【2001~2025年】M-1歴代優勝者・準優勝コンビ一覧
M-1グランプリの歴史を振り返ると、2001年の初代王者・中川家から2025年のたくろうまで、21大会で20組のコンビが優勝している。令和ロマンが2度優勝しているため、開催回数と優勝コンビの数は一致しない。

以下は、大会公式サイトの歴代決勝結果を基準にした、優勝者と準優勝コンビの一覧だ。2011~2014年は大会が開催されていないため、該当する年は掲載していない。
2001~2010年:第1期
2015~2025年:復活後の大会
特に注目したいのは、2007年のサンドウィッチマン、2019年のミルクボーイ、2021年の錦鯉など、優勝を機に幅広い層に名前が知られるようになったコンビが複数存在することだ。
また、準優勝者にも、その後の賞レースやテレビ番組で存在感を示したコンビが多い。和牛、笑い飯、かまいたち、さや香などは、優勝だけでは測れないM-1の歴史を象徴する存在だ。
【2025年決勝を徹底検証】ファーストラウンド得点と最終投票結果
2025年大会を振り返るうえで、最も興味深いのがファーストラウンドと最終決戦の順位の違いだ。
決勝に進んだ10組のうち、ファーストラウンドで最も高い得点を獲得したのはエバースだった。しかし、最終決戦の投票ではたくろうが圧倒的な支持を集め、最終的に優勝を手にした。
ファーストラウンドの全10組の得点・順位
2025年12月21日の決勝で発表された公式採点は次のとおり。
1位:エバース
最終決戦進出
2位:たくろう
最終決戦進出
3位:ドンデコルテ
最終決戦進出
上位3組が最終決戦に進出する仕組みで、ファーストラウンドの点数がそのまま最終順位になるわけではない。公式アーカイブでも、エバースが870点で1位、たくろうが861点で2位と記録されている。
最終決戦の投票結果は8対1対0
最終決戦に進んだのは、エバース、たくろう、ドンデコルテの3組。
審査員9人による最終投票では、次の結果となった。
たくろう
ドンデコルテ
エバース
審査員9人の投票。公式結果および決勝採点報道をもとに整理。
この結果、最終順位は1位たくろう、2位ドンデコルテ、3位エバースとなった。ファーストラウンドで最高得点だったエバースが3位になった点も、M-1の審査方式を理解するうえで重要だ。
なぜファーストラウンド1位が優勝するとは限らない?
M-1の審査は、単純な総得点の競争ではない。最初のラウンドでは10組の漫才を採点し、上位3組を選出する。続く最終決戦では、進出した3組が改めて漫才を披露し、審査員が最も優勝にふさわしいと判断したコンビに投票する。
つまり、最終決戦はファーストラウンドの得点を加算して勝敗を決める方式ではない。最初の順位を覆すことも可能だ。
実際に2017年のとろサーモン、2022年のウエストランド、2023年の令和ロマンは、ファーストラウンド3位から最終決戦で優勝している。2025年のたくろうも、最初のラウンドで2位だったものの、最後の投票で8票を獲得した。
【歴代最多記録】令和ロマンの2連覇とM-1休止期間・出場者数の変化
M-1史上初の2連覇を達成した令和ロマン
M-1の歴代記録で特に大きな意味を持つのが、令和ロマンの連覇だ。
令和ロマンは2023年に初優勝を果たし、翌2024年にも決勝に進出。2年連続で優勝するという大会史上初の快挙を成し遂げた。
それまでの大会では、同じコンビが2度目の優勝を狙うこと自体が大きな挑戦だった。連覇には、前年度の優勝ネタを超える新しい漫才を披露し、他の出場者の研究や対策も乗り越えなければならない難しさがある。
2025年にはたくろうが新王者になったため、令和ロマンの記録は2連覇として残っている。2026年大会で新たな連覇達成者が出るかどうかも、今後の注目点だ。
M-1グランプリの歴代最多記録
優勝回数以外にも、決勝進出回数や準優勝回数には興味深い記録がある。
- 最多優勝回数:令和ロマンの2回。
- 最多連覇:令和ロマンの2連覇。
- 最多決勝進出:笑い飯の9回。
- 最多準優勝:笑い飯と和牛が各3回。
- 最多連続決勝進出:笑い飯が2002~2010年に9大会連続で決勝進出。
笑い飯は2002年から2010年まで9大会連続で決勝に進出し、2010年に悲願の初優勝を達成した。複数回の準優勝を経験した後に頂点に立ったという経緯は、M-1を象徴するエピソードの一つだ。
また、和牛も2016年、2017年、2018年の3大会で準優勝している。優勝経験がなくても、複数年にわたって決勝で高い評価を受け続けたコンビとして記録に残る。
2011~2014年にM-1が休止した理由
M-1は2001年に始まり、2010年まで毎年開催された。しかし、2010年12月12日、主催する吉本興業と朝日放送は、その年を最後の大会とすることを発表した。
当時の公式発表では、漫才を全国に広めるという当初の目標を達成し、多くの若手芸人を発掘してスターを生み出したことから、次の段階に進むために大会を発展的に解消すると説明されていた。
その後、2014年7月に朝日放送が翌2015年の大会復活を発表。2015年に新生M-1として再スタートを切った。
この休止は、単に視聴率や人気の低下によって自然消滅したものではない。10年間の区切りとして終了が発表され、その後、漫才コンテストとしての役割を再評価されて復活した経緯がある。
M-1エントリー数の推移は右肩上がり
出場者数の変化も、大会の規模を理解するための重要な指標だ。
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第1回の2001年は1,603組だったが、2010年には4,835組に増加した。復活した2015年は3,472組となり、その後は再び増加傾向を示している。
2024年には初めて1万組を超える10,330組を記録。2025年は11,521組、2026年は12,663組に達した。2026年の数字は第1回大会の約7.9倍にあたる。
特に2026年は前年より1,142組増加しており、予選の競争はさらに激しくなっている。大会公式の発表では、2026年は全国15地域で1回戦が行われた。出場希望者の広がりと大会の全国的な浸透が、数字にも表れている。
【歴代王者の現在】M-1優勝後の芸人人生はどう変わる?
M-1の優勝は、漫才師にとって大きなキャリアの転換点になる。賞金1,000万円だけでなく、テレビ出演、広告、イベント、劇場公演など、仕事の幅が広がるきっかけになるからだ。
ただし、すべての優勝コンビが同じ道を歩むわけではない。漫才を中心に活動するコンビもあれば、テレビのバラエティー番組やMC、ライブ、個人活動などに領域を広げるコンビもある。
2025年王者・たくろうは東京進出で活動拡大
たくろうは2026年4月から東京に活動拠点を移した。優勝後にはテレビ出演や企業とのコラボレーションなども増え、2026年6月のM-1開催会見では、赤木が優勝による生活の変化について語っている。
大阪で積み上げた漫才の実績を基盤に、東京のテレビ・メディアへの露出を広げていく段階に入った。2026年大会では前年王者として大会関連の場にも登場しており、王者としての知名度を活用した活動が続いている。
令和ロマンは大型ライブにも挑戦
2023年・2024年の連覇を達成した令和ロマンは、テレビや動画配信などの活動に加え、ライブでの挑戦も続けている。
2026年にはKアリーナ横浜で約2万人規模の単独ライブ企画を展開。M-1で獲得した知名度を、大規模な舞台公演へとつなげる動きが見られる。
漫才師としての実力を競う賞レースから、大勢の観客を集める興行へと活動の幅を広げる点は、令和ロマンの現在を象徴する取り組みだ。
歴代王者に共通するM-1優勝後の変化
過去の王者を見ても、優勝後の活躍の仕方はさまざまだ。
- 中川家:初代王者として、漫才師としての実力と知名度を確立した存在。
- サンドウィッチマン:2007年の優勝を経て、全国的な人気を獲得したコンビ。
- 霜降り明星:2018年の優勝で若い世代にも広く知られるようになったコンビ。
- ミルクボーイ:2019年の優勝で独特の漫才スタイルが全国的な話題となった。
- 錦鯉:2021年の優勝で、長年の活動を経て大きな注目を集めたコンビ。
- 令和ロマン:連覇を成し遂げ、賞レースの歴史に新しい記録を残したコンビ。
- たくろう:2025年の優勝後、東京進出を経て活動領域を拡大しているコンビ。
こうした違いから分かるのは、M-1の優勝が芸人人生のゴールではないということだ。優勝後に漫才を磨き続けること、テレビで新たな魅力を見せること、劇場やライブでファンを増やすことなど、次のキャリアの選択がその後の評価を左右する。
【M-1優勝者に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:M-1グランプリの2025年優勝者は誰ですか?
A1:2025年12月21日に開催された第21回大会の優勝者は、赤木裕ときむらバンドからなるお笑いコンビ・たくろうです。ファーストラウンドでは861点で2位、最終決戦では8票を獲得しました。
Q2:M-1グランプリの歴代優勝者で2連覇したコンビは誰ですか?
A2:令和ロマンです。2023年と2024年に連続優勝し、M-1史上初の2連覇を達成しました。
Q3:M-1グランプリの歴代最多優勝回数は何回ですか?
A3:2回です。2026年11月時点では令和ロマンが最多優勝記録を持っています。
Q4:M-1グランプリで最も多く決勝に進出したコンビは?
A4:笑い飯です。2002年から2010年まで9大会連続で決勝に進出しました。
Q5:M-1グランプリはなぜ2011年から2014年まで開催されなかったのですか?
A5:2010年大会を10年間の区切りとして終了することが主催者から発表されたためです。その後、2014年に復活が発表され、2015年から再開しました。
Q6:2026年のM-1グランプリ優勝者は誰ですか?
A6:2026年11月6日時点では決まっていません。エントリー数は過去最多の12,663組で、決勝は2026年12月20日に開催予定です。現時点の最新王者は2025年優勝のたくろうです。
Q7:M-1のファーストラウンドで1位になれば優勝できますか?
A7:必ずしも優勝できるわけではありません。ファーストラウンド上位3組が最終決戦に進み、そこでの審査員投票によって最終順位が決まります。2025年大会でも、870点で1位だったエバースではなく、861点で2位だったたくろうが優勝しました。
まとめ:M-1歴代王者の記録と2026年大会の注目点
2001年に中川家が初代王者となってから、M-1グランプリは漫才界を代表する賞レースとして21大会の歴史を積み重ねてきた。2011~2014年の休止を経て2015年に復活し、出場者数も増加を続けている。
2025年の王者はたくろう。令和ロマンが2023年と2024年に達成した史上初の2連覇に続き、新しい世代の漫才師が頂点に立った。ファーストラウンドで2位だったたくろうが最終決戦で8票を獲得した結果は、M-1が単なる得点競争ではないことを示している。
2026年大会は12,663組がエントリーした過去最大規模の大会となり、決勝は12月20日に予定されている。準決勝や敗者復活戦を経て、どのコンビが新王者になるのか。歴代優勝者の記録を知ってから今年の大会を見ると、連覇への挑戦や初優勝を狙うコンビの戦いも、さらに違った角度から楽しめるはずだ。
【プロの結論】 M-1の歴史を読み解く際は、優勝回数だけでなく、ファーストラウンドの順位、最終決戦の票数、決勝進出回数、そして優勝後の活動まで合わせて見ることが大切だ。得点が高いコンビが必ず優勝するわけではなく、一度の優勝が芸人人生のすべてを決めるわけでもない。そこにM-1が長く支持されている理由がある。
2026年の新王者が決まれば、たくろうに続く新たな歴史が刻まれる。年末の決勝は、歴代王者の系譜がどう更新されるかを見届ける機会になりそうだ。 (出典: m1 優勝 者(Yahoo!ニュース))