終回 | 2021年3月27日 |
| 放送期間 | 約25年間 |
| レギュラー放送 | 終了 |
| 最終期のMC | 久本雅美、いとうあさこ、伊野尾慧、村上佳菜子 |
| 人気コーナー | 石塚英彦の「通りの達人」 |
| 2026年の新規レギュラー放送 | なし |
2026年現在、番組が新たに復活したという公式発表は確認できません。過去の放送内容や出演者の情報を探す場合は、当時の日本テレビ提供情報やテレビ番組情報、放送当時のニュース記事を参照するのが確実です。
歴代MCは現在も芸能界で活動している?
番組の終了は、出演者それぞれの芸能活動の終了を意味するものではありません。
久本雅美、いとうあさこ、伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦は、それぞれ番組出演時とは異なる仕事や活動の場を持つ出演者です。
また、菅野美穂、松浦亜弥、百田夏菜子、高橋真麻、三吉彩花など、過去にMCを務めた人物も、それぞれのキャリアを歩んでいます。
番組の歴代出演者を調べる際には、当時のMCとしての出演歴と、2026年現在の仕事を混同しないことが大切です。
【よくある質問】メレンゲの気持ちに関するFAQ
Q1:メレンゲの気持ちはいつ終了しましたか?
A1:2021年3月27日です。1996年4月6日に放送を開始し、約25年間にわたって放送されました。
Q2:メレンゲの気持ちの終了理由は視聴率低迷ですか?
A2:視聴率低迷が直接の理由だったとは確認されていません。終了発表当時のスポーツニッポンは、平均世帯視聴率が7~8%程度で同時間帯トップを記録することも多かったと報道しています。25年の節目での刷新や、制作費削減をめぐる報道がありました。
Q3:メレンゲの気持ちの最後のMCは誰ですか?
A3:久本雅美、いとうあさこ、伊野尾慧、村上佳菜子の4人です。最終回では、4人による初めてで最後のロケが放送されました。
Q4:メレンゲの気持ちに出演していた最年少MCは誰ですか?
A4:芦田愛菜です。2011年10月に当時7歳でMCに就任し、レギュラーバラエティー番組のMCとして史上最年少と報じられました。
Q5:伊野尾慧はいつからMCを務めましたか?
A5:2016年4月2日からです。番組20年目にして初の男性MCとして加入しました。
Q6:石塚英彦の「通りの達人」は現在も放送されていますか?
A6:「通りの達人」は『メレンゲの気持ち』の番組内コーナーでした。番組が2021年3月に終了したため、同番組のコーナーとしても終了しています。
Q7:メレンゲの気持ちは2026年に復活していますか?
A7:2026年11月現在、レギュラー放送は終了したままです。番組復活を正式に発表した情報も確認できません。
まとめ:【プロの結論】メレンゲの気持ちが25年間愛された理由と終了の本質
『メレンゲの気持ち』は、1996年4月6日から2021年3月27日まで、日本テレビの土曜昼を彩った長寿トークバラエティーです。
番組終了の背景には、25年という大きな節目を迎えたこと、番組を刷新するという編成上の判断、そしてコロナ禍におけるテレビ局の制作費削減をめぐる報道がありました。
一方、視聴率の低迷が直接の原因だったという説明や、久本雅美の個人的な降板希望が原因だったという確かな根拠はありません。
番組の歴史を振り返ると、久本雅美が25年間にわたり中心を担い、いとうあさこ、芦田愛菜、百田夏菜子、伊野尾慧、村上佳菜子など、幅広いジャンルの出演者が番組に新しい魅力を加えてきたことが分かります。
また、石塚英彦の「通りの達人」は、ゲストトークとは異なる楽しみを提供し、番組を代表する企画として親しまれました。
【プロの結論】 『メレンゲの気持ち』の25年間から読み取れるのは、長寿番組の価値は単純な視聴率だけでは測れないということです。出演者の世代交代を取り入れながら、番組の中心となる個性を維持する。そのバランスが長く愛された理由の一つでした。
2026年現在、番組そのものは終了しています。しかし、久本雅美を中心としたMC陣の掛け合いや、石塚英彦のグルメ企画、数多くのゲストが残したエピソードは、25年間のテレビバラエティーの歴史として記憶されています。
終了理由を調べる際には、番組関係者の説明を伝えた報道、制作費削減を指摘した取材記事、日本テレビが実際に公表した情報を区別することが、正確な理解につながります。 (出典: メレンゲ の 気持ち(Yahoo!ニュース))