2027年プロ野球の新外国人候補は?12球団の去就と補強報道を徹底解説
2026年11月6日現在、2027年シーズンに向けたプロ野球12球団の外国人補強は、既存選手の契約見直しと新戦力の獲得が並行して進んでいる。中日ではドジャースからライアン・ウォード内野手の加入が有力視され、阪神ではラファエル・ドリス投手の残留が濃厚と報じられる一方、キャム・ディベイニー内野手らの退団が見込まれている。
一方、日本ハムはフランミル・レイエス外野手との2027年シーズンの契約延長を正式発表。オリックスも台湾出身のシュウ・チェンウェイ投手らを育成契約で獲得した。巨人のフォレスト・ウィットリー投手など、来季の去就が注目される選手も少なくない。各球団の公式発表、NPB自由契約選手公示、スポーツ各紙の獲得調査・残留報道を整理し、確定情報と交渉段階の情報を分けて2027年の新外国人候補を解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 中日の補強:ライアン・ウォードの加入が有力。アブレウ、メヒア、カリステの3選手は11月2日に自由契約公示。
- 阪神・巨人の去就:ドリスは残留濃厚との報道。ディベイニーらは退団の見通し。巨人ウィットリーは来季の契約が未確定。
- 日本ハムの残留:レイエスは11月2日に2027年シーズンの契約延長が正式発表された。
- 新外国人の獲得:オリックスが台湾出身の2選手を育成契約で獲得。楽天も台湾出身の劉致榮投手と育成契約を締結。
- 外国人枠:2026年の運用は一軍登録5人、ベンチ入り4人。2027年の正式な運用は今後の発表を確認する必要がある。
【2027年最新】プロ野球の新外国人候補は誰?獲得決定と調査報道を整理
2027年の外国人補強で、現時点の注目度が高いのは中日のライアン・ウォードと、各球団が進める既存外国人選手の入れ替えだ。
ただし、新外国人の獲得にはいくつかの段階がある。「獲得調査」「交渉中」「契約合意」「球団正式発表」は同じ意味ではない。特に海外選手の場合、所属元球団との移籍手続きが先行し、本人との契約が後からまとまることもある。
2027年に向けて注目される新外国人候補
ライアン・ウォード(中日)
2026年9月23日、ドジャースはライアン・ウォード内野手(28)が中日に移籍すると発表した。日刊スポーツによると、中日の朝田憲祐球団本部長は、両球団間の譲渡契約が済んでおり、本人との契約を進めていると説明。来季契約は大筋で合意に達していると報じられた。
ウォードは2019年のドラフトでドジャースから8巡目指名を受けた左打ちの長距離打者。本職は一塁手で、外野の両翼も守れる。マイナー通算168本塁打を記録し、2025年には3Aで36本塁打、122打点をマークして二冠とMVPを獲得した。
2026年にはメジャー初昇格を果たし、20試合で3本塁打を記録している。日本での起用を考えるうえでは、一塁と外野の複数ポジションを守れる点も注目材料だ。
中日は6年連続Bクラスが確定した状況で、得点力向上につながる補強を模索していた。ウォードは単なる将来性重視の獲得ではなく、打線の中核を担う可能性を持った選手として期待されている。なお、9月23日時点で本人との契約手続きは進行中と報じられており、正式な入団発表とは区別しておきたい。
オリックスは台湾の若手2選手を育成契約で獲得
オリックスは2026年10月16日、台湾出身のシュウ・チェンウェイ投手とジャン・イーアン内野手の獲得を正式発表した。
シュウ・チェンウェイは2008年8月31日生まれの18歳。右投右打で、183センチ、77キロの体格を持つ投手だ。ジャン・イーアンも2008年生まれの18歳で、右投右打の内野手。背番号はそれぞれ131、153となった。
両選手とも育成契約であり、即戦力として一軍の外国人枠を埋める補強とは性格が異なる。将来の支配下登録を見据えた長期的な戦力投資と位置づけられる。
また、楽天は9月30日、台湾出身の劉致榮(リュウ・ジーロン)投手との育成契約合意を発表している。背番号は101。海外の若手選手を育成段階から獲得する動きも、2027年に向けた外国人補強の特徴だ。
出典:日刊スポーツ2026年9月23日、オリックス・バファローズ公式発表2026年10月16日、東北楽天ゴールデンイーグルス公式発表2026年9月30日。

【中日ドラゴンズ】ライアン・ウォード獲得と外国人3選手の退団で何が変わる?
2027年に向けた外国人補強で、最も大きな動きが見られる球団の一つが中日だ。
2026年11月2日、NPBはアルベルト・アブレウ投手、ウンベルト・メヒア投手、オルランド・カリステ内野手の3選手を自由契約選手として公示した。いずれもウエイバー不請求によるものだ。
自由契約となった中日の外国人選手3人
アルベルト・アブレウ投手
2026年に中日へ加入した右腕。かつて西武でプレーした実績を持ち、NPB復帰後の働きが期待された。しかし、開幕戦で腰を痛めて離脱するなど、コンディション面の問題もあった。今季は24試合に登板し、防御率4.13だった。
ウンベルト・メヒア投手
2023年から中日でプレーしてきた右腕。先発としての起用を経て、救援に配置転換された。2026年は18試合に登板し、防御率3.18、4ホールドを記録した。
オルランド・カリステ内野手
2023年から4年間、中日でプレーしたユーティリティー選手。2024年には114試合に出場し、打率.261、7本塁打、36打点を記録した。しかし2026年は26試合の出場にとどまり、打率.197、1本塁打、3打点だった。
3選手の自由契約公示によって、中日は投手と野手の両面で外国人戦力を再編する余地が生まれた。
ミゲル・サノーは残留の方向
一方、ミゲル・サノー内野手については、2026年9月20日の日刊スポーツが来季残留の方針を報じている。
サノーはメジャー通算164本塁打の実績を持つ長距離打者。2026年は88試合の出場時点で打率.221、チームトップタイの22本塁打、48打点を記録していた。
シーズン途中に左足の肉離れで離脱したものの、復帰後は4番・一塁として起用された。長打力に加えて一塁守備も評価されており、中日が残留を目指す理由は明確だ。
ただし、9月時点の報道と正式な契約発表は区別する必要がある。
ウォードが加われば打線の構成はどう変わる?
ウォードの最大の魅力は長打力と守備位置の柔軟性だ。
一塁を主戦場としながら両翼も守れるため、サノーとの併用や打線の組み替えを考えやすい。打撃面では左打ちの長距離砲という特徴もあり、既存打線との組み合わせを検討する価値がある。
もっとも、マイナーでの本塁打実績が、そのまま日本での成績を保証するわけではない。日本の投手が投げる変化球への対応、ストライクゾーンの違い、年間を通じたコンディション管理が成功の分かれ目になる。
中日の補強を評価する際には、ウォードの知名度やマイナー通算本塁打数だけでなく、実際にどの打順で起用され、サノーや日本人野手とどのように共存するかが重要になる。
【阪神・巨人・日本ハム】助っ人外国人の残留・退団情報を比較
セ・リーグでは阪神と巨人の外国人投手の去就が注目され、パ・リーグでは日本ハムが主砲レイエスの残留を決めた。3球団の動きは、2027年の補強方針の違いをよく表している。
阪神・ラファエル・ドリスは残留濃厚
阪神のラファエル・ドリス投手(38)は、2027年も残留する可能性が高いと報じられている。
日刊スポーツの2026年10月18日付報道によると、球団は貴重な戦力としてドリスを評価し、残留要請を出す見込みとされた。
2026年シーズンは53試合に登板し、防御率2.20。別の報道では2勝4敗、19セーブ、19ホールドを記録している。年齢は高いものの、救援陣の一角として十分な実績を残した。
10月20日の帰国時にも、ドリスは来季に向けてトレーニングを続ける意向を示したと報じられている。ただし、残留濃厚という報道と球団による契約締結の正式発表は別の段階だ。
キャム・ディベイニー、モレッタ、ラグズデールは退団の見通し
阪神ではキャム・ディベイニー内野手、ダウリ・モレッタ投手、カーソン・ラグズデール投手の3人が来季構想から外れる方向と報じられた。
ディベイニーは遊撃を守れる内野手として期待されたが、一軍では10試合の出場で14打数1安打、打率.071に終わった。10月18日に帰国し、球団を通じてファンへの感謝をコメントしている。
モレッタは160キロに迫る速球とスライダーが持ち味の救援投手だったが、2026年は一軍19試合の登板で防御率6.19。10月19日に帰国した。
ラグズデールは一軍登板がなく、ファームでの調整が続いた。ディベイニーとともに10月18日に帰国している。
一方、アンダーソン・セベリーノ、イーストン・ルーカス、デルミス・ガルシアの3選手については、10月時点の報道では去就が流動的とされていた。
阪神の2027年補強では、ドリスのように実績のある救援投手を残しながら、野手の長打力と投手陣の厚みを補う動きが焦点となる。
巨人・フォレスト・ウィットリーは退団決定ではない
巨人のフォレスト・ウィットリー投手は、2026年10月13日に帰国した。来日1年目の2026年は14試合に登板し、3勝4敗、防御率2.31を記録した。
開幕ローテーション入りを果たし、前半戦は先発陣の一角として活躍。ところが7月24日の阪神戦を最後に上半身のコンディション不良で離脱し、後半戦は一軍で登板できなかった。
注目したいのは、帰国時の本人の発言だ。日刊スポーツなどの報道によると、ウィットリーは巨人に戻って日本でプレーしたいという意向を示している。
したがって、帰国したという事実だけで退団と判断することはできない。来季契約は未確定であり、残留交渉や球団の判断を待つ段階だ。
巨人にとっては、故障からの回復状況と年間を通じて先発ローテーションを守れるかが評価のポイントになる。
日本ハム・フランミル・レイエスは2027年も残留決定
日本ハムは2026年11月2日、フランミル・レイエス外野手(31)との2027年シーズンの契約延長合意を正式発表した。
レイエスは2024年に日本ハムへ加入し、来日1年目から25本塁打を記録。2025年は32本塁打、90打点で本塁打王と打点王の2冠に輝いた。
2026年も32本塁打を記録し、打率.313で首位打者を獲得。長打力だけでなく、安定した打撃成績を残したことが残留につながる大きな要因となった。
契約延長の正式発表に際し、球団を通じて本人は、再び同じチームでプレーできる喜びと、ファンや球団への感謝を伝えている。
なお、米国の記者が報じた4年最大4000万ドルという契約条件は、球団の正式発表で確認された契約金額ではない。契約延長の合意と推定契約規模は分けて扱う必要がある。

【12球団一覧】2027年の外国人補強・退団・残留の最新状況
ここでは、2026年11月6日までに確認できた主な外国人選手の動きを12球団別に整理する。支配下選手と育成選手、正式発表と報道段階の情報は、それぞれ区別している。
| 球団 | 注目選手・動向 | 状況 |
|---|---|---|
| 阪神 | ドリス、ディベイニー、モレッタ、ラグズデール | ドリス残留濃厚との報道。3選手は退団の見通し |
| 巨人 | フォレスト・ウィットリー | 帰国済み。本人は巨人への復帰意向を示す。来季契約は未確定 |
| DeNA | アンソニー・コックス、ジョン・デュプランティエ | 2026年シーズン中に自由契約公示 |
| 中日 | ライアン・ウォード、ミゲル・サノー、アブレウ、メヒア、カリステ | ウォード加入が有力。サノー残留方向との報道。3選手は自由契約公示 |
| 広島 | モイセス・ラミレス、ネルソン・ロベルト | 育成選手2人が自由契約。再契約の可能性は残る |
| ヤクルト | レアンドロ・セデーニョ | 10月8日に自由契約公示 |
| 日本ハム | フランミル・レイエス、サウリン・ラオ、ロドルフォ・カストロ | レイエスの2027年契約延長を正式発表。ラオ、カストロは退団発表 |
| 楽天 | 宋家豪、R・コントレラス、劉致榮 | 宋とコントレラスは自由契約公示。劉は育成契約で加入 |
| 西武 | ボー・タカハシ | 7月17日に自由契約公示。育成選手の入れ替えも進行 |
| ロッテ | チャリエル・ラドニー、スティベン・アセベド | 育成契約の外国人2選手が10月30日付で自由契約 |
| オリックス | ルイス・ペルドモ、シュウ・チェンウェイ、ジャン・イーアン | ペルドモは自由契約公示。台湾出身の若手2選手を育成契約で獲得 |
| ソフトバンク | ハモンド、サルディ、アルモンテ、オスーナ | 育成契約の外国人選手が自由契約となる動き |
表に記載した自由契約選手のうち、NPBの公示で確認できる主な支配下外国人は、中日のアブレウ、メヒア、カリステ、楽天の宋家豪とコントレラス、オリックスのペルドモ、ヤクルトのセデーニョなど。DeNAのコックス、デュプランティエ、西武のボー・タカハシもシーズン中に自由契約となっている。
一方、広島、ロッテ、ソフトバンクなどの育成選手の自由契約は、支配下外国人の退団とは異なる意味を持つ。育成契約の満了や契約更新に伴う手続きも含まれるため、自由契約という言葉だけで全員が球団を完全に離れると判断するのは早い。
また、表に記載がない球団についても、外国人選手の残留や退団がすべて確定したわけではない。11月上旬は各球団の契約交渉や保留者名簿の準備が進む時期であり、今後の発表によって状況は変わる。
出典:NPB公式・2026年度自由契約選手公示、各球団公式発表、スポーツナビ入退団情報、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ。
【NPB自由契約選手公示】ウエイバー不請求の意味と仕組みを解説
外国人選手の退団ニュースで頻繁に登場するのが「自由契約」と「ウエイバー不請求」という言葉だ。
この2つは関連しているが、必ずしも同じ意味ではない。2027年の外国人補強を正確に追うためにも、制度を理解しておきたい。
自由契約選手とは?
NPBの野球協約第58条では、選手契約が解除された選手や、球団が保有権を放棄した選手などについて、コミッショナーが自由契約選手として公示した後、いずれの球団とも選手契約を締結できると定めている。
つまり、自由契約公示は、選手が従来の球団との契約上の拘束から外れ、規定に基づいて新たな契約先を探せる状態になったことを示す。
ただし、自由契約になった理由は選手ごとに異なる。戦力構想から外れた場合、契約更新を見送られた場合、保有権を放棄された場合などがある。
ウエイバー不請求とは何か?
ウエイバーは、選手の契約を放棄する前に、他球団へ契約譲渡を申し込む機会を与える手続きだ。
公示された選手について、他球団から契約譲渡の申し込みがなかった場合、ウエイバー不請求となり、自由契約選手として扱われる。
ここで重要なのは、ウエイバー不請求が「選手の能力が低い」という評価を直接示すものではない点だ。あくまで所定の手続きで契約譲渡の申し込みがなかったという事実を示す。
また、NPB内の手続きと、MLBや海外球団からの評価は別の問題である。ウエイバー不請求になった外国人選手が、海外で新たな契約を結ぶ可能性もある。
2026年の公示から読み取れること
2026年11月3日時点のNPB公示には、楽天のR・コントレラス投手と宋家豪投手が追加された。前日の11月2日には中日のアブレウ、メヒア、カリステの3選手も公示されている。
10月にはオリックスのペルドモ、ヤクルトのセデーニョも自由契約となっており、秋の契約見直しが進んでいることが分かる。
ただし、公示された選手の全員が翌シーズンの他球団の新外国人候補になるわけではない。選手の年齢、故障歴、年俸、ポジション、海外での契約状況などを総合的に考える必要がある。
2027年の補強情報を追う際は、NPBの自由契約選手公示と球団の契約発表を照合することが、誤った情報に惑わされないための基本となる。

【外国人枠の仕組み】一軍登録5人・ベンチ入り4人をどう使う?
新外国人の獲得ニュースを読む際、必ず理解しておきたいのが外国人選手枠だ。
2026年シーズンのNPBでは、外国人選手の一軍出場選手登録は最大5人、1試合のベンチ入りは最大4人という運用が継続された。
これは新型コロナウイルス対策をきっかけに導入された登録枠の拡大が定着したことによるもの。NPBは2025年11月11日、2026年も同じ運用を続けると発表している。
外国人枠の基本ルール
- 一軍登録:外国人選手は最大5人。
- ベンチ入り:1試合につき最大4人。
- 投手・野手の内訳:投手5人、野手0人など、一方だけで枠を埋める組み合わせは認められない。
- 契約人数:外国人選手との契約人数自体に一律5人という制限があるわけではない。
例えば、外国人投手4人と野手1人を一軍登録することは可能だが、同じ試合で外国人投手4人全員をベンチ入りさせることはできない。野手を含めて4人以内に調整する必要がある。
なぜ球団は外国人選手を複数人獲得するのか
外国人選手を複数人保有する理由は、一軍の枠を競わせながら、シーズン中の故障や不調にも対応できるからだ。
例えば、先発投手を複数人確保しておけば、登板間隔やコンディションに合わせたローテーションの調整が可能になる。救援投手を厚くすれば、連戦や接戦が続く時期にも対応しやすい。
野手についても同様で、長距離打者を複数人確保しておけば、相手投手との相性や打線の状態に合わせて起用できる。
ただし、契約人数を増やせば必ず戦力が上がるわけではない。年俸総額、外国人枠、支配下登録枠、二軍での調整環境などを考慮した編成が必要だ。
2027年も5人枠になるのか?
2026年11月6日時点で確認できる直近の正式な運用発表は、2026年シーズンの登録5人・ベンチ入り4人という内容だ。
2027年シーズンについては、次年度の登録枠に関する正式発表を確認する必要がある。現行の運用がそのまま継続されると決めつけることはできない。
新外国人を何人獲得したかだけでなく、翌シーズンの登録枠がどうなるかも、球団の編成を評価する重要なポイントとなる。
【プロの結論】2027年の新外国人補強で本当に注目すべきポイント
2027年の外国人補強を評価する際、単純な獲得人数や知名度だけでは、各球団の本当の狙いは見えてこない。
重要なのは、チームの弱点と新外国人選手の特徴が一致しているかどうかだ。
注目ポイント1:中日は長打力の再構築が最優先
中日はアブレウ、メヒア、カリステの3選手が自由契約となり、外国人編成を大きく見直す状況になった。
その一方で、ウォードの獲得が有力視され、サノーの残留も報じられている。長打力のある選手を軸に打線を再構築する方向性が見える。
ウォードが日本の投手にどれだけ対応できるか、サノーとの併用が成立するかが、中日の2027年を占うポイントだ。
注目ポイント2:阪神は救援陣の安定と野手補強の両立
阪神はドリスの残留が濃厚とされる一方、ディベイニーらの退団が見込まれている。
実績のある救援投手を維持しながら、野手の補強を進められるかが重要になる。特に長打力のある打者と、守備面でも計算できる内野手の確保は注目したい部分だ。
セベリーノ、ルーカス、ガルシアの契約動向も、外国人枠の使い方に影響する。
注目ポイント3:巨人はウィットリーの故障状況が判断材料
ウィットリーは14試合で防御率2.31という成績を残しており、前半戦の投球内容には評価できる部分があった。
問題はシーズン終盤に故障で離脱したことだ。来季も先発として計算できる状態まで回復するかが、契約判断に影響すると考えられる。
退団が決定したという情報ではないため、残留交渉の進展を見守りたい。
注目ポイント4:日本ハムは主砲の残留で打線の土台を確保
レイエスの契約延長は、日本ハムにとって大きなプラス材料だ。
本塁打を量産できる打者を確保したことで、2027年に向けた打線の中心が明確になった。新外国人を大量に獲得するよりも、既存戦力を維持しながら不足ポジションを補う選択肢が取りやすくなる。
新外国人候補を評価するための判断基準
報道される選手を比較する際は、次の5点を確認したい。
- 実績:マイナーやメジャーでの成績が、どのリーグ・どのカテゴリーで記録されたものか。
- ポジション:球団が必要としている守備位置を守れるか。
- 打撃・投球の特徴:長打力、出塁能力、球速、制球力、変化球などがチームの弱点を補えるか。
- 故障歴:年間を通して稼働できるか。直近の故障や手術歴も確認したい。
- 契約条件:推定年俸や複数年契約の報道と、球団が正式発表した契約内容を区別する。
例えばウォードはマイナー通算168本塁打という分かりやすい実績を持つが、それだけでNPBでの成功を判断することはできない。日本の投手への適応力や守備位置の柔軟性も含めて評価する必要がある。
また、育成契約で獲得された台湾の若手選手は、即戦力外国人とは異なる基準で評価すべきだ。短期的な勝利への貢献よりも、数年後に支配下登録を勝ち取れる可能性が重要になる。
【新外国人候補に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2027年のプロ野球で最も注目される新外国人候補は誰?
A1:中日のライアン・ウォード内野手が注目株だ。ドジャースからの移籍について両球団間の譲渡契約が済み、中日の球団本部長も本人との契約を進めていると説明した。マイナー通算168本塁打の長打力が期待される。
Q2:中日のライアン・ウォードは正式に入団が決まった?
A2:2026年9月23日時点の報道では、ドジャースとの譲渡契約は完了し、本人との契約を進めている段階だった。加入が有力視されているが、契約合意と球団の正式な入団発表は区別して確認したい。
Q3:阪神のドリスは2027年も残留する?
A3:2026年10月18日の日刊スポーツなどが残留濃厚と報じている。53試合登板、防御率2.20という実績があり、救援陣の重要な戦力として評価されている。
Q4:阪神のディベイニーは退団する?
A4:2026年10月時点では退団の見通しと報じられている。10試合出場、14打数1安打、打率.071という成績で、10月18日に帰国した。
Q5:巨人のフォレスト・ウィットリーは退団決定?
A5:退団決定ではない。2026年10月に帰国したものの、本人は巨人に戻って日本でプレーしたい意向を示している。来季契約については未確定の段階だ。
Q6:日本ハムのレイエスは2027年もプレーする?
A6:日本ハムが2026年11月2日に2027年シーズンの契約延長合意を正式発表している。2026年は打率.313、32本塁打で首位打者を獲得した。
Q7:ウエイバー不請求とは退団が決まったという意味?
A7:ウエイバー手続きで他球団から契約譲渡の申し込みがなく、自由契約選手として公示されることを指す。選手の能力や海外球団からの評価まで否定する意味ではない。
Q8:外国人選手は一軍に何人まで登録できる?
A8:2026年シーズンの運用では最大5人で、試合のベンチ入りは最大4人。2027年シーズンについては次年度の正式な運用発表を確認する必要がある。
Q9:2027年の新外国人獲得発表はいつ増える?
A9:秋の契約見直しが進んだ後、海外リーグの契約状況や球団の交渉がまとまるにつれて新加入の発表が続く。11月上旬の段階では、獲得調査や契約交渉と正式発表を分けて追うことが大切だ。
まとめ:2027年のプロ野球は外国人補強の見極めが鍵になる
2026年11月6日現在、2027年の新外国人候補をめぐる動きでは、中日のライアン・ウォード、阪神のラファエル・ドリス、巨人のフォレスト・ウィットリー、日本ハムのフランミル・レイエスが特に注目されている。
中日はアブレウ、メヒア、カリステの3選手が自由契約となり、ウォードの加入とサノーの残留が焦点。阪神はドリスの残留が濃厚と報じられ、ディベイニー、モレッタ、ラグズデールの退団が見込まれる。巨人のウィットリーは帰国後も復帰意向を示しており、去就はまだ決まっていない。
一方、日本ハムはレイエスの2027年契約延長を正式発表。オリックスや楽天は台湾出身選手を育成契約で獲得しており、即戦力だけではない外国人補強の方向性も見えてきた。
今後のニュースを追う際に大切なのは、次の3つだ。
- 球団の正式発表とスポーツ紙の獲得調査・交渉報道を区別する。
- NPB自由契約選手公示とウエイバー不請求の意味を正しく理解する。
- 外国人枠、ポジション、実績、故障歴を踏まえて補強の実効性を評価する。
2027年シーズンの戦力図は、外国人選手の残留と退団、そして新加入選手の正式発表によって大きく変わる。特にウォードの正式契約、阪神のドリスの残留決定、巨人ウィットリーの契約動向は、今後も注目したいポイントだ。
新外国人候補の名前だけを追うのではなく、各球団がどのポジションを補強し、どのようなチームづくりを目指しているのか。その背景まで把握することが、2027年のプロ野球をより深く楽しむための鍵になる。 (出典: 新 外国 人 候補(Yahoo!ニュース))