【2027年本大会出場国一覧】各組の突破国と予選結果を総まとめ
AFCが2026年9月7日に公表した最終報告によると、2027年の中国大会には、開催国の中国に加えて、予選各組の首位8チームと成績上位7チームの計15チームが出場する。
つまり、本大会の参加国は合計16チームとなる。
予選を突破した16か国
※各組の1位8チームと、各組2位のうち上位7チームを掲載。中国は開催国枠。
各グループの突破状況
各組の首位チームは以下の8か国だ。
- グループA:韓国
- グループB:ウズベキスタン
- グループC:北朝鮮
- グループD:タジキスタン
- グループE:サウジアラビア
- グループF:イラク
- グループG:日本
- グループH:インドネシア
特に注目されたのは、グループFでイラクがタイを直接対決の成績で上回り首位を獲得したこと、そしてグループHでインドネシアが前回王者オーストラリアを2-0で破って首位通過したことだ。
インドネシアは勝ち点7を獲得し、3大会連続の本大会出場を決めている。
また、タイ、インド、オマーンなどは各組2位ながら、他グループとの成績比較によって出場権を獲得した。
2位の比較では勝ち点だけで判断できない
今回の予選で理解しておきたいのが、各組2位の比較方法だ。
AFCの2026年版Competition Operations Manualでは、グループごとに参加チーム数が異なる場合、比較対象となる試合数をそろえるため、原則として最下位チームとの対戦結果を除外する方式が定められている。
今回、グループAは3チーム構成だったため、この調整が必要になった。
その結果、単純にグループリーグ全体の勝ち点を比較するのではなく、対象試合の勝ち点、得失点差、総得点などを比較して上位7チームが選ばれた。
日本と同じグループGで2位だったクウェートは、グループ内では2位でも、他組との比較では出場圏外となった。
【注目選手を分析】徳田誉の得点記録と徳村楓大の活躍
日本の全勝突破を支えた選手として、特に注目したいのがFW徳田誉とMF徳村楓大だ。
徳田誉は予選3試合で5得点
FW/鹿島アントラーズ
予選3試合の合計
徳田は3試合すべてで得点を記録した。
- クウェート戦:2得点
- カンボジア戦:1得点
- イエメン戦:2得点
合計5得点という結果は、今回の日本代表の攻撃を語るうえで欠かせない。
特にクウェート戦では40分と42分に連続得点。イエメン戦でも10分、30分と前半に2ゴールを挙げた。
得点を決めるタイミングが早く、相手に守備を立て直す時間を与えなかったことも、日本の試合運びを優位にした要因だ。
徳村楓大は途中出場から結果を残す
MF/FC町田ゼルビア
予選3試合の合計
徳村楓大も今回の予選で存在感を示した選手の一人だ。
カンボジア戦では75分に得点。さらにイエメン戦では87分に4点目を決めている。
初戦のクウェート戦では62分に途中出場し、カンボジア戦とイエメン戦でも得点に絡んだ。
徳田が前線で得点を量産する一方、徳村は中盤から攻撃に参加して結果を残した。異なるポジションの選手が得点を積み重ねたことは、日本の攻撃陣の選択肢の多さを示している。
なお、JFAの招集メンバー資料では徳村の所属先はFC町田ゼルビア、徳田の所属先は鹿島アントラーズと記載されている。
日本代表の16得点をどう評価するか
今回の日本は3試合で16得点を記録した。
単に大量得点を挙げただけでなく、得点者が複数に分散している点に価値がある。
徳田の5得点、徳村の2得点に加え、浅田大翔、シュミット ニック、藤井翔大らもゴールを決めた。さらにカンボジア戦ではオウンゴールが2回発生している。
この数字から読み取れるのは、特定の選手だけに攻撃を依存していないことだ。
一方で、予選での16得点をそのまま本大会での得点力に置き換えることはできない。韓国、イラン、イラク、ウズベキスタンなど、異なる特徴を持つ強豪国との対戦では、相手の守備強度や試合展開も変わる。
本大会では、複数の得点パターンを強豪相手にも再現できるかが大きな課題になる。
【2027年中国大会の展望】開催地・日程・日本の目標
次に注目されるのが、2027年のAFC U20アジアカップ本大会だ。
AFCは中国サッカー協会に開催権を与えており、中国側は開催都市を浙江省杭州市と発表している。
開催日程は、2027年3月24日から4月10日までの予定と公表されている。
本大会は16チーム・4グループ制
本大会には16チームが参加し、4グループに分かれてグループリーグを戦う。
各グループの上位2チームが準々決勝に進出し、その後はノックアウト方式で優勝を争う。
日本にとって予選突破は最初の関門を越えた段階にすぎない。
2027年大会では、次のような点が重要になる。
- 強豪国との対戦で守備の安定性を維持できるか
- 徳田誉を中心とする得点力を発揮できるか
- 徳村楓大ら中盤の選手が攻撃と守備をつなげられるか
- 選手交代によって試合の流れを変えられるか
予選では3試合を通じて無失点だったが、本大会ではより厳しい試合展開が予想される。
日本が目指すのは2016年以来のアジア制覇
日本は2016年大会で優勝している。
AFCの大会報告でも、日本は2016年大会の王者として紹介されており、アジアの年代別大会で実績を持つチームだ。
今回の予選で見せた16得点0失点という数字は、2027年大会に向けた明るい材料となる。
ただし、予選と本大会では相手のレベルも試合の重みも異なる。特に一発勝負の準々決勝以降では、得点力だけでなく、失点を防ぐ判断力や試合終盤の対応力も問われる。
日本が2016年以来の優勝を目指すうえで、若手選手たちがどこまで成長するかに期待が集まる。
【よくある質問】U-20アジアカップの結果に関するFAQ
Q1:U-20日本代表の予選結果はどうなりましたか?
日本は2026年8月31日のクウェート戦に4-0、9月3日のカンボジア戦に8-0、9月6日のイエメン戦に4-0で勝利しました。3戦全勝、16得点0失点でグループG首位となり、2027年本大会への出場を決めています。
Q2:徳田誉は予選で何点取りましたか?
徳田誉は予選3試合で合計5得点を記録しました。クウェート戦で2得点、カンボジア戦で1得点、イエメン戦で2得点です。
Q3:2027年U-20アジアカップの出場国は何か国ですか?
合計16か国です。開催国の中国、予選各組の首位8か国、各組2位のうち成績上位7か国で構成されます。
Q4:クウェートはグループGで2位なのに、なぜ本大会に出場できないのですか?
グループ内の順位と、各組2位の成績比較は別の判定です。クウェートはグループGで2位でしたが、他グループの2位との比較で上位7チームに入れず、本大会出場を逃しました。
Q5:2026年にU-20アジアカップの本大会は開催されましたか?
男子のAFC U-20アジアカップは2025年大会の次が2027年大会です。2026年は中国2027大会の予選が開催された年であり、2026年の独立した男子本大会はありません。
まとめ:日本代表の全勝突破から2027年のアジア制覇へ
2026年のAFC U20アジアカップ中国2027予選で、日本は圧倒的な結果を残した。
クウェート戦4-0、カンボジア戦8-0、イエメン戦4-0。3試合全勝、16得点0失点という成績は、攻守両面での完成度を示すものだった。
特に徳田誉の5得点と徳村楓大の2得点は、次世代の日本代表を担う選手たちの活躍として注目したい。
2027年の本大会には、中国、韓国、イラン、ウズベキスタン、イラクなど、アジアの強豪16チームが集結する。
予選の数字だけで優勝を判断することはできない。しかし、無失点で予選を突破した日本には、2016年以来のアジア制覇を目指すだけの好材料がそろった。
2026年の予選突破はゴールではなく、2027年の本当の勝負に向けたスタートだ。 今後は本大会の組み合わせ、招集メンバー、徳田誉ら若手選手の成長が、日本代表を追ううえでの重要な注目ポイントとなる。 (出典: u20 アジアカップ 結果(Yahoo!ニュース))